You can edit almost every page by Creating an account. Otherwise, see the FAQ.

そこまで言って委員会NP

提供:EverybodyWiki Bios & Wiki
移動先:案内検索

そこまで言って委員会NP』(そこまでいっていいんかい エヌピー)は、読売テレビ (ytv) とBOY'Sの共同制作で放送されているバラエティ番組。放送開始時は『たかじんのそこまで言って委員会』(たかじんのそこまでいっていいんかい)で司会を務めていたやしきたかじんの冠番組。没後の2015年4月に改題。リアルタイム字幕放送(2006年11月 - )、ステレオ放送(2011年10月9日 - )を実施。

概要[編集]

番組では、巷のニュースの中から社会問題、政治、経済から芸能、スポーツ、男と女の事件簿まで、あらゆるジャンルのテーマを取り上げるが、時に「特集」として一つのテーマに絞って深く掘り下げたり、企画ものを行うこともある。基本的なフォーマットは、まず、数分程度の長さの議題提案をVTRで紹介し、そのあと出演者が自らの意見を披露しながら放送の限界に挑む討論を行う。パネリストは政治家や文化人、評論家、タレントなど毎回8人。

前述の通り、現在のタイトルに改題されているが、この「NP」には、New Program、No Problem、No President、No Policy、No Plan、Naniwa Power、日本(にっぽん)などの意味があると番組内にて説明されていると同時に、意味がなくただ改題の際に付けただけであることも説明されている。

番組の主な流れとしては、議論のテーマとなる内容のVTR放送後にその議論がスタートされるのだが、バラエティ番組である形式上、一定のタイミングで身内ネタや議論とは無関係なネタで笑いを取る傾向がある。ある程度の結論がついたらまた別のテーマのVTRを流して討論という形を終了まで繰り返すことになる。番組最後はトークにオチがついて終了する。

番組ウェブサイトでは、番組開始当初から以下の五箇条をモットーとしている。

  1. 「秘密はそこまで言おう」
  2. 「不満はそこまで言おう」
  3. 「みんなでそこまで言おう」
  4. 「世のためそこまで言おう」
  5. 「いつでもそこまで言おう」

なお、パネラーの発言に放送には不適切な内容が含まれていると判断した場合は、発言そのものがカットされるか、一言二言程度であればその部分のみ『ドドドド…(ドリルのような音)』などの擬音を被せた上に、口の動きから察せられることのないようパネラーの口元にはパネラーのイニシャルを記したマーク(竹田恒泰であれば『TT』)が被せられる。

番組開始当初の2000年代前半頃までは、民放の地上波において、政治を扱ったレギュラー放送の番組は『ビートたけしのTVタックル』と、月一回の深夜番組である『朝まで生テレビ』くらいしか放送されていなかったため、辛坊治郎は「当時は小泉劇場の話題を取り上げるだけで視聴率が良かった」と語っている(元々小泉政権の支持率が高かったことも関係している)。その後、『太田総理』等のフォロワー番組が生まれ、他のバラエティ番組でも政治ネタを扱う流れを作ったとされる。

討論スタイル[編集]

やしきたかじんが出演していた頃のフォーマットは、毎週3つの討論テーマを取り上げ、うち2つは核ともなる政治・経済・国際・社会問題など、最後の1つに関しては重いテーマではなく、芸能やサブカルチャーなど比較的親しみやすい事柄を取り上げていた。現在は企画もので終始したり、1つの討論テーマに絞るなどしている。

2007年の橋下の政界入りや2012年の三宅の逝去、2013年の勝谷の降板、2014年のたかじんの逝去、2015年の宮崎の再復帰後の降板と津川の降板、(準)レギュラーであったざこばの大病以後の出演頻度の激減に伴い、出演者が長谷川、金に代わって門田や山口の出演回数の増加と、番組開始以後と比較し出演者は大きく変化しており、2021年2月に再復帰した辛坊がニュースキャスター勇退に伴って、降板の申入れ済で辛坊の後に『朝生ワイド す・またん!』のニュース解説を担当している、同局報道局プロデューサーの野村明大が「政策秘書(サブMC)」として加わり、黒木が「議長(司会)」に昇格する事が発表された。

放送時間・収録[編集]

