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ロート製薬

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ロート製薬株式会社(ロートせいやく、英称:ROHTO Pharmaceutical Co., Ltd.)は、大阪府大阪市生野区巽西に本社を置く日本の製薬会社である。東京証券取引所のプライムに上場(証券コード:4527)。

概要[編集]

前身の「信天堂山田安民薬房」は1899年(明治32年)に創業。現在は胃腸薬や一般向け目薬をはじめとする一般用医薬品(OTC医薬品)や健康食品、スキンケア製品を主力商品としており、医療用医薬品には一切参入していない(それゆえに医薬情報担当者も不在であるが2020年3月にグループ会社となった日本点眼薬研究所(現・ロートニッテン)では眼科・耳鼻科領域の医療用医薬品を扱っている)。更にグループ企業としてアメリカ合衆国のメンソレータム社を傘下に置く。主力の一般用目薬ではトップシェアを誇る。

特徴[編集]

拠点[編集]

大阪市生野区巽西(本社)と三重県伊賀市の2ヶ所に工場を設置している。研究所が本社・伊賀市・京都府木津川市の3ヶ所にそれぞれ所在する。また、大阪市北区大深町のグランフロント大阪内に梅田オフィス(グランフロント大阪オフィス)を置いている。

企業スローガン[編集]

※コーポレートスローガン含む。

  • 胃腸薬でおなじみの信天堂山田安民薬房(1899年2月22日 - 1931年3月31日)[要出典]
  • 胃腸薬とロート目薬でおなじみの信天堂山田安民薬房(1931年4月1日 - 1949年9月14日)[要出典]
  • 胃腸薬と目薬でおなじみの信天堂山田安民薬房(1931年4月1日 - 1949年9月14日)[要出典]
  • ロート目薬本舗 山田安民薬房(1946年1月1日 - 1949年9月14日)
  • ロート目薬本舗 ロート製薬(1949年9月15日 - 1958年8月31日)
  • 胃腸薬と目薬でおなじみのロート製薬(1949年9月15日 - 現在)
  • 胃腸薬とロート目薬でおなじみのロート製薬(1949年9月15日 - 1958年9月30日)[要出典]
  • 胃腸薬と新ロート目薬でおなじみのロート製薬(1958年10月1日 - 1989年5月31日)[要出典]
  • パンシロンとVロートでおなじみのロート製薬(1965年4月1日 - 1972年3月31日、1981年4月1日 - 現在)
  • 健やかな明日のために ロート製薬(1989年6月1日 - 2004年5月19日)
  • Happy Surprise! よろこビックリ誓約会社 ロート製薬(2004年5月20日 - 2016年2月21日)
  • NEVER SAY NEVER ロート製薬(2016年2月22日 - 現在)

企業キャラクター[編集]

ロッ太とロッチー。2004年に制定。ロッ太は男の子(5歳)、ロッチーは女の子(3歳)。[要出典] ポッポロート(121歳)

社名[編集]

「ロート」という名称は、ミュンヘン大学の教授アウグスト・フォン・ロートムント(目薬の処方を手がけた、眼科医の権威・井上豊太郎のドイツ帝国留学時代における恩師)から付けられた。

また俗説として「両口式点眼瓶」の発明の元となったといわれる、逆三角形の注入器具である「漏斗」から採った名称という説、胃腸薬「パンシロン」シリーズに含まれている成分の一つである「ロート根」(ロートエキス)が由来という説もあるが、いずれも誤りである。

歴代ロゴマーク[編集]

正式な社章は、山田安民薬房の創業から使用されているものが別に存在する。赤い丸の中に四方の山型を白くあしらい(家紋の「丸に七宝」に類似)、中央に日の丸とアルファベットの "A" を配して「山田」を抽象化すると共に「薬房は薬房として、従業員は従業員として日本一を目指す」という意味が込められている。この社章は「ロート目薬」や初代「パンシロン」、初代「V・ロート」等の外箱にも表記されていた。

初代(1899年2月 - 1989年5月)[編集]

  • シンボルマーク:「ROHTO」の文字が右上がりに配置され、Rの斜め棒が後の「OHTO」を包み込む形で大きく伸びている。1933年(昭和8年)7月9日の「ロート目薬」の新聞広告およびパッケージで使用が確認されていた。
  • 社名ロゴ:「ロート」の「ロ」の上の横棒が右上がりになっていたのが特徴だった。また「製薬」の「衣」の下の部分が、大正製薬のロゴと同じく「「∧∧」の形に似た崩し字」となっている。
  • これらは原則、CM上ではテロップで表示されず(例:ROHTO+ロート製薬)、パッケージ上に表記されている「(シンボルマーク)ロート製薬株式会社(改行)大阪市生野区巽西1-8-1」の文字を映すことでロート製薬のCMであることを示していた。

2代目(1989年6月 - 2004年5月)[編集]

  • 初代CIロゴ。
  • シンボルマーク:いわゆるダブルRシンボル。左のRは赤、右のRは青を用いていた。
  • 社名ロゴ:字体が変化し、「ロ」及び「製」は普通の字体になる。
  • 製品パッケージやテレビCMのクレジットには原則、シンボルマーク+社名ロゴを用いていたが、2002年頃からCMのクレジットにシンボルマーク+英語表記の社名ロゴ「ROHTO」も用いるようになった。

3代目(2004年6月 - 2016年1月)[編集]

  • 2代目CIロゴ。
  • シンボルマーク:奥村昭夫によるデザイン。「ROHTO」(青字)をベースに、末尾の「O」を跳ねて、赤いアンダーバーをつけている。一見、初代のロゴマークと似ているが、3代目のロゴマークでは「R」とアンダーバーは分かれている。
  • 社名ロゴ:「ロート」の部分のロゴは多少変化して太い字体となり、「製薬」の部分のロゴはゴシック体に変化。
  • 製品パッケージやテレビCMのクレジットには、シンボルマーク又は社名ロゴを用いるが、製品によってはパッケージにシンボルマークと社名ロゴの両方を用いる場合もある。また、商品名に「ロート」が入る目薬の一部製品では「右上がりロ」の横幅を縮めた「ロート」が現在でも用いられている。洗眼薬「ロートフラッシュ」シリーズは2013年7月のリニューアル時に「ロート」をシンボルマークから目薬の一部製品と同じフォントに改められた。また、2014年2月に発売した2週間交換型ソフトコンタクトレンズ「ロートモイストアイ」や2015年10月発売の1日使い捨て型ソフトコンタクトレンズ「ロート1dayフレッシュビュー」も目薬の一部製品と同じフォントが用いられている。
  • 3代目のロゴマークに変更されたきっかけとなったのは、2003年2月に当社の若手社員で発足した「明日のロートを考える(略称ARK)プロジェクト 社是チーム」の提言によるものである。

4代目(2016年2月 - 現在)[編集]

  • 3代目CIロゴ。
  • 社名ロゴ:「ロート」の部分のロゴは3代目社名ロゴよりも細い字体となり、「製薬」の部分のロゴはゴシック体から専用書体に変更。また、文字色が2代目・3代目でシンボルマークに用いていた知性を表す青色となった。
  • また、社名ロゴの上に青字でスローガンである「NEVER SAY NEVER」を配し、スローガンと社名ロゴの間には赤色の吹き出しデザインを配した。赤色は情熱を表し、吹き出しデザインは宣言を表すとともに、血や鼓動を表現している。
  • TVCMにおいてはロートリセ『セーラー服と機関銃 タイアップ』篇より、CMの最後にサウンドロゴとして表示されている。
  • 提供番組のクレジット表示は2016年4月より4代目社名ロゴへ変更。製品パッケージへの表示についても、2016年6月以降、リニューアル品・新製品やセルフメディケーション税制対象品(ロートクリア、パンシロンキュアSP等)を中心に順次4代目社名ロゴの表記を開始している。同時に製品パッケージに記載されている「株式会社」の部分も「製薬」の部分と同じ専用書体に変更されている。
  • ZOZOマリンスタジアム(日本プロ野球のパシフィック・リーグに加盟する千葉ロッテマリーンズの本拠地)のバックネット裏に2023年シーズンから掲出している4代目ロゴの看板には、ロッテ主催の一軍公式戦にロッテの佐々木朗希(名前を「ろうき」=「ROHKI」と読ませる右投手)が登板する場合に限って、「4代目ロゴの字体デザインを変えずに、ロゴの文字だけを通常の『ROHTO』から『ROHKi』に差し替える」という演出が同年4月6日の対北海道日本ハムファイターズ戦から施されている。佐々木はこの年から(目薬などの)アイケア製品のアンバサダーを務めていて、「Vロートプレミアム」などのテレビCMにも単独で出演している。

沿革[編集]

