あさイチ
『あさイチ』(ローマ字表記: asaichi)は、2010年3月29日 からNHK総合で放送されている朝の生活情報番組である。
概要[編集]
NHK総合では、1962年4月2日以来48年間に渡り8時15分 - 8時30分に『連続テレビ小説』を放送。その後『NHKニュース』「生活情報番組」を放送していたが、NHKの調査によると出勤時間が早まっていることが判明した。
そこで、2010年3月29日より『NHKニュースおはよう日本』を8時で終了させ、直後の8時 - 8時15分に朝ドラを移行。前番組『生活ほっとモーニング』などを終了させ、朝ドラ直後の8時15分 - 9時54分に当番組を編成した。
基本的には生放送であるが、高校野球の開催時期などには収録放送となる場合がある。また、ゴールデンタイムに特別版を放送する場合もある。
公式サイトでは当番組を「大型情報番組」と位置付け、生活情報が中心であった『生活ほっとモーニング』に対し、当番組では民放のワイドショーでも扱う政治・社会問題や芸能娯楽情報も取り上げ「生活者の視点から掘り下げる」を標語とした。
ターゲットはNHK離れが進んだ40代の主婦で、スタッフの約半数を女性として「女性のニーズ」を汲み上げる番組を目指し、番組名については「1番欲しい情報が詰まった“市場”のような活気のある番組にしたい」との願いが込められているとの説明がされた。
NHKは番組立ち上げに当たって、同じ生活情報番組でほぼ同時間帯に放送のTBSテレビ『はなまるマーケット』(1996年9月30日 - 2014年3月28日)のスタッフを制作会社ごと引き抜き(いわゆるヘッドハント)、同番組の手法を取り入れ、番組制作を行っている。
初代司会には『はなまるマーケット』の司会者・薬丸裕英がかつて所属していたジャニーズ事務所の現役所属者・井ノ原快彦(当時V6)を起用した。
冒頭では、朝ドラを観た出演者がその感想を述べることがある(#朝ドラ受けを参照)。
8時台終盤では女性キャスターから9時の『NHKニュース』への振りコメントが述べられる。また、9時の『NHKニュース』終了時には担当アナウンサーが「引き続き『あさイチ』をご覧ください」と言って締めるほか、その際画面下部に「ニュースのあとも あさイチ」とテロップを表示する。初期ではキャスター陣がニュースを担当するアナウンサーにニックネームで呼び掛ける場面も見られた ほか、稀に9時の『NHKニュース』と連動演出も行われる。
2011年10月31日 - 11月4日(3日は祝日のため休止)には全編福島県から「あさイチ福島キャラバン」として、会津若松市・いわき市・福島市・下郷町から中継。東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)復興支援の一環として放送した。
番組内では共演者のことを愛称で呼ぶことも多い。リアルタイム字幕放送でも出演者が話始める時にも愛称を表示している(例:井ノ原→「イノッチ⇒」等)。
スタジオバックにはカラフルなタオルが置かれている。たくさんあるが、視聴者からのメールで井ノ原が確認したところ、実際は1枚のタオルを波立たせて窪みを付け、畳んで置いてあるように見せていることが明らかになった。2016年1月4日からスタジオセットをリニューアルした。
2014年2月3日よりテロップを変更した。
2016年11月1日より番組のInstagramを開始。
2017年3月30日にスタジオのマイナーチェンジ、テーマソングの一新、テロップ類のリニューアルが行われた。
2018年4月2日にスタジオセット・テーマソングの一新、テロップ類のリニューアルが行われた。
2022年3月29日にスタジオセット・テーマソングの一新、テロップ類のリニューアルが行われた(華丸・大吉・鈴木奈穂子がMCになってからは初めて)。
2024年1月12日からは令和6年能登半島地震に伴い、BS103チャンネル(旧NHK BSプレミアム)で『総合テレビ(石川県内)同時放送』としてサイマル放送を実施している。
2024年3月26日の19時30分 - 20時42分に「あさイチ☆ゴールデン」のタイトルで特番を生放送。ゲストは有吉弘行、YOU、磯山さやか。
休止および短縮[編集]
祝日や年末年始(2023年度は12月29日 - 1月4日)は原則として全面休止。
