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ダスキン

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株式会社ダスキン(英: Duskin Co., Ltd.)は、大阪府吹田市(江坂地区)に本社を置く日本の企業。清掃業務を中心に、外食産業なども展開する。ミスタードーナツの事業本部でもある。

社名[編集]

「ダスキン」は英語の「ダスト」と日本語の「ぞうきん」の合成語。当初は「株式会社ぞうきん」という社名にしたらどうかという提案も創業者の鈴木清一から出たといわれるが、社員の「人に言いにくい」「嫁が来ない」などの反対により、この社名になったという。鈴木は、「自分が汚れた分だけ人が綺麗になる『ぞうきん』で何が悪いのか」とも言ったといわれる。

もう一つの説は創業者の経営理念の中にある一節、「新しく生まれ変わるチャンスです」=「脱皮」から脱(だ)+皮(スキン)=ダスキンになったとも言われる。


ダスキンには学生の俗語として、ドイツ語の“”を語源とした「子供っぽい人物」の意味で使われることもあったが関連性は薄い。

なお、創業当時の社名は「サニクリーン」であった。現存する同名の会社はダスキンと創業者が同一のビルメンテナンス会社ケントク新生舎(現・ケントク)が中心となって設立されたサニクリーン東京を前身としているが、現在は資本・人材などの関係はない。

ロゴは “DUSK!N” と “I” が「!」(エクスクラメーションマーク)となっている。

社訓等[編集]

創業者である鈴木清一が「祈りの経営」、『喜びのタネをまこう』という理念を掲げた。

一日一日と今日こそは
あなたの人生が(わたしの人生が)
新しく生まれ変わるチャンスです
自分に対しては
損と得とあらば損の道をゆくこと
他人に対しては
喜びのタネまきをすること
我も他も(わたしもあなたも)
物心ともに豊かになり(物も心も豊かになり)
生きがいのある世の中にすること
合掌
ありがとうございました。

ダスキンは宗教色が強い企業である。これは、鈴木が20歳の時に肋膜炎を患い、養母の愛情に救われたのをきっかけに宗教に目覚め、養母の信仰する金光教に入信したことや、京都府京都市山科区にある新宗教団体「一燈園」の創始者である西田天香に師事していたことによる。

このため、社員のことを「働きさん」と呼び、入社順に「働きさんナンバー」が割り振られる。また給料を「お下がり」、ボーナスを「ご供養」、朝礼を「おつとめ」と呼び習わしている。また、働きさんは必ず一燈園に泊まり込みで修行を行うほか、朝礼時や株主総会などが行われる際には般若心経や前述した経営理念を唱えたりする勤行が行われている。

創業[編集]

一燈園を信仰していた鈴木清一が渡米時に、AT&Tで行われていた電話事業所での新しい清掃方法(ダストコントロール)を知人を通じて知り、このシーズの事業化と日本市場導入を志し、創業に至った。

市場導入に当たっては、これも渡米時に知った新しいビジネスモデルのフランチャイズシステムを採用することにより、事業規模の急速な拡大をはかった。

ダスキンは日本におけるフランチャイズシステムの最も初期の事例のひとつである。

『ミスタードーナツ』事業にあっても、同じくアメリカよりファーストフードという当時の新しいカテゴリーをフランチャイズシステムに乗せることにより成功させた。

沿革[編集]

  • 1963年(昭和38年) - 株式会社サニクリーンを設立、創業。
  • 1964年(昭和39年) - 化学雑巾発売。社名を「ダスキン」に改名。
  • 1971年(昭和46年) - アメリカ合衆国のミスタードーナツ・オブ・アメリカ社と提携し、ドーナツ販売業務を開始、翌年第1号店を箕面市にオープンさせる。
  • 1971年(昭和46年) - サービスマスター社(米)と提携し、サービスマスター事業を開始。
  • 1978年(昭和53年) - ユナイテッドレントオール社(米)と提携し、レントオール事業を開始。
  • 1988年(昭和63年) - サービスマスター社(米)と提携し、害虫獣駆除事業(現ターミニックス事業)を開始。
  • 1989年(平成元年) - サービスマスター社(米)と提携し、メリーメイド事業を開始。
  • 1990年(平成2年) - H.N.フェルナンデス社(米)と提携し、カフェデュモンド事業を開始。
  • 1991年(平成3年) - 日本水産株式会社との共同出資によるザ・どん事業を開始。
  • 2000年(平成12年) - ホームインステッド・シニアケア社(米)と提携し、ホームインステッド事業(現ライフケア事業)を開始。
  • 2002年(平成14年) - ミスタードーナツの禁止添加物事件とその事実隠蔽加担により上田武社長辞任。代わり、伊東英幸常務が社長就任。
  • 2004年(平成16年) - 三井物産株式会社と業務提携。
  • 2006年(平成18年) - 12月12日付けで東証一部、大証一部に上場。
  • 2007年(平成19年) - 6月27日、上場後初の株主総会を大阪リーガロイヤルホテルにて開催。
    • 三井物産株式会社との合弁会社「ミスタードーナツコリア」が韓国・ソウルに1号店をオープン。
  • 2008年(平成20年)
    • 株式会社サカイ引越センターと業務提携。
    • 株式会社モスフードサービスと資本・業務提携。
    • ミスタードーナツ、上海での事業拡大を目的に台湾の統一超商股有限公司と合弁契約。
  • 2009年(平成21年)
    • 株式会社ニチイ学館と資本・業務提携。
    • 株式会社ガリバーインターナショナルと業務提携。
  • 2010年(平成22年)
    • 7月、カフェデュモンドの日本国内の2店舗で、粉末コーヒー商品で異物混入が発覚し、日本での運営母体の同社が自主回収に乗り出す。
    • 10月、化粧品分野拡大のため、アザレプロダクツ株式会社及び共和化粧品工業株式会社を子会社化。
  • 2011年(平成23年)
    • 5月、東北地方太平洋沖地震の被災者支援として、消費者からの募金により義援金1億円を寄付。
    • 時期不明、株式会社どんを完全子会社化(日本水産との合弁解消)。
  • 2012年(平成24年)
    • 韓国でのダストコントロール事業を開始。
    • 蜂屋乳業株式会社を完全子会社化。
  • 2013年(平成25年) - エムディフード株式会社設立。
  • 2014年(平成26年) - 中外産業株式会社を完全子会社化。
  • 2015年(平成27年) - ミスタードーナツがインドネシアに1号店をオープン。
  • 2016年(平成28年)
    • 家事支援外国人受入事業者として、神奈川県および大阪府からダスキンが特定機関として認定を受けた。
    • 株式会社どんの全株式をフジオフードシステムに売却。
  • 2017年(平成29年) - 家事支援外国人受入事業者として、東京都からダスキンが特定機関として認定を受けた。
  • 2018年(平成30年) - 執行役員制度を導入。


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