ロングコートダディ
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ロングコートダディは、吉本興業東京本部(東京吉本)所属の日本のお笑いコンビ。
キングオブコント2020・2022、M-1グランプリ2021・2022ファイナリスト。大阪NSC31期生。略称は、ロコディ。
メンバー[編集]
- 堂前 透(どうまえ とおる、1990年1月16日 - )
- ネタ作り担当。立ち位置は向かって左。
- 身長177 cm。血液型A型。
- 福井県大飯郡おおい町出身。
- ピン芸人としての活動していた時の芸名は堂前タオル。
- イラストを描くことを趣味・特技としており、単独ライブや自身の主催ライブのフライヤーデザインなどを製作する。
- チャームポイントは「猫背」、コンプレックスは「ゆがんでしまったアゴ」。
- 受験勉強をしないで済む方法を考えていた際、たまたま案内を見かけたNSCに入学した。卒業後、「面白いとかじゃなくて楽そう」と思い、兎を誘ってコンビを結成した。兎について「誰にも出せない空気感を出せる時がある。ちょっと手放しにくい逸材」と評している。
- 『ジュースごくごく倶楽部』というバンドを組んでおり、「堂前タオル」名義でベースを担当している。
- 猫好きであり、「ハフ」と名付けた猫を飼っている。
- 東京ヤクルトスワローズのファン。
- 福井県住みます芸人、飯めしあがれこにおとは保育園からの幼馴染み。
- 兎(うさぎ、1988年8月19日 - )
- 立ち位置は向かって右。
- 本名:髙橋 翔太(たかはし しょうた)。
- 身長175 cm。血液型O型。
- 岡山県岡山市出身。岡山県立岡山大安寺高等学校卒業。
- 「本名がダサい」という理由で、芸名を「兎」と改名した。「舞台で一番はねるように」という願いが込められている。後輩芸人のつーこが命名。なお、最後まで迷った候補は「桃太郎」。
- 芸人になった理由は「中学校時代が楽しすぎた」から。
- 堂前について、「相方すごいなって思い始めた」「誰でも堂前の面白さはわかる」と評している。
- 趣味は釣り。
- 結成当初は堂前と一緒にザリガニ釣りに行くほど仲が良かったが、賞レースで決勝の場に姿を見せるようになると、忙しくなって二人で遊ぶ機会が減り、(兎が)以前よりも堂前との仲を気にするようになり、「(堂前との)仲が悪くなるなら(賞レースで)優勝しなくてもいい」と『あちこちオードリー』(テレビ東京)で述べている。
- 福井県住みます芸人、飯めしあがれこにおとはNSC時代からの親友。
略歴[編集]
- 2009年結成。当初は「カレー」というコンビ名だったが、東京にも同じ名前のコンビがいた為「ソテー」に改名。さらにそこから現在のコンビ名に改名した。「ロングコートダディ」は、兎がロングコートを着たおじさんを見て思いついた。
- 2012年9月に一度解散しているが、2013年1月に再結成した。解散も再結成も兎からの持ちかけであり、解散期間中、堂前はピンで活動していた。
- 2017年3月3日にニコニコ生放送にて『ロングコートダディのゲームやるっす!おっす!』というタイトルでゲーム実況を生配信、以降不定期で配信を続けている。2018年1月13日の配信からはYouTube Liveのよしもと大阪芸人チャンネルでの配信に切り替わっている。
- 2017年、『新しい波24』(フジテレビ)のメンバーに選ばれる。
- 2019年にはキングオブコントで初めて準決勝に進出。M-1グランプリでも同年に初めて準決勝に進出する。
- 2020年、キングオブコントで初の決勝進出。
- 2021年4月より、見取り図の後任として「夕方 NMB48+」(LINE LIVE)の三代目MCに就任。
- 2021年10月より、見取り図の後任として「EVER GREEN」(関西テレビ)のMCに就任。
- 2021年12月、M-1グランプリにて初の決勝進出を果たした。結果は7番目の出順で4位に終わった。
- 2022年10月、キングオブコントで2回目の決勝進出。
