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ポケットモンスター

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ポケットモンスター(Pocket Monsters)は、株式会社ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されているゲームソフトシリーズの名称。また、同作品に登場する架空の生物の総称、それらを題材にしたアニメを始めとするメディアミックス作品群を指す。略称及び欧米で展開する際の正式名称は「ポケモン(Pokémon)」。

概説[編集]

ポケットモンスターの原案は、1996年2月27日に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』である。開発元はゲームフリーク。コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、同社代表取締役でもある田尻智。この作品が小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットとなり、以降も多くの続編が発売されている(詳しくは「ポケットモンスター(ゲーム)」を参照)。ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品が数多く発売されている(詳しくはポケットモンスターの関連ゲームを参照)。

ポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームと様々なメディアミックス展開がなされ、日本国外でも人気を獲得している。

ポケモン関連ゲームソフトの累計出荷数は、全世界で2017年11月時点で3億本以上、2022年3月時点で4億4000万本以上に達している。その中で、メインシリーズの累計販売本数は2016年2月時点での最新作、ニンテンドー3DS『オメガルビー・アルファサファイア』までの25作品で2億100万本となる。

この数字をゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値であり(1位はマリオシリーズの5億本以上)、1996年のソフト発売以来、ゲームを含めた関連市場(いわゆるポケモン市場)の誕生からの全世界累計市場規模は、2017年3月末時点で6兆円を突破している(海外65%、国内35%)株式会社ポケモンホームページより 。現在においてはポケモンは最も収益性の高いメディア・フランチャイズの1つとなっており、2019年にTitleMaxが制作した、キャラクター「メディアミックス」総収益の世界ランキングではハローキティを抑え、921億$(約10.1兆円)世界1位を獲得している。

登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の1つであり、中でもアニメ放送以来ピカチュウは抜群の知名度を持つ。現在までに1021種類のポケモンが登場している。

1997年4月1日よりテレビ東京系列にてテレビアニメが放送開始。主人公のサトシおよび、その仲間と彼らのポケモンたちによる冒険物語が2023年3月24日までの25年以上に渡り放送され、その後も新作のテレビシリーズが制作される長寿シリーズとなった(詳しくは「ポケットモンスター(アニメ)」を参照)。

ポケモンバトルの戦術性の高さを再現したトレーディングカードゲーム (TCG) 『ポケモンカードゲーム』も制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた(詳しくは「ポケモンカードゲーム」を参照)。

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ[編集]

『ポケットモンスター』シリーズは、「ポケットモンスター」(以下「ポケモン」)という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとし、ポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」たちの冒険を描くロールプレイングゲーム (RPG) である。

主人公(プレイヤー)は、ポケモントレーナーとなり旅に出る。ゲーム内に存在する他のポケモントレーナー達と対戦を多数交え、ジムバッジを集めポケモンリーグへの出場条件を獲得し、ポケモントレーナーの頂点チャンピオンを目指す。また、多数の種類のポケモンを捕まえてポケモン図鑑の完成を目指すなどの目的がある。ストーリーは伝説のポケモンとその力を利用しようとする、若しくはジム巡りの妨害を企む組織を中心に展開する。他プレーヤーとの対戦やポケモンの交換ができる通信機能が存在する。

シリーズの舞台は同一世界中の様々な地域(「地方」と称される)である。また、いずれの地方も現実世界の特定の地域がモデルであり(イギリス、関東など)、地理や一部登場キャラクターの設定などがそのモデル地域と大まかに似ていることが多い。

本編の完全新作は『Pokémon LEGENDS アルセウス』を除いて3 - 4年周期で発売されている。ゲーム本編作品としては、日本では以下の各バージョンが発売・発表されている。カッコ内は発売日と対応機種を表している。

  • ポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日、ゲームボーイ)
    • ポケットモンスター 青(1996年10月15日、ゲームボーイ)
    • ポケットモンスター ピカチュウ(1998年9月12日、ゲームボーイ)
      • 2016年2月27日に上記4作品のニンテンドー3DSバーチャルコンソール版も発売。このソフトが最初からダウンロードされているニンテンドー2DS本体も初めて日本で販売された。
    • ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン(2004年1月29日、ゲームボーイアドバンス)
      • 「ポケットモンスター 赤・緑」のリメイク作品。
    • ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(2018年11月16日、Nintendo Switch)
      • 「ポケットモンスター ピカチュウ」をベースとしたフルリメイク作品。
  • ポケットモンスター 金・銀(1999年11月21日、ゲームボーイカラー共通)
    • 2017年9月22日にニンテンドー3DSバーチャルコンソール版も発売。
    • ポケットモンスター クリスタルバージョン(2000年12月14日、ゲームボーイカラー専用)
      • 2018年1月26日にニンテンドー3DSバーチャルコンソール版も発売
    • ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー(2009年9月12日、ニンテンドーDS)
      • 「ポケットモンスター 金・銀」のリメイク作品。
  • ポケットモンスター ルビー・サファイア(2002年11月21日、ゲームボーイアドバンス)
    • ポケットモンスター エメラルド(2004年9月16日、ゲームボーイアドバンス)
    • ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア(2014年11月21日、ニンテンドー3DS)
      • 「ポケットモンスター ルビー・サファイア」のリメイク作品。
  • ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(2006年9月28日、ニンテンドーDS)
    • ポケットモンスター プラチナ(2008年9月13日、ニンテンドーDS)
    • ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(2021年11月19日、Nintendo Switch)
      • 「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のリメイク作品。
  • ポケットモンスター ブラック・ホワイト(2010年9月18日、ニンテンドーDS)
    • ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2(2012年6月23日、ニンテンドーDS)
  • ポケットモンスター X・Y(2013年10月12日、ニンテンドー3DS)
  • ポケットモンスター サン・ムーン(2016年11月18日、ニンテンドー3DS)
    • ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン(2017年11月17日、ニンテンドー3DS)
  • ポケットモンスター ソード・シールド(2019年11月15日、Nintendo Switch)
  • Pokémon LEGENDS アルセウス(2022年1月28日、Nintendo Switch)
  • ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(2022年11月18日発売、Nintendo Switch)

ゲーム開発の背景とヒットまでの経緯[編集]

ポケモン前史[編集]

収集、育成を楽しむ趣味・遊びは以前から存在した。1971年から1972年に「仮面ライダースナック」の仮面ライダーカードのコレクションブームがある。

1988年から1993年にはロッテの『ビックリマンチョコ』が、第10代目の天使悪魔シリーズのシール集めで爆発的なブームとなった。小学館は自社の雑誌『月刊コロコロコミック』、『学年別学習雑誌』やアニメを含む、大規模なメディアミックス戦略でこのブームを後押ししていた。この路線で、作り込み・対戦型おもちゃミニ四駆や収集・対戦型おもちゃバーコードバトラー、さらにはポケモンブームを後押しすることになる。

1989年、ポケモンの生みの親である田尻智が「ゲームフリーク」を設立し、同社初のゲーム作品『クインティ』をナムコから発売。また同年、任天堂からゲームボーイ (GB) が発売。携帯機の特性上、ゲームボーイは当初パズルやアクションゲーム向けの機種と見られており、実際にそうしたゲームも多数発売されたが、田尻はスクウェアのRPG『魔界塔士Sa・Ga』の成功を見て、携帯機でもアクションでない分野を追求できると気づいた。

田尻はとりわけゲームボーイの通信機能に着目し、「交換する」という動詞をコンセプトにしたゲームの着想を得る。また田尻は『ウルトラセブン』のファンでもあり、同作のカプセル怪獣からも着想を得て、「カプセルモンスター」というRPGの企画書を書き上げた。

田尻の企画した「カプセルモンスター」はカプセルトイのようなケースに入ったモンスターが、通信ケーブルを行き来するというものであった。田尻はこの企画書を任天堂に持ち込み、それを受け任天堂は開発費の援助を決定した。後に「カプセルモンスター」の名称は、商標権の問題で商品名に使えないこと・略した時に「カプモン」となり語呂が悪いという理由などから、「ポケットモンスター(略して「ポケモン」)」に改められた。田尻はノスタルジーを感じさせるカプセルという単語を気に入っており、渋々断念している。

開発[編集]

ポケットモンスターは、製作陣のRPGの開発経験が不足していたことやゲームで最も重要な要素である「交換する」ということへの動機付けを見つけられず、開発には長い年月を要した。その間不足した資金を補うため他のゲームを開発するなどの理由で、ポケモンの開発はしばしば中断された。1995年頃までに、『MOTHER』および『MOTHER2 ギーグの逆襲』を制作した株式会社エイプから新会社クリーチャーズの社長に就任した石原恒和(のち株式会社ポケモン代表取締役社長)が全体をまとめて方向付けを行う役を担うようになった。『MOTHERシリーズ』は田尻がポケモンを製作する上で参考にしたRPGでもあり、そのためか共通点も多い(RPGでは当時珍しい現代の世界観であることや主人公の設定など)。また、ゲームフリークと開発委託契約を結び、石原自身がプロデューサーとして数々の企画を任天堂などへと提案していく火付け役ともなった。当初から開発を支援していた任天堂も製品の完成を粘り強く待ち続けた。

ゲームフリークの制作陣は、当時まだ着目されていなかった「収集、育成、対戦、交換」という要素を徹底的に遊ばせようという方針を定めていた、ゲームボーイの通信機能を活用して「別のソフトとの間で通信を行わないとポケモン図鑑が完成しない」、「(強制ではないが)自分が育てたポケモンで友達と対戦できる」という仕様はその方針を支えるためにある。

