ロッチ
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ロッチ(Lotti) は、ワタナベエンターテインメントに所属する日本のお笑いコンビ。2005年結成。
メンバー[編集]
- 中岡 創一(なかおか そういち、1977年12月8日 - )
- ボケ、ツッコミ・小道具作り担当、立ち位置は向かって右。
- 愛知県生まれ奈良県橿原市育ち
- コカド ケンタロウ(1978年8月8日 - )
- ツッコミ、ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
- 大阪府大阪市出身。本名は、小門 建太郎(読み同じ)。
- コカドは中岡にとってNSCの先輩にあたるが中岡はコカドを先輩扱いせず、コカドも中岡を後輩扱いしていない。
来歴・芸風[編集]
- コントを専門とする。ボケとツッコミはネタによって変わるが、中岡によるリアクションが活かされるものが多い。後述の2015年のキングオブコント以降は中岡がボケ、コカドがツッコミに専念するようになっている。
- 2人は共にNSC大阪校出身であるが、吉本興業所属時は別々のコンビを組んでいた。中岡は22歳で一旦芸人を辞めて名古屋の工場にて勤務、一方コカドは吉本を辞めて東京進出、事務所を転々とした後にワタナベエンターテインメントへ入った。友達4人で沖縄に3泊4日の旅行へ出かけ、その旅行にて仲良くなった2人は2005年にコンビを結成。中岡もコカドと同じ事務所に入った。
- コンビ名の由来は、コンビを組んだ2005年に日本一になった千葉ロッテマリーンズにあやかって少しもじって名付けられた。ただし千葉ロッテマリーンズの選手も『VS嵐』(フジテレビ)で共演するまで知らなかったという。玩具メーカー・コスモスが発売していたロッテ・ビックリマンのコピー商品とは無関係で、2人ともこの騒動を知らなかった。
- キングオブコントでは2008年に屈辱の2回戦落ちを味わったが、その後の2009・2010年では連続で決勝進出を果たし2009年は6位、2010年は7位という結果に終わった。2015年には5年ぶり3度目となる決勝進出を果たし、ファーストステージの「試着室」で同年の大会の最高得点を叩き出し優勝まであと一歩と迫ったが、ファイナルステージにてコカドがボケを担当する「ボクサー」でまさかの低得点を挙げてしまい、全体3位まで沈むという番狂わせとなった。審査員を務めた松本人志(ダウンタウン)は後に別番組で「ファーストステージで一番オモロかったのがロッチで、ファイナルで一番オモロなかったのがロッチ」と語っていた。また、この出来事が起きて以後はファーストステージでウケたのにファイナルステージではウケなかったことをロッチ現象と称されることがある。ロッチ現象の例としては2018年のチョコレートプラネットがある。
- 2014年頃から中岡が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)に準レギュラーとして出演するようになって以降、それぞれピン芸人としての出演も増えている。
出演[編集]
テレビ[編集]
現在の出演番組[編集]
- 世界の何だコレ!?ミステリー(フジテレビ、2017年 - )
- なりゆき街道旅(フジテレビ、2018年4月 - )※不定期
- 2355、0655(NHK Eテレ、2018年5月2日 - )
- ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ?(テレビ新潟、2022年2月1日 - )- MC・冠番組
- ロッチと子羊(NHK Eテレ、2022年4月7日 - ) - MC・冠番組
過去の出演番組[編集]
- THE THREE THEATER(フジテレビ、2008年1月29日 - 2009年3月)
- あげテンッ(東海テレビ、2009年4月2日 - 2013年9月26日)
- 爆笑レッドシアター(フジテレビ、2009年4月15日 - 2010年9月8日)
- ホメられてノビるくん(フジテレビ、2010年10月 - 2011年9月)
- 笑っていいとも!(フジテレビ、2009年10月2日・2010年2月8日・4月2日・9月17日・2010年10月 - 2012年3月まではレギュラー)
- 笑っていいとも!増刊号(フジテレビ、2010年10月 - 2012年3月)
- 笑っていいとも!特大号(フジテレビ、2010年 - 2011年)
- 奇跡ゲッター ブットバース!!(TBS、2010年11月20日 - 2011年7月30日)
- サタネプ☆ベストテン(TBS、2011年10月15日 - 2012年9月1日)
- ピロロン学園(日本テレビ、2012年4月11日 - 9月19日)
