ステアリング
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ステアリング(英語:steering)とは、乗り物の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置のこと。日本語の専門用語では「操舵装置」という。
小型船舶から、自転車、オートバイ、自動車から戦車にいたる陸上の車両まで広く使用されている。
以下では自動車で使われるステアリング機構とステアリング・ホイール(円形ハンドル)について説明する。
概要[編集]
自動車のステアリングで一般的なのは、2つの前輪の角度を変える方式のものである。その一般的なステアリングを構成するメカニズムは、一般的には以下の部分から構成される。
- ステアリング・ホイール(ハンドル)
- ステアリング・コラム
- ステアリングシャフト
- ステアリング・ジョイント
- ステアリング・ギア
- ウオーム・アンド・セクター式(worm and sector type steering gear. ウォーム・アンド・セクタとも)
- ウォーム・アンド・セクター - ステアリングシャフト側がウォームギア、ピットマンアーム側がセクターギア(扇形歯車)となったもの
- ウォーム・アンド・ローラー - ピットマンアームのセクターギアを数個のローラーに置き換えたもの
- リサーキュレーティング・ボール - ウォームギアとセクターギアの間をボール・ナットとしたもの
- ラック・アンド・ピニオン式
- ウオーム・アンド・セクター式(worm and sector type steering gear. ウォーム・アンド・セクタとも)
- ステアリング・リンク機構
- ピットマンアーム
- センター・シャフト
- キングピン
- リンク
- リレーロッド
- タイロッド
- ナックル・アーム
全自動車に占める台数の割合は少ないものの、四輪操舵式のモデルも様々なメーカーによって製造されている。