個々のプレイデータには個別のID(数字)と主人公の名前が与えられ、所有するポケモンに対して「親ID」として働き個々のポケモンをさらに個性化する、という仕様も持たせた。当初はプレイヤーIDによってソフト1本毎に登場するポケモンが異なるという仕様だったが、過剰に複雑化したため、2種類に分けて発売する手法が採られた。また、当時の主流に比べ大容量のバックアップメモリを搭載する仕様に切り替える事で、150種類全てのポケモンの保存が可能になった。この「ソフトを2種類にわける」、「大容量のカートリッジを採用する」という案は任天堂の宮本茂の案である。

当初は1995年秋から年末発売予定であったが、デバッグなどが遅れ1996年2月27日に繰り下げた後に、開発開始から6年経って『ポケットモンスター 赤・緑』は発売を迎えた。カラーバリエーションは、マリオとルイージの服の色に因んでおり、後に発売される青は2人の「つなぎ」の色に由来する。

発売[編集]

1996年当時、ゲームボーイに限らず、携帯型ゲーム機市場は停滞していた。ゲームギアなどカラー表現が可能な後続機種もほぼ終息状態にあり、テレビゲームには「次世代機」と銘打ちPlayStationやセガサターンが既に登場し、発売から丸7年が経過したゲームボーイは時代遅れと見られていた。事実『ポケットモンスター』発売直後の時点でゲームボーイにて発売が予定されていたゲームソフトはわずか3タイトルのみであった。

市場にはRPGだけでも既に多数のゲームが発売されており、さらに「過去の機種」であったゲームボーイでリリースされる『ポケットモンスター』はさほど大きな期待を持たれず、年末商戦も逃した。しかし、「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素が徐々にユーザーの支持を獲得し、さらにユーザー間の口コミで爆発的ヒットへ繋がった。結果的にポケモンは制作側の期待や予測を越えた大ヒットを記録した。日本国内での販売本数はゲームボーイ向け『赤・緑・青』で最終的に1023万本である。

「ポケモン後」の市場の変化[編集]

『ポケットモンスター』発売以降ゲームボーイ市場、ひいてはコンシューマーゲーム市場自体が変化した。

他メーカーからの後続ゲームソフトも「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込んだり、数バージョン同時リリースなど、ポケモンに倣った手法が定番化した。任天堂自身もそうしたゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの路線を歩んだ時期もあった。しかし、前者については、各社で販売本数に差が付き、結局はゲームソフトの商品力が販売力を決めることを再認識させた。

本作アニメ放映開始後には女子のファンを獲得し、それまで男子中心のゲームボーイユーザーに女子を呼び込んだ。少女漫画誌『ちゃお』でのコミカライズも始まったのもこの頃である。また、『クリスタル』からは女の子の主人公を選択できるようになった。これ以降、任天堂の携帯ゲーム層に女性ユーザーが増加した。

メディアミックス、関連商品[編集]

アニメ[編集]

1997年4月1日からテレビ東京系列(TXN)ほかで放送されている。

劇場版[編集]

1998年から上映されている劇場版アニメ。配給は東宝。

OVA[編集]

1998年から2000年に発売されていたOVA。こちらはポケモン達の視点で物語が描かれる。

関連番組[編集]

テレビ東京系列などで放送されているバラエティ番組、及びスペシャル番組。

その他のテレビ番組[編集]

  • 『ポケモンぼうさいクラブ』
2020年にNHK Eテレで放送された、ポケモンの人形劇による防災教育番組(全5話)。

スピンオフゲーム[編集]

本編以外にも様々な派生ゲーム作品が発売されており、ジャンルも多岐にわたる。

漫画作品[編集]