- 人体くん(NHK Eテレ、2017年9月29日 - ) - 肝臓くん 役
- PON!(日本テレビ、2013年4月3日 - 2018年9月27日)※2016年9月までは水曜日レギュラー。翌月より火曜日に異動。
- NGT48のにいがったフレンド!(テレビ新潟、2017年1月17日 - 2019年3月26日)
- ひらめけ!冒険キッズ ナゾトキ×ランプ 3つのハテナ(朝日放送、2020年10月4日 - 25日)
- 空気Dr.マモル(中京テレビ、2021年1月5日 - 3月30日)
過去の準レギュラー[編集]
- 世界笑える!ジャーナル (TBS、2010年4月21日 - 8月25日)
- ホントに知りたいアノ質問 バカなフリして聞いてみた(日本テレビ、2011年4月19日 - 9月13日)
その他、過去の出演[編集]
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績1勝4敗 最高497KB
- コカドはギャルソンズ時代にも挑戦している。
- 爆笑ピンクカーペット(フジテレビ、2007年11月26日)キャッチコピーは「あっちこっち」
- 新春ゴールデンピンクカーペット(2009年1月1日)
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ)
- キャッチコピーは「笑いの筋 通します」→「かめばかむほどクセになる」
- コラボカーペットで、少年少女や木村卓寛(天津)&加藤歩(元ザブングル)(中岡のみ、天津木村隊名義)や今泉&鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)(中岡のみ、言ってみ隊名義)。
- ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円(TBS)
- ゴールドラッシュから勝ち上がって、2009年7月2日の「ピンモネア」に挑戦。
- 2009年8月6日の「サバイバルSP」に参戦。
- 2017年1月2日の復活特番では、中岡が4thチャレンジの『サイレント』にて、むせて審査の結果、番組史上4組目の失格者となった。
- タモリ倶楽部(テレビ朝日)不定期出演
- お笑いDynamite!(TBS) - キャッチコピー「あっち こっち そっち」
- アドレな!ガレッジ(テレビ朝日)
- スパイスTV どーも☆キニナル!(フジテレビ)
- 爆笑一番(秋田テレビ)
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ、第16・17回)
- Run for money 逃走中(フジテレビ、2009年9月26日・2010年3月24日・2011年7月5日・2012年4月8日・2013年1月6日、13日・2021年5月5日) - 2013年1月6日、13日・2021年5月5日は中岡のみ - 2009年9月26日の回では中岡が逃走成功で96万円を獲得した。
- 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日)- 不定期出演
- 笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号(フジテレビ、2014年3月31日)
- タモリ×山中伸弥「驚き!人体解明ヒストリー」(NHK総合、2018年3月31日)
- 笑アニさまがやってくる!(NHK総合、2018年7月16日)
- オールスター後夜祭(TBS、2019年4月7日)- オールスター感謝祭からの居残り
映画[編集]
- 夜は短し歩けよ乙女(2017年4月7日) - 詭弁部OB高坂役:中岡、学園祭事務局副長役、オウム役:コカド
CM[編集]
- ネスレ日本 ネスカフェ エクセラ 「エクセラで、ナツラテ! (クレイジーラッツ)」篇(2011年)
- セガ 『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary(ニンテンドーDS版)』 (2011年)
- NTTドコモ 『dポイント』『dカード』(2015年 - )- ポインコ兄弟の声
- 花王「フレアフレグランス」(2016年) ※Webムービー
- アサヒビール「ブラックニッカ リッチブレンド」(2022年)
ラジオ[編集]
現在の出演番組[編集]
- さくらひなたロッチの伸びしろラジオ(NHKラジオ第1、2021年3月29日 - )- 冠番組
過去のレギュラー[編集]
- ロッチのオールナイトニッポンR 日曜(土曜深夜)(ニッポン放送ほか、2010年1月 - 3月)※毎月第1週
- 4ROOMS(TOKYO FM、2010年4月1日 - 2010年9月30日)月 - 木 16:00 - 19:00(月曜日担当)