- 2022年11月、M-1グランプリにて2年連続2回目の決勝進出。同年内にキングオブコント、M-1の両大会にて決勝に進出したのはモンスターエンジン(2009年)、ピース、ジャルジャル(共に2010年)、かまいたち(2017年)、ニューヨーク(2020年)に続き史上6組目となる。
- 2023年2月、所属するよしもと漫才劇場を卒業し、同年4月より活動拠点を大阪から東京へ移すことを正式に発表。
芸風[編集]
- コント・漫才ともに独特のゆるい雰囲気が持ち味。
- 上記の事もあり、キャッチコピーは「笑いの常識脱ぎ捨てる!脱力系漫才」(ytv漫才新人賞選考会)、「見るものを和ませる ゆったり系コントワールド」(デリ芸)、「脱力系技巧派マイスター」(キングオブコント2020)、「やわらかハード」(M-1グランプリ2021)、「ゆるハイブリッド」(M-1グランプリ2022)など、ゆるさを強調するものが多い。
- ネタによってボケ・ツッコミが変わる。
- 2017年6月10日放送の『マヨなか笑人』(読売テレビ)の「漫才師の本音を語れ!他のコンビ気になんねんサミット」に、橋本直(銀シャリ)のオススメ芸人として出演した際、「漫才が柔らかい感じで新しい、見ると優しい気持ちにもなれる」と評価された。
エピソード[編集]
- セルライトスパ、ニッポンの社長とともに「関西コント保安協会」というイベントを開催している。
- M-1グランプリ2021予選大会中にコンビ揃って新型コロナウイルスに感染するも、ギリギリの日程で準々決勝東京予選に参加。その後、初の決勝進出を果たす。
受賞歴[編集]
- 2019年 - 第4回 上方漫才協会大賞 文芸部門賞
- 2020年 - キングオブコント 第7位
- 2021年 - ゲーム実況-1グランプリ 優勝
- 2021年 - M-1グランプリ 決勝4位
- 2022年 - スーパーお笑い大賞 準優勝
- 2022年 - カーネクスト presents オールザッツ漫才 真夏のゴールデンSP 1分ネタ頂上決戦 優勝
- 2022年 - キングオブコント 第7位
- 2022年 - M-1グランプリ 決勝3位
賞レースでの戦績[編集]
M-1グランプリ[編集]
年度(回) | 結果 | No. | 備考 |
---|---|---|---|
2010年(第10回) | 1回戦敗退 | 1088 | |
2015年(第11回) | 3回戦進出 | 1525 | |
2016年(第12回) | 準々決勝進出 | 1725 | |
2017年(第13回) | 準々決勝進出 | 3487 | |
2018年(第14回) | 準々決勝進出 | 2193 | |
2019年(第15回) | 準決勝進出 | 2901 | 予選25位、敗者復活戦15位 |
2020年(第16回) | 準決勝進出 | 729 | 敗者復活戦10位 |
2021年(第17回) | 決勝4位 | 4141 | 決勝キャッチフレーズ「やわらかハード」 |
2022年(第18回) | 決勝3位 | 4948 | 決勝キャッチフレーズ「ゆるハイブリッド」
ファーストラウンド2位通過 |
2023年(第19回) | 準決勝進出 | 4226 | 敗者復活戦進出 |
キングオブコント[編集]
年度(回) | 結果 | 備考 |
---|---|---|
2009年(第2回) | 1回戦敗退 | 「カレー」時代に出場 |
2010年(第3回) | 1回戦敗退 | |
2011年(第4回) | 1回戦敗退 | |
2012年(第5回) | 準々決勝進出 | |
2013年(第6回) | 1回戦敗退 | |
2014年(第7回) | 2回戦進出 | |
2015年(第8回) | 2回戦進出 | |
2016年(第9回) | 2回戦進出 | |
2017年(第10回) | 準々決勝進出 | |
2018年(第11回) | 準々決勝進出 | |
2019年(第12回) | 準決勝進出 | |
2020年(第13回) | 決勝7位 | 決勝キャッチフレーズ「脱力系技巧派マイスター」 |
2021年(第14回) | 準決勝進出 | |
2022年(第15回) | 決勝7位 | 決勝キャッチフレーズ「天下御免の小競り合い」 |
