ザ・プラン9
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ザ・プラン9(ザ・プランナイン)は、吉本興業大阪本社に所属する日本の6人組お笑いグループ。2001年4月結成。M-1グランプリ2006ファイナリスト。
メンバー[編集]
- お〜い!久馬(おーいきゅうま、1972年7月22日- )
- 大阪府岸和田市生まれ。本名:久馬 歩(きゅうま あゆむ)。
- 結成初期からのメンバーであり、リーダー。NSC大阪校10期出身。
- 浅越 ゴエ(あさごえ ゴエ、1973年12月20日- )
- 岡山県岡山市南区生まれ、本名:浅越 浩志(あさごえ ひろし)。
- 結成初期からのメンバーで、NSC大阪校16期出身。
- ヤナギブソン(1976年3月25日 - )
- 大阪府大阪市阿倍野区生まれ、本名:柳谷 学(やなぎたに まなぶ)。
- NSC大阪校17期出身、2002年4月加入。当初は他のメンバーより芸歴が短かったため吉本側から正式加入を認められず、言わばサポートメンバーのような扱いだった。
- コヴァンサン(1975年9月30日 - )
- 兵庫県芦屋市生まれ、本名:小林 幸太郎(こばやし こうたろう)。
- 2020年10月加入。かつては「チョップリン」として松竹芸能へ所属していたが、プラン9加入後もコンビとしての活動は継続。
- きょうくん(1976年2月23日- )
- 兵庫県芦屋市生まれ、本名:西野 恭之介(にしの きょうのすけ)。
- 2020年10月加入。かつては「チョップリン」として松竹芸能へ所属していたが、プラン9加入後もコンビとしての活動は継続。
- 爆ノ介(ばくのすけ、1979年6月10日 - )
- 兵庫県西宮市生まれ、本名:幸内 淳(こううち あつし)。
- NSC大阪校30期出身、2020年10月加入。「カバと爆ノ介」を解散後、しばらくの間ピン芸人として活動していた。
- てんしとあくま・かんざきとのユニット「五次元のシャボン玉」でも活動。
元メンバー[編集]
- 鈴木 つかさ(すずき つかさ、1972年8月29日 - )
- 大阪府堺市生まれ、本名:鈴木 司(読み同じ)。NSC大阪校12期出身。
- 結成初期からのメンバーであったが、2008年2月28日を以て脱退。2023年2月には吉本を退社した。
- なだぎ 武(なだぎ たけし、1970年10月9日 - )
- 大阪府堺市生まれ、本名:灘儀 武(読み同じ)。NSC大阪校8期出身。
- 2002年4月から加入、2015年5月17日に脱退を発表。その後はピン芸人として活動している。
その他メンバー[編集]
- 覚王山(かくおうざん、1971年5月21日- )
- 大阪府大阪市福島区生まれ、本名:寺本 覚(てらもと かく)。
- 構成作家。芸名は「たまたま通った名古屋の地名と本名のコラボ」らしい。
来歴[編集]
- 2001年4月、それぞれグループを解散した久馬・鈴木・浅越により結成。baseよしもとの主力メンバーとなる。
- 2002年4月、なだぎ・ヤナギブソンが加入して5人組体制になる。
- 2003年7月、baseよしもと卒業。同年8月よりうめだ花月を中心に活躍。
- 2004年、第34回NHK上方漫才コンテストにて優秀賞受賞。
- 2006年、『M-1グランプリ2006』にて決勝進出。なお、2人組以外のユニットで決勝進出を果たしたのは2023年現在でも彼らのみ。また、当時のメンバーであったなだぎの決勝進出時の芸歴「17年目」という記録も当時は最長で、2017年に村田秀亮(とろサーモン)が19年目で決勝進出を果たすまで破られていなかった。ネタ後、審査員の南原清隆(ウッチャンナンチャン)からは「設定自体は“天使と悪魔”で非常にオーソドックスなんですけども、5人がやると全然違うように見えるんで、それが見ていて面白かったですね。もうちょっと5人ならではの(方向性)が見えてくると、もっと凄くなるような可能性があります」と5人でのスタイルが高評価を受けたが、最終結果は7位に終わった。なお、『キングオブコント』は2008年から出場しているが、決勝進出は果たせていない。
- 2008年2月、他メンバーとの方向性の違いを理由に鈴木が脱退。
- 2015年5月、なだぎが脱退してトリオになる。
- 2016年3月、結成15周年を記念してメンバー増員計画を発表。
- 2020年10月23日、大阪なんばグランド花月にて開催の単独ライブ『3543』公演中に新メンバーをお披露目。コンビ「チョップリン」のコヴァンサン・きょうくん、ピン芸人の爆ノ介の加入が発表され、ザ・プラン9史上初の6人組となった。
特徴[編集]
- 演劇のようなコントを持ち味とし、“本公演”と呼ばれるライブは芝居をメインとした2時間公演である。本公演の他に各メンバーがプロデュースする『THE PLANET9』という、コントが主体となった単独ライブも行っている。
- テレビ・舞台ではメンバー全員での漫才も演じる。ネタはヤナギブソン以外の全員が一体となって行うボケや、次々に畳み掛けるボケに対してヤナギブソン1人がツッコむというスタイル。
- オリジナルメンバー全員がピン芸人としてのスキルも持っており、浅越となだぎに関してはピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』にて優勝及び『S-1バトル』月間チャンピオン獲得を果たしている。
賞レース成績・受賞歴[編集]
M-1グランプリ[編集]
年 | 結果 | エントリーNo. | 決勝戦キャッチコピー | 備考 |
---|---|---|---|---|
2003年 | 準決勝敗退 | |||
2004年 | 準決勝敗退 | |||
2005年 | 準決勝敗退 | |||