国会中継時、春の選抜高校野球中継時には、原則として8時15分 - 8時55分の短縮放送。
8月6日は広島平和記念式典中継の後『連続テレビ小説』『NHKニュース』を挟んで全国高等学校野球選手権大会中継を行う。そのため、同日から2週間前後、通常放送が休止となるが、夏季オリンピックとの兼ね合いで休止が長期化する場合もある。
当番組の放送時間帯が政見放送に充てられる場合があり、部分的、あるいは地域により全面休止となる。また、衆議院議員総選挙または参議院議員通常選挙投票日の翌日は、選挙戦の様子を伝える『列島ドキュメント』を放送のため全面休止となる場合がある。
台風や地震などの自然災害が発生した時など、放送中に緊急度の高いニュースが入った時には、その関連ニュースを挿入して予定の内容を一部割愛する場合があり、状況によっては全面休止となる場合もある。
前述の事情により『連続テレビ小説』を休止した場合、翌放送日の8時15分 - 8時30分が代替放送枠に充てられるため、8時30分 - 9時54分(『みんなの体操』を休止し、10時まで放送される場合もある)の繰り下げ短縮放送となる。
キャラクター[編集]
ぶーちゃん[編集]
初期において、スタジオに当番組のマスコットキャラクターとしてミニブタを出演させていた(出演者の後ろに居させたこともある)。視聴者投票によりぶーちゃんに名前が決まった(4月30日放送で4つの候補からワンセグとデータ放送による視聴者投票で決定)。
しかし、宮崎県における口蹄疫の流行の影響により、5月半ばごろから出演が見合わせられていた(出演中断中の2010年6月17日の放送で近況が報告された)。8月23日を以って復帰。口蹄疫終息を待って成長したブタになって戻ってきたが、後に出演しなくなった。
ぶたまん[編集]
上記のぶーちゃんに代わる形でブタをモデルとした「ぶたまん」が登場している。その名残で出演陣からはぶーちゃんと呼ばれている。
見た目は肉まんにブタの顔を付けたもので、通常は胴体らしき部分はないが、毎週木曜日の「JAPAなび」のスーパーマーケット等を訪問するコーナーでは、下に赤いマントのようなものを巻いて登場する(スタジオにも登場し、井ノ原等と絡む時がある)ブタであることから、豚肉やブタを使用した商品を見るとショックを受けて悲しがる。
なお、この時のぶたまんの声の主は声優の一龍斎貞友である(これ以外の曜日のコーナーでは無言)。9時の『NHKニュース』終了後にテーマに沿った装飾を施される以外に、毎週火曜日の「スゴ技Q」の解答受付中にはイラストによる数色のぶたまんが登場する。
2014年8月11日と12月27日に放送の特別版「夜だけど…あさイチ」では、ぶたまんならぬ「ぶたコウモリ」が登場した。2016年3月31日をもって「JAPAなび」から引退し、マスコットとして続投していた。
あんまんちゃん[編集]
上記のぶたまんに代わる形で2016年4月7日から登場。顔があんまんの形で、頭部にリボンを付け、エプロンのような胴体をしているが、ぶたまんと違って両手がある。
声は一龍斎が続投する(初回放送で井ノ原らから「ぶーちゃんと声が同じじゃないか?」と指摘を受けていた)。友人である前任のぶたまん同様、JAPA-NAVIで日本各地に出向いた。
2022年3月31日からの「愛でたいニッポン」に模様替えを機に、とりっぷさんにバトンタッチした。
とりっぷさん[編集]
2022年3月31日からの「愛でたいニッポン」で登場。黄色い嘴の青い鳥であんまんちゃんに代わって日本各地に出向く(現地に出向かずにスタジオ撮影との合成の時もある。)声は一龍斎が続投する。
カエルくん[編集]
2021年3月30日から登場。担当コーナーは主に「解決!生活のミカタ」に登場し、声は声優の梶裕貴が担当。
気象予報字幕(天気ループ)[編集]
「天気ループ」がNHK首都圏放送センターやNHK大阪放送局など一部の地域で表示されている(年度途中から採用した地域もある)。
天気ループは『NHKニュースおはよう日本』でも表示されている(気象情報の時は消去)が、当番組の前、朝ドラの時間中(8時 - 8時15分)は一旦消去する。
東海地方(愛知・岐阜・三重)ではチャンネルをNHK総合に合わせると、間を開けて天気ループがデータ画面として時刻の下に表示されるようになっており、リモコンボタンの操作で消去ならびに復帰できるようになっている。ただし、双方向実施日は中止し、常時表示する形態にしている。
