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オートバックスセブン

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株式会社オートバックスセブン(英: AUTOBACS SEVEN CO.,LTD.)は、東京都江東区に本社を置き、カー用品店最大手のチェーンである「オートバックス」や「スーパーオートバックス」等を運営、またはフランチャイズ展開している企業である。

概要[編集]

日本初のカー用品総合専門店で、創業者の住野敏郎がアメリカを視察した際に見たカー用品総合専門店を、日本でも実現できないか、という発想から生まれた。

名称の由来は、取り扱う品目の一部の頭文字・社員達の意志から。「AUTO」は、アピール(Appeal)・ユニーク(Unique)・タイヤ(Tire)・オイル(Oil)から成り、「BACS」は、バッテリー(Battery)・アクセサリー(Accessory)・カーエレクトロニクス(Car electronics)に、サービス(Service)を付加したもの。AUTOに関しては、自動車を意味するオート(AUTO)でもある。そして、社名の「セブン」は、「取扱商品であるタイヤ・オイル・バッテリー・アクセサリー・カーオーディオ・サービスの6つに続き、常にお客様のために第7の商品を探し続ける」という理念がこめられている。

業務拡大の度に、本社を大阪府内で度々移転したが、本格的に東京進出を目指し、2001年には本社を東京に移転した。

みどり会のメンバーであり三和グループに属している。

沿革[編集]

  • 1947年2月 - 大阪府大阪市福島区において、創業者の住野敏郎が自動車部品の卸売を目的として、個人経営の「末廣商会」を創業。
  • 1948年8月 - 末廣商会が株式会社に改組し、カー用品卸売業「株式会社富士商会」設立。
  • 1958年1月 - 卸部門を独立し、(旧)「大豊産業株式会社」設立。
  • 1974年11月 - オートバックス第1号店(セブン東大阪店)を、大阪府大東市に開店。
  • 1975年4月 - フランチャイズ展開を開始(フランチャイズ1号店:函館中道店)。
  • 1976年 - 日本フランチャイズチェーン協会加入。
  • 1978年2月 - 株式会社富士商会が「株式会社オートバックスセブン」に商号変更。
  • 1979年3月 - 株式会社オートバックスセブンが、(旧)大豊産業株式会社と株式会社オートバックス・東大阪を合併し、(新)「大豊産業株式会社」に商号変更。
  • 1980年3月 - 大豊産業株式会社が「株式会社オートバックスセブン」に商号を戻す。
  • 1984年6月 - 本店を大阪府吹田市に移転。
  • 1986年3月 - オートバックス子会社5社を吸収合併。
  • 1989年3月 - 大阪証券取引所2部に株式上場。
  • 1993年
    • 6月 - 本店を大阪府豊中市に移転。
    • 8月 - 東京証券取引所2部に株式上場。
    • 9月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所で1部に指定替え。
  • 1995年3月 - ロンドン証券取引所に株式上場。
  • 1997年3月 - スーパーオートバックス第1号店(千葉長沼店)を千葉県千葉市稲毛区に開店。
  • 1998年10月 - 株式会社オートハローズ と資本・業務提携。
  • 1999年8月 - ルノーと提携し、合弁会社オートバックスセブンヨーロッパS.A.S.を設立。
  • 2001年6月 - 本店を東京都港区に移転。
  • 2002年
    • 4月24日 - 三菱商事石油との合弁会社ダイヤバックスが運営するガソリンスタンド一号店、オートバックスエクスプレス129厚木ssを神奈川県厚木市に開店。
    • 10月 - 株式交換により、株式会社オートハローズを完全子会社化。
  • 2004年10月 - 本店を東京都江東区に移転。
  • 2007年3月 - ロンドン証券取引所の上場廃止。
  • 2008年
    • 10月31日 オートバックスエクスプレス129厚木ss閉店。跡地は暫く廃墟状態だったが、2014年3月にうかいやが運営する出光興産に転換・改修され、現在はうかいやセルフ厚木129号ssとなった。
  • 2011年10月1日 - Tポイントの取り扱い開始。
  • 2017年
    • 7月25日 - 自社会員カードとTポイントカードの連携、独自デザインのオートバックスTカードの発行を開始。
    • 12月31日 - オートバックスポイントの付与終了。翌日より完全にTポイントのみの付与になる。
  • 2019年
    • 4月1日 - BMW正規ディーラー部門の連結子会社2社(株式会社アウトブラッツ、株式会社モトーレン栃木)の共同株式移転によりディーラー事業を統括する中間持株会社「株式会社オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス」を設立すると共に、ディーラー事業推進部を廃止した。
    • 6月1日 - 滋賀県の自動車整備業会社「正和自動車販売株式会社」の全株式を取得し子会社化。
  • 2020年
    • 4月1日 - 三重県の自動車整備業会社「高森自動車整備工業株式会社」の全株式を取得し子会社化。
    • 4月7日 - 三菱商事グループのガソリンスタンドサービス支援会社「株式会社カーフロンティア」と提携。カーフロンティアが展開するタイヤECサイト『TIREHOOD』の運営会社「株式会社BEAD」に出資しTIREHOODサイトを共同展開する。
  • 2021年
    • 4月1日 - 株式会社ジョイフル本田の子会社である「株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター」の全株式を取得し子会社化し、同時にジョイフル車検・タイヤセンターの商号を「株式会社BACS Boots」へ変更。
  • 2022年
    • 12月5日 - BYDオートジャパンとディーラー契約を締結した。