  • 1899年
    • 2月22日 - 奈良県出身の山田安民が大阪市南区清水町(現在の大阪市中央区東心斎橋)[要出典]で「信天堂山田安民薬房」として創業。胃腸薬「胃活」や軟膏「ロートパスタ」を始めとする薬品を販売する。
  • 1908年
    • 12月5日 - 「ロート」が初めて商標登録される。
  • 1909年
    • 4月 - 目薬「ロート目薬」を発売。
  • 1931年
    • 2月 - 薬瓶とスポイトを合体した「両口式点眼瓶」を発明。それまでの綿棒に薬液を染み込ませて垂らしたり、スポイトを使って薬瓶から吸い取ったりする手間や衛生上の問題を解決し、目薬「ロート目薬」を一躍「人気商品」に押し上げる。
  • 1943年
    • 4月 - 創業者・山田安民が75歳で他界。2代目店主に長男の山田輝郎が就任。
  • 1945年
    • 3月10日 - 大阪大空襲により、信天堂山田安民薬房が全焼。[要出典]
    • 11月 - 信天堂山田安民薬房の営業を仮再開。[要出典]
  • 1946年
    • 2月 - 信天堂山田安民薬房の営業を完全再開。[要出典]
  • 1949年
    • 9月15日 - 創業50周年を機に信天堂山田安民薬房の事業を継承する形で資本金1000万円の「ロート製薬株式会社」に改組。初代社長に店主の山田輝郎が就任。年内に本社を東成区大成通へ移転。
    • 9月16日 - 胃腸薬「胃活」をリニューアルし、「ロート胃腸薬」として発売。同時に「ロート胃腸薬」の錠剤タイプ「ロート胃腸錠」も発売。さらに当社初の鎮痛剤「ロート頭痛薬」を発売し、飲み薬市場に進出。
  • 1952年
    • 12月 - 目薬「ロートペニマイ目薬」を発売(当社初のプラスチック製容器を採用)。
  • 1954年
    • 9月 - 胃腸薬「ロート胃腸薬」をリニューアルし、「ロート胃腸薬 シロン」として発売。「パンシロン」シリーズの源流となる。
  • 1956年
    • 10月 - 目薬「ロートネオマイ目薬」を発売。
  • 1958年
    • 9月 - 目薬「ロート目薬」をリニューアルし、「新ロート目薬」として発売。
  • 1959年
    • 4月 - 健胃生薬を配合した胃腸薬「キャシロン」を発売。
    • 11月 - それまでは東成区大成通に所在していた本社及び大阪市内(主に南区清水町及び生野区林寺)に点在していた工場[要出典]を全て統合し、生野区巽西に移転。
  • 1962年
    • 2月1日 - 胃腸薬「パンシロン」を発売。同時に胃腸薬「ロート胃腸薬 シロン」の後継品である胃腸薬「ロート胃腸薬 シロンS」も発売。
  • 1963年
    • 6月 - 胃腸薬「パンシロン〈錠剤〉」を発売。
  • 1964年
    • 2月 - 目薬「V・ロート」を発売。
  • 1966年
    • 9月 - 目薬「ロート目薬S」を発売。
    • 10月 - 鎮痛剤「ロートン錠」を発売。
  • 1967年
    • 9月 - 胃腸薬「パンシロンG」を発売。
  • 1973年
    • 3月 - 涙液状の目薬「なみだロート」及び抗菌性点眼薬「サルファロート」を発売。
    • 10月 - 目薬「V・ロートクール」を発売。
  • 1975年
    • 8月 - 近江兄弟社(滋賀県近江八幡市)の経営破綻により、1974年(昭和49年)12月に日本国内での製造・販売権を返上していた外皮用薬「メンソレータム」の製造・販売権を北米大手医薬品メーカーのメンソレータム社から取得し、外皮用薬「メンソレータム」「メンソレータムホワイト」、外用鎮痛消炎薬「メンソレータムのラブ」、薬用リップクリーム「メンソレータム薬用リップスティック」の4商品を発売。 ※「メンソレータム」は、日本ではメンソレータム社のライセンシーとして近江兄弟社が製造していたが、同社の会社更生法適用申請により1975年(昭和50年)3月31日を以て生産を完了させており、同社の後を受けてロート製薬が権利を継承する形となった。
  • 1978年
    • 4月 - 山田輝郎が会長に就任し、社長に長男の山田安邦が就任。
  • 1979年
    • 4月 - 目薬「新V・ロート」を発売。
  • 1980年
    • 4月 - 胃腸薬「キャシロン」をリニューアルし、「新パンシロン」として発売。
  • 1981年
    • 6月 - 抗菌性点眼薬「サルファロート」をリニューアルし、「ロートSD点眼薬」として発売。
  • 1982年
    • 4月 - 目薬「ロートハイなみだ」及び漢方胃腸薬「パンシロン漢方胃腸薬」を発売。
    • 4月17日 - 山田輝郎が87歳で他界。
    • 10月 - 液状の胃腸薬「パンシロン胃腸内服液」を発売。
  • 1986年
    • 2月 - プログラマー向け目薬「ロートOA1」を発売。
  • 1987年
    • 1月 - 花粉症向け目薬「ロート点眼薬 アルガード」を発売。
    • 2月 - 若者向け目薬「ロートZi:」を発売。
    • 11月 - 当社初の健康食品「ロート漢方アマチャヅル」を発売し、健康食品分野に進出。
  • 1988年
    • 5月 - 目薬「なみだロートL」を発売。
    • 6月 - メンソレータム社を買収して経営権を取得。
  • 1989年
    • 3月 - 中高年向け目薬「ロートV40」を発売。
    • 6月1日 - 創業90周年を機にCIを導入。ロゴマークを左側が赤で右側が青のダブルRシンボルに変更すると共に、企業スローガンを「健やかな明日のために」と定める。
    • 10月 - 日本で初めて、ウルソデスオキシコール酸を配合した胃腸薬「パンシロン新胃腸薬」を発売。
  • 1990年
    • 6月 - プロフェッショナル向け目薬「ロートPRO」を発売。
    • 8月 - 外皮用薬(鎮痒消炎薬)「メンソレータムAD軟膏」及び「メンソレータムADクリーム」を発売。
  • 1991年
    • 4月 - 目薬「新V・ロート」をリニューアルし、「新V・ロートプラス」として発売。
  • 1992年
    • 3月 - ドライアイ向けの目薬「なみだロート ドライアイ」を発売。
  • 1993年
    • 9月 - 水のいらない胃腸薬「パンシロンNOW」を全国で発売。
  • 1994年
    • 4月 - 市場では初のティーン向け目薬「ロートZi:リセ」を発売。
  • 1995年
    • 4月 - 「ROHTO AWARD(ロート アワード)」を設立。
    • 11月7日 - コンタクトレンズケア用品「ロートCキューブ」を発売。
  • 1996年
    • 3月 - 目薬「ロートZi:」をリニューアルし、「ロートジーファイ」として発売。
    • 9月 - 胃腸薬「パンシロン新胃腸薬」をリニューアルし、「パンシロン01」として発売。
  • 1997年
    • 6月 - 目薬「新・ロート養潤水」を発売。[要出典]
    • 6月 - 三重県上野市(現・伊賀市)に新工場(上野テクノセンター)を着工。[要出典]
  • 1999年
    • 2月22日 - 創業100周年。山田安邦が会長に就任し、社長に長男の山田邦雄(安民の曽孫)が就任。上野テクノセンターの操業を開始。創業100周年記念の期間限定で胃腸薬「パンシロン胃活飲力[要出典]を発売。
    • 4月16日 - 栄養補助食品「フレックスパワー」を発売(当初は通信販売限定で、後に店舗販売も開始される)。
    • 7月8日 - 当社初のコンタクトレンズ「ロートI.Q.(アイキュー)」を発売(近視や乱視にも対応した終日装用ソフトコンタクトレンズ)。
  • 2000年
    • 7月11日 - 目薬「ロートV40」をリニューアルし、「ロートV40タウ」として発売。
    • 7月26日 - 目薬「ロートジーファイ」をリニューアルし、「ロートジーファイニュー」として発売。
    • 8月9日 - 異物が混入された目薬と現金を要求する脅迫状が本社に送りつけられる。この一件を機に、現在の「お客さま安心サポートデスク」の前身である「製品情報センター」の電話番号が、各製品のパッケージや添付文書に明記された。この時期、企業CMとして、ロートの目薬の安全性を説明するCMを数回流した。また新聞紙上や店頭でも「お求めの際、ご使用の際はご確認ください」という内容の注意喚起広告が掲示された。[要出典]
  • 2001年
    • 6月8日 - 目薬「新V・ロートプラス」をリニューアルし、「新V・ロートEX」として発売。
    • 9月10日 - 痔疾用薬「メンソレータム リシーナ」を発売。
  • 2002年
    • 2月22日 - 「新V・ロートEX」にOTC目薬基準内最大容量となる20mlの大容量を追加発売。
    • 4月8日 - 目薬「ロートアイストレッチ」発売(メチル硫酸ネオスチグミンを基準内最大量配合)。
    • 5月22日 - 目薬シリーズ「解眼新書」の第2弾として「なみだロート ドライアイ」をリニューアル。[要出典]
  • 2003年
    • 1月8日 - 阪急共栄物産の子会社であるエムジーファーマの全株式を取得し、子会社化する。
    • 3月31日 - 山田安邦が76歳で他界。[要出典]
    • 5月15日 - 「解眼新書」シリーズ第3弾となる目薬「ロートUVキュア」を発売(硫酸亜鉛を配合)。
    • 7月10日 - 目薬「新・ロート養潤水」を「解眼新書」シリーズ第4弾「ロート養潤水」としてリニューアル発売。
    • 9月 - 森下仁丹と資本・業務提携を結ぶ。
  • 2004年
    • 3月 - 特定保健用食品「タクティTG」を発売。
    • 5月20日 - 創業105周年を機に新たなロゴマーク(2代目CIロゴ)を制定し、スローガンも「Happy Surprise! よろこビックリ誓約会社」に変更。
    • 5月25日 - 目薬「ロート抗菌目薬G」を「解眼新書」シリーズ第5弾「ロート抗菌目薬EX」としてリニューアル発売(2代目CIロゴ導入後初の新製品)。[要出典]
    • 6月10日 - 「解眼新書」第6弾となる目薬「ロートドライエイド」を発売。[要出典]
    • 8月26日[要出典] - スキンケアブランド「肌研(ハダラボ)」シリーズを発売。
