ダイハツ・タント
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タント(Tanto、TANTO、TanTo)は、ダイハツ工業が生産・販売している軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)のブランド(商標)、および車名である。 生産はダイハツ滋賀工場(第2地区)で行われていた。
概要[編集]
初代登場時は、FFレイアウトながら2,000 mmの長い室内長と、軽自動車のなかで最長となる2,440 mmのロングホイールベースが特長であった。同社で発売されている「ムーヴ」よりもキャビンの拡大を図っており、結果として全高1,700mmを超え「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立させた。
2005年6月には、前後デザインを差別化させてディスチャージヘッドランプなどの装備で更に充実させた「カスタム」を追加。「ムーヴ カスタム」のような、押し出しの強いスポーティな外観デザインが特徴である。
4代目「Tanto」LA650S/LA660S型(2019年 - )[編集]
- 2019年(令和元年)
- 6月6日 - ティザーキャンペーンを開始し、4代目に関する情報を公開するとともに、先行予約を開始した。
- 6月10日 - ティザーCMを放映開始。
- 7月9日 - フルモデルチェンジが公式発表され、発売が開始された。ロゴは初代と同じ「Tanto」へ回帰した。キャッチフレーズは「クルマを超えて。新時代のライフパートナー」で、CMキャラクターには大泉洋、CMソングには東京スカパラダイスオーケストラの「ORIHIME」が起用された。
- 運転席のスライド量を最大540mmまで可能にする運転席ロングスライドシートを採用。安全面に考慮し、シフトポジションがPレンジの場合のみにインパネ又は運転席シートバック背面にあるスイッチを押すことでスライドが可能となる。また、軽自動車では初の装備として、助手席ドアが半ドア時に自動で全閉する助手席イージークローザー、パワースライドドアが閉まりきる前にフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れることで事前にドアロックを予約することが可能なタッチ&ゴーロック機能、降車の際インパネに設置されたスイッチを押すことで、車両に戻る際にパワースライドドアの自動オープンを予約することが可能なウェルカムオープン機能が採用された。また、フューエルリッドは室内のオープナーレバーを無くし、ワンプッシュでの開閉が可能なドアロック連動型となった。
- 3代目で採用された「スマアシ」が「次世代スマートアシスト」に強化され、車線逸脱抑制制御機能、標識認識機能(進入禁止)及び軽自動車で初となるADB(アダプティブドライビングビーム・タントカスタムのみ)が追加されるとともに、誤発進抑制機能にはブレーキ制御が追加された。また、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKC(レーンキープコントロール)、サイドビューランプ及び駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」(パノラマビュー(別名アラウンドビューモニター)付き車種では軽自動車初)で構成された運転支援機能「スマートアシストプラス」も採用された。なお、オートライト義務化への対応として、ライトOFFスイッチをリターン式に変更されオートライトをデフォルト化するとともにインパネに装備されていたオートハイビームスイッチが廃止されオートハイビーム「ON」がデフォルトに変更された。
- また、4代目は「DNGA」による最初の車種に位置付けられている。サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「DNGA-Aプラットフォーム」が採用されるとともに、ターボ車用のCVTにはスプリットギアを組み込み、ベルト+ギア駆動を可能にした「D-CVT」を採用。エンジンはこれまで通りKF型が踏襲されるが、エンジンの基本性能をより一層磨き上げるため、NAエンジン・ターボエンジン共に燃焼室の形状をペントルーフ型から自動車用4バルブガソリンエンジンとしては世界初となる半球型への変更、複数回点火(マルチスパーク)の採用や燃料噴霧方式をスワール噴霧へ変更するなどの改良により燃焼効率が向上し、NA車は軽乗用車初の「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得。ターボ車もWLTCモード走行による排出ガス試験に対応し、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定が取得された。