業態[編集]

  • オートバックス
    • 最も一般的な店舗。テーマカラーはオレンジ。
  • スーパーオートバックス
    • 1997年から展開している大型自動車用品店。商圏を20km前後に設定したフラッグシップ店(TypeⅠ)と、10km前後とした大型店舗(TypeⅡ)がある。店舗デザインは従来のオートバックスと同じロゴながらテーマカラーが星条旗をイメージした赤・白・青になっているものと、従来とは異なるロゴ(文字のみのロゴ)を使用した店舗があり、後者の方が店舗数が多い。自動車用品ばかりではなく、化粧品や音楽CD、書籍なども販売しており、高度なカスタマイズやチューンアップも手がけている。
    • 建物内に別の専門店が入居し、さながらオートバックスが核店舗のショッピングセンターのような業態で営業を行っている店舗も存在する。ナゴヤベイ、かしわ沼南には書店のヴィレッジヴァンガードが入居しており、ゴルフ用品店(かしわ沼南)など自動車に無関係なテナントが入居している店舗もある。かつてかしわ沼南ではミニシネコン『シネスクープ』も併設されていた(2008年2月29日をもって閉館)
    • 一部の大型店舗には店舗名とは別に「WOOW(ワウ) 〇〇」という独自の名称が付与されている。
  • A PIT AUTOBACS(アピット オートバックス)
    • 2018年より展開するCCCグループとの協業による新業態の大型店で、オートバックスの旗艦店として位置づけられている。カー用品のほかアウトドア用品やアパレルなども扱い、スターバックス併設の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」も出店する。同年11月29日にA PIT AUTOBACS SHINONOME(旧スーパーオートバックス東京ベイ東雲)が、2022年9月19日にA PIT AUTOBACS KYOTO SHIJO(旧スーパーオートバックス京都ワウワンダーシティ)がいずれもスーパーオートバックスからの業態転換のかたちで開店した。
  • オートバックス走り屋天国セコハン市場
    • 下取りした中古パーツや店頭展示品、パッケージ破損品等のアウトレット商品を取扱う。公式サイト上ではオートバックス セコハン市場と「走り屋天国」の語が消えているが、その理由は不明。しかし実店舗では「走り屋天国」の語が残っているものもある。近年は中古小売り市場の縮小もあり、店舗数は全国に22店(2017年7月現在)と縮小傾向にある。
  • オートバックスエクスプレス
    • セルフサービス式ガソリンスタンドをベースとした新業態。2018年11月現在、北陸、近畿を中心に11店。かつて東燃ゼネラル石油(現・ENEOS)が運営していたガソリンスタンド形態「エクスプレス」(現・EneJet)とは無関係。
  • オートハローズ
    • 緑地の看板に白のチョキマークがシンボル。
    • 元々はオートバックスのフランチャイズから独立して北海道で創業したカー用品店で、寒冷地でのカーライフに合わせた商品展開を行っていた。2002年に買収し子会社化。その後はオートバックスなど他ブランドへの転換が進み、2012年10月4日のオートハローズ紋別店のオートバックス紋別店への移転・業態変換を以て消滅した。
    • 当社による子会社化以前は広島県等道外にも店舗を構えていたが、道内の店舗とは異なり、チョキマークを使用していなかった。
  • オートバックスカーズ
    • 1996年から中古車事業に参入し、2002年から現名称で車買取および新車・中古車販売を行っている。
  • 新車販売
    • オートバックスカーズ発足以前、マツダ・ユーノスのディーラー権を取得し、大阪府吹田市にて新車販売店「ユーノスロータリー」を運営していた。ユーノス終了後は閉店し、そのまま「オートバックス吹田泉町店」に変更し営業していたが、2011年に移転・閉店した。
    • 2015年、東京都豊島区のBMW・MINIの正規ディーラー「アウトプラッツ」を買収。オートバックスの名を前面に出さず「Ikebukuro BMW」と「MINI池袋」を運営している。その後も2016年、栃木県のBMW正規ディーラー「モトーレン栃木」を譲受。2017年11月、練馬区のBMW正規ディーラー「Nerima BMW」の運営を引き継ぐ。2018年8月、BMW東京が運営していた「Ogikibo BMW」の運営を引き継ぐ。
    • 2021年、栃木県のアウディ正規ディーラー「TAインポート」 を買収。宇都宮市・柏の葉の店舗を引き継ぐ。同年4月1日付けで社名を「株式会社バックス・アドバンス」に変更した。

