サントリー食品インターナショナル
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サントリー食品インターナショナル株式会社 (サントリーしょくひんインターナショナル、英: Suntory Beverage & Food Limited)は、日本の洋酒・ビールメーカーであるサントリーホールディングス傘下の清涼飲料事業子会社である。
コーポレート・スローガンは「水と生きる」。
会社概要[編集]
サントリーグループ内のソフトドリンク部門を受け持つ。主要機能子会社のサントリーフーズを主軸に国内外に事業を展開している。海外では1980年にアメリカで清涼飲料事業に進出し、ペプシブランドを製造・販売するペプシ・ボトリング・ベンチャーズ社の経営を手がける他、 2009年にはオランジーナ・シュウェップス・グループの経営権を取得している。2013年7月3日に東証1部に上場した。 サントリーグループではダイナックについで2社目の上場となった。なお新聞・ラジオNIKKEI・NHKラジオ第2放送の株式市況では「サントリーBF」と略されている(BFは英語社名「Suntory Beverage & Food Limited」から略したものである)。
沿革[編集]
- 2009年
- 1月23日 - サントリー株式会社がサントリー食品株式会社を設立。
- 4月1日 - サントリー株式会社の純粋持株会社化にあたり、会社分割により同社の国内外食品事業を継承。その際、以前から飲料の販売を行っていたサントリーフーズ株式会社を傘下にするとともに、飲料の製造を行う4工場を子会社のサントリープロダクツ株式会社へ移管。
- 7月28日 - 株式会社ニチレイフーズのアセロラ飲料事業(「ニチレイアセロラドリンク」など)を取得することを発表。同年12月から販売を開始し、2010年5月11日の全面リニューアル(一部製品のサイズは同年4月20日に先行発売)をもって同社製品となる。
- 2010年11月12日 - 日本ミルクコミュニティ株式会社(現・雪印メグミルク株式会社)と紙パック製品に関する販売契約を締結。これにより、2011年春からサントリーブランドの紙パック入り飲料は日本ミルクコミュニティを通じた販売となる。
- 2011年1月1日 - 組織変更により、フルコア・グループ、オランジーナ・シュウェップス・グループ、セレボス・パシフィック・リミテッド、ペプシ・ボトリング・ベンチャーズLLC等を傘下に移管し海外における清涼飲料事業を統合したことにより、サントリー食品インターナショナル株式会社に商号変更。併せて、中国事業関連の組織やグループ会社をサントリー(中国)ホールディングス有限公司へ移管。
- 2013年7月3日 - 東京証券取引所市場第一部に上場。
- 2014年7月1日 - 第一三共ヘルスケア株式会社とライセンス契約を締結し、「リゲイン エナジードリンク」を発売。
- 2015年
- 4月7日 - アメリカのケロッグ・カンパニーとライセンス契約を締結し、「ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ」を発売。
- 5月25日 - 同年9月をもって飲料事業からの撤退を表明している日本たばこ産業株式会社(JT)との間で株式会社ジャパンビバレッジホールディングス、ジェイティエースター株式会社、株式会社ジャパンビバレッジエコロジーの株式、「Roots」、「桃の天然水」のブランド取得について基本合意書を締結したことを発表。
- 7月7日 - JTとの間で最終契約書を締結したことを発表。
- 7月31日 - JTから飲料自動販売機オペレーター事業子会社3社の株式と2つのブランドを取得。これにより、株式会社ジャパンビバレッジホールディングスとジェイティエースター株式会社がグループの一員となる。
- 2016年9月24日 - JTからブランドを取得した「桃の天然水」及び「Roots」のボトル缶ブラックコーヒー「ルーツ アロマブラック」の2製品をセブン&アイ・ホールディングス傘下の系列店舗限定製品として発売(なお、当日発売はセブン-イレブンのみで、イトーヨーカドーなどの他の系列店舗は2日後の9月26日より発売)。
- 2021年
- 春 - 本社を東京都中央区京橋から同港区芝浦に移転。
- 5月28日 - 将棋の棋戦(準公式戦)として「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦」の創設を発表。
- 11月1日 - 味の素AGF株式会社との間で、「ブレンディボトルコーヒー」の製造・販売権並びに「ブレンディ」の商標ライセンス契約を締結した事を発表。
歴代社長[編集]
氏名 | 在任期間 | 出身校 | |
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2 | 白井省三 | 2009年01月 - 2011年01月 | 一橋大学経済学部 |
3 | 鳥井信宏 | 2011年01月 - 2016年03月 | 慶應義塾大学経済学部 |
4 | 小郷三朗 | 2016年03月 - 2019年03月 | 京都大学法学部 |
5 | 斎藤和弘 | 2019年03月 - 2023年03月 | 早稲田大学法学部 |
6 | 小野真紀子 | 2023年03月 - | 東京外国語大学外国語学部 |