- ボディカラーは3代目からタント・タントカスタム共通色のブラックマイカメタリック、ブライトシルバーメタリック、ファイアークォーツレッドメタリック、タント専用色のホワイトが継続設定され、3代目ではタント・タントカスタム共通色だったプラムブラウンクリスタルマイカ(メーカーオプション)をタントカスタム専用色へ移行。新色としてタント・タントカスタム共通色のマスタードイエローマイカメタリック、シャイニングホワイトパール(メーカーオプション)、レーザーブルークリスタルシャイン(メーカーオプション)、タント専用色のアイスグリーンとブルーミングピンクメタリック、タントカスタム専用色のパールブラック(メーカーオプション)が追加設定され、タントは9色、タントカスタムは8色となり、タントカスタムにはブラックマイカメタリックと組み合わせた2トーン3色もメーカーオプションで設定される。なお、2トーンではサイドガーニッシュが追加で装着される。
- グレード体系はスマアシの標準搭載が基本となったことで3代目ではスマアシ搭載車に付記されていた"SA"のグレード表記が無くなり、タントは「L」・「X」・「Xターボ」、タントカスタムは「L」・「X」・「RS」の各3グレードとなった。タント「L」には「スマートアシスト非装着車」が設定される。
- 福祉車両の「フレンドシップシリーズ」も同時にフルモデルチェンジされ、新たに回転シート車「ウェルカムターンシート」が設定された。助手席に装備された「ラクスマグリップ」を正面でつかめる30度の回転角度に設定し、回転後にシート部分が車外に出ない構造となっているほか、天井部には車いすをラゲッジスペースへ収納させるための電動式パワークレーン(車いす収納装置)が装備されている。継続設定の昇降シート車「ウェルカムシートリフト」と車いす移動車「スローパー」はそれぞれ改良され、「ウェルカムシートリフト」はシート座面形状がフラット化され、助手席の前後位置を調整するスイッチを運転席側にも設けた。また、乗降ユニットの改良により車外への突出量が約230mm低減され、車内電動スライド量の増加と回転軸中心位置の見直しにより回転時の足元スペースが45mm拡大。2WD車は従来よりも低い位置までシートが下降するようになった。「スローパー」はスロープがワンタッチ操作で前倒が可能で、車いす乗車が無い時はラゲッジスペースがフラット化する「リトラクタブルスロープ」となったほか、車いす固定ベルトをリトラクタ式に、ベルトやリアシートのロック解除がワンタッチ式となり、ワイヤレスリモコンの収納ポケットの位置も変更。さらに、標準仕様同様にミラクルオートステップや「ラクスマグリップ」をオプションで装着することが可能となった。グレード体系は「ウェルカムターンシート」は「L」と「X」、「ウェルカムシートリフト」と「スローパー」は「L」・「X」・「カスタムRS」がそれぞれ設定され、「ウェルカムターンシート X」、「ウェルカムシートリフト X」、「ウェルカムシートリフト カスタムRS」には4WD車も設定される。
- 8月8日 - 発売から約1ヶ月時点での累計受注台数が月間目標台数(12,500台)の約3倍にあたる約37,000台となったことが発表された。
- 12月23日 - 新グレード「セレクション」シリーズが発売された。
- 既存の「X」・「Xターボ」・「カスタムX」・「カスタムRS」をベースに、シリーズ共通でパックオプションの「コンフォータブルパック」が標準装備されたほか、「Xターボ"セレクション"」には「スマートクルーズパック」、「カスタムX"セレクション"」には「スタイルパック」、「カスタムRS"セレクション"」には「スマートクルーズパック」と「スタイルパック」がそれぞれ標準装備されながら、「X"セレクション"」は「X」と同価格に設定、それ以外のグレードもベースグレードに「セレクション」相当のパックオプションを装着した場合よりも割安な価格に設定された。
- 2020年(令和2年)
- 6月17日 - 新グレード「X"スペシャル"」が発売された。
- 既存の「X」をベースに、左側パワースライドドア、イージークローザー(左右スライドドア及び助手席)、USBソケット 運転席(1口)を非装備化したことで「X」に比べて82,500円(消費税込)割安な価格に設定された。なお、パックオプションの「コンフォータブルパック」と「スマートパノラマパーキングパック」の設定が不可となる。
- 12月1日 - 一部改良。
- キャッチフレーズは「進化するライフパートナー。」で、CMソングはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「触れたい 確かめたい(feat.塩塚モエカ)」。
- インパネやドアトリムのカラーがグレーから黒に変更され、スマアシに夜間歩行者検知機能・路側逸脱警報機能・ふらつき警報機能を追加、標識認識機能は最高速度と一時停止も検知可能にする改良を行い機能強化。ディスプレイオーディオが新たにメーカーオプションに設定され、「L」はドアミラーを電動格納式に変更した。
- タントは4代目へのフルモデルチェンジに伴って廃止されていた2トーンカラー(有料色)が「X」・「Xターボ」専用色として復活設定され、アイスグリーン×シャイニングホワイトパール、ホワイト×ブルーミングピンクメタリック、ホワイト×ファイアークォーツレッドメタリック、ホワイト×レーザーブルークリスタルシャインの4色が新たに設定された。