関連項目[編集]

フランチャイズ加盟企業[編集]

  • MYコミュニケーションズ(静岡・神奈川)
  • バッファロー (カー用品店)(埼玉・東京)
  • アイエーグループ(神奈川・岐阜・宮城)
  • G-7・オート・サービス(G-7ホールディングス)(千葉・茨城・福井・広島・岡山・京都)
  • 伸和(三重)
  • ロータス(三重)
  • シンボ(新潟・山形)
  • トキワオートサービス(神奈川)
  • カーライフサービス(京都)
  • 大興産業(和歌山)
  • オートハンズ(滋賀)
  • ビッグ(愛知)
  • カーショップユタカ(愛知)
  • ユーエイ(埼玉)
  • キノシタ(静岡)
  • ファナス(東京)
  • オートピア(東京)
  • 美作グループ(岡山)
  • カーライフ大分(大分)
  • 北日本オートバックス(北海道)
  • トータルエース(大阪)
  • ビッグ東北(福島)
  • 葛城(奈良・三重)
  • コバヤシ(群馬)

モータースポーツ関連[編集]

  • F1
    • ティレル(1989年にスポンサード)
    • ブラバム(1991年にスポンサード)
    • スーパーアグリF1チーム
  • 全日本GT選手権
  • SUPER GT
  • フォーミュラ・ニッポン
  • ARTA - 鈴木亜久里
  • ASL・ガライヤ
  • ル・マン24時間レース
    • 1997年、1998年に総合連覇を果たしたヨースト・レーシングをスポンサード

CMイメージキャラクター[編集]

現在のCMキャラクター

  • 山口智充
  • 池田美優
  • 春風亭昇太(2022年10月1日 - )
  • 春風亭昇羊(2022年10月1日 - 、「クルマ買取」篇のみ)
  • 黒木優子(西日本エリア限定)