2002年5月26日から3回特別番組として放送され、2003年7月13日からレギュラー番組化された。放送時間は2003年7月13日から2004年9月26日まで、毎週日曜日14:00 - 15:00(実際は14:59まで)。2004年10月3日から、毎週日曜日13:30 - 15:00に拡大(実際の放送時間は13:31 - 14:58)して現在に至る。なお、放送当日に駅伝等のスポーツ中継やその他の特別番組などがある場合、臨時で放送開始時刻や放送時間の変更または休止があるほか、スペシャルとして放送時間の拡大が行われることもある。

収録は読売テレビ第1スタジオで行っており、番組開始当初は毎週金曜に収録していたが、現在は隔週金曜に2本録りを原則としている(放送スケジュールの都合で稀に3本録りとなることもある)。1回の収録では2時間程度通し(休憩なし)で行われるが、実際のオンエアは約75分のため、毎回実質半分弱がカットされている。収録から放送までのタイムラグが発生するため、収録後に政局が動いたり大事件が発生したりして当日のテーマに支障をきたす場合は、テロップで補足説明を行う。また、収録した内容が選挙に影響を与える恐れがあると判断され、討論のテーマが丸々お蔵入りしたケースがあった。なお、カットされたシーンについては、年末などに「未公開シーン」として放送されたり、不定期で発売される番組DVDにほぼノーカットで収録されることもある。

番組は公開収録であり、ホームページの『観覧募集』には収録予定日が記載されているため、観覧を希望する場合はホームページの専用入力フォームにて希望日を選択し、個人情報などを記入して送信すると、後日当選者には番組スタッフから直接連絡が入ることになっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、2020年2月16日放送分から一時的に観覧客を入れた公開収録を取り止めていたが、新型コロナ感染症が5類相当に移行したため2023年6月4日放送分より公開収録を再開した(現在の黒木・野村体制となってからは初)。なお、公開収録再開後は、観覧客一人一人に対し、観覧前に身分証明書提出による本人確認の実施、誓約書(SNS等で外部に収録内容を口外しないことなど)の提出、スマートフォンなど撮影・録音可能な電子機器を番組スタッフに預けること、金属探知機による手荷物検査の実施など、以前より厳重な体制が取られている。

テーマVTRはハイビジョン化開始され、そして完全デジタル化以後も現在に至るまで4:3SDのままで両サイドにはグレー地に番組ロゴ入りのサイドパネルを設置。ハイビジョン収録された過去の討論部分や素材VTR(自局やNNN系含む)も4:3にサイドカットされている。ただし節目の特別企画などにおいてごくまれに16:9HDのVTRが流れる場合もあった。そして「NP」になった2015年4月5日からようやく16:9HD対応になった。

オープニングのBGMはTHE THRILLの『SPEED JAZZ』(Aメロとエンディング部分)を7秒程度に編集したものを使用している。CM挿入時のジングルは『たかじんの-』時代は12.ヒトエの『レントゲン』のエンディング部分を使用していた。

読売テレビは当初から番組スポンサーを設けず(パーティシペーション)、途中で挿入されるCMはすべてスポットCMである。このため、スポンサーの意向に左右されにくい。とはいえネット局の中にはローカルスポンサーが就くこともあり、読売テレビ側もそれに配慮して提供ベース(主に右下に表示される)のゾーンがある。また一部内容によってはCM枠すべて番組宣伝・BPO・AC・JAROのみで対応する局もある。

放送日には、番組ホームページ内の企画として、収録後に出演したパネリストに楽屋で番組スタッフが直撃する「WEBでも言って委員会」が放送終了後に更新される(収録スケジュールの都合上、以前の放送に出演したパネリストが出演することがある。2013年10月6日からは「ヤマヒロのWEBでも言って委員会」となり、当時副委員長だった山本がパネリストに直撃していた)。

視聴率[編集]

「たかじんの-」時代も含めると1000回近くにも及ぶ全ての放送回において、関西地区における番組視聴率(ビデオリサーチ調べ)が番組公式ホームページで公開されている。