  • 『ポケットモンスター』 穴久保幸作
  • 『ポケットモンスターSPECIAL』 シナリオ - 日下秀憲 作画 - 真斗→山本サトシ
  • 『電撃!ピカチュウ』おのとしひろ
  • 『ポケットモンスターアニメコミック サトシとピカチュウ』 てしろぎたかし (ISBN 4-09-142841-X)
  • 『劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック 七夜の願い星 ジラーチ』 大内水軍
  • 『劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック 裂空の訪問者 デオキシス』 てしろぎたかし
  • 『劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック ミュウと波導の勇者 ルカリオ』 伊原しげかつ
  • 『劇場版ポケットモンスターDPコミック ディアルガVSパルキアVSダークライ』 鷹岬諒
  • 『ギラティナと氷空の花束シェイミ - 劇場版ポケットモンスターダイヤモンド・パールスペシャルコミック』 ひじおか誠
  • 『アルセウス超克の時空へ』 溝渕誠
  • 『幻影の覇者 ゾロアーク』 井上桃太
  • 『ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ』 斉藤むねお
  • 『ポケットモンスタールビー・サファイア まんがで読む4つ星攻略』 日下秀憲、吉野恵美子 (ISBN 4-09-106101-X)
  • 『ポケットモンスターエメラルド 挑戦!バトルフロンティア』 伊原しげかつ (ISBN 4-09-143361-8)
  • 『ポケモン 4コマギャグ劇場』 姫野かげまる (ISBN 4-09-149541-9)
  • 『ポケットモンスター 4コママンガ劇場』 向水遙 (エニックス出版局、ISBN 4-87025-922-2)
  • 『ポケットモンスター 4コマDX』 山本まるみ (ソフトバンククリエイティブ、ISBN 4-7973-0055-8)
  • 『ポケットモンスター 4コマギャグバトル』 (光文社)
  • 『ポケモン 4コマ笑事典』 やましたたかひろ (ISBN 4-09-295112-4)
  • 『ポケモン レッツゴー! だじゃれクラブ』 春風邪三太
  • 『ポケットモンスター 4コマ大百科』 やましたたかひろ
  • 『ポケモン4コマまんが全集』 春風邪三太
  • 『ポケモンゲットだぜ!』 あさだみほ
  • 『ポケモンカードになったワケ』 姫野かげまる (メディアファクトリー、ISBN 4-88991-717-9)
  • 『まんが版 ポケットモンスター全書』 中村里美 (ISBN 4-09-259084-9)
  • 『めざせ!!カードマスター』 印照 (ISBN 4-09-149544-3)
  • 『ポケットモンスター おはなし超ひゃっか』
  • 『ポケットモンスター ホライズン』 やぶのてんや
  • 『ポケモンえにっき ポケモンじまのなかまたち』 ふくやまけいこ (ISBN 4-09-253275-X)
  • 『ポケモンDP4コマ劇場』 松島リュウ
  • 『ポケモンだにへ ピカチュウのだいぼうけん』 小北和哉、天野雅栄 (ISBN 4-09-747212-7)
  • 『ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊』 溝渕誠 (ISBN 4-09-140235-6)
  • 『ポケットモンスターダイヤモンド・パール物語 ポケモンDP』 伊原しげかつ
  • 『ポケットモンスターHG・SS ジョウの大冒険』 松島リュウ
  • 『ポケモン不思議のダンジョン 炎の探検隊』 溝渕誠 (ISBN 978-4-09-140670-5)
  • 『ポケモンクイズパズルランド ピカチュウは名たんてい』 須藤ゆみこ (ISBN 978-4-09-140680-4)
  • 『ピカチュウのかくれんぼ』 須藤ゆみこ
  • 『ピカチュウVSエビワラー』 須藤ゆみこ
  • Webコミック『Wミッションストーリー ポケモンレンジャー the Comic』 日下秀憲、山本サトシ
  • Webコミック『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』 杉森建
  • 『快盗!ポケモン7』 あさだみほ
  • 『ポケットモンスター RéBURST』 楠出尽、田村光久
  • 『究めろ!! ポケモンB・W』
  • 『ポケットモンスターB・W 炎雷の英雄』
  • 『ポケットモンスターB2・W2~新たなる伝説~』
  • 『ポケットモンスターB・W グッドパートナーズ』 険持ちよ、七月鏡一 (ISBN 978-4-09-141680-3)
  • 『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』 月梨野ゆみ
  • 『ポケットモンスター チャモチャモ☆ぷりてぃ♪』 月梨野ゆみ
  • 『ポケットモンスター 〜リコの宝物〜』 おりとかほり
  • 『ポケットモンスター 〜よりみちぼるてっかーず!!〜』 喜瀬りっか

絵本作品[編集]

  • ポケモンえほん
  • 『なかよし3びき ポケモンたびにっき』 文 - カサハラチュウ 絵 - よしのえみこ
  • 『ポケットモンスター ピカブイのほっこりDAYS』 作 - すずきさなえ 絵 - ふじのきともこ
  • <モンポケえほんシリーズ>ピカチュウとはじめてのともだち 作 -まつおりかこ
  • <モンポケえほんシリーズ>ピカチュウとよるのたんけん 作 -まつおりかこ

雑誌[編集]

  • ポケモンワンダーランド(小学館) - 不定期雑誌
  • ポケモンファン(小学館) - 不定期雑誌
  • Pokémon イーブイとあそぼう!(宝島社)
  • monpoké 2021 AUTUMN/WINTER COLLECTION BIG MULTI POUCH BOOK(宝島社)
  • monpoké 3rd anniversary 収納ケース BOOK (宝島社)

その他関連商品[編集]