    • 12月 - 当社子会社のメンソレータム社がグラクソ・スミスクラインのグループ会社2社からニキビ治療・予防の総合ブランド「OXY」の商標権・製造権・特許権を含むすべての権利を取得。
  • 2005年
    • 1月14日 - 目薬「ロート点眼薬アルガード」をリニューアルし、「ロートアルガード」として発売。[要出典]
    • 7月1日 - 森下仁丹との共同出資により、販売会社「メディケアシステムズ」を設立。
    • 7月20日 - バイエル薬品が京都府相楽郡木津町(現・京都府木津川市)の関西文化学術研究都市に所有する研究所(中央研究所)取得に関する契約を締結。
  • 2006年
    • 1月18日 - 「解眼新書」シリーズ第7弾となる目薬「ロートクリア」を発売(抗炎症成分プラノプロフェンをスイッチOTC化)。
    • 2月1日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートリセ コンタクトa」を発売(コンタクトレンズ対応目薬で日本初のティーン向け商品)。同時に「ロートリセ」を「ロートリセa」へリニューアルする。
    • 3月10日 - 「OXY(オキシー)」を日本で男性用化粧品ブランドとして発売。
    • 5月11日 - 前年にバイエル薬品から取得した研究所を当社の研究施設「ロートリサーチビレッジ京都」としてオープン。
    • 11月8日 - 「和漢箋(わかんせん)」シリーズを発売。漢方薬市場へ進出。
  • 2007年
    • 3月22日 - 三共(現・第一三共)の子会社で医薬品等の受託製造を行う目黒化工の全株式を三共から取得し子会社化(2014年(平成26年)4月1日付でクオリテックファーマ株式会社に商号変更。[要出典])。
    • 4月16日 - 「解眼新書」シリーズ第8弾となる目薬「ロート抗菌目薬i」を発売(当社製目薬初の1回使いきりタイプ)。
  • 2008年
    • 4月9日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートCキューブ ダブルチャージ」を発売(日本初となるコンタクトレンズ装用液の機能を兼ねた目薬)。
    • 4月22日 - 「メンソレータムフレディCC膣錠」を発売(日本初となる膣カンジダの再発治療薬のスイッチOTC化)。
    • 5月9日 - 目薬「ロートV11」を発売(11種類の有効成分を配合)。
    • 10月8日 - 目薬「ロート ドライエイド」を「ロート ドライエイドEX」へリニューアル。同時に「解眼新書」シリーズとして発売されていた「なみだロート ドライアイ」のパッケージデザインを変更、「ロート ドライエイドコンタクト」、「なみだロート ドライアイ・コンタクト」を発売し、これら4品を「ドライアイ(目の乾き)」対策シリーズとして展開する。
    • 10月16日 - 2004年から従業員の福利厚生の一環として開始したリラクゼーション施設「スマートキャンプ」を一般向けにも利用可能なように事業化し、東京支社内に「スマートキャンプ東京」をオープン。
    • 10月17日 - 胃腸薬「パンシロンキュア」を発売(ピレンゼピン塩酸塩配合)。
    • 10月31日 - 皮膚医学の向上発展に寄与することを目的とした研究助成「ロート皮膚医学研究基金」を新設。
  • 2009年
    • 4月 - 「ロート目薬」の発売から100周年を迎える。
    • 6月25日 - 吉野俊昭常務が創業家以外で初めて社長に就任。山田邦雄社長は会長に就任。
    • 9月1日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートアルガードコンタクト」を発売(ソフトコンタクトレンズ対応目薬で日本初となる抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウムとビタミンB6を配合し、「目のかゆみ」の効能・効果が記載された目薬)。
    • 9月2日 - 百貨店向けの機能性化粧品ブランド「episteme(エピステーム)」を伊勢丹新宿店と髙島屋大阪店にて発売。
  • 2010年
    • 3月8日 - 目薬「ロートジー」シリーズが全品一斉リニューアルされ、主力製品である「ロートジーファイ ニュー」は「ロートジーb」となる。
    • 5月10日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートCキューブ クリアフラッシュAL」を発売(ソフトコンタクトレンズ対応目薬として日本で初めて抗ヒスタミン剤のクロルフェニラミンマレイン酸塩を配合)。
    • 7月 - 新規事業として、熱分解炉システム外販の営業活動を開始。同年11月に当社上野工場に熱分解炉システムを導入。
    • 10月12日 - 胃腸薬「パンシロン01」の微粒タイプをリニューアルし、「パンシロン01プラス」として発売。
    • 12月15日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートアルガードコンタクト」をリニューアルし、「ロートアルガードコンタクトa」として発売。
  • 2011年
    • 3月8日 - 「解眼新書」シリーズの第9弾となる目薬「ロート新緑水」を発売。同時に、第3弾として発売された「ロート養潤水」を「ロート養潤水α」としてリニューアルする。
    • 3月25日 - 東日本大震災による震災孤児支援を目的に、当社社員による震災復興の専任支援チームで編成された「震災復興支援室」を新設。
    • 7月11日 - 「解眼新書」シリーズの第10弾となるコンタクトレンズ用目薬「ロートアイストレッチコンタクト」を発売(ソフトコンタクトレンズ対応目薬で日本初となるネオスチグミンメチル硫酸塩を配合)。
    • 9月3日 - 美容液「エピステーム Cデュアルエナジー」を発売(製剤技術的な問題で外用剤への配合が難しかったピロロキノリンキノンを世界で初めて配合)。
    • 9月21日 - 東日本大震災において被災し、両親またはどちらかの親を亡くした子供たちの進学支援を目的に、カゴメ・カルビーとの3社合同で奨学基金「みちのく未来基金」を設立(同年12月1日に認可を受け、公益法人化される)。
  • 2012年
    • 5月30日 - 竹島が韓国領であると宣伝していた韓国女優キム・テヒを宣伝に起用したことに絡めて竹島がどこの国に帰属するかを問い合わせに訪れた元在日特権を許さない市民の会幹部らが強要罪で逮捕、懲役刑が科される(ロート製薬強要事件)。
    • 6月1日 - 目薬「新V・ロートEX」のリニューアルにより、約21年ぶりに商品名が「新V・ロート」へ回帰される(ビタミンB6が増量され、眼科用薬となる)。
    • 6月30日 - 子会社のメディケアシステムズが解散。
    • 9月28日 - 兵庫県神戸市中央区に、イートインのカフェスペースを併設したスイーツショップとエステ&リラクゼーションの複合施設「スマートキャンプ神戸」をオープン。
    • 10月13日 - これまで一部の百貨店限定で販売していた「エピステーム」を同日にイオン成田店内にオープンした直営のビューティカウンター「ROHTO BEAUTY SCIENCEロートビューティサイエンス)※」でも取り扱いを開始。 ※2013年より「ROHTO BEAUTY HEALTH SCIENCEロートビューティーヘルスサイエンス)」に改称。
  • 2013年
    • 3月19日 - 男性向けデオドラントスキンケアブランド「デ・オウ」を発売。
    • 4月26日 - 大阪市北区のグランフロント大阪・ナレッジキャピタル内に、フレンチレストラン・リラクゼーション施設等からなる「スマートキャンプうめきた」をオープン。
    • 5月17日 - 体性幹細胞の実用化を促進するため、「再生医療研究企画部」を新設。
    • 7月12日 - 大阪証券取引所の運営終了に伴い、大阪証券取引所第1部(証券コード:4527)の上場を廃止。
    • 10月10日 - 目薬「ロートナノアイ」「ロートナノアイ クリアショット」を発売(当社製目薬の中で最も小さい一滴の目薬)。
    • 12月16日 - 北海道江別市で菓子・飲料・惣菜の製造販売や農産物の加工販売を行う北辰フーズの全株式を取得し、完全子会社化したことを発表。
  • 2014年
    • 1月15日 - 目薬「ロートアルガード プレテクト」を発売(一般用医薬品で日本初となる抗アレルギー剤トラニラストを医療用と同濃度配合したアレルギー専用目薬)。
    • 2月22日 - シリコーンハイドロゲル素材を使用した2週間交換型ソフトコンタクトレンズ「ロートモイストアイ」を発売。
    • 3月12日 - 「SUGAO Air Fit(スガオ エアーフィット)CCクリーム」を発売。ベースメイク化粧品市場に本格進出。
    • 4月10日 - 目薬「ロートVアクティブ」を発売(「V・ロート」の発売50周年を記念して発売)。
    • 4月20日 - 目薬「ロートCキューブ」シリーズのうち、「クリアフラッシュAL」「モイスト」「ダブルチャージ」を刷新し、「ロートCキューブプラス ビタフラッシュ」「ロートCキューブプラス モイスト」「ロートCキューブプラス ダブルフィット」として発売
    • 6月10日 - 「ロート」ブランドが「最新年度において最も売上の高いOTCアイケアブランド」としてギネス世界記録の認定を受ける。
    • 6月15日 - 「ロートリセ」シリーズ全商品をリニューアル。このうち「ロートリセ コンタクトa」からリニューアルした「ロートリセ コンタクトb」はカラーコンタクト装用時でも使用可能となる
    • 10月7日 - 目薬「ロートV11マイルド」を発売(「ロートV11」のしみないタイプ)。
    • 11月16日 - 目薬「ロートソフトワン点眼液」を発売(当社製目薬初の1週間使いきりタイプ)。
  • 2015年
    • 3月16日 - 奈良県との間で、連携と協力に関する包括協定を締結。
    • 4月17日 - 東急不動産との間で、互いの強みを生かした事業の実施及び検討を開始する包括的業務提携に合意したことを発表。
    • 5月31日 - 再生医療関連の特許管理と共同研究の管理並びに導出を目的とした子会社として、株式会社インターステムを設立。
