ゲフィン・レコード(Geffen Records)は、アメリカ合衆国にあるユニバーサル ミュージック グループ内のインタースコープ・ゲフィン・A&Mレコード傘下のレコードレーベル。
デヴィッド・ゲフィンが1980年に設立。1970年代に経営していたアサイラム・レコードのアーティストを引き抜き、さらに他のレコード・レーベルからも引き抜きを行って運営を開始した。
初めてのレコードは1980年10月20日にリリースされたドナ・サマーの『ワンダラー』である。同アルバムはゴールド・ディスクになった。
初期の飛躍の起爆剤となったのは、同年11月17日にリリースされたジョン・レノンの復帰作『ダブル・ファンタジー』である。同アルバムはチャートのトップになり、ゲフィン・レコード初のミリオン・セラーにもなった。先行発売されたシングルの「スターティング・オーヴァー」も全米1位を記録した。
その他にもエルトン・ジョン、ニール・ヤング、シェール、ドン・ヘンリー、ジョニ・ミッチェル、ピーター・ガブリエル、エイジア、パット・メセニー・グループなどスター級のアーティストを擁して、多数のヒット作を送り出した。
1980年代中期 - 末にかけてヘヴィメタル・ブームが起こったときにも、ブラック・アンド・ブルー、ホワイトスネイク、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼズ、マノウォーをヘッドハンティングした。1990年代にブームが終焉を迎えた後もニルヴァーナ、ソニック・ユースなど有力な新人を発掘していき、以後もベックなど有力新人を送り出すロックシーン随一の影響力を持っている。近年はヒップ・ホップのアーティストとも多数契約している。
デヴィッド・ゲフィンは1990年に資本をMCAミュージック・エンタテインメント(1998年にユニバーサル・ミュージックとなる)に売却し、後にドリームワークスを共同設立する。
ゲフィン・レコードのアーティスト[編集]
- Ado
- アヴァント
- アシュリー・シンプソン
- イーグルス
- E・Z・O
- ウィーザー
- エアロスミス
- エイジア
- XTC
- エディ・ブリケル
- エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ
- エルトン・ジョン
- エンリケ・イグレシアス
- オーディオスレイヴ
- オール・タイム・ロウ
- オノ・ヨーコ
- オリアンティ・パナガリス
- ガービッジ
- カイリー・ミノーグ
- カウンティング・クロウズ
- カウボーイ・ジャンキーズ(Cowboy Junkies)
- カメレオンズ
- ガンズ・アンド・ローゼズ
- 喜多郎
- ギャラクティック・カウボーイズ
- ザ・キュアー
- クォーターフラッシュ
- ザ・ゲーム
- コモン
- サザン・カルチャー・オン・ザ・スキッズ
- サミー・ヘイガー
- サムシング・コーポレイト
- シー・ウォンツ・リヴェンジ
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- GZA
- ジーン・ラヴズ・ジザベル(Gene Loves Jezebel)
- ジェイミー・フォックス
- シェール
- シガー・ロス
- シャギー
- ジョニ・ミッチェル
- ジョン・ウェットン
- ジョン・レノン
- スージー&ザ・バンシーズ
- スタイル・カウンシル
- ストーン・ローゼズ
- スヌープ・ドッグ
- スリム・サグ
- ソニック・ユース
- デビー・ハリー
- テスラ
- ドナ・サマー
- トラスト・カンパニー
- ドン・ヘンリー
- ニール・ヤング
- ニュー・エディション
- ニュー・ファウンド・グローリー
- ニュー・ラディカルズ
- ニルヴァーナ
- ニンフス(The Nymphs)
- パット・メセニー(パット・メセニー・グループ)
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- パドル・オブ・マッド
- ピーター・ガブリエル
- フィールド・モブ
- ザ・フー
- ブラック・アンド・ブルー
- ブラッドハウンド・ギャング
- ブリンク182
- フロエトリー
- ベック
- ベルリン
- ホワイトスネイク
- ホワイト・ゾンビ
- マノウォー
- ミスフィッツ
- メアリー・J・ブライジ
- モス・デフ
- ザ・ライク
- ライズ・アゲインスト
- ライフハウス
- リンプ・ビズキット
- ルーニー
- ルーファス・ウェインライト
- ル・セラフィム(LE SSERAFIM)
- レオナ・ネス
- ロック・シティ・エンジェルス(Rock City Angels)
- ローン・ジャスティス
- マリア・マッキー
- Y&T
- ワン・チャン
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