あぶない刑事
『あぶない刑事』(あぶないデカ)は、1986年10月5日から1987年9月27日にかけて日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。その後、翌年にはテレビシリーズ第2作『もっとあぶない刑事』が放送された他、映画、テレビスペシャルといったシリーズ展開も行われた。「あぶデカ」または「あぶ刑事」という略称も用いられている。
概要[編集]
再開発を間近に控えた横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。
ガンアクションや格闘戦などのシーンに加えて、トレンディドラマを思わせる軽妙な演出や、都会的なファッション性などを盛り込んだ作風が特徴。それまでの刑事ドラマの視聴者層とは異なる若年層を中心に社会現象的なヒットとなり、足掛け30年にわたって断続的に劇場映画などのシリーズ展開が行われた。
テレビシリーズは基本的に一話完結型であるが、シリーズの横軸として、広域暴力団「銀星会」との抗争も描かれている(後述)。各回につけられるサブタイトルは必ず二字熟語となっている。
シリーズ展開[編集]
1980年代[編集]
1986年10月、テレビシリーズ第1作となる『あぶない刑事』が毎週日曜夜9時枠で放送開始。当初は2クール(半年間)で終了の予定だったが、回を重ねるごとに注目を集め、さらに2クール延長。結果1987年9月までの1年間放送された。この成功を受け、後番組には当初同じセントラル・アーツ製作による『あきれた刑事』が準備されていたが、1987年10月期の改編によるドラマ枠移動に伴って『あきれた刑事』は水曜20時放送となり、1966年1月スタートの『0011ナポレオン・ソロ』(第1シリーズ)以来4度の中断期間を置きながら通算21年9ヶ月放送された日曜21時の連続ドラマ枠は、本作を最後に事実上の廃枠となっている。
同年12月にはテレビシリーズの余勢を駆って、劇場映画第1作『あぶない刑事』が公開。配収は15億円を稼ぎ、1988年の正月映画第1位、同年邦画配収第3位のヒットを記録した。
1988年夏、劇場映画第2作『またまたあぶない刑事』が公開。同年秋からスタートのテレビシリーズ第2作『もっとあぶない刑事』放送に先駆ける形での公開であった。テレビシリーズ第2作は金曜夜8時枠に時間帯を移して2クール(半年間)放送、それに続く形で公開された劇場映画第3作『もっともあぶない刑事』をもってシリーズは一旦の区切りを迎えた。
1990年代[編集]
続編を望む声に応え、『もっともあぶない刑事』から7年後の1996年秋、当時の主なオリジナルキャストが再結集する形で劇場映画第4作『あぶない刑事リターンズ』が公開された。これまでのシリーズ共通の敵組織だった広域暴力団・銀星会が『もっともあぶない刑事』で壊滅したため、新たな敵として、カルト犯罪組織が据えられている。舞台である横浜市中心部の風景も、休止期間中に行われた横浜みなとみらい21などの大規模な再開発事業によって大幅に変貌している。
『リターンズ』の一定の成功により、2年後の1998年秋、テレビと映画のメディアミックスによる『あぶない刑事フォーエヴァー』を制作。前編を『TVスペシャル'98』としてテレビ放送し、後編は劇場映画第5作『THE MOVIE』として公開された。
2000年代[編集]
劇場映画第5作『あぶない刑事フォーエヴァー』から7年後の2005年3月17日、劇場映画第6作『まだまだあぶない刑事』が同日からクランクインすることが一部スポーツ紙により明らかになった。公開日は2005年10月22日。
公開日である2005年10月は、シリーズ開始20年目突入の節目に当たったため、過去20年分のデータを収めたムック本や、過去の映画作品のサウンドトラックのコンプリートボックスなどが公開時期に併せて発売された。
2010年代[編集]
2015年2月、東映ラインナップ発表会にて劇場映画第7作『さらばあぶない刑事』の製作発表とともに、本作を最後としたシリーズの完結が宣言された。公開日は2016年1月30日。
2020年代[編集]
2023年11月1日に都内で行われた製作発表会見にて、8年ぶりの新作となる劇場映画第8作『帰ってきた あぶない刑事』が2024年5月24日(金)に全国公開されることが発表された。
主な登場人物(キャスト)[編集]
劇中用語[編集]