    • 6月24日 - 当社初の機能性表示食品となるサプリメント「ロートV5粒」を発売。
    • 6月26日 - 沖縄県にある琉球大学内に「再生医療研究センター」を建設し、同大学に寄贈したことを発表。
    • 10月1日 - コンタクトレンズ「ロート1dayフレッシュビュー」を発売(当社初となる1日装用タイプのソフトコンタクトレンズ)。
    • 10月15日 - 兵庫県神戸市に本社があり、生薬製剤等を中心とした一般用医薬品・化粧品・医療用医薬品の製造販売を手掛ける(初代)摩耶堂製薬が吸収分割して同社の事業に関する権利義務の一部を譲渡した新摩耶堂製薬の全株式を取得して完全子会社化。当社の完全子会社となった新摩耶堂製薬は(2代目)摩耶堂製薬に商号変更する(同時に(初代)摩耶堂製薬はMS整理会社に商号変更)。
    • 12月7日 - モバイルヘルステクノロジーベンチャー企業の株式会社FiNCが実施する第三者割当増資を引き受けたことを発表。
  • 2016年
    • 2月24日 - コーポレート・アイデンティティ(CI)を改定し(これに伴いロゴマークも変更され、3代目CIロゴが制定)、コーポレートスローガンを「NEVER SAY NEVER」に変更することを発表(発表に先立ち、公式の企業情報サイトでは創業日である同年2月22日より変更済み)。
    • 3月16日 - 白髪用染毛料「50の恵 頭皮いたわりカラートリートメント」を発売し、ヘアカラーリング剤市場に進出。
    • 10月25日 - 目薬「Vロートプレミアム」を発売(国内最多となる12種類の有効成分を配合)。発売に合わせ、取引先であるドラッグストア小売業36社と共同で目薬の売り上げの一部を世界の眼科医療発展の支援活動に寄付する社会貢献活動の取り組みを開始。
    • 11月1日 - 特定細胞加工物製造許可を取得。
    • 11月11日 - スープ「ダルーラ」を通信販売で発売。
    • 12月21日 - 排卵日予測検査薬「新ドゥーテストLH」を「ドゥーテストLHa」にリニューアル。リニューアルに伴って排卵日予測検査薬では初めての一般用医薬品(第1類医薬品)となる。
  • 2017年
    • 3月20日 - カラーコンタクトレンズ「ロート ワンデー エマーブル」を発売。
    • 3月21日 - 歯槽膿漏薬「ハレス口内薬」を発売し、オーラルケア分野に進出。
    • 8月30日 - 大阪府との間で包括連結協定を締結。
    • 9月19日 - 目薬「Vロートアクティブプレミアム」を発売(ビタミンA(レチノールパルミチン酸エステル)配合)。
    • 9月26日 - 胃腸薬「パンシロン ソフトベール」を発売(日本初となるテプレノンと銅クロロフィリンナトリウムを同時配合したソフトカプセルタイプ)。
  • 2018年
    • 3月14日 -
      • 女性向けデオドラントスキンケアブランド「デオコ」を立ち上げ、ボディ用洗浄剤「デオコ 薬用ボディクレンズ」を発売。
      • 美容補助食品「ヘリオホワイト」を発売(日東薬品工業及びスペインのカンタブリアラボ社との共同開発により、ファーンブロック含有食品で日本初の国内製造品となる)。
    • 6月25日 - 塩野義製薬の子会社でOTC医薬品の製造・販売を行うシオノギヘルスケアとの間で協業に向けた資本提携を締結し、シオノギヘルスケアの株式の15%を塩野義製薬から取得したことを発表。
    • 7月31日 - 吉野俊昭代表取締役社長が急逝。
    • 8月9日 - 吉野俊昭前社長の急逝を受け、山田邦雄代表取締役会長が社長を兼務。
    • 10月22日 - 卓球・Tリーグの「オフィシャル アイケアパートナー」就任を発表。
    • 11月7日 - 男性用発毛剤「リグロEX5」を発売。
    • 12月19日 - 点鼻薬「ロートアルガード クリアノーズ 季節性アレルギー専用」を発売(点鼻薬として日本初のフルニソリドを配合)。
  • 2019年
    • 2月22日 - 創業120年の記念日に、本社所在地である大阪市生野区との間で健康・こども・災害時支援・地域活性化・シティプロモーションなど5分野における連携と協働に関する包括連結協定を締結。
    • 2月27日 - 目薬「Vロート ドライアイプレミアム」を発売。
    • 3月27日 - コンタクトレンズ対応目薬「ロートCキューブ プラス」シリーズが「ロートCキューブ プレミアム」シリーズへ刷新され、「ロートCキューブ プレミアムクリア」「ロートCキューブ プレミアムモイスチャー」「ロートCキューブ プレミアムフィット」を発売。
    • 5月22日 - 香りを感性デザインの手法で科学的に検証し、香りのメカニズムを製品開発や生産性向上に活用する企業向けイノベーションラボ「BÉLAIR LAB(ベレアラボ)」をオープン。
    • 6月27日 - 代表取締役社長に武田コンシューマーヘルスケア株式会社(現:アリナミン製薬株式会社)初代社長の杉本雅史が就任。初の非プロパーの社長となる。
    • 10月1日 - 女性向けスポーツブランド「Propo(プロポ)」を発売。プロテインの取り扱いを開始する。
    • 12月5日 - 東京都渋谷区の大型商業施設渋谷フクラス内に直営のコンセプトサロン「ロートQualityAgingサロン(ロートクオリティエイジングサロン)」をオープン。
    • 12月18日 - 目薬「ロートアルガード クリニカルショット」「ロートアルガード クリニカルショットm」を発売(アレルギー専用目薬として日本初となるトラニラストとプラノプロフェンを同時配合)。
  • 2020年
    • 1月29日 - 奈良県に拠点を構えるプロバスケットボールチーム バンビシャス奈良との間でトップパートナー契約を締結。
    • 3月2日 - 医療用眼科点眼薬の製造・販売を主体に行う医薬品メーカーである株式会社日本点眼薬研究所の全株式を取得して子会社化。同社は当社のグループ会社となる(2022年4月1日付でロートニッテン株式会社へ社名変更する)。
    • 3月21日 - 膣カンジダ再発治療薬「メンソレータムフレディCC1」シリーズを発売(OTC医薬品の膣カンジダの再発治療薬で初となる1日療法タイプ)。
    • 4月13日 - 目薬「ロートジー」シリーズ(ジーb/ジープロd/ジーコンタクトb)をリニューアル。
    • 4月28日 - わかもと製薬株式会社との包括的業務提携に合意したことを発表。
    • 6月26日 - 株式会社カネカとの間で涙道カテーテル事業における事業提携に合意したことを発表。
    • 7月1日 - 機能性表示食品のサプリメント「ロートV5粒アクトビジョン」を通信販売で発売(「ロートV5粒」の包装をシートタイプのPTPとした製品)。
    • 7月13日 - 目薬「ロートデジアイコンタクト」を発売(コンタクト用目薬で初となる硫酸亜鉛水和物を配合)。
    • 7月22日 - 女性向けD2Cスキンケアブランド「SKIO(スキオ)」をECサイトで発売。
    • 9月19日 - 胃腸薬「パンシロンアクティブ55」、「パンシロンアクティブ55ST」を発売。
    • 9月20日 - 目薬「Vロート コンタクトプレミアム」を発売。
    • 9月23日 - メイク落とし「Auna(アウナ) マイルドホットクレンジングジェル」をECサイトで発売(全顔用メイク落とし用途のホットクレンジングで日本初となる界面活性剤フリー処方を採用)。
  • 2021年
    • 3月23日 - 自家培養軟骨細胞の移植による治療法や新規再生医療技術及び評価技術の研究開発を行うオリンパスRMS株式会社の全株式をオリンパス株式会社から取得し、譲渡手続きを完了。同社は当社のグループ会社となり、インターステム株式会社へ社名変更する。
    • 7月16日 - 株式会社ファーマフーズとの資本業務提携を発表。
    • 8月10日 - 飲食店舗の企画運営事業などを行うカフェ・カンパニー株式会社との資本業務提携を締結し、同社の株式を取得して持分法適用会社化する。
    • 8月31日 - 天藤製薬株式会社の発行済み株式の67.19%を取得し、子会社化。
    • 12月 - グループ会社の株式会社アンズコーポレーションから敏感肌向けスキンケアブランド「アトレージュAD+」の製造販売を引き継ぐ(2022年3月をもって店頭での販売を終了し、「ロート製薬オンライン」での販売へ移行)。
  • 2022年
    • 2月 - 目薬「ロートCキューブ」シリーズのうち、「ロートCキューブa」「ロートCキューブクールa」「ロートCキューブアイスクールa」をリニューアル(処方改良に加え、添付文書のレス化や容器ラベルの一部削減などを行ったエコ包装へ変更)。
    • 3月28日 - 目薬「Vロート プレミアム」シリーズ(プレミアム・アクティブ プレミアム・ドライアイ プレミアム・コンタクト プレミアム)をパッケージリニューアル。
    • 7月22日 - 設備の異常兆候検出を目的としたモニタリングシステム「Rohto Open Monitoring System」を構築し、製造設備の保全に携わる方に向けて無償公開したことを発表。
    • 9月28日 - エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社が運営する阪神百貨店梅田本店の地下1階阪神食品館に「ロートレシピ 旬穀旬菜」をオープンし、デパ地下における惣菜事業を開始。
    • 11月14日 - 子会社のエムジーファーマ株式会社から同年7月1日に製造販売とサポートを承継した便秘薬「ミルマグ液」、「錠剤ミルマグLX」をリニューアルして自社製品として発売。
    • 11月29日 - ペットショップ「Pet Plus(ペットプラス)」を運営する株式会社AHBと業務提携を締結し、コンパニオンアニマル事業を開始。
  • 2023年
    • 1月15日 - NU茶屋町プラス内に食事業ブランド「ロートレシピ」のフラッグシップ店舗となる梅田NU茶屋町プラス店をオープン(本施設は持分法適用関連会社のカフェ・カンパニー株式会社がパートナーとして入り、運営は子会社の株式会社ロートウェルコートが行う)。
    • 1月19日 - 株式会社ユーグレナとの間で持続可能な社会の実現に向けた協業の推進を目的として資本業務提携を締結したことを発表。