一方、北海道など一部の地域とNHKワールド・プレミアムでは天気ループの表示を行っていない。
2017年度に『NHKニュースおはよう日本』がリニューアルした際に天気ループが時刻表示(カスタムフォント)の横に移動したため、当番組の天気ループも同じ位置に移動した。
視聴者からの投稿[編集]
放送内容への感想や当日のテーマなどについて、視聴者からファクシミリと電子メールによる投稿を募っており、放送中に紹介するが、番組内でのVTR内容や出演者の言動に対して批判的な意見・指摘も多々寄せられ、このような意見も番組内で紹介される日がある。出演者に対し「無茶ぶり」を要求する投稿も紹介される。
また、2011年11月17日には、番組冒頭・第2部開始時、エンディング間際に番組に対する意見・感想を有働が複数紹介した。
後に当日のテーマにちなんだサブテーマも設定、「ちなんでファックス」という名称で放送中に投稿を募集している。その他、視聴者からの朝ドラの内容に関する投稿も紹介されることがある。
終盤の料理コーナー開始後、女性キャスターはスタジオ隅に移動しスタッフと共にエンディングで読む投稿の紹介を行う。
視聴率[編集]
2010年秋 - 2018年3月の週平均視聴率は、第1部10%程度、第2部5%以上、平均8%程度でそれぞれ推移しており、2018年3月まで民放各局のワイドショーを抑え同時間帯の1位を独走。高視聴率については、朝ドラとの連続視聴者の多さや番組内容の好評ぶりが要因との向きがある。週間視聴率調査の「教育・教養・実用」部門で1位となることもあったほか、2013年12月第2週では初めて5回全て視聴率週間ランキングトップ25位内ランクインを果たした。
当番組開始以前(1995年4月3日 - 2010年3月19日)の平日8時台・9時台は『NHKニュースおはよう日本』(8時13分終了)→番組宣伝→朝ドラ→『NHKニュース』→『生活ほっとモーニング』となっており、朝ドラ開始繰り上げ・当番組立ち上げとしたことで、視聴率を下げる原因となっていた『NHKニュースおはよう日本』8時台が廃止され、また8時30分 - 8時35分の『NHKニュース』が当番組に内包されたことで流れが良くなり、朝ドラと当番組の視聴率が安定したとの見方もある。
キャスター陣を交代した2018年度から一時期、視聴率が低下傾向となり、同年4月・5月には民放1位であるテレビ朝日『モーニングショー』に時間帯1位の座を奪われた。
その後、同年6月ごろから再び安定、前年並みの10 - 12%程度で推移し、時間帯1位に返り咲いた。
しかし、2020年中期以降、7 - 9%台に再び低下し『モーニングショー』に1位を奪われる日が増えた。
2020年11月以降は、ビデオリサーチの週間高世帯視聴率番組で10%を大きく超えており、時間帯1位を『モーニングショー』と分け合っている。同年以降、時間帯年間1位を『モーニングショー』に譲っている。
コーナー内容[編集]
開始当初はオープニングCGが存在し、ランカ・リー=中島愛「星間飛行」が使用されていたが、しばらくしてCGは廃止され、直接本編に移る形になった。
2018年4月2日からはテーマソングが設定され、YUKI「チャイム」が使用。2022年3月29日からTENDRE「SWITCH」が2022年度テーマソングになった。
2020年3月30日から、オープニングの出演者紹介のテロップの名前のローマ字表記が姓→名の順に変更された。
オープニングはその日の話題を1つ紹介し、特集は9時の『NHKニュース』を挟んで放送する。メインコーナーの9時台前半までは柔軟に組み、変更があったり、2部構成の日もある。9時台後半はレギュラーコーナーが放送される。
重大ニュースの発生時はキャスター陣のオープニング挨拶の後「朝ドラ受け」は行わず、すぐにニュースセンターに繋ぎニュースキャスターよりその情報を伝える体制を取っている。
また、著名人の訃報をオープニングで扱うことがあり、この場合も「朝ドラ受け」は省略または短縮となる場合が多い。
華丸・大吉・鈴木時代からは重大ニュースや訃報がなくても、その放送回の特集で扱うテーマによっては「朝ドラ受け」を行わず、放送開始と同時に特集のVTRから始めるか、挨拶の後すぐ本編に入るかのどちらかを取る場合が多い。
