トレンディエンジェル
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トレンディエンジェルは、吉本興業に所属する斎藤司とたかしからなる日本のお笑いコンビ。2013年オンバト+第3代チャンピオン、2015年M-1グランプリ王者。略称は「トレンディ」、「トレエン」。2人ともアイドルグループ・吉本坂46のメンバーである。
メンバー[編集]
斎藤 司(さいとう つかさ、1979年(昭和54年)2月15日- )ボケ担当(たまにツッコミ)、立ち位置は向かって右。
- 神奈川県横浜市出身(生まれは東京都町田市)。
- 血液型AB型。
- 愛称は「つーおじさん」「斎藤さん」。
- 舞台衣装はノーネクタイのスーツ姿。まれにネクタイをつける。
- 弟妹が1人ずついる。
- 日本大学商学部商業学科卒業後、アルバイト社員として楽天へ入社。主に法人部門の営業マンとして勤務していた。勤務態度と営業成績が良かったため上司から契約社員になるよう誘われるも、お笑いへの想いが強かったためこの勧めを断っている。楽天時代、同時期に部署こそ違うがGREEの創業者・田中良和と同僚だった。2017年4月25日に東京ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ戦直前に、元楽天社員として始球式を行った。
- ダンス、ファッションに興味を持っている。
- GACKT、河村隆一、堂本剛、hydeなどの歌唱ものまねを得意とする。
- 高校生の時に母親が乳癌で逝去し、以降は父親の手によって育てられた。
- 2016年春からポメラニアン(オス。名は虎太郎)を飼い始めた。
- 反町隆史に憧れを持っている。
- 2017年12月24日に、九州出身20代の一般人女性との結婚を発表。
- 2018年6月6日、第1子女児が誕生。
- 2020年9月2日、第2子男児が誕生。
たかし(本名及び旧芸名:須藤 敬志〈すどう たかし〉1986年(昭和61年)1月30日 - ) ツッコミ担当(たまにボケ)、立ち位置は向かって左。
- 東京都小平市出身。
- 血液型B型。
- ややハスキーな甲高い声が特徴的。
- 小学3年生の頃から現在の髪型になったとのこと。
- 黒縁の眼鏡を着用している。
- 舞台衣装はワイシャツに蝶ネクタイとサスペンダーつきの半ズボン。稀にAKB48・あっとぐみのロゴ入りシャツを着る。
- 左利きである。
- 前田敦子(元AKB48)のファン。AKB48がデビューした当時から前田目当てにAKB48劇場へと通っていた。
- メイド喫茶が好きで、舞台出番の中休みにも赴くほど。
- 芸人の間では酒豪として知られており、ウォッカを数時間飲み続けても酔いつぶれないほど。
- 千葉ロッテマリーンズのファン。1998年、記録的な連敗が続いていた試合中に同点ホームランを浴びてしまい、崩れ落ちた黒木知宏の姿を見たのが契機になったと語っている。2023年7月に東京ドームにて行われたロッテ主催試合(対埼玉西武ライオンズ戦)で始球式を務めた。
- マセキ芸能社のピン芸人だったわたなべるんるん(現在は引退)とかつて交際し、同棲もしていた。
- 麻雀が好きで、一月に8回役満を上がったことがある。
- バク転ができる。
芸風[編集]
- 漫才
- 時事ネタや巷で話題となってるトレンドを題材に主にハゲを用いた言葉遊びを主軸とした、テンポの速い漫才が特徴。ツカミは斎藤がたかしに「お兄さん、トレンディだね」と肩を叩きながら呼びかけ、2人で「うん、トレンディエンジェル!」と合唱して互いの体を交差させながら、それぞれ片手を水平に胸の前にかざす決めポーズ。その後にたかしがネタの入り前に同い年の有名人を挙げる自己紹介をして、斎藤がそれに絡んだ自己紹介をする。
- たかしのフリを受け、斎藤が「誰だと思ってんだオマエ、斎藤さんだぞ?」とスーツの上着の前を開く仕草をしながらセクシーボイスで自らを誇示する。
- 斎藤の「ペッ」は、突然表情を崩して素っ頓狂に発声する。
- デビュー当初は漫才と並行して普通のコントも行っていたが、先輩の大谷ノブ彦(ダイノジ)から「お前なんでハゲてんのに、ハゲを活かしたネタをやらないんだ」と言われて「ハゲで笑いを取るような時代じゃないと思ってます」と返したところ、「まずそれを処理しないと、お客さんが困惑するだろ」と助言されたためそれからハゲネタをやり始めるようになった。
- ネタ作りは両者でボケを出し合いながら行う。
- ハゲラップ
- ハゲをネタにすることが多い。ラップ形式でリズムを刻みながら、お互い髪が薄いことをネタにするハゲラッチョという持ち芸もある。このネタは『エンタの神様』で「ハゲラップ」という名称がついた。格言、明言をハゲネタにパロディ化することもある。
交友関係[編集]
- コンビ仲が良い事を公言している。
- アントニー(マテンロウ)やバイク川崎バイクは、たかしの紹介でメイド喫茶に行ったことがある。
- ウーマンラッシュアワーと仲が良く、共にNSCの説明会に訪れている。
- 結成当初は山口尚志を含めたトリオだったが短期間で脱退、現在は作家として引き続きトレンディエンジェルに関わっている。なお、山口は若ハゲではなかった。
- 脱退の原因は、ある時に山口が遅刻をし、それを斉藤から激しく叱責されたため。
プライベート[編集]
- ichi Kis-My-Ft PE!(イチキスマイフット ペッ!)
