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ダイハツ・ムーヴ

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ムーヴ (MOVE) は、ダイハツ工業が生産・販売していた軽トールワゴンのブランド(商標)、および車名である。

概要[編集]

発売時のキャッチコピーは「ムーヴしよう」。現在ではダイハツの看板車種、軽トールワゴンの代表的車種となった。

バックドアは5代目までは一貫して横開き式を採用していた(3代目の一部で跳ね上げ式も選択できたがそれでも横開き式が基本)が、6代目で遂に一般的なハッチバックにある跳ね上げ式(縦開き式)となった。横開き式のバックドアを採用した軽トールワゴンは5代目までの歴代ムーヴの他には、2014年まで残ったのは5代目のSUBARU向けOEMモデルの2代目ステラのみと実質1車種であり、過去にも三菱自動車工業のミニカ トッポ→トッポBJ→トッポに存在した程度の稀有な存在であった。

バリエーションはノーマルモデルの「ムーヴ」(MOVE)と、1997年5月の一部改良で追加されたスポーティモデルの「ムーヴ カスタム」(MOVE CUSTOM)の2通りで、こちらも現行の6代目まで踏襲している。さらにこの2バリエーションは、シリーズ車種のコンテやそれぞれのOEM車種(5代目・6代目ムーヴ:2代目・3代目ステラ、コンテ:トヨタ自動車向けのピクシス スペース)でも共通となっている。

近年[編集]

6代目 LA150/160S型(2014年 - 2023年)[編集]

ノーマルとカスタムの2ライン展開は歴代同様。本代ではボディ骨格構造や足回りの改良など基本性能の向上を重点に置いており、サイドアウターパネルの全面ハイテン化や、構造断点を低減して骨格全体で力を受け止める構造とし、外板樹脂化も相まって20kg軽量化すると同時に従来と同レベルの衝突安全性の確保を両立した。その上で、アンダーボディを補強して高剛性化を行った軽量高剛性ボディ構造「D monocoque(ディー・モノコック)」、リアサスペンションやストラットの剛性アップ、ブッシュ特性の見直し、コイルスプリング/アブソーバー特性の最適化、ブレーキフィーリングの向上など足回りを改良した「D suspension(ディー・サスペンション)」、ワンタッチ操作でエンジンやCVTの制御を変更できる軽自動車初のパワーモード切替ステアリングスイッチ「D assist(ディー・アシスト)」を装備した。また、ボディに開いている水抜き穴などの数を低減することで騒音の元となる音響の車内侵入経路を削減し、吸音材の配置見直しやステアリング支持剛性の向上などによりノイズや振動を低減した。また、フロントからサイドにかけての段差やミラー形状の見直しにより風の乱れを抑制し、風切音も低減した。シートは骨格とシートバックの構造を見直してフィット性を高め、シートパッドの構造見直しによりホールド性も高めたうえ、ステアリングとドライバーの距離を縮めるためにステアリングレイアウトを見直し、ペダル類もアクセルペダルとブレーキペダルの同時踏みを避けるためペダル間の段差を見直した。

外観は厚みのある造形を採用し、フロントデザインはヘッドランプを大型化し、グリルを新デザインに変更、バンパーは平面ラウンドを強調したデザインとなり、サイドはシャープで流れる造形とした。ムーヴカスタムはフロント・サイド・リアで"X"を用いた意匠を採用し、バックドアは樹脂化によって可能となったデザインの自由度を活かしてベルトラインスポイラーをイメージするデザインとした。内装ではムーヴはダークグレー・ホワイト・グレージュの3トーンインテリアを採用し、メーターにはタコメーターを装備。また、オプションでシートをブラックに変更し、ステアリングに革巻を採用した「ブラックインテリアパック」を設定。ムーヴカスタムはシルバーライン調インパネガーニッシュと立体ファブリック&ファインタッチシートを新たに採用し、自発光式2眼メーター中央に軽自動車初のTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを搭載した。ボディカラーはダイハツの他の車種に採用されているカラーや新規カラーを加えて14色(ムーヴ・ムーヴカスタム共通カラー5色、ムーヴ専用色6色、ムーヴカスタム専用色3色)に拡大するとともに、初代以来となる2トーンカラーもオプションで設定され、ムーヴは「ホワイト」と組み合わせた2色を、ムーヴカスタムは「ブラックマイカメタリック」と組み合わせた5色を設定した。