特集やレギュラーコーナーは概ね、前番組『生活ほっとモーニング』『きょうの料理プラス』『趣味の園芸プラス』の企画を踏襲。『生活ほっとモーニング』が募っていた「協力家族」も引き続き参加可能(6月から「あさイチサポーター」とネーミングが変わっている)。
2011年3月11日の東日本大震災発生以後、通常のコーナーを取りやめ、被災地のレポートや東京電力の福島第一原子力発電所の事故解説、視聴者からのFAXやメール内容の紹介など、震災関連を中心とした内容に特化して放送。4月以降「“JAPAなび”」などレギュラーコーナーが復活した。
9時台に不定期だが、総合・Eテレ・BSで放送されている各番組の過去放送回(『あしたが変わるトリセツショー』『ウチのどうぶつえん』『あしたも晴れ!人生レシピ』『100カメ』が比較的多い)のダイジェスト版が約10分程度放送されることがある。
朝ドラ受け[編集]
冒頭は朝ドラを観たキャスター陣やコメンテーター、ゲストが感想を述べるなどフリートーク(「朝ドラ受け」)を行うことがある。
朝ドラ受けについては、朝ドラからの流れで観る視聴者からは評価がある。中には感想を楽しみにする視聴者もいるほか、この感想を含めて「朝ドラは8時16分まで」との声も出ている。
Twitterでは朝ドラの感想だけでなく、朝ドラ受けに反応してつぶやく人も多い。一方、違和感や不快感を持つ者もいる。
なお、キャスター陣は朝ドラ終了直前(当番組放送開始直前)までスタッフと打ち合わせを行っており、打ち合わせをしながらモニター(8時10分ごろまでは専用モニター、それ以後の残り数分は前方にあるオンエア中の映像が出るモニター)で朝ドラを視聴している。また、スタッフも真剣に朝ドラを視聴しているという。
当番組開始以前は、NHK総合の朝ドラ本放送の直後は『NHKニュース』に接続しており、朝ドラを観たニュース担当アナウンサーの表情を楽しむ視聴者が存在し、初期の頃はそれらの層からキャスター陣が朝ドラの感想を述べる演出を「余韻をぶち壊される」と酷評されることもあった。
初期では違和感や不快感を持つ視聴者に配慮として、朝ドラ受けを週3日程度に留めていた(後述)が2012年中期頃からは、ほぼ毎日行うようになっていた。2015年6月後半からこの演出は一時減少傾向であった が、2015年度下半期の『あさが来た』からは、ほぼ復活している。
その後、2022年度上半期の『ちむどんどん』の期間中にも朝ドラ受けが減少傾向であったが、次作『舞いあがれ!』から朝ドラ受けが復活している(ちむどんどん#『あさイチ』司会陣の「朝ドラ受け」を参照)。また、2024年1月から令和6年能登半島地震の影響で、しばらく朝ドラ受けを取り止めたこともある。
冒頭に特集VTRからスタートする形式として朝ドラ受けを省略する場合もあるが、VTR明けに数分遅れで朝ドラ受けをする場合もある。
朝ドラ関連の俳優・脚本家からもこの演出に評価の声が上がっており「プレミアムトーク」に出演した際、この旨を述べる者がいる。また、当番組出演者はドラマの内容に感動する余りオープニングで涙を浮かべることもある。井ノ原が涙する有働由美子(他出演者にも)にハンカチを差し出す(有働が井ノ原にハンカチを求める場合もあり)流れも恒例であった。
柳澤秀夫はNHKウイークリーステラや新聞の朝ドラ特集記事を読んでおり、朝ドラの展開を語り出そうとして、井ノ原・有働が止めるという流れも見られた。
キャスター陣は当番組休止日(2019年度以前の土曜日を含む。次述)もプライベートで朝ドラを視聴することもあるという(互いに感想メールを送り合うこともあると話している)。なお、キャスター陣は翌週(主に月曜日)の放送で(当日の回のものと合わせて)先週土曜日の回の感想を述べることもあった。
2019年度下半期の『スカーレット』までは、朝ドラの放送は月曜日 - 土曜日の週6日であったが、2020年度上半期の『エール』より月曜日 - 金曜日の週5日に削減された。これに伴い2020年度以降、最終回直後の当番組で半年間を総括する朝ドラ受けが行われる場合もある。
収録放送の際は朝ドラ受けはないが、冒頭でキャスター陣が「今日は朝ドラ受けができない」と述べることもある。朝ドラ受けができない代わりに当日の朝ドラの展開予想トークをしたこともある。
元々は演出ではなく自然発生的に始まったものとされる。