提供番組[編集]

現在の番組[編集]

単独提供
  • よゐこ濱口の満喫!セカンドライフ(BS-TBS)※コーポレートスローガン付のカラー表示。
  • 純烈 スーパー銭湯!!(全国AMラジオ数局) ※「50の恵」名義。
  • おなかがグーは、しあわせのグー。(RKB毎日放送・長崎放送(NBCラジオ佐賀)・熊本放送・大分放送・宮崎放送・南日本放送・琉球放送) ※2023年10月2日(月曜日)から平日の早朝に放送される事前収録(ただし、南日本放送は生放送)のラジオ番組で、JRNに加盟している九州・沖縄エリア7局の共同企画番組(ブロックネット)として編成。

  ※同社の主力商品である「パンシロン」名義。

複数社提供

特記がないものは30秒。

日本テレビ系

  • 行列のできる法律相談所(2024年4月予定)
  • 月曜から夜ふかし(2022年4月 - ) ※プライムタイム進出後に月曜21時枠と枠入れ替え。同業者のP&G、2023年4月からは第一三共ヘルスケアも提供。
  • ぐるナイ ※後半ナショナルスポンサー。『モクスペ』から引き続いて提供。同業者のP&G、LIONも提供。嘗てはDHC、Unilever、SCジョンソン、花王、小林製薬も提供していた。
  • ダウンタウンDX(読売テレビ制作) ※『秘密のケンミンSHOWシリーズ』から移行し、2020年10月より提供。同業者のP&Gも提供。嘗てはUnilever、小林製薬も提供していた。

TBS系

  • 情報7days ニュースキャスター ※長年続いた大正製薬から引き継いだ、「サンデーモーニング」より移動。
  • ドーナツトーク(2022年10月 -、CBCテレビ制作) ※後半枠の60秒筆頭スポンサー。前半枠で同業者のP&Gも提供。2022年11月から2023年5月までは同番組とコラボレーションした専用の60秒TVCMが放映され、同番組のMCの一人である水野美紀が出演していた。

フジテレビ系

  • 林修のニッポンドリル
  • 火曜は全力!華大さんと千鳥くん(2023年4月 - 、関西テレビ制作)
  • 土曜はナニする!?(2023年4月 - 、関西テレビ制作) ※週により前半枠又は後半枠での提供。同業者の第一三共ヘルスケアも提供。2023年7月からは前半枠に固定され、後半枠にグループ会社の天藤製薬も提供するようになる。

テレビ朝日系

  • 朝日放送テレビ制作日曜10時枠の連続ドラマ ※カウキャッチャー
  • マツコ&有吉 かりそめ天国 ※同業者のP&G、小林製薬、第一三共ヘルスケアも提供。
  • 10万円でできるかな(2020年10月 - )
  • 芸能人格付けチェックお正月スペシャル(2009年以降、ABCテレビ制作) ※奇数年。
  • 朝だ!生です旅サラダ(2008年4月 - 、ABCテレビ制作)
  • DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜(2022年4月 - 、ABCテレビ制作)
  • 報道STATION(2018年4月 - )※水曜日。

テレビ東京系

  • 日経スペシャル カンブリア宮殿→世界ナゼそこに?日本人(2016年4月 - ))
  • 乃木坂工事中(テレビ愛知制作)
  • 日経スペシャル ガイアの夜明け(2008年4月 -
  • アニアキングダム(『冒険大陸 アニアキングダム』、『ゴー!ゴー!びーくるずー』) - カウキャッチャー ※事実上の前番組から移動、セノビック名義

BS

  • 吉田類の酒場放浪記(BS-TBS) ※吉田類本人出演の、「パンシロン」の番組内オリジナルCMが放映されている。
  • 日経プラス10(BSジャパン)

その他

  • 全東北民謡選手権大会(東北放送・IBC岩手放送・青森放送・秋田放送・山形放送・福島テレビ)

ほか。

過去の番組[編集]