ポケモンカードゲーム(共通)
ポケットモンスターをモチーフにしたトレーディングカードゲーム。プレイヤーをポケモントレーナーに見立て、ポケモン同士のバトルをトレーディングカードゲーム形式の対戦で再現している。
ポケモンずかんカード
カードダスのブランドで発売されているカード。ゲーム要素はない。
ポケモンバトルカードe+
『ルビー・サファイア』にゲストトレーナーを呼び込んだり、特殊なアイテムを手に入れるためのカードe+。12種類のパッケージが存在する。
ポケモンコロシアム ダブルバトルカードe+
『コロシアム』にバーチャルトレーナーを呼び込むカードe+。4種類のパッケージが存在する。
ポケモンバトルカードe+ ファイアレッド&リーフグリーン
『ファイアレッド・リーフグリーン』のタイムアタック系イベント「トレーナータワー」を強化するカードe+。全44枚。読み込む枚数および順番によりトレーナータワーの内容と賞品が変化する。
ポケモンバトルカードe+ エメラルド
『エメラルド』の「トレーナーヒル」のタイムアタック系イベント「トレーナーヒル」を強化するカードe+。全66枚。概要は上記と同様だがマップ構造も変化させる。
ポケモーション
バトルえんぴつ
ポケモン シール烈伝
みつけてピカチュウ しっぽでバンバン
ポケットモンスターの音楽
アニメ版ポケットモンスターシリーズの主題歌・挿入歌はたびたび一新し、膨大な曲数に上る。最初の主題歌『めざせポケモンマスター』は純粋なアニメソングとしては異例の185万枚のミリオンセラーとなった。詳しくはCategory:ポケットモンスターの音楽を参照のこと。
小説「ポケットモンスター The Animation」シリーズ(スーパークエスト文庫)
アニメ初期にシリーズ構成を務めた首藤剛志著書の「小説版ポケットモンスター」。アニメ第1話から第7話までの内容がノベライズされている。
  • 『ポケットモンスター―The animation (Vol.1) 』 ISBN 4-09-440541-0
  • 『ポケットモンスター―The animation (Vol.2) 』 ISBN 4-09-440542-9
ゲームブック「ポケットモンスター」(アスペクト、ファミ通ゲーム文庫)
雑誌 小学館スペシャル「ポケモンワンダーランド」(不定期刊行)
歴代悪事団体マジックインキ(寺西化学工業とのコラボレーション)
赤・緑・青・ピカチュウ〜X・Yまでの悪事団体のイメージカラーを揃えた8色セット。

ゲームデータの配布と関連商品との連動[編集]

シリーズ第1作目『赤・緑』の「ミュウ」に始まるゲームデータ配信は、シリーズを通して続いている。

配布イベントはさまざまな媒体や店舗などで行われている。無料での配信の場合もあるが、映画の前売り・鑑賞券、雑誌などの購入特典として配信されることもある。また、配信されるポケモンが数種類の内でランダムであったり、タマゴの状態(孵るまでどのポケモンか不明なことも多い)で配信される場合もある。欧米では有料での配信サービスについては、ユーザーがソフト本体以外の金銭を払わずとも日本版と同様のデータを受け取れるようになっている。

『赤・緑・青・ピカチュウ』 (1996 - 1999)
幻のポケモン「ミュウ」はゲーム中では入手できず図鑑完成にも影響しないが、当時大きな話題を呼んだ。基本的に抽選での当選者のみに配られ、バグ技などを除くと入手方法はなかった。
『金・銀・クリスタル』 (1999 - 2002)
新たな幻のポケモン「セレビィ」が登場。前作におけるミュウと同様に配布が行われたほか、『クリスタル』ではモバイルシステムGBのイベントでセレビィを入手することもできた。ミュウに関しては配布イベントがなく、前作で配布されたものを「タイムカプセル」で連れてくる必要があった。
『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』 (2002 - 2006)
この世代から映画との連動が始まり、前売り券に特定のポケモンまたはどうぐの引換券が付くようになった。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』 (2006 - 2010)
映画との連動のほかに、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したサービスも開始され、自宅の無線LANやDSステーションを利用して特定のデータを受け取ることができた。
『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』 (2010 - 2013)
引き続き映画との連動や、Wi-Fiコネクションによるデータの配信などが行われた。
また、シリーズ初となるWEBサイトとの連動サービス「ポケモングローバルリンク」が始まり、隠れ特性を持ったポケモンや幻のポケモンなどを入手できた。他にも関連商品に同梱のシリアルナンバーや合言葉を入力して入手できるものもあった。
『X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』 (2013 - 2016)
『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』 (2016 - 2019)
『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 (2018・2019)
『ソード・シールド』 (2016 - 2019) 
『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(2019‐2022) 
『スカーレット・バイオレット』(2022‐)  
Wi-Fiコネクションに代わりニンテンドーネットワークによる配信となった。
映画の前売券における特典は券にシリアルナンバーが付与されるようになり、店頭での受け取りは『光輪の超魔神 フーパ』のおでましポケモンを除いて廃止された。