過去のCMキャラクター

  • みのもんた
  • 中畑清・篠塚利夫(読売ジャイアンツ時代)
  • 掛布雅之・真弓明信(阪神タイガース時代)
  • 新庄剛志(同上)
  • ユースケ・サンタマリア
  • 山川恵里佳
  • 相武紗季
  • 岸部一徳
  • 大木こだま・ひびき
  • 八奈見乗児(CMのナレーション)
  • 「M-1グランプリ」の歴代優勝コンビ
    • 中川家
    • チュートリアル
    • サンドウィッチマン
    • NON STYLE
    • パンクブーブー
    • 笑い飯
  • 山本梓
  • 上川隆也
  • 波瑠
  • 片岡愛之助 (6代目)
  • 皆川猿時
  • 倉科カナ
  • 尾美としのり・清水美沙・福田沙紀

その他[編集]

  • オートバックスM-1グランプリ(2001年 - 2010年)
  • AUTOBACS Presents OLEっち
  • 西部警察、ゴリラ・警視庁捜査第8班(主に地方ロケ編で撮影協力)
  • キッザニア東京
  • 湘南オートモビル・ビジネス専門学校
  • 中田康雄
  • 相沢舞(声優。オートバックスでアルバイトした経験があり、エンジンオイルに関しての知識がある)
  • Halfords
  • トミカ絆合体 アースグランナー(2020年4月より放送されているテレビ大阪制作のテレビアニメ。番組スポンサーを務めており、6月中旬よりコラボCMが流されている)
  • 武蔵ホルト(ホルツ)(メインで扱っているDIY補修用品シリーズ)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 1986年まではフランチャイジーとしてオートバックスの店名・マークを使用していたが、運営方針の対立が元で裁判所から店名・マーク使用の差し止めを受け、同年に店名を『ハローズ』に変更した。
  2. ^ Tポイントかオートバックスメンバーズカードの選択である。
  3. ^ 「〇〇」の部分は各店舗により異なっており、例として「WOOW FACTORY」(千葉長沼)、「WOOW CITY」(かしわ沼南、現在は看板が撤去されており不使用)、「WOOW CIRCUIT」(ナゴヤベイ)、「WOOW PORTCITY」(サンシャインKOBE)、「WOOW Wonder City」(京都、現在は「A PIT」への業態転換に伴い消滅)などがある。
  4. ^ 考え得る原因として、スポーツカー離れなど需要の変化や企業イメージの問題(「暴走行為を助長する」などの苦情)に対する対応がある。
  5. ^ 前運営会社「株式会社東立」が2017年9月にディーラー権を解除されたことに伴う引き継ぎ。
  6. ^ 小山市の中古車ディーラー「東京オート」が運営していた。

出典[編集]

  1. ^ 会社概要 - オートバックスセブン
  2. ^ a b c d e f g h i 有価証券報告書(第71期)
  3. ^ 株式会社オートバックスセブン 定款 第1章第1条
  4. ^ メンバー会社一覧 - みどり会
  5. ^ http://www.autobacs.com/static_html/srv/tpoint.html Tポイントのご利用に関するお知らせ
  6. ^ “ディーラー事業統括会社設立に関するお知らせ”. 株式会社オートバックスセブン. 2019年4月7日閲覧。
  7. ^ “組織変更のお知らせ”. 株式会社オートバックスセブン. 2019年4月7日閲覧。
  8. ^ 株式会社ジョイフル車検・タイヤセンターの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ オートバックスセブン 2021年3月5日
  9. ^ 完全子会社である非連結子会社の株式の全部譲渡に関するお知らせ ジョイフル本田 2021年3月5日
  10. ^ http://response.jp/article/2022/12/05/364876.html
  11. ^ オートバックス、「派遣」に直接指示 労働局が是正指導 朝日新聞 2008年8月20日


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