- Kis-My-Ft2へのリスペクトから生まれたユニット。
- メンバーは斎藤の他にイチキップリン、細野哲平(ありがとう)、しいはしジャスタウェイ(元御茶ノ水男子)、ヤジマリー。(スカチャン)、きょん(コットン)、光永による7人。
- 「やらせてもらってるからには、中途半端なものはできない」という意気込みの下で活動している。
- ウォーターメロンボーイズ
- 2014年9月1日、東京ディズニーランドにて総勢21人のおじさんがスイカの色合いをした服装で園内を練り歩き、お客さんを盛り上げた。
賞レースでの戦績[編集]
- 2004年 M-1グランプリ 2回戦進出
- 2005年 M-1グランプリ 2回戦進出
- 2006年 M-1グランプリ 2回戦進出
- 2007年 M-1グランプリ 3回戦進出
- 2008年 M-1グランプリ 3回戦進出
- 2009年 M-1グランプリ 準決勝進出
- 2010年 M-1グランプリ 準々決勝進出
- 2011年 THE MANZAI ワイルドカード決定戦進出
- 2012年 THE MANZAI 決勝Bブロック3位
- 2013年 オンバト+第3回チャンピオン大会優勝(3代目チャンピオン)
- 2013年 THE MANZAI 認定漫才師 ※ワラテンテストプレーヤー抜擢
- 2014年 THE MANZAI 決勝Bブロック1位・最終決戦2位
- THE MANZAI 2014決勝で見せたネタは、一度も観客の前で試したことのない全くの新ネタだった。
- 新ネタを決勝でいきなり披露したことについて斉藤慎二(ジャングルポケット)は「普通の人はそんなことできない」と語っている(2014年12月18日よしログにて)。
- 過去4回のTHE MANZAI決勝・最終決戦に上がったコンビの中で最も芸歴が短い。また、たかし(28歳)はその中でも最年少の芸人。
- トレンディエンジェルの優勝予想ランキングは33位/50組、サーキットランキング決勝進出者11位/11組。
- トレンディエンジェルが勝ち上がった決勝Bブロックはサーキットランキング1位の学天即、2位の囲碁将棋、3位の馬鹿よ貴方はが集まったため「死のグループ」と呼ばれていた。
- 2015年 M-1グランプリ 優勝(決勝2位・敗者復活枠)※敗者復活枠からの優勝はサンドウィッチマン以来史上2組目で、ノーシードからの優勝は初だった。
- 「オンバト+」と「M-1グランプリ」の両方で優勝した唯一の芸人となった。
受賞[編集]
- 2016 GQ Men of the Year
出演[編集]
テレビ[編集]
現在の出演番組[編集]
レギュラー番組
- パズドラ(テレビ東京)- たかしのみ、バラエティパートに出演。
特別番組
- Cygames THE MANZAI マスターズ(2015年 - )
- ENGEIグランドスラム(フジテレビ)
- エンタの神様(日本テレビ)
不定期出演
- お願い!ランキング(テレビ朝日)
- ニンゲン観察バラエティ モニタリング(TBS)
- ロンドンハーツ(テレビ朝日)
- 有吉の壁(日本テレビ)
- アメトーーク!(テレビ朝日)
過去の出演番組[編集][編集]
- おはスタ(テレビ東京、不明 - 2011年5月、2013年4月 - 2014年4月、2015年4月 - 8月、2015年12月 - 2016年2月、2020年9月21日)
- 情報ワイド てっぺん静岡 - てっぺんファミリー
- 中居くん決めて!(TBS、2018年10月22日 - 2020年3月23日)- 番組開始から2019年1月28日まではサンドウィッチマン・平成ノブシコブシと週替わりで不定期出演、翌週より毎週レギュラー出演に昇格。
- NHK高校講座 コミュニケーション英語Ⅰ(NHK Eテレ 2017年-2021年)
- Cheeky's a GoGo!(BSよしもと、2022年3月 - 2023年6月)- 木曜MC
バラエティ[編集]
- 中部日本コメダ検定(2016年9月16日、CBCテレビ)- 司会
テレビドラマ[編集]
- 都市伝説の女(鏡 役、テレビ朝日)
- ふなっしー探偵(2016年1月7日、フジテレビ)- 制服警官 役
- 民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜(2017年、フジテレビ)