2003年の番組開始から20年が経過したが、長らく持続的に10〜15%前後を記録してきたなど昼間の番組としては異例の高視聴率番組となっている。たかじんの休養後は平均視聴率が0.3〜1.9%ほど低下したものの、たかじん休養前の2011年4月から休養後の2012年9月までの1年半の平均視聴率は14.7%の高水準をキープした。たかじんの死後、番組名から「たかじん」の冠を外して「そこまで言って委員会NP」にリニューアル後も、平均視聴率は長らく10%以上を維持した。日曜日の昼間の放送であるため、特に台風通過などで在宅率が高い時に高視聴率を出す傾向にあり、これまで1000回近く放送してきたテーマの中で、特に2020年4月では4回全てが15%超、うち3回が20%超、かつ4月26日放送分では2003年の放送開始から17年経って最高視聴率を更新した(政府による緊急事態宣言の発令を受けて、在宅率が高かったためとみられる)。

ただ、2022年10月以降は月に一度10%を超えるかどうかという状況で殆どの回で10%を切っており(2023年4月以降は6%台まで落ち込んでいる)、視聴率は下落傾向にある。

制作局である読売テレビが放送エリアとしている関西地区における、歴代視聴率ベスト5は以下の通り。

  1. 2020年4月26日放送「これってアリ?ナシ?そこまで極論で委員会」22.7%
  2. 2006年2月12日放送「どこかヘンだぞ!小泉政権危うし」21.6%
  3. 2020年4月12日放送「混乱?迷走?なぜ炎上?叩かれる人々を徹底解明」20.8%
  4. 2011年5月29日放送「あの‟sengoku38”が登場!!」20.6%
  5. 2012年9月30日放送「従軍慰安婦は捏造だ!」20.5%

増刊号[編集]

2010年4月より、読売テレビでは『増刊!たかじんのそこまで言って委員会』が放送された(初回放送は2010年4月17日14時35分 - )。この番組は、月1回(原則として最終週だが、第3週の月も多いなど不定)土曜午後に編成される。目玉は、過去の討論の傑作選および未公開シーン。その合間にたかじんと辛坊によるフリートーク、ビートたけしや安藤忠雄へのインタビュー、番組公式ウェブサイトに寄せられた意見の紹介、ウェブサイト「週刊!たかじんのそこまでやって委員会」の宣伝企画や、たかじんがキャプテンとして関わる民間団体「OSAKAあかるクラブ」の近況報告など新撮シーンを放送。また、外国人枠やアイドル席、桂ざこば席(桂ざこば欠席時)に座るにふさわしいタレントを公開オーディションし、その候補者の中から一人に出演権を与えるという『虎の穴』企画(歴代の選考委員長は宮崎哲弥・三宅久之・田嶋陽子)や、一般人100人にアンケートした結果を予想し、司会者やコメンテーターの中で庶民の気持ちが最もわかっているのは誰かを競う『世論でポン』(司会は宮崎哲弥)を定期的に行った。この他、放送中に視聴者からテレドームによる電話投票により意見を募集した(毎回たかじんの自腹でチョイスした特選グッズを、電話投票参加者の中から抽選でプレゼント)。この増刊号でもたかじん・辛坊二人のトーク部分は録画だが、電話投票の結果発表だけは生放送とした(ytv男性アナウンサーによるナレーションのみ)。なお、2012年3月24日の三宅久之引退特集を最後に放送されていない(iモードなどでの携帯電話用ホームページにおける企画は、その後も暫くの間引き続き行われた)。

出演者[編集]

表記がない人物は、読売テレビアナウンサー。

MC[編集]

議長(司会)[編集]

  • 黒木千晶 (2019年4月7日 - )

政策秘書(アシスタント)[編集]

  • 野村明大 (読売テレビ解説委員、2021年3月7日 - )

パネリスト[編集]

レギュラー[編集]

  • 竹田恒泰(出演回数89回、実業家・憲法学者・作家)

準レギュラー[編集]

  • 田嶋陽子(出演回数270回、元法政大学教授・元参議院議員・シャンソン歌手)
  • 宮家邦彦(出演回数5回、外交政策研究所代表・立命館大学客員教授)
  • 村田晃嗣(出演回数95回、国際政治学者・同志社大学元学長)
  • 須田慎一郎(出演回数29回、ジャーナリスト)
  • 門田隆将(出演回数17回、ジャーナリスト)
  • 舛添要一(出演回数30回、元東京都知事・元参議院議員・元厚生労働大臣・元新党改革代表・国際政治学者)● - 一時期出演を控えたが、都知事辞任後は再び出演するようになっている。
  • 丸田佳奈(産婦人科医)
  • 山口真由(弁護士・信州大学特任准教授)