- 港警察署
- 主人公の鷹山と大下が勤務している警察署。横浜市中区本牧にある設定で、管轄区域は横浜市中区の伊勢佐木町、関内、山手、本牧、根岸エリアである。シリーズ開始時に正面玄関に掲げられていた施設サインは「神奈川県警察港警察署」だったが、『まだまだあぶない刑事』以降は「横浜港警察署」に改められ、みなとみらいエリアも管轄区域に加わっている。署内は『まだまだあぶない刑事』まで一貫して受付窓口、警ら課、交通課、少年課、捜査課、通信指令室、取調室が全て1階正面フロアに配置されていたが、『さらばあぶない刑事』では中区尾上町に移転し、捜査課は庁舎最上階の独立フロアへ移された。
- 捜査課
- 鷹山と大下が配属されており、本作の主な舞台となる課。実際の警察署においては刑事課に該当すると思われるが、『さらばあぶない刑事』で劇中用小道具として製作された署内案内看板では、本課とは別に「刑事一課」「刑事二課」の表記も見られる ことから、詳細な業務内容は不明である。『もっと』第20話の劇中に登場した救急箱のラベルには「捜査一課」とも記されている。また、テレビ第1シリーズ第2話では、レギュラーメンバー以外に数名の私服捜査員の姿も確認できる。
- 少年課
- 実際の警察署では少年係に該当する(少年課は各都道府県警本部にしか存在しない)。同一フロア内で捜査課と隣接している 上、捜査課の事件に未成年が関与している場合も多いので、捜査課へ応援捜査に入ることも多い。
- 銀星会
- 横浜を拠点として、全国に系列組織を抱える広域暴力団。会長は長尾礼次郎(演:深江章喜(第10話ほか)、室田日出男(50話))。特に横浜市内における覚醒剤流通に関しては独占市場を築いており、その気脈は県警本部にも通じている。
- 理由は定かではないが、鷹山は銀星会壊滅に執念を燃やし、独断専行的に捜査活動を続けている(時々、大下や透、薫も絡む)ため、県警本部から近藤課長を通じて警告を受けることが多い。
- 『もっともあぶない刑事』を最後に壊滅状態となっていたが、『さらばあぶない刑事』では残党の伊能らが立ち上げた新興組織「闘竜会」が鷹山と大下の前に立ちはだかることとなる。
シリーズ[編集]
テレビシリーズ[編集]
あぶない刑事[編集]
- 放送日時:毎週日曜日21:00 - 21:54 (JST)
- 放送期間:1986年10月5日 - 1987年9月27日
- スタッフ
-
- 企画 - 岡田晋吉(日本テレビ)、黒澤満
- プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、福田慶治、伊地智啓
- 原案 - 中村良男(日本テレビ)
- 撮影 - 松村文雄、藤沢順一、浜田毅、内田清美、杉村博章、仙元誠三、宗田喜久松、柳島克己、緒方博
- 照明 - 井上幸男
- 美術 - 望月正照、木村光之
- 録音 - 佐藤泰博(石原プロモーション)、酒匂芳郎
- 整音 - 小峰信雄
- 編集 - 山田真司、川島章正、冨田功
- 記録 - 内田絢子、桑原みどり、今村治子、安藤豊子
- キャスティング - 飯塚滋
- 助監督 - 一倉治雄、成田裕介、原隆仁、伊藤裕彰、中村洋二郎、鹿島勤、祭主恭嗣、辻井孝夫、上山勝
- 制作担当者 - 服部紹男
- 音楽 - 志熊研三(サントラ盤:EPIC SONY)
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音楽プロデューサー - 北村篤識(日本テレビ音楽)、目黒育郎(EPIC)
- 音楽プロデューサー補 - 浦田東公(日本テレビ音楽)
- 効果 - 渡部健一(東洋音響)
- 録音スタジオ - にっかつスタジオセンター
- 広報担当 - 染井将吾(日本テレビ)
- 技闘 - 高瀬将嗣、瀬木一将(高瀬道場)、二家本辰巳
- ガン・アドバイザー - BIG SHOT
- カースタント - TA・KA
- 車輌 - 富士プロダクション
- 衣裳 - 第一衣裳
- 現像 - 東映化学
- 衣裳協力 - GARNIER、MEN'S TENORAS、鈴屋、タカキュー
- 協力 - 日産自動車、くろがね工作所、明星電気
- 制作協力 - 東映
- 製作・著作 - セントラル・アーツ
- 主題歌・挿入歌
-
- オープニングテーマ - 作曲:舘ひろし「あぶない刑事(She's So Good)」