燃費性能も向上し、JC08モード燃費でNA・2WD車は31.0km/L、ターボ・2WD車は27.4km/Lとなり、ターボ・4WD車も「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。さらに、フロントアンダースポイラー、リアタイヤ前スパッツ、スポイラー一体型バックドアなど空力改善アイテムを装備したことで、Cd値を低減した。

スマアシについては後方にソナーセンサーを追加し、10km/h以下で走行時に後方約2~3m先に壁などの障害物を検知した場合、Rレンジでアクセルペダルを強く踏んだ場合に約8秒間エンジン出力を抑えることで急発進を防止する軽自動車初の「後方誤発進抑制制御機能」を新搭載。また、先代ではスマアシの構成の一つだったVSC&TRCはウェイクに続きスマアシの構成から切り離され、単独装備としてスマアシ非装備グレードにも拡大して全車標準装備となった。

リアシートはフォールダウン機能が省かれた左右分割リクライニング・スライド式となり、スライド量を240mmに設定。また、荷室長は最大で575mmに拡大。エアコンも一新され、軽量高性能エアコンユニットやスクロールコンプレッサを導入して高効率化を図り、性能を落とすことなく消費電力量を大幅に低減。またアイドリングストップ中の送風運転時でも冷たい風を送れる「スマートクール」を採用した。ワイパーはガラス面に対して均一な設置圧力をかけることができ、高速走行時でも浮き上がりにくく、空力性能も高めた「エアロワイパーブレード」を採用。方向指示スイッチはメカ式から電子式に変え、途中まで手を動かして手を離すとターンランプが3回点滅するワンタッチターンシグナル付となった。また、新たなセットオプションとして「ウォームパック」を設定。本セットオプションではトップシェイドガラス、運転席シートヒーター、ウインドシールドディアイサーの3点がセットとなっており、2WD車は4WD車に標準装備されているヒーテッドドアミラーとリアヒーターダクトも追加装備される。それとは別に寒冷地仕様も全車標準装備となった。

なお、バックドアは3代目で跳ね上げ式を選択できた場合を除いて初代から一貫して横開き式(右ヒンジ)だったのが、本代では遂に跳ね上げ式(上ヒンジ)に変更され、横開き式バックドアはメーカーオプションでも選択できなくなった。また、5代目ではリアドア左下に装着されていた「eco IDLE」エンブレムも装着されなくなった。

グレードごとの相違点[編集]

ムーヴ、ムーヴカスタム共に全グレードに"SA"(2015年4月の一部改良後は"SA II"、2017年8月のマイナーチェンジ後は"SA III")という追加グレードがあり、スマアシ(スマアシIIまたはスマアシIII)が搭載されていることを意味する。

ムーヴには、最も安価な「L」および「L"SA II"」以外には、以下の装備が標準搭載されている。すなわち、5代目の特別仕様車「スマートセレクション」シリーズに特別装備されていたスーパーUV・IRカットガラス(フロントドア)、スーパークリーンエアフィルター、エアコンの蓄冷エバポレータ、メッキエアコンレジスターノブ、プッシュボタンスタート、14インチアルミホイールの6つである。また、「L」以外の全車にはチルトステアリング、運転席シートリフターが標準搭載されている(シートリフターはオプションで設定可能)。また、先代ではムーヴカスタムに採用していたLEDヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機構付)をムーヴにもメーカーオプション(「L」・「L"SA"」を除く)で設定できるようになっている。

ムーヴカスタムでは、「X」と「RS」の2種類のグレードに加え、それぞれに「ハイパー SA II」という上級グレードが追加されるほか、「X」にはカスタムで最も廉価な「Special」も設定され、細かく差別化されている。