不定期出演[編集]

  • 井上和彦(出演回数47回、軍事ジャーナリスト)
  • 筆坂秀世(出演回数63回、共産主義研究家・元日本共産党参議院議員)
  • 花田紀凱(出演回数34回、元週刊文春編集長・前月刊『WiLL』編集長・現月刊『Hanada』編集長)
  • 中田宏(出演回数18回、自民党参議院議員元衆議院議員、元横浜市長・岡山理科大学客員教授)●
  • 萩谷麻衣子(出演回数10回、弁護士)
  • 菅野朋子(弁護士)
  • 金慶珠(出演回数7回、言語学者・タレント・東海大学教養学部国際学科准教授)
  • 橋本五郎(出演回数4回、読売新聞特別編集委員)
  • 猪瀬直樹(出演回数3回、作家・元東京都知事)
  • 木村太郎(出演回数3回、ジャーナリスト・ニュースキャスター)
  • 徳光和夫(出演回数4回、フリーアナウンサー)
  • 山口もえ(出演回数171回、タレント)番組開始当初から準レギュラーとして出演していたが、自身の第1子妊娠・出産による活動休止に伴い一時降板。2010年10月に第2子妊娠(発表時点で妊娠5ヶ月)を公表し、2011年1月23日放送分で再び産休に入り、同年7月17日放送分で復帰した。たかじん逝去後、NP改題迄は不定期でサブ司会(秘書)としてMC席に立つことも多々あった。第3子妊娠・出産・育児のため2017年1月29日放送分を最後に出演を控えていたが、2019年6月9日放送分で久々に出演して以降、出演回数が増えている。
  • 末延吉正(出演回数20回、ジャーナリスト・元テレビ朝日記者)
  • 秀島一生(出演回数1回、航空評論家、元日本航空国際線チーフパーサー、映画「沈まぬ太陽」監修)
  • 上山明博(出演回数2回、ノンフィクション作家)
  • 竹中平蔵(元参議院議員、元総務大臣)
  • 豊田真由子(出演回数4回、元厚生労働省官僚・元衆議院議員)
  • 立川志らく(落語家)
  • 金子恵美(元衆議院議員)
  • 八代英輝(弁護士)
  • フィフィ(外国人タレント)
  • 古舘伊知郎(フリーアナウンサー)
  • 小島慶子(タレント)
  • 龍崎孝(ジャーナリスト)
  • 笠井信輔(フリーアナウンサー)
  • 八木早希(フリーアナウンサー)
  • 眞鍋かをり(タレント)
  • トラウデン直美(タレント)
  • 溝口紀子( 柔道家・スポーツ社会学者)
  • 森永康平(経済アナリスト)
  • 岡部芳彦(ウクライナ研究会会長) - 関西在住のため、2022年ロシアのウクライナ侵攻後、出演頻度が高まっている。
  • 長野智子(キャスター、ジャーナリスト)
  • 大空幸星(NPO法人あなたのいばしょ理事長)
  • RaMu(グラビアアイドル)

常連ゲスト出演者[編集]

ここで挙げるゲストはパネリストではなく、スタジオでのインタビューゲストや、討論テーマのゲストである

  • 朴一(出演回数23回、大阪市立大学大学院教授)
  • 武田邦彦(出演回数17回、中部大学教授)
  • 國定浩一(出演回数14回、経済評論家・大阪学院大学教授・元りそな総合研究所会長)●
  • 井上薫(出演回数13回、元判事・裁判員制度問題)
  • 手嶋龍一(出演回数11回、外交ジャーナリスト・元NHKボン・ワシントン支局長・外交問題)(パネリストとしても出演)
  • 石平(出演回数10回)
  • 高英起(デイリーNKジャパン編集長)
  • 大野裕之(脚本家)
  • 中野雅至(元厚生労働省官僚・神戸学院大学現代社会学部教授・省庁官僚の問題) - 関西在住のため、2020年以降は出演頻度が高まっている。
  • 小倉智昭(フリーアナウンサー)

ナレーション[編集]

全員、ナレーター。

  • きしめん
  • 橋本のりこ
※ 2013年12月22日放送の「この国に生まれてよかったSP」では俳優の石丸謙二郎がメインナレーションを担当した。

選挙期間中の政治家の出演について[編集]