井ノ原は朝ドラ受けについて「ひとり暮らしのおばあちゃんが朝ドラを見て、感想を言い合えないと寂しいじゃないですか。せめて、テレビに話しかけてくれたらと思ったのがきっかけ。これって、民放じゃ絶対できないでしょ。CMが入らない、NHKの生放送だからこそできることなんだよね」「1人住まいの祖母が『朝ドラを見ても感想を誰にも言えない』とこぼしていたことをきっかけにスタートした」「当初は『苦情が来ている。週3回までと言われていた』とNHK上層部から注意(禁止令)されていたものの『シカトしてやっていた。なぜならおばあちゃんのためにやっている』。そしたら『それがいいって言う人も出てきた』ことから、上層部から『毎日言ってください』と許しが出た」と述べている。
2016年6月から一時期チーフプロデューサーを務めた河瀬大作は「朝ドラ受けは、ちゃんとしたタイミングで受けないと、SNSのタイムラインが荒れるんですよ(笑)。災害や事件があると、今日はスルッと流したほうがいいなというときがあるんですけど、実際に受けないと『えっ!今日受けてくれなかった!』となるんです」と語っている。
井ノ原・有働・柳澤の出演最終日で、後任の華丸・大吉・近江友里恵をゲストとして招いた2018年3月30日放送分において、華丸・大吉が朝ドラ受けの継承を行うか悩んでいることを明かした が、キャスター交代後も朝ドラ受けは続行されている。
華丸は朝ドラ受けのためにNHK BSプレミアム→NHK BSの先行放送も視聴しており、朝ドラ受けを行うかを本番開始10秒前に決めている。また、華丸は朝ドラ先行放送の前座番組『朝ドラアンコール』(2019年度は『おしん』)も視聴しており、2019年11月12日以降、不定期に『スカーレット』のものと合わせて、『おしん』の受けも行うことがあった。ただし、大吉は「時間差がある」と突っ込むことも恒例。
華丸は朝ドラ受けの中で2018年度上半期『半分、青い。』の内容に関し、「朝ドラは木曜日に事が動くことが多い」と着目して「ムービングサーズデイ」と同年5月24日に表現した。勝田夏子プロデューサーも、週の最初にピークがあり、真ん中でステージが突然変わる、と分析している。
なお『エール』より月曜日 - 金曜日の週5日に削減された際、当番組内で視聴者から華丸に寄せられた。「『半分、青い。』の頃からストーリーが動くのは木曜日であったが、放送が週5回になったらどうなるのか?」とのメールに、華丸は「木曜日に動いて金曜日に解決じゃないですか」と答えている。
2018年9月21日放送分で放送された華丸と『半分、青い。』の脚本家・北川悦吏子の対談内で北川が「(『半分、青い。』のエンディングで)『華丸さんが待っているから、そろそろ今日はやめるね』というナレーション(風吹ジュンが担当)で話を締め、『あさイチ』に繋げるということをしたかった」と明かしている(「必ず朝ドラ受けがあるとは限らない」「朝ドラはNHK総合の本放送以外にBSでの放送やNHK総合での再放送もある」という理由でこの案は却下された)。
2018年度下半期『まんぷく』においては、公式Twitterで朝ドラ受けについて触れる場合があった。
当番組休止日に華丸や鈴木は自身のTwitterや番組の公式Instagramで朝ドラの感想を述べることもある。また、大吉はTBSラジオ『たまむすび』で朝ドラの感想を語ることもある。このほか、当番組休止日(祝日など)に当該枠で生番組が組まれる場合にその番組でも朝ドラ受けが行われることがある。
レギュラーコーナー[編集]
番組冒頭のコーナー[編集]
世の中に話題になってるニュースを取り上げる(10分程度のコーナー。放送は不定期)。以前は「女のニュース」と名前が付いていた。
9時台の企画[編集]
内容はメインコーナーの特集コーナーと同じ。様々な話題をアナウンサーが取材し、専門家と共に解説する。
「人生レシピ」コラボ企画(不定期)[編集]
9時台の企画の時間帯で放送。Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」とコラボ企画。過去の放送内容の短縮版。生放送で専門家にも新たに解説してもらうこともある。
「トリセツショー」コラボ企画(不定期)[編集]
9時台の企画の時間帯で放送。「あしたが変わるトリセツショー」とコラボ企画。過去の放送内容の短縮版。