- エンディングテーマ - 舘ひろし「冷たい太陽」
- 挿入歌
- 柴田恭兵「RUNNING SHOT」(第10話、第12話 - 第24話)
- 柴田恭兵「WAR」(第25話 - 第40話)
- 柴田恭兵「FUGITIVE」(第41話 - 第51話)
- 参加アーティスト
- 鈴木聖美
- 小比類巻かほる
- 平塚文子
- 大滝裕子
- 鈴木雅之
- 堀川まゆみ
- トミー・スナイダー
- 特色
- 初期はハードボイルド色の強い作風で、本部・他部署との連携や無線交信のディテールなど現実の捜査活動に則した演出も随所に見られた。中期以降は徐々にコミカルさが増し、後年のようなスタイルへと変貌していった。
- ロケ地である横浜市中区も、放送当時はまだ再開発が行われる前であり、新港埠頭、髙島貨物駅、バンドホテル、イセザキモールのオブジェなど、後の再開発で取り壊された名所が多数登場する。
- 各話リスト
回 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 | 備考 | 収録DVD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1986年10月5日 | 暴走 | 丸山昇一 | 長谷部安春 | 14.4% | Vol.1 | |
2 | 10月12日 | 救出 | 那須真知子 | 手銭弘喜 | 13.5% | ||
3 | 10月19日 | 挑発 | 柏原寛司 | 長谷部安春 | 14.9% | ||
4 | 10月26日 | 逆転 | 大川俊道 | 手銭弘喜 | 13.4% | ||
5 | 11月2日 | 襲撃 | 田部俊行 | 長谷部安春 | 14.5% | ||
6 | 11月9日 | 誘惑 | 柏原寛司 | 12.5% | |||
7 | 11月16日 | 標的 | 峯尾基三 | 村川透 | 12.1% | ||
8 | 11月23日 | 偽装 | 新井光 | 14.0% | |||
9 | 11月30日 | 迎撃 | 丸山昇一 | 西村潔 | 15.5% | ||
10 | 12月7日 | 激突 | 柏原寛司 | 長谷部安春 | 13.5% | 松山ロケ | Vol.2 |
11 | 12月14日 | 奇襲 | 大川俊道 | 西村潔 | 15.9% | 松村課長途中降板 | |
12 | 12月21日 | 衝動 | 新井光 | 村川透 | 13.8% | ||
13 | 12月28日 | 追跡 | 田部俊行 | 長谷部安春 | 9.6% | 松山・東予ロケ | |
14 | 1987年1月4日 | 死闘 | 峯尾基三 | 村川透 | 9.8% | ||
15 | 1月11日 | 説得 | 大川俊道 | 長谷部安春 | 12.6% | ||
16 | 1月18日 | 誤算 | 柏原寛司 | 15.2% | |||
17 | 1月25日 | 不信 | 峯尾基三 | 村川透 | 15.3% | ||
18 | 2月1日 | 興奮 | 岡芳郎 | 17.4% | |||
19 | 2月8日 | 潜入 | 柏原寛司 | 一倉治雄 | 18.6% | Vol.3 | |
20 | 2月15日 | 奪還 | 大川俊道 | 成田裕介 | 15.2% | ||
21 | 2月22日 | 決着 | 田部俊行 | 西村潔 | 15.6% | ||
22 | 3月1日 | 動揺 | 新井光 | 17.4% | |||
23 | 3月8日 | 策略 | 手銭弘喜 | 15.3% | |||
24 | 3月15日 | 感傷 | 大川俊道 | 18.0% | |||
25 | 3月22日 | 受難 | 永原秀一 | 一倉治雄 | 19.9% | ||
26 | 4月5日 | 予感 | 柏原寛司 | 13.6% | |||
27 | 4月12日 | 魔性 | 田部俊行 | 村川透 | 18.9% | Vol.4 | |
28 | 4月19日 | 決断 | 峯尾基三 | 16.6% | 鷹山課長代理 | ||
29 | 4月26日 | 追撃 | 日暮裕一 | 長谷部安春 | 17.4% | ||
30 | 5月3日 | 黙認 | 永原秀一 | 15.0% | |||
31 | 5月10日 | 不覚 | 柏原寛司 | 原隆仁 | 19.6% | 大島(長崎県)ロケ | |
32 | 5月17日 | 迷路 | 岡芳郎 | 成田裕介 | 20.6% | ||