具体的には、「ハイパー SA II」を含まない「X」と「RS」の違いはタイヤ及びアルミホイールのサイズで、「RS」が15インチ、「X」が14インチとなっている。「ハイパー SA II」を含む「RS」系グレードにはスポーティサスペンションが装備されているのに対し、同「X」系グレードにはない。また、「X」「RS」それぞれの「ハイパー SA II」グレードではノーマルの「X」「RS」グレードと以下の違いがある。「ハイパー」ではグリルとブランドマークをダーククロムメッキ化し、グリル下部とフォグランプまわりのLEDイルミネーションを施している。加えてインパネガーニッシュおよびドアオーナメントパネルはグロッシーブラックグロスに、シートはシルバーステッチを施した本革+ファブリックシートに変更される。さらに、アルミホイールは「RS」の15インチ、「X」の14インチそれぞれに「ハイパー」専用のものが用意されている。 一方、「X」に設定の「Special」では、ノーマルグレードからスーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、ステアリングホイールのシルバー加飾、メッキメーターリング、スマートクール(蓄冷エバポレータ)、スーパークリーンエアフィルター、オートライトが省かれ、トップシェイドガラス(フロントウィンドゥ)とオーディオ操作用ステアリングスイッチは他の装備とのセットオプション設定に、マルチインフォメーションディスプレイはアイドリングストップ時間/積算時間・平均燃費・渡航可能距離・外気温のみを表示するベーシック仕様に、ホイールはアルミホイールからフルホイールキャップにそれぞれグレードダウンされる。

年表[編集]

