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アビスパ福岡

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アビスパ福岡(アビスパふくおか、英: Avispa Fukuoka)は、日本の福岡県福岡市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

概要[編集]

1982年創部の中央防犯サッカー部が前身。1994年にJリーグ準会員となり、1996年よりJリーグへ加盟している。クラブ名のアビスパは、スペイン語で「熊ん蜂(スズメバチ)」の意味。ハチの持つ集団的行動や俊敏性が「軽快で統制のとれた多様なグループ攻撃」という、チームの目指すスタイルを象徴する。運営会社はアビスパ福岡株式会社である。

ホームタウンは福岡市1市のみであるが、2017年4月29日にホームスタジアムのある東平尾公園の近郊に位置する糟屋郡宇美町、志免町との間で「地域活性化とスポーツ文化の振興」並びに、「地域に根ざしたスポーツクラブ」および「地域に生活する人々とともにスポーツを通じて子どもたちに夢と感動を、地域に誇りと活力を与える」ことを目的とした「フレンドリータウン協定」を締結している 。このフレンドリータウン協定は2021年10月時点で12市町村と締結されている。

ホームスタジアムは東平尾公園博多の森球技場(命名権名称、ベスト電器スタジアム)、練習場は福岡市雁の巣レクリエーションセンター球技場である。

運営会社の出資企業・団体の多くは福岡市に主要拠点を置く、もしくは福岡が発祥の企業であり、取締役には主要株主であるコカ・コーラウエスト・福岡市(市民局)・九州電力・西日本新聞社・九電工・ふくや・福岡銀行・西日本シティ銀行の幹部が就いている。なお、主要な出資者にセコムが入っているのはクラブの母体となった中央防犯アクトサービス(現・中央防犯)がセコムの販売代理店を請け負っていた縁があり、大都技研が入っているのは2008年の増資時に大都からの出資の意向を受け入れたことによる。2014年に増資を行い、システムソフトが筆頭株主となった。

福岡市の姉妹都市でもあるボルドー(フランス)をホームタウンとするFCジロンダン・ボルドー(リーグ・アン)と技術提携し、若い選手の短期留学やコーチングスタッフの交流などを行っていた。

2021年DMM.comが経営参入、同社COOの村中悠介が取締役に就任した。



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