オンテックス
株式会社オンテックス(英: ONTEX INC.)は、日本の住宅、ビル、およびマンションのリフォーム会社。
概要[編集]
1984年創業。リフォームの他に不動産事業、温浴事業なども行っている。塗装工事会社としては、日本で初めて[要出典]、自社職人の専門教育施設、オンテックス・テクニカルスクール(職業訓練認定校)を設立した企業である。自社塗料の開発・製造を行っており、北海道の旭川市と沖縄県の宮古島にて暴露試験を行っている。特定建設業許可:国土交通大臣許可(特-2)第20381号。リフォーム専業(外装)売上高13年連続1位。2017年からCMイメージキャラクターとして、デーモン閣下を起用している。
会社沿革[編集]
- 1984年7月 - オザサ塗装工業創業(大阪市住吉区)
- 1986年3月 - 資材センター開設(大阪市東住吉区)
- 1987年2月 - 建設業許可 大阪府知事登録
- 1988年5月 - 株式会社オザサ設立
- 1991年1月 - 日本ペイント特約店契約
- 1993年5月 - 関西ペイント特約店契約
- 1997年1月 - 本社ビル竣工(大阪市住吉区)
- 1997年2月 - 建設業許可 建設大臣登録
- 1997年8月 - 一級建築士事務所 大阪府知事登録
- 1998年10月 - 「OBP工法」特許出願
- 1999年4月 - 関西大学先端科学技術推進機構との委託研究契約締結
- 2000年1月 - 品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9002」認証取得
- 2000年7月 - 株式会社オンテックスに社名変更
- 2000年12月 - 外断熱塗材・外断熱工法「E-テックスプロヒート工法」開発・特許出願
- 2002年1月 - 環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」認証取得
- 2002年5月 - 遮熱塗料「サーモテクト」開発・商標出願
- 2002年12月 - 品質マネジメントシステムを「ISO9002」から「ISO9001」に移行
- 2003年6月 - 「モールドテクト」「ウォームテクト」エコマーク商品認定
- 2005年3月 - 第1回・第2回・第3回無担保社債(合計12.5億円)発行
- 2005年4月 - 株式会社オンテックス・プラス(現 株式会社バリューエージェント)に販売促進事業を営業譲渡
- 2005年7月 - 特定建設業許可 国土交通大臣登録
- 2005年8月 - スーパー銭湯「さらさのゆ」オープン
- 2006年3月 - 第4回無担保社債(3億円)発行
- 2006年4月 - 技能士育成施設「オンテックス・テクニカルスクール」開校
- 2006年11月 - 新本社ビル竣工(大阪市浪速区)
- 2008年3月 - 「オンテックス・テクニカルスクール」が大阪府に職業訓練校として認定
- 2008年4月 - neoスーパー銭湯「美笹のゆ」オープン
- 2009年2月 - 株式会社リンククリエートに法人部門の一部を事業譲渡
- 2009年4月 - 第5回無担保社債(3億円)発行
- 2009年4月 - スーパー銭湯「蔵前温泉 さらさのゆ」リニューアルオープン
- 2010年1月 - 東京本社開設(東京都立川市)
- 2010年9月 - 不動産仲介店舗「サーガス」オープン
- 2012年4月 - 第6回無担保社債(1億円)発行
- 2012年12月 - 「リフォーミー 泉佐野店」オープン
- 2014年1月 - 第7回無担保社債(1億円)発行
- 2014年3月 - 「オンテックス太陽光発電つくば研究所」創設
- 2017年5月 - 第8回無担保社債(5億円)発行
- 2018年2月 - ホテル「J-SHIP大阪難波」オープン
- 2018年3月 - 第9回無担保社債(3億円)発行
- 2018年4月 - 「OMC工法」開発
- 2020年4月 - neoスーパー銭湯「積善温泉 美笹のゆ」リニューアルオープン
- 2020年10月 - 一般社団法人 日本経済団体連合会に加入
- 2021年5月 - 「OMCローラー」特許取得
- 2022年5月 - 「塗装材の吹付けガン」特許取得
認定職業訓練[編集]
2006年4月に企業内に開校したオンテックス・テクニカルスクールは、2008年3月には大阪府より認定職業訓練(普通職業訓練)として認定を受けたことにより、職業能力開発促進法第24条及び第25条に基づいて職業能力開発校として位置付けられた。同法第21条および第26条の2に基づき技能照査に合格することにより技能士補の称号が得られ、2級技能検定試験の全学科が免除される。
その他[編集]
2007年、新本社ビルが「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞している。
2017年、貝塚市に救急講習機材一式を寄贈し、感謝状を受賞している。
2017年、和泉市に無人航空機2機を寄贈し、感謝状を受賞している。
2017年、富田林市に消防・防災関連物を寄贈し、感謝状を受賞している。
2017年、大阪市消防局に消防車とマイクロバスを寄贈し、感謝状を受賞している。
2017年、堺市に応急手当普及啓発用器材を寄贈し、感謝状を受賞している。
2018年、日本赤十字社に献血活動などの取り組みを表彰され、感謝状を受賞している。
2019年、富田林市に消防・防災用品として「オフロード電動アシスト付き自転車」を寄贈し、感謝状を受賞している。
2019年、地方公共団体への寄付支援により、日本国天皇から紺綬褒章を受章している。
2019年、大阪市に消防局へ防災用品を寄贈し、感謝状を受賞している。
2019年4月、2012年3月に開設され2015年8月に閉鎖されたリフォーム会社の口コミサイトにおいて、オンテックスが委託したウェブサイト制作業者である株式会社ヒューゴがランキングを操作してオンテックスを1位にしたとして、同業者が約260万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。オンテックスを高評価する口コミがサイトの開設前に投稿されていることから、大阪地裁は「オンテックスが委託したウェブサイト制作会社である株式会社ヒューゴが口コミ内容や対象業者を意図的に操作しオンテックスを1位にしたと推察される。オンテックスが優良であると誤認させる表示」であり不正競争防止法違反にあたるとしたが、原告側が既に株式会社ヒューゴから相当額の和解金を受けていた事や、原告側の営業上の信用が毀損されたと認めるまでには至らなかった事等を踏まえ、オンテックスに8万円の支払いを命じた。
2020年、富田林市に消防・防災用品として「現場指揮用タブレット」を寄贈し、感謝状を受賞している。
2020年、和泉市に消防旗を寄贈し、感謝状を受賞している。
2020年、堺市に防災用品を寄贈し、感謝状を受賞している。
2020年12月、運営する「和泉橋本温泉 美笹のゆ」において、井戸水を温泉であるかのように表示していたことが景品表示法の優良誤認にあたるとして、消費者庁から1582万円の課徴金納付を命じられた。(同時期に大和ハウス工業株式会社が運営する「岩塩温泉りんくうの湯」と「岩塩温泉和らかの湯」にも同様の理由で措置命令が出された。)その後「積善温泉 美笹のゆ」として、天然温泉を掘削し運営している。
2021年、大阪市に防火防災啓発用のVRゴーグルを寄贈し、感謝状を受賞している。
2022年、ウクライナへの人道支援として、日本赤十字社を通じて寄付を行う。
2022年、貝塚市に災害対策資器材を寄贈し、感謝状を受賞している。
2022年、大阪市に防火防災啓発用電動自転車を寄贈し、感謝状を受賞している。
2022年、京都市の二条城本格修理事業に寄付を行い、感謝状を受賞している。
2023年、京都市二条城の修繕事業への寄付支援により、日本国天皇から紺綬褒章を受章している。