いきものがかり
いきものがかりは、日本の2人組音楽グループ。株式会社MOAI所属(キューブ業務提携)。レコード会社はソニー・ミュージックレーベルズ内のエピックレコードジャパン(EPIC Records)。公式ファンクラブは「いきものがかりファンクラス1年2組」(- 2024年4月28日)→「いきものがかりオフィシャルファンクラス超1年2組」(2023年12月12日 -)。
メンバー[編集]
- 在籍中のメンバー
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- 吉岡 聖恵(よしおか きよえ、1984年2月29日 - ) : ボーカル
- 水野 良樹(みずの よしき、1982年12月17日 - ): ギター・ピアノ
- 旧メンバー
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- 山下 穂尊(やました ほたか、1982年8月27日 - ) : ギター・ハーモニカ
サポートメンバー[編集]
名前 | 演奏担当 | その他 |
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本間 昭光(ほんま あきみつ) | キーボード
バンドマスター |
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林部 直樹(はやしべ なおき) | ギター |
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安達 貴史(あだち たかし) | ベース |
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玉田 豊夢(たまだ とむ) | ドラム |
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足立 賢明(あだち けんめい) | マニピュレーター |
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概要[編集]
小学校時代からの同級生であった水野良樹と山下穂尊が、1999年(平成11年)2月に男性2人組アマチュアバンドを結成。同年11月に2人の同級生の妹である吉岡聖恵がボーカルとして加わることになり、男女3人組となった。
バンド名は、結成した際の水野と山下の唯一の共通点が小学1年生時代の係活動において、金魚に餌をあげる「生き物係」であったことに由来しており、その共通点を思い出した山下が提案して決まったものである。当初「いきものがかり」は仮称で、吉岡の加入を契機にバンド名の変更が検討されたが、吉岡が「いきものがかり」を気に入ったことから変更されずに現在に至っている。
2003年8月25日にアルバム『誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました…』でインディーズデビューし、2006年3月15日にシングル「SAKURA」で、エピックレコードジャパンからメジャーデビューを果たした。2009年のNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲の「YELL」や、2010年度上半期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌「ありがとう」がヒットし、幅広い年齢層の支持を獲得。オリコンの「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」で2010年から4年連続で2位となった。NHK紅白歌合戦には2008年から9年連続で出場している。2016年にメジャーデビュー10周年を迎えたのを区切りとして、翌2017年の1月5日に活動休止(メンバーは「放牧」と表現)をし、2018年11月3日より活動再開(メンバーは「集牧」と表現)をした。
楽曲[編集]
アニメソング、CMソング、テレビドラマや映画の主題歌などを数多く手掛けており、メジャー・デビュー以降発表した全てのシングルA面曲にタイアップがついている。
3人の音楽のルーツはフォークソングやニューミュージック・歌謡曲などを含めた広義の「邦楽」であることから、作り上げる楽曲はインディーズ時代から一貫して王道のコード進行を用いたポップサウンドが特徴となっている。
オリジナル曲のほかにも、シングルにはデビュー作「SAKURA」から「うるわしきひと/青春のとびら」までの5作および「ノスタルジア」のカップリングにカバー曲が収録されており、カバーした曲は「卒業写真」「木綿のハンカチーフ」「時をかける少女」などといった、彼らが影響を受けた1970年代・80年代にヒットした曲がメインとなっている。トリビュート・アルバムにも参加しており、『14プリンセス 〜PRINCESS PRINCESS CHILDREN〜』では「GET CRAZY!」を、『JUDY AND MARY 15th Anniversary Tribute Album』では「クラシック」をそれぞれカバーしている。カバー曲を入れる理由は、過去の名曲を下の世代に伝えることは意味があるとの考えから。
楽曲については同業者からも評価されており、松本孝弘(B'z)は『WHAT's IN?』(2011年2月号)のインタビューで「歌詞と曲のバランス、メロディが良い。若手のJ-POPシーンの中で1番だと思う」と評した。
製作体制[編集]