- タントカスタムは新グレードとして「X"スタイルセレクション"」と「RS"スタイルセレクション"」を追加。大型フロントグリルとガーニッシュ(バンパー・サイド)にメッキ加飾を施したほか、「RS"スタイルセレクション"」には専用15インチアルミホイールも装備された。
- 福祉車両「フレンドシップシリーズ」は「スローパー」・「ウェルカムシートリフト」・「ウェルカムターンシート」全てに「X"スペシャル"」と「カスタムRS"スタイルセレクション"」を追加するとともに、「カスタムRS」を「ウェルカムターンシート」にも設定してグレードを拡充。「ウェルカムシートリフト カスタムRS」はタイヤ・ホイールのサイズを15インチにサイズアップされ、スロープ用操作ラベルを「スローパー」に、オートステップ用フロアハーネスを「スローパー」と「ウェルカムターンシート」にそれぞれ追加された。
- なお、今回の一部改良に伴い、「X」・「Xターボ」・「カスタムX」・「カスタムRS」は2019年12月に発売された「セレクション」シリーズを吸収統合し、従来はパックオプションでの設定で且つ、「セレクション」シリーズに装備されていた装備品すべてを標準装備化。「X"スペシャル"」は従来は設定不可だった「スマートパノラマパーキングパック」の設定が可能となった。カスタムは廉価仕様の「L」が廃止された。
- 2021年(令和3年)9月21日 - 一部改良。
- 「Xターボ」・「カスタムRS」・「カスタムRS"スタイルセレクション"」はパーキングブレーキを電動化し、オートブレーキホールド機能とダイハツ車で初となるコーナリングトレースアシスト(CTA)を標準装備。CTAは旋回時に車両が外側にふくらんでいると検知されたときに内輪にブレーキ制御をかけ、制動力が働くことで旋回性能を高める機能である。
- 2020年12月の改良で一旦廃止されていた「スマートクルーズパック」を「X」・「カスタムX」・「カスタムX"スタイルセレクション"」用に再設定。電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストに加え、全車速追従機能付ACC、LKC、専用ディスプレイ、運転支援用ステアリングスイッチ、ETCユニットで構成され、「X」には、「Xターボ」・「カスタムX」・「カスタムX"スタイルセレクション"」に標準装備されているドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付)も追加される。
- ボディカラーはモノトーンで一部変更となり、フルモデルチェンジ時にカスタム専用色に移行していたプラムブラウンクリスタルマイカ(メーカーオプション)がタントの設定を復活して共通カラーへ移行した一方で、従来は共通カラーだったマスタードイエローマイカメタリックをタント専用色に移行し、カスタムには新たな専用色としてターコイズブルーマイカメタリックを追加。これにより、タントは10色展開となった。
- なお、福祉車両の「ウェルカムターンシート」、「ウェルカムシートリフト」、「スローパー」も標準車同様に機能追加やボディカラーの変更を行った。
- 2022年(令和4年)
- 8月22日 - 秋にマイナーチェンジを行うこととなり、ホームページ上に情報を公開し、販売店での先行受注が開始された。
- 10月3日 - マイナーチェンジ及びファンクロスの追加が発表された。
- キャッチフレーズは標準系・カスタム系が「OPEN JAPAN」、ファンクロスが「ひらけ、新時代アウトドア」。
- カスタムはフロントフェイスが刷新され、エンジンフード・フロントフェンダー・ヘッドランプ・フロントバンパーの意匠を変更。内装ではブラックを基調に深みのあるブルーが配色され、シート表皮のレザー面積が増え、メッキ加飾が施された。タントの外観デザインは従来通りとなる。
- 荷室には上下2段調節式のデッキボードを追加。デッキボード裏の脚を立てることで床下と上の2段積みとなり、この状態でリアシートを倒すことでフラットスペースとなる。デッキボードは取り外してローテーブルとして使用することも可能である。リアシートの裏側にはレバーが追加され、荷室側でもリアシートスライドが可能となった。メーカーオプションのスマホ連携ディスプレイオーディオは9インチのみに集約の上、音声認識機能を追加し、Apple CarPlayがワイヤレス接続に対応。HDMIソケットを追加する改良が施された。
- エンジン制御の最適化によって燃料消費率が向上され、「L」と「X」の2WD車は「2030年度燃費基準80%達成車」、「L」・「X」の4WD車、「Xターボ」・「カスタムRS」の2WD車、「カスタムX」は「同75%達成車」となったが、NA車は排出ガス性能が「平成30年度排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」にスペックダウンされた。