  • 2014年(平成24年)12月12日 - フルモデルチェンジ。
グレード体系はムーヴは5代目・後期型の構成をそのまま継承したが、カスタムは「X"Limited"」・「X"Limited SA"」を廃止する替わりに、「X"ハイパー"」・「X"ハイパーSA"」・「RS"ハイパー"」・「RS"ハイパーSA"」を追加した。
同時に福祉車両「フレンドシップシリーズ」にラインナップされている「ムーヴ フロントシートリフト」もベース車に合わせてフルモデルチェンジ。スポーティモデルの「カスタムX"SA"」及びターボ車の「Xターボ"SA"」を新設(各グレード共に2WD車のみ)して5グレードに拡大したほか、昇降シート車として初めて2トーンカラーの設定もできるようにしたことで、カラーバリエーションはベース車と同一となった。また、シート乗降ユニットを一新したことで、足元スペースや乗降時開口高さを拡大するとともに、最大シート突出量を減らしたことで昇降時間を短縮化。車両本体価格も見直され、最廉価グレードの「L」で4万円値下げし、乗降シート車の消費税非課税と相まって、ベース車(消費税込)との価格差が13.6万円に縮まった。同日にステラもフルモデルチェンジが行われた。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月27日 - 一部改良(5月11日発売)。
    一部グレードに標準装備されているスマアシを進化版の「スマートアシストII(以下、スマアシII)」に変更。これまでのレーザーセンサーとソナーセンサーに加えてカメラを搭載したことで約4~50km/hで走行中に前方に歩行者を認識して衝突の危険性があると判断した場合、及び約60km/h以上で走行中にウインカーを出さずに走行している車線から車両がはみ出しそうになった場合に、それぞれブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告する「衝突警報機能(対歩行者)」と「車線逸脱警報機能」の2つの機能を追加。既存の「衝突回避支援ブレーキ機能」は従来の約30km/hまでから約50km/hまで且つ速度差が約30km/h以内に「衝突警報機能(対車両)」は約30km/hまでから約100km/hまで且つ速度差が約60km/h以内にそれぞれ性能を向上した。同時にグレード名もスマアシII搭載グレードは従来の"SA"から"SA II"に改名した。
    ベース車と同時に福祉車両の「ムーヴ フロントシートリフト」も一部改良。最廉価グレードの「L」を除いて標準装備されているスマアシをベース車同様にスマアシIIにバージョンアップした。
    • 6月1日 - ムーヴ及びムーヴ フロントシートリフトのスマアシII搭載車が予防安全性能アセスメントにおいて、軽自動車では初めて、最高評価のJNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したことを発表した。
    • 10月26日 - カスタムに、発売20周年を記念した特別仕様車「20th Anniversary ゴールドエディション SA II」を発売。「X"SA II"」・「RS"SA II"」をベースに、外観はフロントグリルにゴールドメッキ、ドアアウターハンドルにゴールドに変更し、フロントフェンダーとバックドアに専用Anniversaryエンブレムを装着。内装はインパネガーニッシュとドアオーナメントパネルにグロッシーブラックグロスにゴールドラインを組み合わせた専用仕様とし、ゴールドステッチを施した本革×専用ファブリックを採用。さらに、「RS"20th Anniversay ゴールドエディション SA II"」は15インチアルミホイールを切削×ゴールド仕様に変更した。
  • 2016年(平成28年)
    • 6月21日 - 一部改良。
    カスタムにおいて、廉価グレードの「X"Special"」を追加するとともに、「ハイパー」シリーズはインテリア加飾や仕様の変更を行い、インパネガーニッシュとドアオーナメントパネルの加飾をギャラクシーマーブル調からグロッシーブラッククロスに、シートステッチ色をブルーからシルバーにそれぞれ変更するとともに、これまではメーカーオプション設定だった「純正ナビ装着アップグレードパック」を標準化した。また、「ハイパー」シリーズのグレード体系を整理し、スマアシII付の「X"ハイパー SA II"」と「RS"ハイパー SA II"」に集約した。
    そのほか、全車においてオートライトの点灯のタイミングを早期化するなどの改良を行うなどの仕様変更や、ムーヴにメーカーオプション設定されている「ブラックインテリアパック」の内装色の一部変更を行った。福祉車両の「ムーヴ フロントシートリフト」も一部改良を行い、車両本体価格を一律6,000円値下げした。
  • 2017年(平成29年)
    • 3月 - 仕様変更。「シルキーグリーンパール(メーカーオプション、2トーンルーフを含む)」、「トニコオレンジメタリック(カスタム専用)」を廃止。なお、ステラも同様である。タントも2016年11月の一部改良時に当該2色が廃止されている。