すべてのオリジナル曲はメンバーによって制作されており、シングルA面曲の大半とアルバム収録曲の一部を水野が、カップリング曲(カバー曲やライブ音源を除く)の大半とアルバム収録曲の多くを山下が作詞・作曲を担当している。吉岡が作詞・作曲に関わることは少ないが、2ndアルバム『ライフアルバム』に作詞に参加した曲(「ちこくしちゃうよ」「月とあたしと冷蔵庫」)が初めて収録され、3rdアルバム『My song Your song』以降は単独で作詞・作曲を手がけた曲が収録されるのが恒例となっている。
編曲に関しては外部のアレンジャーが担当するためメンバーが参加することはほとんどなく、メジャーデビュー後に発表した楽曲で編曲に参加しているのは「月とあたしと冷蔵庫」「オリオン」の2曲のみとなっている。
セールス[編集]
シングルは、2ndシングル「HANABI」と、6thシングル「夏空グラフィティ/青春ライン」から28thシングル「熱情のスペクトラム/涙がきえるなら」までの全作品、および30thシングル「あなた」以降の作品の計26作がオリコン週間チャートTOP10入りを果たしている。しかし、累計売上が10万枚を突破したのは15thシングル「YELL/じょいふる」と18thシングル「ありがとう」の2作のみで、オリコンの年間ランキングでTOP100入りを果たしたのも前述の2作に10thシングル「ブルーバード」の合計3作にとどまっており、オリコンシングルチャートにおける1位獲得作品は存在しない。
一方で、アルバムは3rdアルバム『My song Your song』で初めてオリコンチャート1位を獲得すると、以降『FUN! FUN! FANFARE!』までの7作が連続で初登場1位を獲得。特に2010年にリリースしたベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』は、同年発売のシングル「ありがとう」のヒットによる相乗効果で140万枚以上(出荷枚数は約160万枚)の売上を記録した。
オリコン集計によるアーティスト・トータル・セールス(CD総売上枚数)は約569万枚(シングル:約162万枚、アルバム:約407万枚)となっている(2015年12月時点)。
男性2人組から男女3人組になった経緯[編集]
水野と山下が路上ライブを始めた1999年は、ストリートミュージシャン出身で地元が同じ神奈川県であるゆずが本格的にブレイクした直後で、地元で沸き起こったゆずブームに乗る形で彼らもいきものがかりを結成した。当初は水野と山下の男2人で活動していたが、次第に自分たちのような路上ライブでゆずのカバーを行っている男性2人組のグループばかりが増えていったため、「同じことやってもつまらない」と感じるようになる。そのような状況に限界を感じていた2人は「みんな男2人で女性も少ないし男女混合のグループはあまりいないから、真ん中で女の子が歌って自分たちがその後ろでギターを弾けば、今は女子高生しか集まらないのが男子高生やお父さんお母さんも来てくれるようになるのではないか」と漠然と考えるようになった。ちょうどその頃、別口で椎名林檎のコピーバンドをやるために女性ボーカルを探していた水野は、バンド仲間の1人だった同級生から妹である吉岡を紹介され、そこで好感触を得た水野は吉岡をいきものがかりに入れることを山下に提案する。吉岡自身ももともと路上ライブに興味を持っていたこともあり、当時2人が相模大野駅前で行っていたライブに飛び入り参加したことがきっかけで、そのまま加入することとなった。
後に山下はこのことについて「自分ら(男子メンバー)で歌うってことにこだわりがなかったし、やっぱりちゃんと歌える人が歌ったほうが良いと思っていた」と述べている。
ファン層[編集]
オリコンが2004年から毎年行っているアンケート「好きなアーティストランキング」で、2008年までは総合20位圏外であったが、2009年は一気に総合6位と急上昇し、2010年から2013年までは4年連続で総合2位にランクイン、2016年にも再び2位にランクインした。また、2012年にオリスタが調査した『好きなバンドRANKING2012』ではB'z、Mr.Childrenなどを抑えて1位に選ばれた。
2009年にNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲「YELL」の制作を担当したこと、2010年に「ありがとう」が主題歌となったNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が空前のブームといえる大ヒットをしたことで、若年層のみならず中高年層への知名度が大きく上昇し、老若男女問わず幅広い年齢層のファンを獲得することに成功している。これについてはメンバーも「自分たちと同世代や下の世代だけではなく、上の世代の人たちにも自分たちの音楽を聴いてもらったり、ライブに来てくれることを目標としている」という趣旨の発言をしている。
地元との関係[編集]
インディーズ時代にメイン地域として活動を行っていた海老名市から、メジャーデビュー直後の2006年(平成18年)度に「都市ブランド事業」のメイン大使(他都市では「観光大使」などと呼ばれる)への打診や、2010年2月27日に初めての供用区間となる海老名JCT - 海老名IC間が開通したさがみ縦貫道路を完成前に歩くイベントへの参加の打診があったが、音楽以外のイベントへの原則不参加の方針や、同様にインディーズ時代のメインの活動場所でもあった隣の厚木市との兼ね合いなどから断っている。ただし、2005年からメジャーデビューの2006年まで地元厚木の "アーティスト活性化" NPO法人「厚木インディーズA-I-M」に加入して活動していたことがあった。
ベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』の発売日である2010年11月3日より、小田急小田原線の海老名駅では「SAKURA」が、本厚木駅では「YELL」がそれぞれオルゴール調にアレンジされた上で接近メロディとして採用されている。これはいきものがかりから小田急電鉄に提案されたもので、「地元への恩返し」として無償提供されている。また、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の舞台となった東京都調布市にある京王線調布駅では、ドラマ主題歌の「ありがとう」が、同駅が地下化された2012年8月19日より接近メロディに採用されている。
経歴[編集]
結成 - メジャーデビューまで[編集]
1989年、水野と山下が小学校1年生で出会い、2人でクラスの「生き物係」を担当。
同じ厚木高校に進学した水野と山下が、1999年2月1日に音楽グループを結成し、軽い気持ちでグループ名を「生き物係」にして近所のコミュニティセンターの駐車場で初練習を行う。この日が公式ないきものがかり結成日となっている。4月12日から小田急小田原線相模大野駅前での路上ライブ活動を開始。このライブで最初に演奏したのは「Fat Mama」(山崎まさよし)。
当時の路上ミュージシャンの中では珍しかった女の子ボーカルのユニットを作ることを水野と山下が計画、その結果2人の同級生の妹である吉岡が1999年11月3日に加入して現在の3人体制となる。3人になって最初に演奏したのは「夏色」(ゆず)。水野と山下の2人組で活動していた頃は相模大野駅周辺で、主に相模女子大学高等部の女子高生を相手に演奏活動を行っていたが、吉岡の加入を機に本厚木駅や海老名駅周辺に拠点を移した。
水野と山下の大学受験を前に、いきものがかりは解散することになり、2000年9月17日、本厚木駅前の路上で解散ライブを行なった。高校卒業後、水野、山下ともに1年間の浪人(水野は仮面浪人)を経て大学へ進学し、吉岡も音大へ進学したため、いきものがかりを再開しようとした。しかし吉岡が音大での厳しい訓練で歌に挫折し活動が進まなくなり、水野が懸命に吉岡を説得しようとするも難航していた。
2003年2月、山下の説得で吉岡がいきものがかり再開を決心した。活動再開にあたり、これまでの路上ライブスタイルからライブハウスでの演奏に活動を広げるため、サポートのバンドメンバーを集めた。4月に路上ライブを再開し、6月2日、厚木市にあるライブハウス「Thunder Snake ATSUGI」にて、初めてのライブハウスでのライブでありながらワンマンでのライブを開催した。このライブに、後にいきものがかりの初代マネージャーとなるキューブのスタッフが来ていて、世の中へ出るきっかけとなった。その後も主に厚木市・海老名市などの神奈川県県央地域を中心に活動を行い、8月25日にインディーズ1stアルバム『誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました…』を発売した。
2004年、キューブに所属することになり、キューブ主催のレコード会社が集まるショーケースライブで、エピックレコードの目に止まりメジャーデビューへの道が決まった。このとき、同社以外からは手が上がらなかったという。2005年3月26日に初のホールでのワンマンライブを厚木市文化会館小ホールで開催した。
2006年 - 2016年(メジャーデビューから活動休止まで)[編集]
2006年3月15日に1stシングル「SAKURA」でエピックレコードジャパンよりメジャーデビュー。5月31日に発売された2ndシングル「HANABI」はオリコンチャート初登場5位でシングル・アルバム通じて初のTOP10入りを果たす。11月10日から初のライブツアー「いきものがかりのみなさん、こんにつあー!! 2006」を開催(11月30日まで)。
2007年3月7日、メジャー1stアルバム『桜咲く街物語』を発売。3月13日には『第21回日本ゴールドディスク大賞』でザ・ベスト10・ニューアーティストに選出される。
2008年2月13日にリリースした2ndアルバム『ライフアルバム』がオリコンチャート初登場2位で初のTOP3入りを果たす。また、10thシングル「ブルーバード」もオリコンチャート初登場3位を記録し、シングルでは初のTOP3入りを果たした。12月24日に3rdアルバム『My song Your song』発売し、シングル・アルバム通して初のオリコンチャート1位を獲得した。12月31日に『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場。
2009年9月23日に15thシングル「YELL/じょいふる」を発売し、オリコンデイリーチャートでシングルでは初の1位を記録、週間チャートでも初登場2位でシングルでは自己最高順位となった。「YELL」は12月1日に行われた『第51回日本レコード大賞』で優秀作品賞、12月20日に『第42回日本有線大賞』では有線音楽優秀賞を受賞した。
2009年12月23日にメジャー4thアルバム『ハジマリノウタ』を発売し、翌2010年3月25日から初の日本武道館公演を含む全47都道府県を巡るライブツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2010 全国あんぎゃー!! 〜ハジマリノウタ〜」を開催した。同年5月5日に発売した18thシングル「ありがとう」は初動・累計売上ともに自己最高を記録。11月3日に初のベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』を発売すると、発売から2ヶ月で売上が100万枚を突破し、シングル・アルバム通じて初のミリオンセラーを達成した。11月20日に『第52回日本レコード大賞』でアルバム『ハジマリノウタ』が最優秀アルバム賞を、「ありがとう」が優秀作品賞を受賞した。「ありがとう」は翌2011年の「第83回選抜高等学校野球大会」の開会式入場行進曲に選出され、2011年7月2日には「ありがとう」のPVが『MTV Video Music Aid Japan』で最優秀ポップビデオ賞を受賞した。また『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』は2012年1月27日、『第26回日本ゴールドディスク大賞』でアルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門)を受賞した。
