やれたかも委員会
『やれたかも委員会』(やれたかもいいんかい)は、吉田貴司による日本の恋愛コメディ漫画。本項ではこれを原作とした実写ドラマ作品も取り扱う。
概要[編集]
吉田貴司が2016年4月からウェブサイト・noteにて掲載を開始。のちにcakesでも掲載。毎回主人公の違うオムニバス形式の漫画作品。
2016年6月に電子書籍で自主出版(短編集「スイートメモリー(1)」収録)。オチとなる判定結果はもちろん、心理描写や情景描写が「男子あるある」としてSNSを中心に話題となる。2017年に単行本化。2017年末に実写ドラマ化が決定し、2018年から配信された。
物語[編集]
毎回、女性との「やれたかもしれない」(セックスできたかもしれない)思い出を持つ男性が、面接会場のような場所を訪れ、女性との甘酸っぱさやほろ苦さ残る思い出を独白形式で語る。女性が独白する回もある。聞き手である男性2名、女性1名で構成される「やれたかも委員会」メンバーが、最後に「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定する。
作品のきっかけ[編集]
第1作の着想は2013年。友人との「あの時こうしたら(女性と)やれたんじゃないかみたいのってあるよね?」「誰かにやれたかやれなかったか判定してもらいたい」という他愛もない会話から発想が生まれ、その逸話はそのまま第1話の元となっている。作品タイトル『やれたかも委員会』もこの会話の中で生まれた。
出版社を挟まず作品発表しているのは、編集者を挟むと面白くなくなると思ったから。雑誌で発表すると埋もれると思ったから、としている。半面、予算が少なくアシスタントを使用していないため、背景の白さなど作画クオリティの低さを気にしている。