    • 8月1日 - マイナーチェンジ。
    キャッチフレーズは標準系は「大人のいい選択。」で、カスタムは「スモールに求めるすべてがここにある」で、CMキャラクターは石田ゆり子を起用。
    一部グレードに搭載されていたスマアシIIを対歩行者緊急ブレーキ機能も備えた「スマートアシストIII(以下、スマアシIII)」に置換(これに伴って、「SA II」が付くグレードは「SA III」に改名)。併せて、4箇所のカメラで車両の前後左右を映し、上から見下ろしたような映像をナビ画面上に映し出す「パノラマモニター」を採用し、カスタムにオプション設定した。また、リアシートラゲージ側スライドレバーを装備し、「L」と「L"SA III"」の2WD車を除く全車には運転席シートヒーターを標準装備した。一方で、ムーヴにおいてスマートクールを廃止するなど装備内容の見直しが行われ、車両本体価格を値下げした。
    「L"SA III"」は5代目後期型の「L"SA"」から長らく引き継いできた運転席シートリフター及びチルトステアリングの標準装備が廃止され、「L」もブラックインテリアパックの設定そのものがなくなったことで運転席シートリフターが選択不可となった。
    6代目発売当初は「"SA"/"SA II"」系の全グレードに用意されていたSRSサイド&カーテンエアバッグのオプション設定が、「Xターボ"SA III"」と「RS"ハイパー SA III"」の2グレードのみに絞られ、他グレードでは一切の設定がなくなった。
    外内装の変更も行われ、「L」系グレードと「カスタムX"Limited SA III"」を除くグレードに装備されているアルミホイールのデザインを変更したほか、全車ではオーディオパネルの左右の幅を各1cmずつ短縮しスリム化(ただし、ディーラーオプションの8インチメモリーナビゲーションを装着した場合は据え置き)。ドアトリム表皮の色や柄を変更した。そのほか、ムーヴはフロントグリルをメッキに変え、「X」系グレードと「Xターボ"SA III"」はエアコンレジスターガーニッシュをシルバーライン加飾を施したプレミアムシャインブラックに変更した。カスタムはヘッドランプが2代目以降長らく伝統として採用されていた丸目4灯から新開発の多灯薄形LED(マニュアルレベリング機構・LEDクリアランスランプ付)に変更するとともに、メッキフロントグリルとフロントバンパーのデザインも変更。リアコンビネーションランプはインナーレンズをスモーククリア化した。内装ではドアアームレストとシート表皮を変更し、エアコンレジスターガーニッシュにプレミアムシャインブラックを設定した。「カスタムRS"ハイパー SA III"」はフロントLEDイルミネーションランプを新意匠に変更し、インパネガーニッシュ&ドアオーナメントパネルをディープマルーン(幾何学柄)に変更した。
    ボディカラーも一部変更され、ムーヴは2トーンカラーを廃止してモノトーンカラーのみの設定に。カスタムはモノトーンカラー、ブラックマイカとの2トーンカラーそれぞれに新色の「レーザーブルークリスタルシャイン(メーカーオプション、トール設定色)」を追加した。
    グレード体系を整理し、ムーヴは「L」・「L"SA III"」・「X」・「X"SA III"」・「Xターボ"SA III"」の5グレード、カスタムは「X」・「X"Limited SA III"」・「RS"ハイパー SA III"」の3グレードとなった。
    福祉車両の「フロントシートリフト」も標準車と同様にマイナーチェンジされた(なお、運転席シートヒーターは未装備となる)。
  • 2018年(平成30年)
    • 8月20日 - 特別仕様車「X"リミテッド SA III"」、「カスタムX"リミテッドII SA III"」、「カスタムRS"ハイパーリミテッド SA III"」を発売。
    「X"リミテッド SA III"」は、「X"SA III"」をベースに純正ナビ装着用アップグレードパックとブラックインテリアパック(革巻ステアリングホイール(メッキオーナメント付)、メッキインナードアハンドル、ブラックインテリア)が特別装備。「カスタムX"リミテッドII SA III"」・「カスタムRS"ハイパーリミテッド SA III"」は、「カスタムX"Limited SA III"」・「カスタムRS"ハイパー SA III"」をベースにパノラマモニター対応カメラが特別装備された。
    • 12月 - ボディカラーの設定を変更。。ムーヴは「コットンアイボリー」を廃止したほか、「ホワイト〈W09〉」は「ホワイト〈W19〉」に、「ライトローズマイカメタリックII」は「ライトローズマイカメタリック」に、「シルキーブルーパール(メーカーオプション)」は「スカイブルーメタリック」(2019年1月発売)にそれぞれ変更。カスタムは「メテオライトグレーイリュージョナルパール(メーカーオプション)」、「ナイトシャドーパープルクリスタルメタリック(メーカーオプション)」が廃止され、ムーヴは9色、カスタムはモノトーンが6色・2トーンが5パターンの設定とした。