2010年11月頃から楽曲制作に専念するためにステージ活動を休止するという報道が相次いだが否定している。
2011年7月23日・24日、初の野外スタジアム公演「いきものまつり2011 どなたサマーも楽しみまSHOW!!! 〜横浜スタジアム〜」を開催。同年7月20日に発売した「笑ってたいんだ」が、11月19日に『第53回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞した。
2012年2月29日に5thアルバム『NEWTRAL』を発売し、オリコンアルバムチャートで週間1位を獲得。7月18日に発売した「風が吹いている」が、11月22日に『第54回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞。12月31日には、2008年から5年連続で出場している『第63回NHK紅白歌合戦』で初の紅組トリとして「風が吹いている」を披露した。
2012年11月7日にソニー・ミュージックエンタテインメントがiTunes Storeにおける邦楽アーティストの楽曲配信を解禁したことに伴い、「ノスタルジア」以降のシングル及びメジャーデビュー後に発表したアルバム全作品がiTunes Storeで配信開始された。
2013年7月10日に発売した「笑顔」が、11月22日に『第55回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞。7月24日に6thアルバム『I』を発売し、オリコンアルバムチャートで週間1位を獲得。8月17日に水野が公式ファンクラブサイトにて一般女性との結婚を発表。
2014年10月15日に発売した「熱情のスペクトラム」が、11月20日に『第56回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞した。12月24日に7thアルバム『FUN! FUN! FANFARE!』を発売し、オリコンアルバムチャートで週間1位を獲得。
2016年、メジャー・デビュー10周年を迎え、3月15日にベストアルバム『超いきものばかり〜てんねん記念メンバーズBESTセレクション〜』を発売した。また、10周年を記念した地元の海老名市・厚木市での野外スタジアム公演『超いきものまつり2016 地元でSHOW!! 〜海老名でしょー!!!〜 / 〜厚木でしょー!!!〜』を8月27日から9月11日まで4公演開催。8月24日に発売した「ラストシーン」が11月18日の『第58回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞。
2017年 - 2018年(活動休止)[編集]
メジャー・デビュー10年の節目を終え、2017年1月5日、『放牧宣言』と題して、グループとしての活動休止を発表した。「いきものがかりは3人が帰ってくる場所」とし、解散は否定した。活動休止中、水野は多数のアーティストへ楽曲提供を行い、吉岡はカバーアルバムを発売するなど、メンバーそれぞれでソロ活動を行った。
2018年 - (活動再開)[編集]
2018年11月2日、『集牧宣言』と題して、グループ結成日である11月3日にグループとしての活動を再開することを公式サイトにて発表した。また、2年振りの新曲「太陽」をファンクラブ限定にて配布。
2019年4月より、およそ8年振りとなるファンクラブ会員限定ツアーが開催された。
2020年9月から11月にかけて、全国アリーナツアー『いきものまつり2020 〜結成20周年だよ!! お祝いしまSHOW!!!〜』の開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全公演が中止となった。
2021年6月2日、山下が同年夏をめどにグループを脱退、同時に芸能界を引退し、作曲や執筆といった創作活動に取り組んでいくことが発表された。3人体制でのライブは同月10日・11日に横浜アリーナにて開催される『Yakult ミルミル Presents いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!』が最後となった。
その後同年夏に、吉岡と水野の2人で新体制での活動を開始。
2023年、映画『銀河鉄道の父』の主題歌を書き下ろしで制作した新曲『STAR』を発表した。同年1月25日には新曲『ときめき』を発表。『プリキュアシリーズ』放送20周年を記念した楽曲として書き下ろしで制作され、シリーズ20周年記念のプロモーションビデオがプリキュア公式YouTubeチャンネルにて公開された。
出演[編集]
テレビ[編集]
レギュラー番組[編集]
- BSいきものがかり(2019年4月9日 - 2021年9月18日、BSフジ) - MC
NHK紅白歌合戦出場歴[編集]
年度 | 放送回 | 回 | 曲目 | 備考 | 歌手別視聴率 |
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2008年 | 第59回 | 初 | SAKURA | コーナー出演者としても歌唱 | |
