ディスクジョッキー
ディスクジョッキー(disc jockey)またはDJ(ディージェイ)とは、ポピュラー音楽をラジオ番組などで選曲、操作する、または演奏会場やクラブ、ソフトなどで再生機器で客に聴かせる人物。 ディスクジョッキーのディスクはかつてはレコード盤のみを指していたが、その後CD、あるいはCD-R、デジタルオーディオファイルと音楽の記録媒体が増えてきている。
ラジオDJ[編集]
ラジオDJ(トークが中心の者も含めた場合、ラジオパーソナリティ)は、主にラジオ放送局のラジオ番組で本人の選曲やリクエスト曲を流す人物・司会者を指す。著名なラジオDJには、ウルフマン・ジャック、ジョン・ピール、チャーリー・ギレット(英語: Charlie Gillett)、ジョン・ピューター、ウォルト・ラブ(英語: Walt Love)、ドン・トレイシー(Don Tracy)、チャーリー・ツナ(英語: Charlie Tuna)、糸居五郎、小林克也、ピーター・バラカン、八木誠、石田豊、大橋巨泉、赤坂泰彦 らがいる。
DJのマレイ・ザ・K(英語: Murray the K)は、ビートルズのマネージャーであるブライアン・エプスタインに招待され、バンドと一緒に旅行した後、「フィフスビートル」と呼ばれるようになった。著名な米国のラジオDJは、アラン・フリード、ケイシー・ケイサム、英国の海賊ラジオのDJには、BBCのブライアン・マシュー(英語: Brian Matthew)とアラン・フリーマン(英語: Alan Freeman)、ラジオ・ロンドンのジョン・ピール、ラジオ・ルクセンブルクのジミー・サヴィルらがいた。
アラン・フリードは、1950年代初頭に彼が音楽を宣伝し、ラジオでロックンロールという用語を導入したことから、一般に「ロックンロールの父」と呼ばれている。フリードはまた、彼のラジオ番組で白人アーティストのカバーバージョンではなく、アフリカ系アメリカ人のアーティストによる音楽を発表する習慣をつけた。フリードのキャリアは、当時非常に物議を醸した慣行であるペイオラを受け入れたことが示され、その結果WABCでの仕事から解雇されたときに終了した。
12月28日はディスクジョッキーの日として一般社団法人 日本記念日協会に登録されている。ニッポン放送をキー局としていた番組、オールナイトジョッキーのラジオDJとして貢献した糸居五郎の命日でもある。