2023年(第16回) | 準決勝欠場 | 体調不良のため欠場、動画審査なし |
ytv漫才新人賞[編集]
回(年) | 結果 | 備考 |
---|---|---|
第4回(2014-2015年) | 選考会敗退 | ROUND2 7位 |
第5回(2015-2016年) | 選考会敗退 | ROUND1 11位 |
第6回(2016-2017年) | 選考会敗退 | ROUND2 4位、ROUND3 14位 |
第7回(2017-2018年) | 決定戦4位 | ROUND1 2位通過 |
第8回(2018-2019年) | 選考会敗退 | ROUND1 3位、ROUND2 3位、ROUND3 7位 |
その他[編集]
- 2014年
-
- THE MANZAI 認定漫才師
- 2017年
-
- 第38回 ABCお笑いグランプリ 第3位
- 第6回 MBSラジオ演芸ヤングスネーク杯 優勝
- 2018年
-
- 第48回 NHK上方漫才コンテスト出場
- 2021年
-
- キングオブう大 優勝
- 2022年
-
- 第57回 上方漫才大賞 奨励賞ノミネート
- 2023年
-
- 第58回 上方漫才大賞 奨励賞ノミネート
出演[編集]
テレビ番組[編集]
- 関西コント保安協会(朝日放送テレビ、2021年7月4日) - メインキャスト
- おかわりコント学園(読売テレビ、2021年7月13日、2022年8月6日) - メインキャスト
- EVER GREEN(関西テレビ(カンテレ)、2021年10月3日 - 2023年6月25日 GIレース開催中の日曜日) - メインキャスト
- うま活(関西テレビ(カンテレ)、2023年10月1日 - GIレース開催中の日曜日 ) - メインキャスト
- Cheeky's a GoGo!(BSよしもと、2022年5月27日 - 2023年5月5日) - 毎週金曜日「ロングコートダディのつるつるいっぱい学園」コーナーレギュラー
- ロングコートダディのつるつるいっぱい学園(BSよしもと、2023年6月11日 - ) - 月1回 日曜日 メインキャスト
- ロングコートダディ・ニッポンの社長のぼちぼちストレンジャーズ(GAORA、2022年6月17日 - 2023年5月27日 )
- 週刊オオギリマガジン(朝日放送テレビ、2022年7月25日 - 10月3日) - MC
- VSウエストランド(朝日放送テレビ、2023年1月22日 - 3月26日) - 兎のみ、ナレーション
- 妻がこっそり潜入。アイツの行きつけ(関西テレビ、2023年2月6日、13日) - 堂前のみ、MC
- 緩芸(かんげい)!ロングコートダディさま(北海道テレビ、2023年3月31日)
- 1時50分からはスローでイージーなルーティーンで(関西テレビ、2023年4月3日 - 9月25日・9月29日) - 月曜日MC
- ラヴィット!(TBSテレビ、2023年10月4日 - )- 水曜隔週レギュラー
- world HOMERUN Factory 〜目指せ!世界のヒットメーカー〜(BSよしもと、2023年10月28日 - )
テレビドラマ[編集]
- 帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし 第4話(2023年5月6日、テレビ朝日) - 本人役
- さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 第4話(2024年2月4日、TBS) - レストランのシェフ 役(兎)
CM[編集]
- ダスキン
- 「くらしのリズムを整えよう・除菌モップ・ご近所さん篇」 - 兎のみ出演
- 「抗菌モップ・手軽で安心篇」 - 兎のみ出演
- 「モップ・新生活とついついモップ篇」 - 堂前のみ出演
- 眞露「JINRO」
- 「JINROで餃子いただきます編」・「JINROでお刺身いただきます編」(2022年10月12日 - ) - 堂前のみ出演(吉岡里帆と共演)
ラジオ[編集]
- 無理なくつづく(FM大阪、2021年10月3日、2022年3月6日、2022年8月7日、2023年2月12日)