衆議院議員総選挙及び参議院議員通常選挙、または放送エリア内での国政補欠選挙・統一地方選挙投票日の場合、政治関連の話題は避けている(公職選挙法と放送法のため。これは日曜に放送されている他の報道・討論番組でも同様)。また、当番組に出演しているパネリストの国会議員も(読売テレビの自主規定では)公示・告示3カ月前から出演完全自粛となっている(民放連の内規では1カ月前)。ただし、2012年12月2日の三宅久之追悼番組は、衆議院選挙の公示期間内であったが、候補者である安倍晋三や候補を立てている政党の代表である橋下徹が出演した。

過去の出演者[編集]

司会[編集]

委員長[編集]

  • やしきたかじん(出演回数405回、歌手・タレント)
病気療養のため2012年2月12日放送分から2013年3月17日放送分まで休演、2013年5月5日放送分を以って事実上の降板。2014年1月3日没。
2014年1月12日に、「やしきたかじん追悼スペシャル」として触れられた他、同年1月25日には委員会スタッフ制作による追悼特番「たかじん追悼スペシャル そこまで逝って委員会」が放送された。
たかじん休演→逝去時の対応[編集]

元々番組は毎週金曜日に収録し、2日後の日曜日に放送されていたが、毎年8月などたかじんのスケジュール等によっては1日に何本かまとめて収録を行っていたこともあった。ただ、リーマン・ショックの影響で読売テレビの経営状態が悪化し制作費が大幅に削減されたために(たかじんはギャラ3割カットとなる)、2009年3月1日放送分より毎週収録から隔週収録(基本は2本録り、総集編や『増刊!たかじんのそこまで言って委員会』収録がある場合は3本録り)に変更となった。これ以降、従来の番組スタイルをやめ、90分全部を特別企画にする回が多くなり、後に従来のスタイルで放送される回はなくなった。たかじんは「情勢が良くなればすぐに週一収録に戻せと(スタッフに)言っております」と番組内で述べている[要出典]

たかじんは2012年から初期の食道癌のため、番組を休演していたが、休演期間中は辛坊が一人で司会を務めていた。そして2013年3月24日放送分から番組に復帰した。復帰後はたかじんの体調に配慮し、約4年ぶりに隔週2本録りから毎週1本録りとなった。この影響で、これまで毎週出演してきた宮崎は、隔週金曜でレギュラー出演している他局の生放送出演とバッティングしてしまい、隔週での出演となった。

一旦復帰したたかじんだったが、2013年5月に入り再び体調不良を訴え、3日の収録を欠席した。このため番組開始以来初めて収録自体も中止、4日放送分も3月24日放送分の再放送に差し替えられた。

その後所属事務所から、体調不良により当分休養することが発表され、番組への収録も欠席することとなった。再休養翌週の12日から6月9日までは一度ヨット太平洋横断の準備で降板した辛坊治郎が急遽司会に復帰。6月16日以降は山本浩之にバトンタッチした(後に辛坊が司会に再復帰)。なお、委員長ポジションを務めた人は以下の通り(ホームページトップの司会欄に辛坊または山本と併記されている人のみ記載)

  • 5月12日 - 桂ざこば(委員長代理の肩書きで)
  • 5月19日・26日 - 櫻井よしこ(委員長代理の肩書きで)
  • 6月2日 - 八田亜矢子(副委員長補佐の肩書きで)
  • 6月9日・23日 - 不在
  • 6月16日 - 手嶋龍一(特別委員長の肩書きで)
  • 6月30日 - 橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
  • 11月17日 - 辛坊治郎 (500回記念SP・委員長代理の肩書きで)

また、5月19日放送分 - 6月9日放送分までと10月以降は隔週2本録りになったが、6月16日 - 9月末までは再び毎週1本録りとなる。そのため、この間は再び宮崎の出演は隔週となっていた。

副委員長[編集]

  • 山本浩之(出演回数55回、元関西テレビアナウンサー)
    • 2013年6月9日放送分より、2014年8月24日放送分まで。

副議長[編集]

  • 渡辺真理(元TBSアナウンサー)
    • 2014年11月16日と2015年3月1日にゲストとして出演。
    • 2015年4月5日より司会役である副議長となりレギュラー出演。2019年3月31日放送分を以って番組を卒業した。