  • 2019年(令和元年)7月29日 - 特別仕様車「X"リミテッドII SA III"」を発売。2018年8月に発売された「X"リミテッド SA III"」の特別装備内容に加え、新たにLEDヘッドランプ(ロービーム・マニュアルレベリング機構付)が装備された。
  • 2020年(令和2年)
    • 2月 - ボディカラーの設定を変更。「ディープブルークリスタルマイカ(メーカーオプション)」が廃止され、従来はカスタム専用色だった「レーザーブルークリスタルシャイン(メーカーオプション)」がムーヴでも設定が可能となった。カスタムは専用色として新色の「スプラッシュブルーメタリック」が追加され、2トーン(メーカーオプション)の「ブラックマイカメタリック×ディープブルークリスタルマイカ」を「ブラックマイカメタリック×スプラッシュブルーメタリック」に変更した。
    • 8月 - 仕様変更。WLTCモードによる燃料消費率(NA車はJC08モード走行時の数値も併記)並びに排出ガスに対応。NA車は「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得したものの、JC08モードによる燃料消費率が低下したため、駆動方式を問わず2020年度燃費基準達成に格下げ。ターボ車は平成30年排出ガス規制適合及び燃料消費率のWLTCモードへの移行に伴い、従来リアウィンドウ右下に装着されていた「低排出ガス車」と「燃費基準達成車」のステッカーが装着されなくなった。併せて、ボディカラーの設定が変更となり、「パールホワイトIII(メーカーオプション)」を「シャイニングホワイトパール(メーカーオプション)」に変更され、新色としてムーヴに「ダークエメラルドマイカ」、カスタムに「コンパーノレッド(メーカーオプション)」をそれぞれ追加し、カスタム専用の2トーン(メーカーオプション)に「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド」を追加したことで、ムーヴは10色、カスタムはモノトーンが7色・2トーンが6パターンの設定となった。
  • 2021年(令和3年)9月1日 - 一部改良並びに特別仕様車「カスタムX"VS SA III"」を発売。
一部改良では、福祉車両の乗降シート車「フロントシートリフト」を含む全車にオートライトが装備されたほか、カタロググレードはグレード体系が整理され、「スマアシIII」非装備グレードの「X」と「カスタムX」を廃止。ムーヴカスタムは「スマアシIII」が全車標準装備となった。「フロントシートリフト」は一部グレードの装備内容が拡充され、「X"SA III"」は純正ナビ装着用アップグレードパックを標準装備化して「X"Limited II SA III"」に、「カスタムX"Limited SA III"」はパノラマモニター対応カメラを標準装備化して「カスタムX"Limited II SA III"」にそれぞれ改名された。
特別仕様車の「カスタムX"VS SA III"」は、「カスタムX"Limited SA III"」をベースにパノラマモニター対応カメラを特別装備した。
  • 2023年(令和5年)
    • 6月29日 - 生産終了。以降は流通在庫のみの販売となり、在庫がなくなり次第、販売終了となる。
    • 7月24日 - 販売終了、およびダイハツの公式ホームページへの掲載終了。なお、本来は同年7月3日に7代目へのフルモデルチェンジが予定されていたが、同年4月以降、同社が生産する一部車種(例:2代目ロッキーとそのOEMのトヨタ・ライズの各種e-SMART HYBRID仕様車、およびトヨタやプロドゥア向けを含む新興国で現地生産される一部車種)にて認証手続きに不正があることが発覚した影響で、不正の全容解明と再発防止策の実施が済むまでフルモデルチェンジの発表が無期延期されていることを理由にムーヴのラインナップは6代目の生産終了・販売終了を以て一時的に途切れることになる。
    • 12月20日(補足) - 第三者委員会による調査の結果、エアバッグに関する試験において、量産品と同じ「エアバッグ展開コンピューター(ECU)」が使われていなかったという不正が判明したため、当車種も不正車種の対象となった。

燃料電池自動車[編集]

ダイハツでは電気自動車を開発した技術力を元に、早くも1972年から燃料電池自動車を開発、ムーヴもそのベース車になっており、2種類が登場した。2005年からはタントFCHVも登場している。

ムーヴEV-FC
初代をベースとして1999年に登場。メタノールを改質して水素を抽出する「メタノール改質式」を採用した。
ムーヴFCV-K-2
2代目・L900S/902S/910S型をベースとして2001年に登場。トヨタ自動車との共同開発で高圧水素タンクを搭載する。2003年に国土交通大臣認定を受けて公道走行を開始、1台が大阪府に貸与されている。

車名の由来[編集]

英語で「動かす」「感動させる」と言う意味。



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