- 斎藤:レギュラードラマ
- たかし:スピンオフドラマ
- 信長のスマホ(日本放送協会、2023年)- 斎藤:斎藤道三役、たかし:猪子兵助役
ラジオ[編集]
- トレンディエンジェルのPePePeラジオ(2016年1月 - 、文化放送)- パーソナリティ
ウェブテレビ[編集]
- マイナビオールスター2018大討論会×サントリー-196℃ ストロングゼロ(2018年7月14日、AbemaTV SPORTSチャンネル)
- ロンドンハーツ 究極恋愛シミュレーション ラブマゲドン 全3回(2023年9月12日 - 26日、TELASA)たかしのみ
CM[編集]
- Cygames「グランブルーファンタジー」(2015年)
- ユニクロ(2016年)
- BOAT RACE振興会「タイナマイトボートレース」(2016年)
- バイドゥ「Simeji」(2016年)
- アートネイチャー(2017年)
ライブ・舞台[編集]
- LIVE STAND
- 神保町花月公演
- スターの光! (2007年8月11日 - 8月17日)
- 難民先生! (2008年4月30日 - 5月6日)
- TRNDY ANGEL WORLD TOUR "JAPeeeeeN!!"(2016年4月29日 - 8月14日)
- スーパー銭湯LIVE「ユーラン・ルージュ~笑いの源泉かけ流し!~」(2022年6月3日・4日、よみうりホール)
- ミュージカル『ファンタスティックス The Fantasticks』(2022年10月23日〜11月14日、日比谷シアタークリエ)- ハックルビー 役:斎藤
テレビアニメ[編集]
- デュエル・マスターズ VSRF(2016年10月9日、テレビ東京)- 本人役
- トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察(2017年4月15日、TBS)- 強盗役
- オッドタクシー(2021年4月 - 、テレビ東京ほか)- 樺沢役(たかし)
劇場アニメ[編集]
- 映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年) - 樺沢役(たかし)
- それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント(2023年) - ロボじい役(斎藤司)、ロボ・カビルンルン役(たかし)
書籍[編集]
- 日めくりカレンダー「まいにち、ハゲラッチョ! 〜コンプレックスがキミの武器になる〜」(2016年4月8日、ヨシモトブックス)
CD[編集]
- 耳で感じる斎藤さんだぞ 〜女は耳で恋に落ちる〜(2016年6月17日、よしもとアール・アンド・シー)
YouTube[編集]
2020年5月31日、公式YouTubeチャンネル『トレンディエンジェルチャンネル(仮)』を開設。初動画「トレンディエンジェル斎藤のモーニングルーティン【Saito's Morning Routine】」を公開。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 2016年10月31日放送、フジテレビ「しあわせが一番」に愛犬と出演。
- ^ このポーズは、チェキッ娘内のユニット『リトルマーメイド』(矢作美樹、町田恵)の「リトルマーメイドで〜す!」と言う時の振りに須藤がヒントを得て始めたものである。2008年10月20日付サンケイスポーツ芸能面『次は任せなさい お笑いニューヒーロー』。
- ^ a b たかしに「斎藤さん? 江頭さん(杉田玄白の場合もあり)じゃないの?」と返され、真似をすることもある。トレンディエンジェル単独ライブ『ルミネthe(*σ´ω`*)σぺ!』 よしもとニュースセンター 2014年12月25日
- ^ なお、前年である2013年のサーキットランキング上位3組は1位のウーマンラッシュアワーがBブロック、2位の千鳥がAブロック、3位の東京ダイナマイトがCブロックと分かれていた。
- ^ ただし「オンバト+」の前に放送されていた「爆笑オンエアバトル」と「M-1グランプリ」で優勝したアンタッチャブル、NON STYLEを含めると史上3組目となる。