「ウチのどうぶつえん」コラボ企画(不定期)[編集]
9時台の企画の時間帯で放送。「ウチのどうぶつえん」とコラボ企画。過去の放送内容の短縮版。
「100カメ」コラボ企画(不定期)[編集]
9時台の企画の時間帯で放送。「100カメ」とコラボ企画。過去の放送内容の短縮版。
「ニッポン知らなかった選手権実況中!」コラボ企画(不定期)[編集]
9時台の企画の時間帯で放送。「ニッポン知らなかった選手権実況中!」とコラボ企画。過去の放送内容の短縮版。
産直LIVE(2010年度 - 2011年度)→ピカピカ☆日本(2012年度 - 2017年度)→おでかけLIVE(2018年度 - 2021年度)→いまオシ!LIVE(レギュラー)/いまオシ!REPORT(不定期)(2022年度 - )[編集]
月曜日 - 木曜日9時台前半。特別編成で休止の場合あり。
毎週ひとつの都道府県をめぐり、地元の新鮮な食材や生産品や施設などをフレッシュで「おトク」な情報を中継先の地方局のNHKアナウンサーたちが突撃リポートする。
このレギュラーコーナーは生中継の「いまオシ!LIVE」。不定期でこの後続けて、その週の都道府県とは異なる地域で事前収録されてレポートされた「いまオシ!REPORT」も放送されることもある。
以前は、篠山輝信⇒古原靖久⇒藤原薫という3代に渡ってリポートを担当していた。
「おでかけLIVE」までは、生中継の他に時折事前に収録してリポーターがスタジオから紹介する場合もあった(リポーターがスタジオに来ないこともあった)。
2016年1月からザ・パーフェクトのピンボケたろうが学校をリポートする「ピカピカ☆学園」も放送された。
以前、中継当日に国会中継や高校野球などの特別編成で放送できなかった時に、その日の内容を事前収録・編集して金曜日に放送していた(コーナータイトルは「おでかけREPORT」)。
2023年度より、首都圏以外の各地域担当のアナウンサーが週替わりで旬の情報を中継・リポートしている。ただし、首都圏についてはあさイチのリポーター(東京アナウンス室所属のアナウンサー)が担当している。
あさイチごはん(2010年度 - 2011年度)→解決!ゴハン(2012年度 - 2017年度)→みんな!ゴハンだよ(2018年度 - )[編集]
月曜日 - 木曜日9時台後半。特別編成で休止の場合あり。
『きょうの料理プラス』を継承したコーナー。
毎日の料理につきものの問題を、一流シェフや人気料理研究家を迎えて解決する。
この枠は西堀裕美→駒村多恵と井ノ原→駒村と華丸(コロナ禍から2022年10月中旬まで新型コロナ対策で駒村のみで進行した)で料理のサポートをしている。
この枠で2022年12月から「キスマイ横尾のゴハンだよ」が開始されて横尾渉が料理を披露。現在は月1回ペースで担当している。
2011年度までの「あさイチごはん」は身近な食材を大変身させるレシピやスゴ技を日替わりテーマで紹介していた。
- 月曜日:プロ直伝
- 火曜日:きほんのき
- 水曜日:ザ・定番
- 木曜日:きょうの料理いちおし
あさイチガーデン(2010年度 - 2012年度)→あさイチグリーンスタイル(2013年度 - )[編集]
金曜日9時台後半。特別編成で休止の場合あり。
『趣味の園芸プラス』を継承したコーナー。
人気のガーデナーが、花や野菜の栽培方法、元気に育てるコツを伝授。また、2013年度からはインテリアに関する情報も月1回程度放送される。
前述の「みんな!ゴハンだよ」同様、駒村(サブキャスター)を進行役で華丸と大吉と日によってはプレミアムトークのゲストも参加する。このコーナーに入る時の曲として、PIZZICATO FIVEの「そして今でも」が使用されている。
わがままホビー→みんな!〇〇だよ(2022年度 - 〇〇は取り上げる題材)[編集]
9時台後半(不定期。火曜日)のホビー企画。
華丸大吉とその日のゲストが挑戦する。
お天気コーナー[編集]
火曜日(以前は木曜日の9時前)のミニコーナー。8時台、9時台と2回ある。
気象予報士の池田紗耶香が天気の解説をする。
特選!エンタ(2010年度 - )[編集]
金曜日9時台前半。特別編成で休止の場合あり。
音楽・書籍・映画のエンターテイメント情報・ダンスレッスンをそれぞれのナビゲーターが紹介。
メインコーナー[編集]