- 福祉改造車両「フレンドシップシリーズ」も改良され、「スローパー」は「X」(ターンシート仕様は除く)と「カスタムRS」はフロントシートがベンチタイプに変更され、ボックス付のフロントセンターアームレストを装備。「ウェルカムシートリフト」はフロント/リア2モード昇降機能において、昇降位置切り替えスイッチが無くなり、ドアの開口に合わせて前後昇降位置を自動で切り替わるように改良され、助手席のラクスマグリップをメーカーオプションに設定した。
- 新設定のファンクロスは外観はフロントグリルやバンパーが専用デザインとなり、バンパーにはシルバーアンダーガーニッシュを装着。ルーフレールが装備され、リアの車名エンブレムは「Tanto」ではなく、「FunCross」ロゴの専用品が装着される。内装はシート表皮に撥水加工が施されたフルファブリックのカモフラージュ柄となり、オレンジの差し色が配置された。そのほか、後席に防水加工のシートバックを採用し、デッキサイド右側と天井にラゲッジルームランプ、後席右側にUSBソケット1口がそれぞれ装備された。
- ボディカラーはモノトーンはタント専用色のマスタードイエローマイカメタリックとブルーミングピンクメタリック、カスタム専用色のパールブラック(メーカーオプション)がそれぞれ廃止、プラムブラウンクリスタルマイカ(メーカーオプション)とブライトシルバーメタリックはタント専用色へ移行となり、新色としてタントにサンドベージュメタリック(メーカーオプション)、カスタムにクールバイオレットクリスタルシャイン(メーカーオプション)、とクロムグレーメタリックをそれぞれ追加したことで、タントは9色、カスタムは7色に整理。ファンクロスはシリーズ共通色となるシャイニングホワイトパール(メーカーオプション)、ブラックマイカメタリック、レーザーブルークリスタルシャイン(メーカーオプション)、新色のサンドベージュメタリック(メーカーオプション)とクロムグレーメタリック、専用色となるレイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリック、コンパーノレッド(メーカーオプション)の全8色が設定される。2トーン(メーカーオプション)はタントはラインナップを刷新してホワイト×アイスグリーンとホワイト×サンドベージュメタリックの2種に、カスタムはブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャインを廃止、ファンクロスはカスタムと同じくブラックマイカメタリックと組み合わせとなり、カスタムとの共通設定となるシャイニングホワイトパールをはじめ、レイクブルーメタリック、サンドベージュメタリック、フォレストカーキメタリック、コンパーノレッドの5種が設定される。
- グレード体系はファンクロスはNA車の「ファンクロス」とターボ車の「ファンクロスターボ」を設定。一方で、「L スマートアシスト非装着車」、「X"スペシャル"」、「カスタムX"スタイルセレクション"」、「カスタムRS"スタイルセレクション"」が廃止され既存グレードが整理された。
- なお、「L」はキーレスエントリーからイモビライザー機能とリクエストスイッチ(運転席/助手席(タッチ式)、バックドア)を備えたキーフリーシステムに、ダイヤル式マニュアルエアコンからプッシュ式オートエアコンにそれぞれグレードアップされ、プッシュボタンスタートも備わったことで、キーフリーシステム・プッシュ式オートエアコン・プッシュボタンスタートが全グレード標準装備となった。
- 11月4日 - 発売後1ヶ月時点での累計受注台数が月間目標台数(12,500台)の4倍にあたる約50,000台となったことを発表。フルモデルチェンジから約1ヶ月間(約37,000台)を更に上回るハイペースの受注実績となった。
- 2023年(令和5年)
- 1月24日 - 半導体不足やコロナ禍に伴う部品供給不足に対応するためアイドリングストップ(eco IDLE)レス仕様の追加設定を発表(4月11日発売)。
- 「フレンドシップシリーズ」を除く全グレードに設定され、アイドリングストップ付き仕様に比べて一律3.3万円割安となる。なお、燃費性能はタント・タントカスタム・タントファンクロス共通で駆動方式を問わず、NA車は2030年度燃費基準70%達成、ターボ車は同65%達成となる。
- 12月20日(補足) - 同社の不正問題の調査で対象がこれまで判明していた6車種から当車種を含めたほぼ全ての車種に拡大することが明らかとなり、国内外の全ての車種の出荷を停止する方向で調整することとなった。
- 2024年(令和6年)
- 4月10日(補足) - 国から出荷停止の指示が解除されたことを受けて、同日より生産を再開した。
- 10月1日 - 一部仕様変更を発表(10月2日発売)。原材料価格の高騰などを受けてメーカー希望小売価格が改定された。
- 10月4日 - ファンクロスを「シフォン トライ」としてSUBARUへのOEM供給を開始。
車名の由来[編集]
イタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味。日本語にも「たんと」という似た言葉があるが、そこから由来するものではない。