33 | 5月24日 | 生還 | 原隆仁
柏原寛司 |
原隆仁 | 17.6% | 長崎・佐世保ロケ | |
34 | 5月31日 | 変身 | 新井光 | 成田裕介 | 21.0% | ||
35 | 6月7日 | 錯覚 | 佐野日出夫
田部俊行 |
西村潔 | 18.5% | ||
36 | 6月14日 | 疑惑 | 大川俊道 | 21.3% | Vol.5 | ||
37 | 6月21日 | 暴発 | 柏原寛司 | 手銭弘喜 | 16.9% | ||
38 | 6月28日 | 独断 | 田部俊行 | 19.0% | |||
39 | 7月5日 | 迷走 | 峯尾基三 | 村川透 | 15.4% | ||
40 | 7月12日 | 温情 | 新井光 | 18.1% | |||
41 | 7月19日 | 仰天 | 柏原寛司 | 一倉治雄 | 21.8% | ||
42 | 7月26日 | 恐怖 | 大川俊道 | 21.0% | |||
43 | 8月2日 | 脱線 | 岡芳郎 | 長谷部安春 | 16.2% | ||
44 | 8月9日 | 苦杯 | 永原秀一 | 19.5% | Vol.6 | ||
45 | 8月16日 | 謹慎 | 田部俊行 | 成田裕介 | 22.9% | ||
46 | 8月23日 | 脱出 | 日暮裕一 | 18.5% | |||
47 | 8月30日 | 報復 | 峯尾基三 | 西村潔 | 20.3% | 仙台ロケ | |
48 | 9月6日 | 無謀 | いとう斗士八 | 一倉治雄 | 21.7% | ||
49 | 9月13日 | 乱調 | 新井光 | 西村潔 | 21.4% | 仙台・松島ロケ | |
50 | 9月20日 | 狙撃 | 田部俊行 | 原隆仁 | 22.9% | ||
51 | 9月27日 | 悪夢 | 大川俊道 | 21.5% |
総集編[編集]
- もう一度あぶない刑事
-
- 放送日:1988年10月1日(『臨時発売!TVチャンネル愉快号』枠内)
- 『もっとあぶない刑事』のスタートに先駆けて制作された総集編。第1シリーズのハイライトシーンを中心に、『もっと~』のメイキング映像や出演者インタビューなどで構成。
- スタッフ
-
- 演出 - 成田裕介
- ナレーター - くず哲也
- 構成 - 植木幹雄、乙川常樹
- 編集 - 奥原好幸
- 記録 - 今村治子
- 取材 - 古本久之
- インタビューアー - 藤田恵子
- 選曲 - 鈴木清司
- 効果 - 糸川幸良(宮田音響)
- ビデオ編集・MA - TOVIC、にっかつスタジオセンター
- 製作・著作 - セントラル・アーツ
もっとあぶない刑事[編集]
- 放送日時:毎週金曜日20:00 - 20:54 (JST)
- 放送期間:1988年10月7日 - 1989年3月31日
基本的に前作と方向性に変化はないが、各人物の衣装がより豪華になったり、劇中音楽も新たに海外録音にて新録されるなどゴージャスさが増したシリーズとなった。視聴率も平均20%を超え、その人気が確固たるものとなった。なお、タイトルは『あきれた刑事』の企画時の検討タイトルを流用したもの。舘ひろし、仲村トオル、秋山武史は『ゴリラ・警視庁捜査第8班』(テレビ朝日)との掛け持ちのため、出演シーンの少ない回が散見される。
第6回ATP賞特別賞受賞作品。
- スタッフ
-
- 企画 - 清水欣也(日本テレビ)、黒澤満
- プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、伊地智啓(キティフィルム)、服部紹男
- 撮影 - 内田清美、宗田喜久松、柳島克己
- 照明 - 井上幸男
- 録音 - 佐藤泰博(石原プロモーション)、木村瑛二
- 整音 - 小峰信雄
- 美術 - 小林正義
- 編集 - 山田真司、島村泰司(ビジョン・スギモト)
- キャスティング - 飯塚滋
- 記録 - 桑原みどり、今村治子、竹田宏子
- 助監督(チーフ) - 鹿島勤、辻井孝夫
- 製作担当者 - 市川幸嗣、大塚泰之
- 音楽 - 志熊研三(サントラ盤:フォーライフ)
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 助監督 - 児玉宜久、鳥井邦男、隅田靖
- 撮影助手 - 田中潤、相馬健司