一部は前番組『生活ほっとモーニング』のコーナーを改題して継続している。
特集コーナー[編集]
様々な話題をアナウンサーが取材し、スタジオで専門家と共に解説する(コロナ禍からはリモートでも行われている)。
ツイQ楽ワザ(旧タイトル「スゴ技Q」「クイズとくもり」)(火曜日)[編集]
知って得する生活情報をクイズで紹介。3 - 6問程度出題。スタジオ回答者は華丸大吉とその日のゲスト。以前は協力家族(あさイチサポーター)の一般視聴者1名も参加していた。
正解した分のアフロ君のスタンドプレートがもらえる。以前はキューブ型(別名:キューブタ)ティッシュボックス⇒2011年1月からは饅頭をイメージしたブタの顔のぬいぐるみ⇒クイズとくもりになってからは、とくもりちゃん(どんぶりに入ったブタの顔のぬいぐるみ)であった。
「スゴ技Q」の協力家族の一般視聴者は井ノ原とペアを組んで回答した。「とくもり」からは一般視聴者は出なくなった。
視聴者はテレビ(データ放送・ワンセグ)でクイズに参加。正解数に関係なく、1回でも送信に成功すれば当日の放送でデータ画面に表示されるパスワード入力でパソコンの壁紙や携帯電話の待ち受け画面(共に季節に合わせた風景の画像つきのカレンダー)としてのダウンロードができる(放送当日のみダウンロードが可能。番組終了後もパスワードは放送当日の24時までであればデジタル総合のデータ放送からいつでも確認することができる)。
なお、リモコンのdボタンを押さなくてもそのままクイズに参加できるようになっていた(画面に「スゴ技Q 参加中」と表示されていれば回答可能。機種により異なる場合がある)。
火曜日でも都合により、コーナーが休止される場合もある。
不定期で「“教えてQ”」と題したアンケート形式によるものもあるが、回答要領は「スゴ技Q」「クイズとくもり」と同じである(画面に「あさイチ 参加中」表示されていれば回答可能)。
『生活ほっとモーニング』の「クイズdeなっとく!」を引き継いだコーナー。
Kira Kiraキッチン[編集]
火曜日で不定期の放送。
「ハレトケキッチン」に続く夢の3シェフシリーズの後継で、今晩作りたくなる定番料理のレシピと作り方をシェフ3人(山野辺仁、荻野聡士、秋元さくら)がゲストに指導したり、シェフが調理して伝授。
愛でたいニッポン(2022年3月31日 - )(木曜日)[編集]
日本各地の観光スポットや、グルメ情報などをその日のゲストの芸能人と地元放送局のアナウンサーが紹介する(コロナ禍から2022年10月中旬まではアナウンサーのみでレポートをしていた)。
「旬旅10」(2010年4月 - 同年9月)としてスタートして、2010年10月から「“JAPA”なび」(後に「JAPA-NAVI」)にコーナー名が変更され、コロナ禍になってからは「みんなでシェア旅」とタイトルを変更した。2022年3月31日放送より「愛でたいニッポン」に変更された。
『生活ほっとモーニング』の「発見!とっておきの旅」を引き継いだコーナーで、同コーナー同様に主に木曜日に放送しているが、放送されない週もある。
このコーナーのキャラクターのとりっぷさん(「JAPA-NAVI」以前は、ぶたまん、あんまんちゃん)が訪問して地域で活動している人たちの取材や、グルメ情報やお店などで販売されているものを紹介する。
「JAPA-NAVI」当時、あんまんちゃんのかなりのハイテンションぶりに出演者やゲストが驚くこともあり、井ノ原がこのコーナーのファンであることを公言している。
プレミアムトーク(金曜日)[編集]
各界の第一線で活躍するゲストを招いてのトークコーナー。『生活ほっとモーニング』の「この人にトキメキっ!」を引き継いでいるが、当番組では基本的に生放送で行っている。
オープニングでゲストが視聴者に聞きたいことをFAXや公式ホームページで募るという演出も行われる(常時画面右上にゲスト名と募集告知が表示されている)。
ゲストが放送時点で取り組んでいる仕事の話だけでなく、仕事の密着映像、共演経験者からのコメント映像、成功に至るまでの苦難やプライベートを映した映像や、ゲストがNHKに過去に出演した映像を秘蔵映像として紹介。
キャスターがそれぞれの世代ならではの質問をぶつけ、知られざる素顔や人間的な魅力に迫る。
『スタジオパークからこんにちは』や『ごごナマ』と同様、NHK各番組(地上波・BS共に)の出演者も多く出演し、事実上「番組宣伝」的な要素をも持っている。