一社提供
  • 私はナンバーワン(毎日放送)
  • アップダウンクイズ(毎日放送)
  • クイズ!!ひらめきパスワード(毎日放送) ※1991年10月から放送終了までの半年間は同社(60秒)を筆頭とした複数社提供となった。
  • ダイラケ二等兵(朝日放送) ※唯一の朝日放送(現:朝日放送テレビ)の制作による一社提供番組。オープニングキャッチはない。
  • 月曜日の男(TBS)
  • おれの番だ!(TBS)
  • 三木のり平のおお!ポン人(TBS)
  • 青島幸男のおお!ながら君(TBS)
  • こりゃまた結構(TBS) ※放送終了後、『お笑い頭の体操』の放送開始までは『新春グランド歌合戦』をつなぎ目的で1か月放送したが、これは複数社提供であった。
  • TBS系列土曜19時30分枠
    • お笑い頭の体操→クイズダービー→クイズテレビずき!
  • 永沢君(TBS) ※帯ミニドラマ。主に水曜放送分を一社提供。オープニングキャッチはない。
  • 白面剣士 牛若天狗(日本テレビ) ※オープニングキャッチはない。
  • 底ぬけ脱線ゲーム(日本テレビ)
  • ほんものは誰だ!(日本テレビ)
  • 推理クイズ・私がほんもの!(日本テレビ)
  • なぜなぜダイヤル!?(日本テレビ)
  • 演歌スペシャル(日本テレビ) ※わずか2回だけの放送。
  • 勝抜きドンドン歌合戦(日本テレビ)
  • おもしろ博士クイズ(日本テレビ)
  • おもしろクイズBOX(日本テレビ)
  • 大きなお世話だ(日本テレビ)
  • ごきげん!月曜7時半(日本テレビ)
  • ギャグパラダイス!俺たちにカギはない(日本テレビ) ※単発番組。
  • ぼうふら紳士(フジテレビ)
  • 笑えば天国(フジテレビ)
  • びっくりショーシリーズ(フジテレビ)
びっくりショー→万国びっくりショー
  • なんでも110番(フジテレビ)
  • しろうと芸能大賞(フジテレビ)
  • 夜のグランドショー(フジテレビ) ※前半枠のみ。フジテレビ単独制作番組では唯一。
  • 関西テレビ制作水曜22時枠
    • おくにじまんスター自慢→特集 ザ☆スター→相性診断!あなたと私はピッタンコ→相性診断!ザ・ピッタンコ→激突!お笑いルーレット※いずれも前半枠のみ。
  • 三枝の愛ラブクリニックシリーズ(関西テレビ) ※同上。
三枝の愛ラブクリニック→三枝の愛ラブ!爆笑クリニック
  • ひらけ!GOMA王国(関西テレビ) ※同上。
  • SMAP×SMAP(関西テレビ・フジテレビ) ※同上。番組開始 - 2010年3月。同年4月からは前半枠と後半枠を隔週毎で入れ替えの30秒。2016年9月をもって完全に降板。同年12月で番組自体も終了。
  • お笑い他流試合(NETテレビ) ※わずか2本のNETテレビ(現:テレビ朝日)の制作による一社提供番組。
  • 木曜スター対抗戦(NETテレビ) ※同上。
  • レレレの天才バカボン(テレビ東京) ※2004年1月 - 3月に深夜で再放送した時のみ。
  • Quality of Life 〜健康IQアップを目指して!〜(BS-TBS) ※民放BS局初の一社提供番組かつ初の一社提供ミニ番組。
  • 彩 日本遺産(BS-TBS)
複数社提供
  • 日本テレビ系列
    • 読売テレビ制作土曜夕方5時30分枠のアニメ※カウキャッチャー(2016年4月から2021年3月まで)
    • NNNきょうの出来事
    • NNNライブオンネットワーク
    • おもいッきりテレビ
    • セーラー服反逆同盟
    • きまぐれオレンジ☆ロード
    • 燃える!お兄さん
    • 美味しんぼ ※月曜19時台後半枠時代。
    • スーパーJOCKEY
    • どっちの料理ショー同上)
    • 1億人の大質問!?笑ってコラえて! ※同業者のライオンも提供。嘗てはユートク薬品も提供していた。
    • 金曜ロードショー ※ミツカンから引き継いだ、現在は同業者の小林製薬に交代。かつては、同業者の大正製薬が提供していた。
    • 超問クイズ! 真実か?ウソか?(前半ナショナルスポンサー)
    • 火曜サプライズ(後半ナショナルスポンサー) ※2020年10月 - 終了まで提供。嘗ては同業者のP&G、小林製薬、ファンケルも提供していた。
    • ザ!世界仰天ニュース ※嘗ては同業者のP&G、ライオン、小林製薬、Unilever、SUNSTAR、健栄製薬も提供していた。
    • 人生が変わる1分間の深イイ話 ※2020年10月 - 終了まで提供。嘗ては同業者のP&G、花王、ライオン、Unilever、SCジョンソン、FANCL、エリエールも提供していた。
    • 火曜22時枠
      • 魔女たちの22時→スター☆ドラフト会議→幸せ!ボンビーガール ※同業者の提供。嘗てはP&G、アース製薬、ファンケル、クラシエも提供していた。
    • モクスペ(後の『ぐるナイ』にて提供継続)
    • 土曜22時枠
      • エンタの神様→嵐にしやがれ※途中降板。
    • 真相報道 バンキシャ!
    • スッキリ
    • 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ、日本テレビ系 木曜14時台)→ヒルナンデス!(12時台冒頭)に移動。
    • スター爆笑Q&A(読売テレビ制作)
    • YAWARA!(同上)※1990年3月まで。
    • ヤッターマン(同上)
    • 名探偵コナン(同上、土曜18時時代)
    • ウェークアップ!ぷらす(同上)
    • 秘密のケンミンSHOW→秘密のケンミンSHOW極(同上) ※TEIJINからの交代。同業者の小林製薬、再春館製薬所も提供。嘗てはP&G、SUNSTARも提供していた。現在は、1時間後の『ダウンタウンDX』に移行している。
    • 遠くへ行きたい(同上)
    • 浜ちゃんと!(読売テレビ)
    • 1×8いこうよ!(札幌テレビ)
  • TBS系列
    • チャレンジ大魔王
    • 2時っチャオ!
    • 木曜ドラマ (TBS)
    • 関口宏の東京フレンドパークII
    • 上岡龍太郎がズバリ!
    • ミズノオープン※1997年、60秒。
    • SAMBA・TV※20世紀の名番組丸ごと大集合内のクイズダービー。
    • EXE
    • リンカーン
    • 朝ズバッ!(隔日)
    • もてもてナインティナイン
    • 毎日放送制作日曜22時枠(2010年10月以降は隔週毎に前半枠と後半枠を入れ替え。)
      • たけし・所のドラキュラが狙ってる※『クイズ!!ひらめきパスワード』の放送終了後に移動。→<<一時降板>>→EXILE魂(毎日放送・TBS共同制作)→日10☆演芸パレード→ホムカミ〜ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り〜※途中降板→『知っとこ!』に移動。
    • サンデーモーニング
    • 知っとこ!(MBS制作)→サタデープラス
    • 爆報! THE フライデー
    • 毎日放送制作木曜20時枠(1992年4月から1999年3月まで)→水曜19時枠(1999年4月から2004年3月まで)
      • ダウトをさがせ!→オレたちのオーレ!→明石家多国籍軍→ダウトをさがせ!II→ダウトをさがせ!R→最大公約ショー→グラフィティ'96→グラフィティ'97→イチバン!→超!よしもと新喜劇→超コメディ60!→全国制覇バラエティー ジパング大決戦!(ここまで木曜20時枠)→チャンスの殿堂!(ここから水曜19時枠)→ビッグ・ウェンズデイ→THE!おいしい番組→小さな恋見つけた。→愛と涙の蔵出し物語→ダウンタウン・セブン→あったか生活!秘伝!カテイの魔法※途中降板→『ブリンぶりん家』に移動。
    • ブリンぶりん家(毎日放送制作) (2004年4月から9月まで)
    • ハロー!人間グラフィティ→Ryu's Bar 気ままにいい夜→植木等デラックス→JTドラマBOX→優雅なエゴイズム→たかじん・ナオコのシャベタリーノ!→1×1 -ONE・BY・ONE- →情熱大陸(MBS制作)(1987年4月から2022年12月まで) ※カウキャッチャー。
    • 毎日放送制作日曜夕方5時枠のアニメ→アニメサタデー630・第1部(2019年6月まで、カウキャッチャー。)
    • 明日使える心理学!テッパンノート→久米宏のテレビってヤツは!?→クメピポ! 絶対あいたい1001人→THE1億分の8→イチハチ(2008年4月から2010年9月)
    • 日5(MBS制作)(2022年4月から12月まで、カウキャッチャー。)
    • 筋肉番付
  • フジテレビ系列
    • 水曜19時枠
      • Dr.スランプ アラレちゃん→ドラゴンボール→ドラゴンボールZ→ドラゴンボールGT(本番組まで30分)→<<一時降板>>→クイズ!ヘキサゴンII(本番組以降は1時間)
    • 月曜20時枠
      • HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP→ジェネレーション天国
    • 小川宏ショー
    • 爆笑レッドカーペット
    • たけしのコマネチ大学数学科
    • FNNニュース※日曜最終版のみ。2011年には一社提供の時もあり(オープニングキャッチはなし)。
    • 森田一義アワー 笑っていいとも!※隔日・後半ナショナルスポンサー
    • ネプリーグ
    • カスペ!
    • FNNプライムニュース デイズ
    • VS嵐
    • 奇跡体験!アンビリバボー
    • めちゃ2イケてるッ!
    • 関西テレビ制作火9ドラマ(カンテレ制作)※カウキャッチャー(SMAP×SMAPから移動、2016年10月 - 2020年9月)。
    • Mr.サンデー※同業者の小林製薬、後半枠はP&Gも提供していた。「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」へ移動。
    • 新説!所JAPAN→所JAPAN(カンテレ制作) (2018年10月以降) ※PT
    • 林修のニッポンドリル
  • テレビ朝日系
    • プリキュアシリーズ (朝日放送制作、カウキャッチャー。)
      • Yes!プリキュア5GoGo!※2008年4月6日から登板。
      • フレッシュプリキュア!
      • ハートキャッチプリキュア!
      • スイートプリキュア♪
      • スマイルプリキュア!
      • ドキドキ!プリキュア
      • ハピネスチャージプリキュア!
      • Go!プリンセスプリキュア
      • 魔法つかいプリキュア!※2016年3月27日まで降板
    • 時空戦士スピルバン
    • 機動刑事ジバン
    • 特救指令ソルブレイン
    • スーパー戦隊シリーズ(超新星フラッシュマン〜激走戦隊カーレンジャー *6月〜7月まで
    • ママレード・ボーイ(朝日放送制作)
    • モーニングバード
    • 木曜ミステリー
    • 新婚さんいらっしゃい!(朝日放送テレビ制作)
    • 美少女戦士セーラームーン
    • クレヨンしんちゃん
    • 上沼恵美子のおしゃべりクッキング(2008年4月 - 2022年3月、ABCテレビ制作)
    • 親の目・子の目 ※民教協番組・提供ではなく協賛。
    • 第92回全国高校野球選手権大会中継(BS朝日)※2010年8月7日から同月21日まで。
  • テレビ東京系列
    • 日経スペシャル ガイアの夜明け(2008年4月から2016年3月まで)
    • とっとこハム太郎
    • きらりん☆レボリューション(2008年4月から9月まで)
    • ロンブーの怪傑!トリックスター
    • TVチャンピオン
    • 開運!なんでも鑑定団(2002年4月から2016年3月まで)
    • 出没!アド街ック天国(2002年4月から2016年3月まで)
    • 田舎に泊まろう!→モヤモヤさまぁ〜ず2
    • おはスタ - 2015年5月1日から8月28日まで、金曜日のみ。
    • 主治医が見つかる診療所 - レギュラー放送第2期以降 → 一時降板。
    • 和風総本家(テレビ大阪制作)
    • トミカ絆合体アースグランナー→マジカパーティ→キャップ革命ボトルマンDX(テレビ大阪制作、2020年4月〜2023年3月) - カウキャッチャー ※セノビック名義
    • THE フィッシング(同上)
ほか。