2009年 | 第60回 | 2 | YELL | ||
2010年 | 第61回 | 3 | ありがとう | ||
2011年 | 第62回 | 4 | 歩いていこう | 45.2% | |
2012年 | 第63回 | 5 | 風が吹いている | 紅組トリ | 47.9% |
2013年 | 第64回 | 6 | 笑顔 | ||
2014年 | 第65回 | 7 | GOLDEN GIRL | ||
2015年 | 第66回 | 8 | ありがとう(2回目) | ||
2016年 | 第67回 | 9 | SAKURA (2回目) | ||
2018年 | 第69回 | 10 | じょいふる | 後半紅組トップバッター
集牧宣言以来初のテレビ歌唱出演。 |
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2019年 | 第70回 | 11 | 風が吹いている(2回目) |
ラジオ[編集]
番組名 | 放送局 | 期間 | 備考 |
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超 寄り切り!押し出し!!上手投げ!!!リターンズ!!!! | FMヨコハマ |
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いきものがかりの歌ものばかり | JFN系列 | 2007年10月 - 2010年12月 | |
いきものがかり吉岡聖恵のオールナイトニッポン | ニッポン放送 |
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吉岡のみ |
サウンドストリート21 | NHK-FM | 2009年9月 | マンスリーDJ |
いきものがかりのgarden★party | JFN系列 | 2011年10月 - 2019年6月 | 2017年1月 - 2018年10月までは放牧に伴い水野が、2019年4月 ‐ 同年6月までは吉岡がそれぞれ単独で出演(最終回を除く)。 |
いきものがかりの水野良樹ラジオ | NHK-FM | 2013年8月18日、2014年1月4日、2015年1月4日、2016年1月3日 | 水野のみ |
SATURDAY NIGHT J-POP | FMヨコハマ | 2015年4月4日 - 2016年3月26日 | 水野のみ |
いきものがかりの超いきものラジオ!!! | ニッポン放送 | 2016年1月2日 - 同年3月26日 | |
いきものがかり・山下穂尊の上手投げ!!!ラジオ | FMヨコハマ | 2016年10月1日 - | 山下のみ |
SONAR MUSIC | J-WAVE | 2016年10月6日 - | 水野のみ
(木曜日担当) |
いきものがかり吉岡聖恵のうたいろRadio | JFN系列 | 2019年7月 - | 吉岡のみ |
CM[編集]
- au 「LISMO!」(2007年10月 - 11月)
- 江崎グリコ「ポッキー&プリッツの日」(2009年9月 - 11月11日)
- ユーキャン2012年キャンペーンCM「オープニング篇」(2012年1月)
- ユーキャン2015年キャンペーンCM「オープニング篇」(2015年1月)
- 三井住友銀行 2016年「ひとりひとりが日本代表。(いきものがかり編)」(2016年3月)
- ソフトバンク(2019年)出演、CMソング「WE DO」も担当。
受賞歴[編集]
年 | 賞 | 部門 | 作品 |
---|---|---|---|
2007年 | 第21回日本ゴールドディスク大賞 | ザ・ベスト10・ニューアーティスト | - |
2009年 | ベストヒット歌謡祭2009 | ゴールドアーティスト賞 | - |
第42回日本有線大賞 | 有線音楽優秀賞 | YELL | |
第51回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | ||
2010年 | ベストヒット歌謡祭2010 | ゴールドアーティスト賞 | - |
第52回日本レコード大賞 | 最優秀アルバム賞 | ハジマリノウタ | |
優秀作品賞 | ありがとう | ||
2011年 | MTV Video Music Aid Japan | 最優秀ポップビデオ賞 | |
第53回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | 笑ってたいんだ | |
2012年 | 第26回日本ゴールドディスク大賞 | アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門) | いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜 |
iTunes Best of 2012 | ベストソング | 風が吹いている | |
第54回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | ||
2013年 | 第55回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | 笑顔 |
2014年 | 第56回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | 熱情のスペクトラム |
2016年 | 第58回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | ラストシーン |