関連施設、イベント[編集]

ポケモンセンター
オリジナルも含め、数多くのポケモングッズを取りそろえるショップ。ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、各国・各地の店舗や移動型店舗、オンラインショップまで、多角的に展開する。名称の由来は、ゲーム内に存在する療養施設「ポケモンセンター」から。
ポケモンストア
上記ポケモンセンターの小型店舗として主要ターミナル内などで展開。
ポケモンセンターなつまつり・ふゆまつり
有名百貨店などで開かれる季節限定イベント。
ポケモン・ザ・パーク
ポケモンの作中の世界をモチーフにした遊園地。2005年に名古屋、2006年に台湾で開催。名古屋での詳細はPokémon The Park 2005を参照。
ポケモンEXPOジム
大阪府吹田市のEXPOCITY内にあった体験型施設。EXPOCITYと同時に2015年より開業。2017年に営業終了。
ポケモンフェスタ
小中高校の夏期休暇期間に開催される、ポケモンおよび任天堂ハードゲームの展示ショウ等のイベント。携帯ハードゲームやカードゲームの公式大会等も行われる。
JR東日本ポケモンスタンプラリー
小中高校の夏期休暇期間に開催される、首都圏におけるJR東日本の駅を舞台としたスタンプラリー企画。1997年から開催(2001年除く)。JR北海道やJR東海およびJR四国を除くJR旅客各社の他に名鉄など一部の私鉄や地下鉄でも実施。スタンプラリーを参照
セブン-イレブンポケモンスタンプラリー
2005年の夏から開催。セブンイレブンの店舗を回り、スタンプを集める。
ポケモン列車
JR東日本が上記のスタンプラリーの一環として、山手線でポケモンのラッピングをした列車をほぼ毎年夏に運行しているほか、名鉄でも2007年の春以降、新作映画の宣伝キャンペーンの一環として運行されている。2008年には、ポケモンジェットを運航しているANAとタイアップし、東北新幹線などJR東日本管内の新幹線車両にポケモンのラッピングを施した「ポケモン新幹線」を運行している。東北地方では下記にあるPOKÉMON with YOUの一環として「POKÉMON with YOU トレイン」も運行している。
ポケモンジェット
1998年に初号機が全日本空輸から就航。近年、「そらとぶピカチュウプロジェクト」を実施。2023年から全日本空輸から特別塗装機「ピカチュウジェットNH」「イーブイジェットNH」がボーイングから就航した他、ANA出資エアライン(ソラシドエア、スカイマーク、AIRDOなど)とピカチュウ以外にロコンやナッシーの地域に根差したご当地ポケモンの塗装機が就航。また、国外の航空会社でポケモン特別塗装機を運航。
POKÉMON with YOU
「POKÉMON with YOU - ポケモンはいつもキミといっしょ -」は東日本大震災の復興支援としてスタート。募金活動、被災地をワゴンで訪問して、ポケモン映画の上映やポケモンを使った工作などで子供たちを笑顔にすることを目的としている。公式ウェブサイトでは活動の様子などを公開している。
ピカチュウ大量発生チュウ!
2014年から例年8月のお盆期間中に横浜みなとみらい地区で開催されている。2018年及び2019年には、イーブイの大行進も行われた。また、桜木町駅とのコラボレーションも例年行われている。2020年は中止され、代替イベントとして「ポケモンバーチャルフェスト」を開催した。
ポケモンオリジナルポスト
日本郵便が株式会社ポケモンと連携し、神奈川県横浜市内の2か所にオリジナルポスト3台を設置。横浜市役所前にピカチュウとイーブイ、横浜桜木郵便局前にポッチャマのオブジェが上部に取り付けられ、モンスターボールが描かれたポストが2021年7月から設置された。2022年6月30日までだったが、好評につき2026年6月30日までに延長。また、香川県高松中央郵便局前には「ヤドンのポスト」がある。
ポケモンワールドチャンピオンシップス
毎年開催されるポケモンゲームの公式世界大会で賞金(奨学金)付き。2023年8月、神奈川県横浜市にて国内で初めて開催された。
ポケモン竜王戦
2015年から現在まで5回開催。1回と2回は小学生までが参加対象であったが、3回大会からはその年齢制限がなくなった。2020年は中止され、2021年に『ポケモン竜王戦2020』として開催。
プロジェクトイーブイ
2017年11月20日に特別サイト、Twitter及びInstagramを開設し、同年11月21日に運営を開始したイーブイとその進化形8種類を応援するプロジェクト活動。多数の企業とのコラボレーションや応援訪問見学、最新の情報の告知、グッズ展開、イーブイズの応援などを行なっている。株式会社ポケモンが運営しており、担当者は2021年3月から現在まで3代目(1代目:2017.11〜2018.12、2代目:2019.1〜2021.2)。
ポケモンローカルActs
2018年4月以降に日本国内の地域(都道府県単位)で「推しポケモン」を選定し、両者の魅力を同時に発信する取り組み。イベントの実施や特産品とのコラボレーション商品の発売等が行なわれているが、キャラクター使用料は地域とポケモンそれぞれのファンを増やす相乗効果を考慮し、無償としている。
前述のPOKÉMON with YOUの立ち上げやポケモンGOによる地方への経済効果をきっかけに始動し、2019年7月に上記名称でポータルサイトを開設し、各地域の取り組みをまとめている。
ポケふた
ポケモンのキャラクターがデザインされたマンホールの蓋(ご当地マンホール)。2018年4月29日に「鹿児島県指宿市スポーツ・文化交流大使」として任命されたイーブイのマンホール蓋が2018年12月に指宿駅前に設置 されたことが実質上の前身となった。2019年7月に「ポケふた」の名称で日本国内各地への展開が発表され、以降はポケモンローカルActsの一環として扱われるようになった。2020年8月21日に100枚目のポケふたが町田市(田尻智の出身地)に設置された。
ラッキー公園
ラッキーを表象にした公園。第1号は福島県双葉郡浪江町道の駅なみえにて、2021年12月12日に開園予定。郡山市、河沼郡柳津町、会津地方大沼郡昭和村にも順次開設を予定している。ラッキーをモチーフにした複合遊具他、多種のポケモンの遊具が備えられている。2019年に福島県と連携協定を締結し、ラッキーは「ふくしま応援ポケモン」に任命されている。また、ポケモンの原作者でゲームクリエイターの田尻智の父は浪江町出身のため、これまで町に紅房桜を寄贈するなど故郷の復興の支援をしていた。『ラッキー×福島県公式サイト 』。