備考[編集]

  • TBS系列全国ネットの一社提供番組では、腸捻転ネットの解消が実施された1975年春から1991年秋までの16年半に亘って、TBS制作の『お笑い頭の体操』→『クイズダービー』と、毎日放送制作の『アップダウンクイズ』→『クイズ!!ひらめきパスワード』という2つの枠が存在する形になっていた。
  • 木曜19時台後半という木曜19:30枠の30分番組における全国ネットの一社提供番組では、フジテレビ(1963年秋 - 1969年春、『笑えば天国』から『万国びっくりショー』まで)・日本テレビ(1970年初め - 1973年秋、『底ぬけ脱線ゲーム』と『ほんものは誰だ?!』)・テレビ朝日(放送当時はNETテレビ、1975年春 - 1976年春、『お笑い他流試合』と『木曜スター対抗戦』)の3局が制作経験を持っている。

CM出演者[編集]

オープニングキャッチ[編集]

ミニ番組を除く一社提供のテレビ番組では、番組開始時に、ロート製薬社屋の白いタワーに鳩が舞い、社屋全景が映し出されるオープニングキャッチ(16秒間)が放送されていた。これは1962年の『私はナンバーワン』(毎日放送)から2010年の『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ)まで、48年3か月間に亘って使用・放映されていた。これまでに映像は4代、BGMは3代にわたり使用され、合計8バージョンが制作された。

この白い鳩は、実際にロート製薬で飼っていた鳩である。餌の時間になると、CMの様に集まる(総務人事部が餌やり)。

最後に登場する社屋全景の映像は1962年当時の風景であり、使用終了まで一貫して変えることなく使用された。現在だと本社社屋の手前に写っていた池は駐車場に変わり、後方にも高層建造物が隣立しているなど、映像の風景とは大きく様変わりしている。

オープニングキャッチで流れる曲「ロート製薬テーマソング」については、加美乃素「見知らぬ街角」やジャパン「ジャパン音頭」など関西発のCMソングを多数手がけてきた津野陽二が作曲を手掛けた。この曲はロゴソングであり、正式な社歌(企業キャラクターソング)は、2004年制定の「Happy Surprise! 〜よろこビックリの唄〜」である。

2015年に制作された、子供用目薬「ロートこどもソフト」とアニメ作品『妖怪ウォッチ』(テレビ東京)とのコラボとなるPRアニメ「やってはいけない、ワルニャン講座」では冒頭でこのオープニングのパロディ映像が流れた。

ロート製薬が目薬発売111周年を迎えた2020年から放送されている「Vロートプレミアム」シリーズのテレビCM(関根勤や水野美紀が出演)には、「目薬はロート」というフレーズとともに、かつてのオープニングキャッチを連想させる演出を採用。現行バージョンのロゴが入った白いタワーの上に鳩が舞うデザインのマークや、テーマソングのピアノ独奏バージョンが使われている。また、「ロートZ!」と『ストリートファイター』のコラボレーションによるCMでは、『ストリートファイター』のBGM風にアレンジを施したバージョンが使われている。

第26回参議院議員通常選挙の執行(2022年7月10日)に際しては、国政選挙では初めての候補者を比例区で擁立していたごぼうの党が、テーマソングに酷似した曲を選挙カーで流していた。これに対して、ロート製薬では6月28日付で、「一切関与していない」とのコメントを公式サイトで発表。有権者に注意を呼び掛けた。


千葉ロッテマリーンズ投手の佐々木朗希を「アイケアアンバサダー」に起用した2023年には、佐々木が先発投手として登板した6月11日のロッテ対広島東洋カープ戦(この年から4代目ロゴの看板をバックネット裏に掲出しているZOZOマリンスタジアムでのデーゲーム)2回表(広島の攻撃前)に、テーマソングから歌詞だけを変えた佐々木への応援歌が電光掲示板での企業CM(過去の登板試合で投球中に撮影された映像と前述した「ROHKi」ロゴを特別に使用したバージョン)を通じて披露された。

初代(1962年1月 - 1993年3月)

本社社屋前にて撮影。1965年からカラー制作となり、1976年1月からは番組のタイトルロゴも最後の部分に表示された。同時にステレオ放送に切り替え。但し、1986年に放送された単発番組『ギャグパラダイス!俺たちにカギはない』では番組ロゴが表示されず「提供」「ROHTO」「ロート製薬」と表示された事例がある。1988年10月 - 1989年1月7日までは昭和天皇の病状悪化に伴い、オープニングキャッチが自粛。1989年6月からタイトルロゴの後に2代目ロゴが表示される(『クイズ!!ひらめきパスワード』のみ引き続き白文字)仕様に変更された。3度のマイナーチェンジを繰り返しながら、31年3か月の長期にわたり使用された。

2代目(1993年4月 - 1996年9月)

このバージョン以降はアニメーションとCG制作となり、ラスト5秒のみ実写という構成。BGMが2代目のものにリニューアルされ、歌唱は大阪パフォーマンスドールが担当。『ひらけ!GOMA王国』からはタイトルロゴがフェードインで表示されるようになり、『SMAP×SMAP』も最初の半年間だけこのバージョンが使用された。

3代目(1996年10月 - 2004年5月)

この代以降は使用番組が『SMAP×SMAP』のみだった。映像は2代目と同じだが、BGMが『SMAP×SMAP』専用にリニューアルされたものに変更された。2001年8月27日放送分は稲垣吾郎の不祥事に伴い、オープニングキャッチの使用が自粛。その後、2002年11月4日放送分からは26年10か月間続いた番組タイトルの表示が廃止され(それ以降はフジテレビの独自制作による番組タイトルロゴのクレジット動画が初めて導入された)、1975年までと同じ仕様に戻った。

4代目(2004年6月 - 2010年3月)