- 照明助手 - 斉藤志伸、平良昌才、関根謙一、野崎勇雄
- 録音助手 - 土屋和之、白取貢、柿沢潔、阿部茂
- 編集助手 - 島村泰司、米山幹一、太田義則
- ネガ編集 - 藤山伊世子
- 効果 - 渡部健一(東洋音響カモメ)
- 装飾 - 遠藤光男、大坂和美、伊木昭夫、大石誠
- 衣装 - 斉藤昌美(第一衣裳)
- メイク - 大塚隆康
- スチール - 三村和仁
- 演技事務 - 河合啓一、山田昌幸、斉藤勇司
- 制作進行 - 益岡正志、氏家英樹
- 録音スタジオ - にっかつスタジオセンター
- 技闘 - 高瀬将嗣(高瀬道場)
- ガン・アドバイザー - BIG SHOT
- 現像・テレシネ - 東映化学(ファインネガ・ビデオシステム)
- 協力 - 日産自動車、LIGHT STAFF、くろがね工作所、NEW MGC、ACE、銀座かねまつ
- 制作協力 - 東映
- 製作・著作 - セントラル・アーツ
- 主題歌・挿入歌
-
- オープニングテーマ - 作曲:舘ひろし「あぶない刑事(She's So Good)」
- エンディングテーマ - 舘ひろし「翼を拡げて -open your heart-」
- 挿入歌 - 柴田恭兵「TRASH」
- 各話リスト
回 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 | 備考 | 収録DVD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1988年10月7日 | 多難 | 柏原寛司 | 長谷部安春 | 21.2% | Vol.1 | |
2 | 10月14日 | 攻防 | 岡芳郎 | 20.1% | 松村課長はこの回まで。 | ||
3 | 10月21日 | 閉口 | 峯尾基三 | 手銭弘喜 | 21.1% | ||
4 | 10月28日 | 奇策 | 新井光 | 20.4% | |||
5 | 11月4日 | 争奪 | 田部俊行 | 成田裕介 | 24.6% | ||
6 | 11月11日 | 波乱 | 柏原寛司 | 26.4% | テレビシリーズ最高視聴率 | ||
7 | 11月18日 | 減俸 | 峯尾基三 | 手銭弘喜 | 20.5% | ||
8 | 11月25日 | 秘密 | 新井光 | 20.8% | |||
9 | 12月2日 | 乱脈 | 岡芳郎 | 長谷部安春 | 18.0% | ||
10 | 12月9日 | 悪戯 | 永原秀一
平野靖士 |
20.3% | Vol.2 | ||
11 | 12月16日 | 結婚 | 柏原寛司 | 成田裕介 | 22.5% | 函館ロケ | |
12 | 12月23日 | 突破 | いとう斗士八 | 原隆仁 | 21.0% | ||
13 | 1989年1月6日 | 代償 | 田部俊行 | 15.9% | |||
14 | 1月13日 | 切札 | 小野蘭子 | 成田裕介 | 19.8% | ||
15 | 1月20日 | 不惑 | 岡芳郎 | 一倉治雄 | 21.1% | ||
16 | 1月27日 | 異変 | 峯尾基三 | 長谷部安春 | 20.7% | ||
17 | 2月3日 | 乱心 | 永原秀一 | 18.7% | |||
18 | 2月10日 | 魅惑 | 峯尾基三 | 手銭弘喜 | 22.4% | 静岡・清水ロケ | Vol.3 |
19 | 2月17日 | 役得 | 平野靖士 | 22.2% | |||
20 | 2月24日 | 迷惑 | 田部俊行 | 長谷部安春 | 18.3% | ||
21 | 3月3日 | 傷口 | 新井光 | 手銭弘喜 | 18.3% | 静岡ロケ | |
22 | 3月10日 | 暴露 | 児玉宜久 | 長谷部安春 | 19.4% | ||
23 | 3月17日 | 心痛 | 新井光 | 一倉治雄 | 17.3% | ||
24 | 3月24日 | 急転 | 岡芳郎 | 長谷部安春 | 22.3% | ||
25 | 3月31日 | 一気 | 大川俊道 | 16.7% |
テレビスペシャルドラマ[編集]
回 | 放送日 | タイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
SP | 1998年8月28日 | あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル'98 | 大川俊道