副委員長→ 議長[編集]

  • 辛坊治郎(ニュースキャスター、大阪綜合研究所代表、元読売テレビ報道局局長待遇解説委員長) - 2003年7月13日 - 2013年6月9日、2014年9月7日 - 2021年2月28日
    • 2022年7月31日、2023年12月3日にパネリストとして出演。

パネリスト[編集]

最高顧問[編集]

  • 三宅久之(出演回数376回、政治評論家・元毎日新聞特別報道部長)●
レギュラー放送開始当初からのレギュラーだった。2012年3月をもってすべてのテレビ番組出演・評論活動から引退、当番組も当初は他の番組同様3月で降板予定だった。しかし、たかじんが長期休養中であったため、4月以降も引き続き出演。6月以降は体調不良によりスタジオ収録は控え、自宅からVTR出演や電話出演、手紙などの形でコメントを寄せた。7月には番組最高顧問に就任。2012年11月15日没。2012年11月18日 - 12月23日には、番組ホームページのトップに、スタッフ一同からの「(三宅に対して)謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします」とのコメントが表示されていた。たかじんは当初から「三宅先生が亡くなったらこの番組を終了させます」と公言していたが、これについて2012年11月18日の放送で辛坊が、三宅から「今後も番組を続けるように」と生前に言われており、その意を受けて、今後も視聴者が満足できる番組作りに専心努力すると表明した。この日と後述の追悼スペシャルではたかじん人形の横に三宅の人形が置かれた。
2012年12月2日は「三宅久之追悼スペシャル」として過去の未公開を含む名場面を織り交ぜながら合間に(かつても含む)委員会メンバー(田嶋・ざこば・宮崎・金・山口・勝谷・辛坊・橋下徹大阪市長)や三宅にゆかりのある人物(渡辺恒雄・讀賣新聞主筆・会長、安倍晋三・自民党総裁)からの追悼コメントを放送した。番組の最後にはたかじんからのコメントも全文(一部は11月18日放送分で辛坊の代読で紹介されていた)テロップで掲載された。

レギュラー[編集]

  • 桂ざこば(出演回数497回、落語家・タレント)
    • 2017年6月11日放送分から2018年4月29日放送分まで病気療養のため欠席、2018年10月以降はざこばの体調面を考慮して不定期出演となった。その後、パネリストとしては2020年9月27日放送分を最後に出演していない(さらにその後は、2021年2月28日放送分にてVTR出演したのみとなっている)。
    • 座席は番組開始当初より、原則下段の画面右端(MCに一番近い)。
  • 勝谷誠彦(出演回数279回、コラムニスト・写真家・元週刊文春記者)● - 2013年3月3日放送分をもって降板。本人によると「クビ」。2018年11月28日没。
  • 橋下徹(出演回数204回、前大阪府知事・現大阪市長・弁護士・タレント) - 大阪府知事選挙に出馬するため、2007年12月9日の放送を最後に降板。当選後は時折ゲストとして出演。
  • 宮崎哲弥(出演回数501回、評論家・京都産業大学客員教授) - 2014年8月24日放送分をもって山本浩之と共に降板したが、同年9月21日より復帰。しかし翌年正式降板。読売テレビの幹部に懇願されて2015年3月から月1程度の出演するも、同年7月28日にラジオ番組で辛坊治郎と本番組を批判したことを境に、2015年7月26日の放送を最後に出演することはなくなった。[要出典]
  • 津川雅彦(出演回数99回、俳優・映画監督) - 2012年7月15日放送分で初出演。三宅久之の後任としてレギュラー出演していたが、2015年3月29日の放送を最後に自らの意思で降板。後に自身のブログで「(番組名から)『たかじん』の冠が外されることにもなりました。これで、僕とたかじんさんとの仁義は全く無くなってしまいます。なのでこれを機会に僕も降板を申し込みました」と説明した。ただ、降板後も2015年11月8日放送分以降、不定期で複数回出演した。2018年8月4日没。
  • 加藤清隆(出演回数91回、政治評論家・元時事通信社 特別解説委員)2012年7月1日放送分以降出演。但し、2015年4月以降は月1回程度の出演に留まっていたが、2018年4月1日放送分を最後に降板。
  • 長谷川幸洋(出演回数36回、ジャーナリスト)
    • 2014年7月27日放送分以降、2019年1月まで毎回出演(2014年10月19日放送分、2018年11月25日放送分、2019年1月27日放送分は欠席)。2019年2月以降は不定期出演となり2020年2月2日放送分を最後に降板。