- クレイジーラッツのラッツ!ゴー!クレイジー!(ニッポン放送、2011年11月4日 - 2013年3月30日)
- 「ロッチのだめだめラジオ・天使のお言葉」(NHKラジオ第1、2012年度 - wktkラヂオ学園日曜 23時台〈最終日曜除く〉・2013年度 - 土曜 20時台〈最終土曜除く〉 - 2015年3月14日)
DVD[編集]
- バナナチェリー(ビクターエンタテインメント、2008年12月3日)
- ラストベストロッチ(ジェネオン・ユニバーサル、2009年8月21日)
- ロッチラリズム 単独ライブDVD(ジェネオン・ユニバーサル、2010年2月24日)
- ラストベストロッチ2(ジェネオン・ユニバーサル、2010年10月)
- PELOPELOTTi 単独ライブDVD(ジェネオン・ユニバーサル、2011年2月24日)
- ロッチ単独ライブ「ストロッチベリー」(アニプレックス、2012年2月22日)
- ロッチ単独ライブ「ハート」(アニプレックス、2013年4月24日)
- ラストベストロッチ3(ソニー・ミュージックマーケティング2017年10月4日)
- ロッチ単独ライブ「銀座ロッチ」(ソニー・ミュージックソリューションズ、2021年1月27日)
- ベストネタシリーズ ロッチ(ソニー・ミュージックソリューションズ、2021年8月25日)
- ロッチ単独ライブ「モモイロッチ」(ソニー・ミュージックソリューションズ、2022年4月20日)
単独ライブ[編集]
- HOW TO SHIT IN THE WOODS(2007年1月20日、笹塚ファクトリー)
- ロッチラリズム(2009年10月9・10日、下北沢GARODEN)
- PELO PELO PELOTTi(2010年5日・6日、北沢タウンホール)
- ストロッチベリー(2011年11月4日・5日、北沢タウンホール/2011年11月27日大阪ABCホール)
- ハート(2012年11月16日・17日、北沢タウンホール)
- スペード(2013年11月1日・2日、表参道GROUND)
- ダイヤクローバ(2015年2月6日・7日、新宿シアターモリエール)
- リッチ(2016年5月13日・14日、新宿シアターモリエール)
- Aロッチ(2017年4月17日・18日、本多劇場)
- ロ・ロ・ロッチ(2018年7月27日・28日、本多劇場)
- マハロッチ(2019年4月26日・27日、本多劇場)
- 銀座ロッチ(2020年10月2日・3日、時事通信ホール)
- モモイロッチ(2021年10月30日・31日、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)
- すってんこロッチ(2022年6月24日・25日、北沢タウンホール)
トークライブ[編集]
- LOTTI NITE(2009年 - )※不定期
- お前下顎だけでしゃべるなよ(2013年 - )※不定期
- 不惑のハーモニー(2019年7月9日、表参道GUROUNDO)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ 『アメトーーク』2018年11月8日放送分。[出典無効]
- ^ ロッチ中岡 (2009年4月19日). “LOTTI中岡 由来”. ロッチ中岡 オフィシャルブログ. 2022年1月3日閲覧。
- ^ “「ロッチ現象」でコント日本一の座を逃したチョコレートプラネット、半年間の苦行へ”. Sirabee (2018年9月23日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “2022年度(令和4年度)国内放送番組編成計画” (PDF). NHK. pp. 6,24 (2022年2月9日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “ロッチ、よゐこ有野がおしっこの疑問に迫る「人体くん」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2017年9月29日). 2017年9月29日閲覧。
- ^ “ロッチがミニドラマ出演、空気を読む中岡と要注意人物コカドのコメディ”. お笑いナタリー. 株式会社ナターシャ (2021年1月4日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “有吉MC「オールスター後夜祭'19春」あかつ、コウメ、ジョイマン、ザコシ集結”. お笑いナタリー. ナターシャ. 2019年4月10日閲覧。
- ^ “中岡がコカドに抱き付き恍惚の表情、Web動画「ロッチに事件!?」公開”. お笑いナタリー. ナターシャ (2016年9月14日). 2016年9月14日閲覧。