- ロングコートダディのオールナイトニッポン0(ZERO)(ニッポン放送、2022年6月26日 2023年4月22日)
インターネット配信[編集]
- 夕方 NMB48+(Fanny online 、2021年4月 - 2023年3月 )
- ロングコートダディの無理しないで!(Mildom、2021年5月11日 - 6月29日)
作品[編集]
DVD[編集]
- 単独ライブ「じごくトニック」(2021年12月8日、 よしもとミュージック)
出囃子[編集]
- Paradise Lunch「Gun’s&Roses」
ライブ[編集]
単独ライブ[編集]
- 2014年
-
- 10月16日 - 「魚博士」(5upよしもと)
- 2015年
-
- 9月17日 - 「まじで俺はモンスター」(道頓堀ZAZA HOUSE)
- 2016年
-
- 5月22日 - 「アーチャーの記憶」(道頓堀ZAZA HOUSE)
- 2017年
-
- 1月20日 - 「10代の筋肉」(よしもと漫才劇場)
- 7月22日 - 「美しいまち」(よしもと漫才劇場)
- 2018年
-
- 3月21日 - 「ピンクタイムトリップ」(よしもと漫才劇場)
- 11月23日 - 「とけるミッドナイト」(よしもと漫才劇場)
- 2019年
-
- 7月5日・6日 - 「おはようゴールデン」(よしもと漫才劇場)
- 2020年
-
- 3月27日・31日 - 「たゆたうアンノウン」(よしもと漫才劇場/ルミネtheよしもと) - 初の東京単独ライブ。 コロナ禍で中止。
- 11月20日 - 「たゆたうアンノウン」(よしもと漫才劇場)
- 2021年
-
- 7月6日 - 「じごくトニック」(なんばグランド花月)-初のNGK単独ライブ
- 7月16日 - 「じごくトニック」(草月ホール)※配信あり
- 2022年
-
- 6月10日 - 「まさに全国ツアーふくらまくら」(よしもと漫才劇場/大阪)
- 6月14日 - 「まさに全国ツアーふくらまくら」(よしもと福岡 大和証券/ CONNECT劇場 /大阪)-初の福岡単独ライブ
- 7月4日 - 「まさに全国ツアーふくらまくら」(ルミネtheよしもと/東京)
- 7月13日 - 「まさに全国ツアーふくらまくら」(札幌市教育文化会館小ホール/北海道)-初の北海道単独ライブ
- 7月15日 - 「まさに全国ツアーふくらまくら」(よしもと漫才劇場/大阪) ※配信あり
- 2023年
-
- 8月1日 - 「こぽぽ水中」(COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール/大阪)
- 8月2日 - 「こぽぽ水中」(COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール/大阪) -昼夜2公演
- 8月10日 - 「こぽぽ水中」(イイノホール/東京) ※配信あり
- 8月11日 - 「こぽぽ水中」(イイノホール/東京) -昼夜2公演
東京でのゲストを迎えてのイベント[編集]
- 2020年
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- 10月9日「ロングコートダディのとんぷう〜ザ・ギース編〜」(紀伊國屋ホール)
- 2021年
-
- 2月18日「ロングコートダディのとんぷう〜ゾフィー編〜」 (紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)
- 2021年
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- 8月10日「ロングコートダディのとんぷう〜かが屋編〜」 (紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)
- 2022年
-
- 5月8日「ロングコートダディのとんぷう〜ザ・マミィ編〜」 (紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)