準レギュラー[編集]

  • 金美齢(出演回数175回、元台湾総統府国策顧問・学校法人柴永国際学園JET日本語学校専務理事)● - 田島・金の両名の座席は、原則上段の画面中央右側(番組内で”田嶋席”と呼ばれることもある)。高齢でもあり2018年11月11日放送分を最後に出演がなく、事実上の降板。
  • デーブ・スペクター(出演回数35回、TVプロデューサー・タレント)▲
  • ハイヒールモモコ(出演回数35回、お笑いコンビ)

多数出演者[編集]

  • 原口一博(出演回数64回、民主党・衆、元総務大臣)● - 総務大臣時代にも出演。
  • 森本敏(出演回数62回、第11代防衛大臣・拓殖大学大学院教授・元野村総合研究所主席研究員)●▲
  • 鴻池祥肇(出演回数56回、自民党参議院議員・元内閣官房副長官・元防災担当大臣・元構造改革特別区域特命担当大臣)● - 2018年12月25日没。
  • 志方俊之(出演回数34回、軍事アナリスト・帝京大学教授・元陸将・元陸上自衛隊北部方面総監)●
  • 西村眞悟(出演回数26回、元民主党 → 無所属 → 改革クラブ → たちあがれ日本 → 日本維新の会 → 無所属 → 太陽の党 → 次世代の党、元衆議院議員、元弁護士)
  • 岸博幸(出演回数26回、元経済産業省官僚・慶應義塾大学大学院教授)▲
  • 江本孟紀(出演回数25回、元民主党・参、野球解説者・タレント)
  • 金村義明(出演回数24回、野球解説者・タレント)
  • 所功(出演回数23回、歴史学者・京都産業大学法学部名誉教授・皇室問題)
  • 櫻井よしこ(出演回数14回、ジャーナリスト)
  • 平沢勝栄(出演回数14回、自民党・衆)
  • 安倍晋三(出演回数14回、自民党・衆 、元自民党幹事長、元内閣官房長官、自民党総裁、第90代・96代内閣総理大臣) - 2013年1月13日放送分と同年6月30日放送分で、現職の内閣総理大臣として出演。2022年7月8日没。
  • 南美希子(出演回数12回、元テレビ朝日アナウンサー・フリーアナウンサー・エッセイスト)
  • 田母神俊雄(出演回数11回、軍事評論家・元航空自衛隊航空幕僚長)
  • 宮嶋茂樹 (出演回数11回)
  • 河村たかし(出演回数11回、元民主党・衆、名古屋市長)
  • 江川達也(出演回数10回、漫画家)
  • 川村ひかる(出演回数10回、タレント)
  • 倉田真由美(出演回数10回、漫画家)
  • 鈴木邦男(出演回数30回、右翼団体「一水会」元顧問)
  • 高田万由子(出演回数22回、タレント)
  • 飯島勲(出演回数17回、内閣官房参与・元内閣総理大臣秘書官・国会議員秘書)
  • 江田憲司(出演回数16回、元自民党 → 無所属 → みんなの党 → 結いの党 → 維新の党代表・衆、元内閣総理大臣秘書官・元桐蔭横浜大学教授)
  • ケヴィン・メア(出演回数12回、元アメリカ合衆国国務省日本部長・NMVコンサルティング上級顧問)
  • ケント・ギルバート(出演回数15回、タレント・カリフォルニア州弁護士)

ゲスト出演者[編集]

ここで挙げるゲストはパネリストではなく、討論テーマのゲストである

  • 李英和(出演回数15回、関西大学経済学部教授・北朝鮮問題)
  • 井上薫(出演回数13回、元判事・裁判員制度問題)
  • ロバート・ゲラー(出演回数13回、東京大学名誉教授・地震予知問題)
  • 北芝健(出演回数12回、大学院講師・空手家・元警視庁刑事〈刑事警察→公安外事警察〉)


Read or create/edit this page in another language[編集]