ベイ・コミュニケーションズ
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株式会社ベイ・コミュニケーションズ(英: Bay Communications Inc.)は、大阪府大阪市福島区に本社のあるケーブルテレビ局である。愛称は「Baycom」(ベイコム)。
阪急阪神東宝グループに属しており、阪急・阪神の各鉄道沿線を中心とした大阪市西部から兵庫県南東部(阪神間)にかけての計4市でケーブルテレビ事業を展開している。
沿革[編集]
従来は現在のサービスエリアの4つの都市に1つずつケーブルテレビ局が存在したが(何れも平成初期に開局)、兵庫県側の3局が2000年4月1日をもって合併し、さらに2004年10月1日をもって大阪府側の局とも合併して誕生したのが「Baycom」である。
- 1989年(平成元年)12月14日 - チャンネルウェーブあまがさき(CWA)設立(サービス地域 - 尼崎市)。
- 1990年(平成2年)4月4日 - ケーブルビジョン西宮(CVN)設立(サービス地域 - 西宮市)。
- 1991年(平成3年)
- 4月1日 - シティウェーブおおさか(CWO)設立(サービス地域 - 大阪市の現在とほぼ同一の地域)。
- 8月27日 - ケーブルビジョンアイ(CVi)設立(サービス地域 - 伊丹市)。
- 1996年(平成8年)10月1日 - CWA、インターネット接続サービス開始。回線は阪神電鉄系の企業・アイテック阪神による「ベイエリアインターネット」(BAI)を利用。
- 1997年(平成9年)
- 4月1日 - CVi、インターネット接続サービス開始。回線はZAQ。
- 9月1日 - CVN、インターネット接続サービス開始。回線はBAI。
- 10月1日 - CWO、インターネット接続サービス開始。回線はBAI。
- 1998年(平成10年)10月1日 - CWO、インターネット接続サービスの回線をZAQとBAIの併用に変更。
- 2000年(平成12年)4月1日 - CWA・CVi・CVNの3社が合併、「阪神シティケーブル(HCC)」となる。本社は尼崎市、回線はBAI。
- 2004年(平成16年)10月1日 - CWOとHCCが合併し「Baycom」となる。本社はCWOのある大阪市福島区。回線はZAQとBAIを併用。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 関西のケーブルテレビ初のデジタルコミュニティチャンネルを放送開始。チャンネル番号は111(リモコンキーIDは11)。
- 2009年(平成21年)10月1日 - デジタル多チャンネル放送の一部でHD放送を開始。
- 2010年(平成22年)10月1日 - 京阪神ケーブルビジョンから、大阪市住之江区の南港ポートタウン地区で実施していたケーブルテレビ事業(ポートタウンケーブル局)を譲受。
- 2011年(平成23年)
- 1月31日 - アナログ多チャンネル放送を終了。
- 4月1日 - デジタル多チャンネル放送のHDチャンネルを追加。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 多チャンネル放送のHDチャンネルを追加。
- 2013年(平成25年)5月1日 - 多チャンネル放送の一部チャンネルにおいて、字幕放送(クローズドキャプション方式)を開始。
- 2014年(平成26年)
- 6月2日 - 4K試験放送チャンネル『Channel 4K』の配信を2016年(平成28年)3月31日までの期間限定で実施(大阪市と尼崎市のみ)。
- 10月1日 - 「Baycom」としての誕生10周年。多チャンネル放送のほぼ全チャンネルのHD化達成。
- 2018年(平成30年)12月1日 - 一戸建て住宅向けに光回線を用いた「Baycom光」の提供を開始。同サービスの契約世帯向けに、BS放送のパススルーと4Kチャンネルの放送を開始。
- 2020年(令和2年)1月27日 - 4Kチャンネルのトランスモジュレーション方式での配信を開始。「Baycom光」の未契約世帯(同サービスを提供していない集合住宅を含む)でも、対応するSTBを通じて4Kチャンネルの視聴が可能となった。
- 2023年(令和5年)
- 1月25日 - 4K 8K放送に対応するため、ACAS方式による放送を開始(2022年10月1日より開始予定だったが延期された)。従来のC-CAS方式とは異なる放送配信サービスを利用して放送するため、各チャンネルの番号が変更となり、ACAS方式に未対応のSTBをレンタルしている場合は順次交換が行われる。
- 4月1日 - 姫路ケーブルテレビ(WINK)およびBAN-BANテレビと多チャンネル放送のラインナップを統一(オプションチャンネルを除く)。当社ではWOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽の放送を新たに開始した。