日本国外でのポケットモンスター[編集]

日本国外での展開
「ポケットモンスター」は1998年にE3に出展(一部のポケモンの名称が製品版と異なる)。同年9月7日にアメリカでテレビアニメの放送がスタートし、同28日にゲームボーイソフト『POKÉMON』が価格29ドル95セントで発売された。これを皮切りに、世界各国でテレビアニメの放送とゲームソフトの発売が開始された。英語版YELLOW(和名 - ピカチュウバージョン)はゲームソフトにおけるミリオンセラーの最短記録としてギネス・ワールド・レコーズに掲載されている。
1999年11月12日に映画『Pokémon The First Movie』(日本版名 - 『ミュウツーの逆襲』)が全米3000館で公開され、興行収入8000万ドル、その他の国々で9100万ドルを記録した。この作品のサウンドトラックCDは初回出荷枚数100万枚を突破し、全米チャート8位を記録した。
スマホゲーム「Pokémon GO」が2016年7月にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで先行配信され、その後世界的な社会現象を引き起こした。
2001年にロシアの子供番組『Спокойной ночи, малыши!』(『おやすみ子供たち』、『おやすみなさい、子供たち!』、英語版)のロシア公共テレビでの放送が打ち切られた際、日本では「ロシアの代表的子供番組が『ポケモン』に敗れた」という報道がされた。
アメリカのパレードイベント「Macy's Thanksgiving Day Parade」に巨大バルーンを提供しており、2021年現在第4版まである。第4版は、25周年を記念してピカチュウの他に、イーブイが加わっている。
テレビ朝日の『決定!これが日本のベスト』での「好きな日本アニメは?」というアンケートで、アニメ版ポケットモンスターが2位にランクインした。
日本国外版のゲームソフト
英語版ではポケモン名・地名・人名などが国柄に合わせた形に英訳されている。また民家の仏壇が「ディグダの像」に、道具の「饅頭」「煎餅」が「キャンディバー」「クッキー」に、通貨である「円」が「ポケドル」になるなど日本的なものは一部差し替えられている。なお英語版に続き各国で発売されたソフトは、英語名を元にしている部分が多々ある。
日本語版での『赤・緑』は、日本国外版では星条旗の色と同じ『赤・青』として発売された。ただし、『青』の内容は日本語版での『緑』と同じものである。
ゲーム内容はほぼ変化はないが、『金・銀』で一部ポケモンの出現種類が異なったり、『ポケモンコロシアム』ではボーナスディスクでの入手ポケモンが差し替えられている。『ファイアレッド・リーフグリーン』では主人公の家やタマムシデパートにあるゲーム機のグラフィックが異なっている。また、DS版ではゲームコーナーの内容が変更になっているものもある。
GBソフトである『金・銀』までは名前文字数の関係からか日本国外版との通信は正常に働かないが、GBAになりデータ形式が一新された『ルビー・サファイア』からは日本国外版との通信が可能となっている。一部の通信では一時的に文字化けすることが確認されているが問題はない。
DS版以降では異なる言語のソフトで手に入れたポケモンを通信で手に入れると、ポケモン図鑑にその言語での解説文が追加される(日本国外のGBA版で手に入れたポケモンでも可。『ダイヤモンド・パール』では一部のポケモンに限る)。ニンテンドーWi-Fiコネクション・ニンテンドーネットワークを利用した世界規模の通信が可能であることもゲーム内で示唆されている。
日本以外での「ポケットモンスター」の名称
アメリカで『Monster in My Pocket』という商標が既に登録されていたため、多くの国々では「ポケットモンスター」ではなく、タイトルの省略形である「ポケモン (POKÉMON) 」を採用した。日本国内版においても『ルビー・サファイア』以降はこの英語表記を用いている。
Éの上のアクセント記号は、このEが黙字でなく、発音をもつEであることを表すもので、公式では原則として必ずアクセント記号が付加される。発音は[ˈpoʊkeɪˌmɒn]もしくは[ˈpoʊkɪˌmɒn]。
中国語においては意訳が採用されており、台湾では『神奇寶貝』(訳 - 不思議ベイビー)、香港では『寵物小精靈』(ペット妖精)である。正式に翻訳される以前は『口袋怪物』等の直訳が用いられることもあった(口袋はポケットの意)。2015年7月10日から中国では『精霊宝可夢』(宝可夢はポケモンの音訳)という正式作品名が採用された。

