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ケーヨー

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株式会社ケーヨー(英: Keiyo Co., Ltd.)は、ケーヨーデイツー(ケーヨーD2)の名称でホームセンターをチェーン展開するDCMホールディングス傘下の企業である。

千葉県千葉市で創業、千葉市若葉区みつわ台1丁目28番1号に本社を置く。店舗コンセプトは「ふだんの暮らし総合店」。

店名「ケーヨーD2」の由来は、社名のケーヨー(旧社名は京葉産業。東京と千葉を表す京葉に由来)と、英語で「日々」を意味する Day to Day を組み合わせたもの。「今日から明日へ、ふだんの暮らしをより豊かに」のメッセージが込められている。当初の店舗名は「ケーヨーホームセンター」であった。

歴史・概要[編集]

1952年(昭和27年)5月31日に永井幸喜が石油製品の販売を目的として京葉産業株式会社を設立したのが始まりである。 1953年(昭和28年)に千葉県千葉市登戸にガソリンスタンド1号店を開設し、三菱石油の販売店として事業を開始した。

1964年(昭和39年)11月に三菱石油と特約店契約を締結して石油の卸売りにも参入すると共に、ガソリンスタンド事業の拡大を進めた。

オイルショックで石油業界の将来性への懸念を抱いたことから業態転換を図ることとし、1974年(昭和49年)9月に千葉県木更津市にホームセンター1号店を開店し、ホームセンターの展開を始めた。

1979年(昭和54年)4月に「株式会社ケーヨー」に社名変更し、初の県外出店として埼玉県秩父市に秩父店を出店した。

1983年(昭和58年)からは直営スタンドを事業譲渡して石油の卸売による供給へ切り替えたり、石油元売りに一部スタンドの経営権を返上したりするなどして、石油販売事業の縮小を進めた。

出店地域は主に東日本となっており、特に本部がある千葉県を中心とした関東地方、静岡県・山梨県への出店が多いほか、愛知県など東海地方、近畿地方での出店もみられる。

2020年5月現在、北海道、北東北および山形県、北陸地方、奈良県、中国・四国地方、九州地方および沖縄県には出店していない。2017年4月時点で、未出店地域における出店計画も白紙となっている。

2017年1月5日、ホームセンター業界で日本国内最大手のDCMホールディングスの持分法適用関連会社になり、資本業務提携を締結した。当初はケーヨーを完全子会社化とする経営統合を目指していたが、ITシステムや人事統合などに負担がかかるため完全子会社化は断念し、DCMからの出資は事業子会社のDCMホーマックと合わせて2割にとどまり、ケーヨーは株式上場を維持することとなった。しかしその後の2023年10月に、DCMホールディングスが当社に対する株式公開買付け(TOB)を実施し成立、DCMホールディングスは当社の株式の90.7%を保有することとなった。

自社オリジナルのプライベートブランドとして「D2オリジナル」、「D2ゴールド」、「なかよしくらぶ」(主にペット用品)を導入していたが、DCMホールディングスの傘下に入ったことで販売を終了し、DCMのプライベートブランド「DCMブランド」に切り替えられた。また、他のDCMグループの店舗が近隣にある場合のチラシの共通化なども行われている。

沿革[編集][編集]