BGMは3代目と同じだが、ロゴマーク部分が3代目のものに変更。2005年7月からは、最後に白い鳩(ポッポロート)、マスコットキャラクターのロッ太、ロッチー、が登場し、提供クレジットが表示されるパターンに変更。企業スローガン「よろこビックリ誓約会社!」も追加された。ロッ太、ロッチーの立ち位置は固定で、ロッ太は左、ロッチーは右でポッポロートは必ずロッ太の手に止まるようになっていて、ポッポロートはロッチーの手に止まることは無かった。また、2006年10月より、映像がHD化され、HD制作版がオープニングキャッチの最終版だった。2009年4月27日放送分は草彅剛の不祥事に伴い、オープニングキャッチの使用が自粛。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 第2位は当社と同じ大阪市に本社を置く参天製薬。
  2. ^ 拠点が設置された時は合併する前の上野市だった。
  3. ^ ライバル会社の参天製薬本社もグランフロント大阪内に本社を置いている。
  4. ^ 1社単独も含む筆頭提供番組において、これらのスローガンが放送されたのは「健やかな明日のために」となった1989年6月1日以後[要出典]で、それまでは読み上げは全くなかった。ただし『クイズダービー』等の提供画面ではキャプションで社名ロゴの上にスローガン前半コピーがロゴより小さい文字で表記されていた事はある。
  5. ^ 直訳すると「不可能は絶対にない」という意味。また「世の中を健康にするために自分の進むべき道を見据えどんな困難にもめげず常識の枠を超えてチャレンジし続けること」と定義されている。
  6. ^ この2人のほか、信天堂山田安民薬房の創業年である1899年から生きている白い鳩・ポッポロート[要出典]がいる。
  7. ^ かつてのロート目薬のパッケージには、「OHTO」の上に「Eye-Lotion」の字、1933年当時のロート目薬の広告には「OHTO」の上に「Eye Water」の字がそれぞれ記されていた。
  8. ^ ごく一部のCM(目薬「ロートジーb」および風邪薬「ユアS」)では、使用上の注意のテロップの右下に社名ロゴのテロップが表示されているものがある。
  9. ^ 後述する4代目社名ロゴへ移行後もシンボルマークについては引き続き使用されており、日本国外では後述する「NEVER SAY NEVER」と組み合わせて使用されている。
  10. ^ ただし、「肌ラボ」・「SUGAO」及び「メンソレータム」の一部製品のTVCMにはシンボルマークや社名ロゴのクレジットが表示されない。
  11. ^ なお、シンボルマークや社名ロゴのクレジット表示がされない「肌ラボ」「SUGAO」「デ・オウ」も2016年3月以降に放映されているTVCMから同様にCMの最後にサウンドロゴが挿入された(TVCMによっては、関連製品を紹介する関係でサウンドロゴが無い場合がある。また、CI改定前に放映されていたTVCMの一部も新CI・サウンドロゴを挿入した改訂版に移行)
  12. ^ 胃腸薬「胃活」は、1999年2月に創業100周年の期間限定で液状の「パンシロン胃活飲力」として復刻された。[要出典]
  13. ^ 「ロート」は、中国語名では「楽敦」と表記されている。
  14. ^ 商標登録番号「日本第34402号」。
  15. ^ 戦時中(昭和16年 - 昭和20年)には「ロート目薬」を「老篤眼薬」と表記していたこともあった。
  16. ^ 当地を訪れた山田輝郎がその美しさに感銘したことから、スイス・レマン湖に浮かぶシヨン城(フランス語/英語:Château de Chillon)の英語読み(シャトー・ド・シロン)が由来となった。
  17. ^ 近江兄弟社は現在「メンソレータム」とは別に「近江兄弟社メンターム」を独自に製造・販売している。
  18. ^ グリーンのキーカラーと"V"の文字を大きくデザインし、金冠のキャップを採用している。
  19. ^ 1992年9月に滋賀県以西で先行発売された。
  20. ^ 2003年9月からは商品名を「ロートリセ」に変更(2005年4月から「ロートリセa」、2014年6月から「ロートリセb」にそれぞれ商品名を変更)。
  21. ^ 日本の眼科研究の発展・向上を目指して制定された。日本の大学およびそれに準じる研究機関の若手眼科研究者を対象に毎年二名選出され、受賞者には額(プラーク)と副賞(1名1件300万円)が授与される。
  22. ^ 同業者の参天製薬が、同種の被害にあった直後のタイミングである
  23. ^ 個々の目薬の容器に「密封ピロー包装」を施していることの告知と、ロートの主力製品の画と使用上の注意のテロップが最後に掲示されるという内容。[要出典]
  24. ^ 本事業は同年3月に設立した子会社の株式会社ロートウェルコートが事業運営を行う
  25. ^ 第1期として、発売日から2017年3月31日までの同製品の売上げの一部が寄付の対象となる。その後も期間を設けて継続実施されており、第2期はドラッグストア小売業24社が賛同し、2017年10月1日から2018年3月31日までの「Vロートプレミアム」と「Vロートアクティブプレミアム」の売上げの一部を寄付(出典:)、第3期はドラッグストア小売業19社が賛同し、2018年11月1日から2019年3月31日までの「Vロートプレミアム」と「Vロートアクティブプレミアム」の売上げの一部を寄付(出典:)。第4期はドラッグストア小売業17社が賛同し、2019年11月1日から2020年3月31日までの「Vロート ドライアイプレミアム」を含む「Vロートプレミアム」シリーズの売上げの一部を寄付(出典:)、第5期はドラッグストア小売業14社が賛同し、2020年11月1日から2021年3月31日までの「Vロート コンタクトプレミアム」を含む「Vロートプレミアム」シリーズの売上げの一部が寄付される(出典:)
  26. ^ a b ロート製薬の通信販売事業は「ロート通販」と呼ばれている。
  27. ^ 関西テレビ制作火曜22時台でのレギュラー提供を担当するのは1996年3月に終了し前半枠を一社提供で担当した『ひらけ!GOMA王国』以来27年ぶりで、『Mr.サンデー』から移動。
  28. ^ 但し、同枠がかつて弊社の提供番組だった『主治医が見つかる診療所』のSP編成時は提供・CMを見合わせ、単発特番などに振替。
  29. ^ 1975年4月から関東地区のネット局がNETテレビ(現:テレビ朝日)からTBSに変更。
  30. ^ この時間帯に特番が放送された場合でも、ロート製薬の一社提供だった(オープニングキャッチは無し)。主に『オールスター感謝祭 '92秋・'93春』など。
  31. ^ 1975年4月から近畿地区のネット局が朝日放送(現:朝日放送テレビ)から毎日放送に変更したのと同時に、併せて遅れネットから同時ネットに変更。
  32. ^ 過去に花王のサクセスのCMに出演している。
  33. ^ CMに出演した時点(2012年11月)で現役の大相撲力士(第69代横綱)だったことから、ロート製薬では翌2013年の大相撲初場所から、幕内における白鵬の取組に懸賞金を出していた。
  34. ^ 過去にエスエス製薬のCMに出演している。

出典[編集]

  1. ^ “歴史・沿革1899年~1969年 (1909年の項)”. ロート製薬. 2020年9月15日閲覧。
  2. ^ (リンク先にある「ロート目薬(1931年発売品)」や「V・ロート(1964年発売品)」の写真で社章が確認できる)
  3. ^ 2004年6月のシンボルマーク改定後も、株券にはこの社章が印刷されている。
  4. ^ twitter上の千葉ロッテマリーンズ広報部公式アカウントから当日に発信された紹介ツイートを参照
  5. ^ “佐々木朗希の登板時にロート製薬が“粋な演出” 細かい配慮にファン感激「いい会社だ」”. FullCount (2023年4月6日). 2023年7月10日閲覧。
  6. ^ a b c d “佐々木朗希、ロート製薬CM登場&目薬アンバサダーに 松坂大輔、白鵬ら大物の仲間入り”. THE ANSWER (2023年3月3日). 2023年7月10日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i “V・ロート|家庭薬ロングセラー物語”. 日本家庭薬協会. 2020年3月5日閲覧。
  8. ^ “SKIOオンラインショップ”. www.skio-net.com. 2020年7月28日閲覧。
  9. ^ “パンシロン01プラス「吉田類 一力にて」篇”. ロート製薬 製品情報サイト. 2016年3月19日閲覧。
  10. ^ “CM/SNS一覧|ロート製薬: 商品情報サイト”. ロート製薬. 2018年8月6日閲覧。
  11. ^ 番組自体は2016年まで継続していた。
  12. ^ (リンク先の写真は2代目ロゴの時のもの。また、ロゴマークの下はオープニングキャッチと同じく「ロート」のみ書かれている)。
  13. ^ ロートこどもソフト 「やってはいけない、ワルニャン講座」 - YouTube、2015年6月14日配信
  14. ^ “ロートこどもソフト「やってはいけない、ワルニャン講座」篇”. ロート製薬 製品情報サイト. 2016年3月19日閲覧。
  15. ^ Vロートプレミアム「目薬はロート/人生100年」篇 - YouTube Vロートプレミアム「目薬はロート/スマホ」篇 - YouTube Vロートプレミアム「目薬はロート/実感」篇 - YouTube
  16. ^ ロートZ!「疲れ目FighterZ」篇 - YouTube
  17. ^


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