- ^ 「明日をつくろう」の合唱企画に参加のためVTR出演。
出典[編集]
- ^ a b 参考:2008年10月20日付サンケイスポーツ芸能面『次は任せなさい お笑いニューヒーロー』
- ^ 「あいつ今何してる?」テレビ朝日系列、2016年1月20日放送回
- ^ 2012年1月17日斎藤司ブログ『GREEやりすぎ』
- ^ よしもと公式サイト
- ^ “SMAP×SMAP 【2016年大ブレイク芸人が一挙来店!(秘)ネタで爆笑の渦!?】”. gooテレビ番組 (2016年10月24日). 2016年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月3日閲覧。
- ^ “トレエンたかしの酒豪伝説、オズワルド伊藤が語る「めちゃくちゃカッコよかった」”. マイナビニュース (2021年9月25日). 2021年11月27日閲覧。
- ^ “トレエン・たかしが 6日の西武戦で始球式 18連敗中の同点被弾に涙したジョニー黒木を見てガチのファンに【ロッテ】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年7月1日). 2023年7月7日閲覧。
- ^ “【ロッテ】トレンディエンジェル・たかしが見事なストライク始球式”. スポーツ報知 (2023年7月6日). 2023年7月7日閲覧。
- ^ “ナカイの窓 【次の恋を見つけたい女たちSP】”. gooテレビ番組 (2015年11月18日). 2016年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月3日閲覧。
- ^ もともとラーメンズに憧れていた。
- ^ トレンディエンジェルインタビュー お笑いナタリー
- ^ エンタの神様 番組ホームページ「トレンディエンジェル(プロフィール)」
- ^ 第30回新里まつり(桐生市新里商工会)
- ^ エンタの神様 番組ホームページ「トレンディエンジェル」 より。
- ^ “お笑い芸人によるマジ歌イベント「ブロッキンジャパン2013冬」ライブレポート☆”. sibch.tv (2013年12月27日). 2014年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月3日閲覧。
- ^ トレンディエンジェル斉藤の「お兄さん、トレンディだね!」 2013年9月1日(2014年12月30日閲覧)
- ^ 今日は北海道 斉藤ブログ 2014年9月3日
- ^ よしログ THE MANZAI優勝後に大吉が華丸に送ったメールに芸人が感動![リンク切れ] GYAO!
- ^ “TVアニメ「パズドラ」がパワーアップ。バラエティパートを加え,4月4日9:30より放送開始”. 4Gamer.net. Aetas (2020年3月16日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “トレンディエンジェル ドラマ初出演に自信?「小栗旬に近づけた」”. スポニチアネックス (2015年12月22日). 2015年12月22日閲覧。
- ^ “トレンディエンジェル、文化放送の初冠レギュラーに「カッコよさ出したい」”. お笑いナタリー (2015年12月28日). 2015年12月28日閲覧。
- ^ “マイナビオールスターゲーム2018 第2戦”. AbemaTV. 2018年7月14日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2023年9月12日). “錦鯉渡辺、さらば森田、岡野陽一ら参加「ラブマゲドン」お相手はセクシー女優”. お笑いナタリー. 2023年9月14日閲覧。
- ^ トレンディエンジェル - オリコンCM出演情報
- ^ “「Simeji」新CM発表!独特過ぎる世界観!トレンディエンジェル斎藤さんが華麗に演じる「Simejiさん」新CM斎藤さんの決めゼリフ、「Simejiさんだぞ」と共に起こる“まさか”のラストに注目!”. オリコン (2016年7月13日). 2016年8月29日閲覧。
- ^ “TVアニメ「オッドタクシー」公式サイト”. 2021年1月15日閲覧。