  • 1952年(昭和27年)5月31日 - 千葉県千葉市通町に京葉産業株式会社を創業。
  • 1953年(昭和28年)4月 - 千葉県千葉市登戸にガソリンスタンド1号店を開設。
  • 1964年(昭和39年)11月 - 三菱石油と特約店契約を締結して石油の卸売りにも参入。
  • 1974年(昭和49年)9月 - 千葉県木更津市にホームセンター1号店を開店。
  • 1979年(昭和54年)
    • 4月 - 「株式会社ケーヨー」に社名変更。初の県外出店として埼玉県秩父市に秩父店を出店(埼玉県1号店)。
    • 9月 - 竜ケ崎店を開店し、茨城県に初出店)。
    • 10月 - 竜王店を開店し、山梨県に初出店。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 静岡県に初出店(御殿場店))。
  • 1983年(昭和58年)
    • 4月 - 茅野店を開店し、長野県に初出店。
    • 9月 - 長野市に本久ケーヨー株式会社を設立。東京都に初出店(小金井店)。
  • 1984年(昭和59年)
    • 11月 - 本社を現所在地へ移転。
    • 12月24日 - 東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1986年(昭和61年)10月 - 神奈川県に初出店(海老名店)。
  • 1988年(昭和63年)8月 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1991年(平成3年)
    • 11月 - 「ケーヨーホームセンター」を「ケーヨーデイツー」に店名変更。埼玉県加須市に新店名1号店を開店。
    • ジャスコと折半出資で、資本金1億円の株式会社ケーヨージャスコを設立。
  • 1992年(平成4年) - 石黒ホーマ(のちホーマックを経て現・DCMホーマック)、ジャスコ(現・イオン)と業務・資本提携。
    • 9月 - 宮城県に初出店(白石店)。
  • 1994年(平成6年)6月 - 千葉県柏市に物流センター「ケーヨーロジスティクスセンター」設立。
  • 1998年(平成10年)4月 - 看板などの配色を既存のオレンジ基調からブルーに変更した新デザインのケーヨーデイツー店舗(野田店)が開店。
  • 2000年(平成12年)12月 - ケーヨージャスコを100%子会社化。
  • 2001年(平成13年)1月 - ケーヨージャスコを株式会社デイツーに社名変更。
  • 2002年(平成14年)9月 - ニック産業株式会社(ダイニックの関連会社)をTOBにより関連会社化。株式会社デイツーを直営化。
  • 2003年(平成15年)3月 - 三重県に初出店(松坂店)。愛知県に初出店(岡崎店)。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月 - 岐阜県に初出店(芥見店)。
    • 10月 - 大阪府堺市に関西進出となる泉北原山台店を出店(大阪府初出店)。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月 - 和歌山県に初出店(橋本彩の台店)。
    • 9月 - 兵庫県に初出店(明石大久保店)。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月 - ニック産業が運営するニックホビーショップの店名をケーヨーデイツーに変更。
    • 9月 - ニック産業および本久ケーヨーを吸収合併。
  • 2012年(平成24年)5月31日 - 創業60周年を迎える。
  • 2016年(平成28年)4月5日 - DCMホールディングスとの間で、業務提携及び経営統合に向けた協議開始を発表。
  • 2017年(平成29年)1月5日 - DCMホールディングスの持分法適用関連会社になり、資本業務提携を締結。
  • 2019年(平成31年・令和元年)- 神奈川県内2店舗をはじめ、1月から10月にかけて、年間9店舗を閉店。
  • 2022年(令和4年)
    • 7月31日 - 久居インター店(三重県津市)の閉店により、三重県の店舗が消滅。
    • 10月11日 - DCMホールディングスが当社の株式を追加取得し、同社の出資比率が31%強となる。
  • 2023年(令和5年)
    • 10月2日 - 同日から同年11月14日までの間、DCMホールディングスが完全子会社化を目的とする株式公開買付け(TOB)を実施予定。
    • 11月14日 - 上記のTOBが成立し、当社株式のうちDCMホールディングスによる保有率が90.7%となる。

店舗[編集]

現行店舗の一覧は、公式サイト内「店舗一覧」を参照のこと。営業時間は店舗ごとに異なるが、9時30分から19時30分(または20時)までの店舗が多い。

1998年(平成10年)4月以降の新規出店と、既存店舗のリニューアルの際には、看板などの配色を従来のオレンジ基調からブルーに変更した新デザインが導入されている。

2016年(平成28年)7月に新業態店舗として改装を行い、ペットショップと園芸用品に特化した「ケーヨーデイツー ペット&グリーンみろく寺店」を神奈川県藤沢市に開店した。また同年、提案型DIY店舗「女性客をターゲットにした都市型実験店」として「iite by D2(イイテ)」を新展開、同年11月23日に船橋坪井店を、続いて2017年(平成29年)2月22日にはそめい野店を「iite by D2」に業態変更した(両店とも従来型店舗からの転換)。しかし、2020年(令和2年)2月29日をもって「iite by D2」業態は終了、両店とも「ケーヨーデイツー」業態に再転換された。

関連会社[編集]

  • 株式会社ケーヨー保険サービス(非連結子会社) - 保険代理業。2016年3月1日に株式会社カーライフケーヨーから社名変更。
  • 茂原商業開発株式会社(持分法非適用関連会社) - 千葉県茂原市。ショッピングセンターの経営。
  • 株式会社穂高ショッピングセンター(非連結子会社) - 長野県安曇野市。ショッピングセンターの経営。

下記の2社は2009年(平成21年)9月1日付けでケーヨーへ吸収合併された。

  • ニック産業株式会社 - 京都府京都市右京区に本社があった企業。ダイニック株式会社(大日本クロス)の子会社で、最大14件のホームセンターを経営していた。
  • 本久ケーヨー株式会社 - 長野県内でのホームセンター「本久デイツー」を経営。元々は株式会社本久との共同出資により設立された。


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