チャーハン
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チャーハン(炒飯)は、炊きあがった米飯を様々な具材と共に油で炒めた中華料理のこと。焼きめしと呼ぶ地域もある。
概要[編集]
隋代から宋代にかけての中国発祥の中華料理の一つ。『食経』という書物には、7世紀初めの隋の宰相が現代のチャーハンに似た「砕金飯(金のかけらのようなご飯、という意味)」と呼ばれる料理を食していたことが書かれている。広東語での音表記はツァウファンに近い。
庶民的・大衆的な中華料理店では欠かすことのできない定番メニューであり、メインメニューとしてもサイドメニューとしても需要がある。半量のチャーハンは俗に「半チャーハン」略して「半チャン」と呼ばれ、半チャンラーメンや半チャン餃子と呼ばれるセットメニューは定番となっている。
中華料理店における調理では、火力が強い業務用コンロと液化石油ガス(いわゆるプロパンガス)または都市ガスなどを使うが、一般家庭用の電熱器や型の古いIHクッキングヒーターなどでは火力が弱いため、店とまったく同じように調理することはできない。
インスタント食品[編集]
電子レンジやフライパンなどで加熱するだけでできる冷凍食品のチャーハンがコンビニなどで売られている。例えば、ニチレイの「本格炒め炒飯」や味の素の「焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ★チャーハン」などがある。
類似の料理[編集]
類似の料理は東アジアと東南アジアで広く見受けられる。例を挙げれば、韓国ではポックムパプ、北朝鮮ではギルムバプ、タイではカオ・パット、インドネシアとマレーシアではナシゴレン 、ベトナムではコムチェンとして定着している。