柏原寛司 |
一倉治雄 | 25.7% |
劇場映画[編集]
劇場版 | 公開
年月日 |
タイトル | 脚本 | 監督 | 興行収入 |
---|---|---|---|---|---|
第1作 | 1987年
12月12日 |
あぶない刑事 | 柏原寛司
大川俊道 |
長谷部安春 | 26億円
(同時上映『七福星』) |
第2作 | 1988年
7月2日 |
またまたあぶない刑事 | 一倉治雄 | 18億円
(同時上映『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』) | |
第3作 | 1989年
4月22日 |
もっともあぶない刑事 | 柏原寛司 | 村川透 | 12億円 |
第4作 | 1996年
9月14日 |
あぶない刑事リターンズ | 柏原寛司
大川俊道 |
9億1000万円 | |
第5作 | 1998年
9月12日 |
あぶない刑事フォーエヴァー
THE MOVIE |
成田裕介 | 8億8000万円 | |
第6作 | 2005年
10月22日 |
まだまだあぶない刑事 | 鳥井邦男 | 8億1000万円 | |
第7作 | 2016年
1月30日 |
さらば あぶない刑事 | 柏原寛司
(協力:武藤将吾) |
村川透 | 16億1000万円 |
第8作 | 2024年
5月24日 (予定) |
帰ってきた あぶない刑事 | 大川俊道
岡芳郎 |
原廣利 |
放映ネット局[編集]
系列は当時の系列。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 日本テレビ系列 | キー局 |
北海道 | 札幌テレビ | ||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列
テレビ朝日系列 |
|
岩手県 | テレビ岩手 | 日本テレビ系列 | |
宮城県 | ミヤギテレビ | ||
秋田県 | 秋田放送 | ||
山形県 | 山形テレビ | フジテレビ系列 | 1作目のみ、遅れネット |
山形放送 | 日本テレビ系列
テレビ朝日系列 |
『もっと』のみ | |
福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 | |
山梨県 | 山梨放送 | ||
新潟県 | テレビ新潟 | ||
長野県 | 信越放送 | TBS系列 | 1作目のみ、遅れネット |
テレビ信州 | 日本テレビ系列
テレビ朝日系列 |
『もっと』のみ | |
静岡県 | 静岡第一テレビ | 日本テレビ系列 | |
富山県 | 北日本放送 | ||
石川県 | 北陸放送 | TBS系列 | 遅れネット |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 | |
中京広域圏 | 中京テレビ | ||
近畿広域圏 | 読売テレビ | ||
鳥取県
島根県 |
日本海テレビ | 第1作は遅れネット | |
広島県 | 広島テレビ | ||
山口県 | 山口放送 | 日本テレビ系列
テレビ朝日系列 |
|
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | |
岡山県
香川県 |
西日本放送 | ||
愛媛県 | 南海放送 | ||
高知県 | 高知放送 | ||
福岡県 | 福岡放送 | ||
長崎県 | テレビ長崎 | 日本テレビ系列
フジテレビ系列 |
|
熊本県 | くまもと県民テレビ | 日本テレビ系列 | |
大分県 | テレビ大分 | 日本テレビ系列
フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
宮崎県 | テレビ宮崎 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 日本テレビ系列
フジテレビ系列 |
1作目は日曜深夜に遅れネット
『もっと』は同時ネット |
沖縄県 | 琉球放送 | TBS系列 | 1作目のみ、遅れネット |
沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 『もっと』のみ、遅れネット |