2006年 | 決勝7位 | 3882 | 5人の漫才革命児 | 史上唯一のコンビ以外のファイナリスト |
2007年 | 準決勝欠場 | 敗者復活戦も欠場 | ||
2008年 | 不参加 | |||
2009年 | 不参加 | |||
2010年 | 不参加 | 規定上のラストイヤー | ||
2015年 | 準々決勝敗退 | 1153 | 一部メンバーが脱退してから初の出場 | |
2016年 | 準々決勝敗退 | 1729 | 2度目のラストイヤー |
その他(成績)[編集]
- 2024年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 選考会敗退
主な出演番組[編集]
- オールザッツ漫才(毎日放送)
- エンタの神様(日本テレビ)
- キャッチコピーは「新笑いの5人囃子」→「新コメディーの5人噺子」。
- 鈴木脱退後のキャッチコピーは「四峰のコメディー組(ユニット)」
- なだぎのみのキャッチコピーは「至高のややこしや」→「舞い踊るキャラの百貨店(デパート)」
- 浅越のみのキャッチコピーは「お笑いニュースキャスター」
- ヤナギブソンのみのキャッチコピーは「ザ・プラン9のCF(センターフォアード)」
- 爆笑オンエアバトル(NHK)戦績0勝2敗 最高285KB
- 久馬・鈴木・浅越時代の2001年、なだぎ・ヤナギブソン加入後の2004年に出場。
- 笑いの金メダル(朝日放送)
- 登龍門F(フジテレビ)「お笑い登龍門」
- ザ・プラン9のお〜きなアナ(ABCラジオ、2007年4月 - )
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ)久馬以外全員がピンで出演(各々の詳細とキャッチコピーは本人の項を参照)。
- メッセ弾(テレビ大阪)
- 爆笑レッドシアター(フジテレビ)
DVD[編集]
- 「サークルS」(2004年2月25日)収録日:2003年12月12日
- 「西暦二〇〇X年四月一日、禁洒法ヲ施行スル。」(2004年8月11日)収録日:2004年4月
- 「The Ten-Show」(2005年1月26日)収録日:2004年8月28日
- 表紙イラスト:南勝久
- 「弁斗とジェッ太〜大阪ブレインドレイン〜」(2005年5月18日)収録日:2004年12月
- 客演:竹中絵里(現・幸田恵里)
- 「THE PLANET9 Earth 見晴らしのええマンション〜コントstyle〜」(2005年6月22日)収録日:2003年2月
- 「こわがり」(2005年10月26日)
- 「アオいアオいアオい空」(2006年1月25日)収録日:2005年8月
- 客演:竹中絵里、土平ドンペイ
- 「編集者 竹一平の苦悩」(2006年5月24日)収録日:2005年
- 客演:竹中絵里
- 「7-8X4月」(2006年8月30日)収録日:2006年3月
- 客演:平田敦子、久保田浩、竹中絵里、ジパング上陸作戦
- 「足痛いのにがんばった〜コントStyle〜」(2006年10月25日)収録日:2006年5月28日
- 「なゐ震る」(2007年3月28日)
- 客演:ヘッドライト和田友徳
- 「銀行ノススメ」(2007年8月8日)収録日:2006年12月
- 客演:平田敦子、武内由紀子、竹中絵里、チェリーキューピット
- 「功夫ジョン 完全版」(2007年12月5日)収録日:2007年5月
- 表紙イラスト:川島邦裕
- 客演:藤谷文子、腹筋善之助、平山昌雄
- 「THE PLANET9 Earth〜コントStyle〜 鍛えるぞ!鍛えるぞ!」(2008年5月21日)収録日:2007年8月19日
- 「仇男」(2008年9月24日)収録日:2008年2月8日ワッハホール
- 脚本:演出:久馬 歩
- VTR出演:アジアン隅田美保
- 「室内の人々(お誕生日壊/a room)」(2009年1月28日)収録日:2008年4月27日ワッハホール
- お誕生日壊:脚本:ヤナギブソン 演出:覚王山
- a room:脚本:演出:久馬 歩
- 「THE PLAN9 ウルグアイから来た男〜ネタツアー〜」(2009年6月24日)収録日:2008年8月27日なんばグランド花月
- 「SLIDE AWAY,SLIDE DOWN.」(2009年6月24日)収録日:2008年11月ABCホール
- 脚本:演出:覚王山
- 「ウルグアイ〜」「SLIDE AWAY,〜」はユニット初となる初回限定DVDBOXとして2枚組セット発売もされた。
- 「何かが正解です!」(2010年2月10日)収録日:2009年4月 - 5月
- 脚本:鈴木おさむ:演出:鈴木おさむ:ザ・プラン9
- 客演:アジアン
- ユニット初となる、外部の作家による作品。
- 「ジンジャーエールはない!〜ネタツアー〜」(2010年8月25日) 収録日:2009年8月23日なんばグランド花月
- 客演:Mr.オクレ
その他[編集]
- 「ダイナマイト関西」(久馬、ヤナギブソン)
- 「バトルオワライヤル」(久馬、鈴木、浅越)
- 「緊急特別DVD 追悼ケンドーコバヤシさん」(浅越、なだぎ)
- 「日常」(浅越、なだぎ)
- 「日常〜恋の声〜」(なだぎ、ヤナギブソン)
- 「うめだ花月2周年記念DVD 永久保存版」
- 「うめだ花月2周年記念DVD A級保存版」
- 「M-1グランプリ2006完全版 史上初!新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜」
- 「Base SUMMER SMILE02 OSAKA」
- 「Base SUMMER SMILE03 OSAKA」
スペシャルコンテンツ[編集]
- 三菱・デリカD:5の販売店店頭用コンテンツに登場している。ただしなだぎはディランで登場。