関連ニュース・話題[編集]

作品中の名前などの由来
各作品中の固有名詞は、『赤・緑』系、『金・銀』系では各街の名前が色の呼び名(特に日本語での古式ゆかしい名称)で統一されているなど、何らかのコンセプトに沿って命名されている。なお、『赤・緑』系のスタート地点となる町「マサラタウン」は、「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で「まっさら」から付けられている。また、多くの主要キャラクターの名前の由来は植物からとられている。
ポケモンの舞台となっているカントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方、イッシュ地方、カロス地方、アローラ地方、ガラル地方、パルデア地方は、それぞれ関東地方、東海-近畿地方-四国地方(徳島県・香川県)、九州地方、北海道本島等、アメリカ合衆国ニューヨーク州、フランス、ハワイ、グレートブリテン島、イベリア半島がモデルになっている。
バンダイのアンケート
バンダイが1998年に実施した「好きなキャラクター」のアンケートで、『ポケットモンスター』が男児・女児共に第1位を獲得した。支持率は男児27.7%、女児27.4%。
ポケモンおじさん
2000年頃にかけてポケモン関連のテレビCMにレギュラー起用されていた綿引勝彦は当時、ファンの間から「ポケモンおじさん」と呼ばれていた。ヤクザ映画やNHK大河ドラマにも多数出演している強面の綿引がポケモンゲームにはまっていく様子を愛嬌たっぷりに描いたCM群は、当時大きな話題を呼んだ。
『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引初登場)
『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
『ポケモンスタジアム金銀』のCMを最後に担当が替わり、以降は別のタレントが起用された。
多数のバグ
ゲームシリーズ初期は、当時では複雑なシステムゆえに群を抜いてバグが多かった。初代ポケモンでは、公式イベントでしか手に入らないはずのミュウが入手できたり、けつばんを筆頭とするバグポケモンが現れたり、フィールドの壁を抜けられるようになるなどの破天荒な物も多かったため、バグ探しもポケモンの楽しみ方の一つとなった。
なお、出荷ごとにバグフィックスを行うなど、適切な企業努力は行われており、後期出荷のものはほとんどバグは発生しない。また、GBA版からはパッチ配信によるバグフィックスが行われている。
一般社団法人日本記念日協会の記念日認定
2018年11月21日に『イーブイの日』、2020年2月27日に「Pokémon Day』が上記協会の記念日として登録された。『イーブイの日』は、「11(イー)月21(ブイ)日」と語呂合せからファンの間で親しまれ、2017年には公式公認となった。また、公式応援プロジェクト「プロジェクトイーブイ」のサイト及びSNS(Twitter,Instagram)公認開設日でもある。『Pokémon Day』は、『ポケットモンスター』シリーズの第1作『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された1996年2月27日を記念としており、「Pokémon Presents」の配信や著名なアーティストとのコラボ、ポケモン人気投票など各種イベントが毎年開催されている。
「水の日」大使
「水の日(8月1日)」は、平成26年に制定された水循環基本法において、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深める日として位置づけられ、その応援大使として、みずタイプで、とくせいが「ちょすい」である「シャワーズ」が任命された。
オタク用語辞典への収録
三省堂が2023年11月に刊行する『オタク用語辞典 大限界』(名古屋短期大学小出ゼミ〈2022・2023年度生〉著)では、「ポケモン界隈用語」だけを収録した章が存在する。


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