コーナー途中からゲストと縁のある人物が参加することもある。放送中の朝ドラ関連者(出演者・脚本家・主題歌担当歌手)がゲストの場合は、オープニングから朝ドラとリンクさせた演出を行うことが恒例のようになっている。
朝ドラファンの間では、当番組に放送中の朝ドラ出演者で「プレミアムトーク」に出演した俳優は、直後に出演中の朝ドラを「退場」するという噂が囁かれている。地方ロケが多い朝ドラでは、撮影が一段落していないと当番組のスタジオに来るスケジュールが押さえ辛いだろうというのが一因である。また、朝ドラ作中で死亡した人物を演じた俳優が「プレミアムトーク」に出演するケースもある。
通常は募集告知の後、注目情報をリポーターが伝えるミニコーナーを伝えた後にトークを始めるが、国会中継などで短縮放送の場合は、募集告知後すぐにトークを開始する(ゲストにより短縮放送でない場合もすぐトークを開始する場合もある)。また、ゲストがスケジュールの都合により9時台前半(主に「プレミアムトーク」終了のタイミング)で退場することもある。
出演者[編集]
現在[編集]
メインキャスター[編集]
- 博多華丸・大吉 (2018年4月2日 - )
- 2代目キャスター。番組の進行を担当する。
- 改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法32条に基づく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言が発令された2020年4月から5月26日までは、それぞれ別の場所(自宅ではない)から中継する形で出演。
- 鈴木奈穂子(NHKアナウンサー) (2021年3月30日 - )
- 3代目キャスターに就任。番組の進行を担当する。
サブキャスター[編集]
- 駒村多恵(2012年4月 - 、タレント)
リポーター[編集]
特記のない場合はNHKアナウンサー(不定期ではあるが、記者が担当することもある)。
『生活ほっとモーニング』まではアナウンサーがレポーターをする時は「○○アナウンサー」と字幕表示されていたが、当番組はアナウンサーの敬称は省略され、代わって氏名の上に簡単なフレーズ(メッセージ)が入っている(東京アナウンス室・首都圏センター・日本語センター以外の放送局のアナウンサーの場合は「○○局(例:大阪放送局の場合は「大阪局」)→NHK〇〇(例:名古屋放送局の場合は「NHK名古屋」)」表記も追加される)。
レポート項目が重大事件・事故の場合は前述のフレーズ表示無しもしくは単にレポーター表記のみの場合もある(いずれの場合もVTRではアナウンサーの場合アナウンサー表記がある)。華丸・大吉・近江時代になってからは、通常の内容でもフレーズが入らない事が多くなった。
- 浅井理(2021年4月8日 - )
- 安部みちこ(2023年4月 - )
- 池間昌人(2023年4月 - )
- 佐々木芳史(2023年4月 - )※土スタ司会を兼務
- 近藤泰郎(2023年7月 - 、2013年4月 - 2016年3月16日)
- 鈴木遥(2024年4月 - )
- 森田茉里恵(2024年4月 - )
- 地域中継リポーター(2023年4月10日 - 、「いまオシ!LIVE」週替わりで出演)
- 大河内惇(北海道、旭川局所属)
- 岩﨑果歩(東北、仙台局所属)
- 森花子(北関東、水戸局所属)
- 瀬戸光(東海、岐阜局所属)
- 鈴木貴彦(北陸、金沢局所属)
- 鹿島綾乃(近畿、大阪局所属)
- 佐藤茉那(山陽、広島局所属)
- 市来秋果(山陰、鳥取局所属)
- 都倉悠太(四国、松山局所属)
- 小林将純(九州・沖縄、福岡局所属)
- 篠山輝信(俳優、タレント) (2010年度 - )※スタート時「産直LIVE」リポーターをしていたが、コーナー卒業後、不定期で東北や沖縄のレポートを担当している。
- 副島淳(俳優、タレント)(2017年4月4日 - )
- 馬場典子(フリーアナウンサー、元日本テレビ)(2018年7月4日 - )
気象キャスター[編集]
- 池田沙耶香
過去[編集]
メインキャスター[編集]
- 井ノ原快彦(当時V6/20th Century)(歌手、タレント) (2010年3月29日 - 2018年3月30日)
- 初代メインキャスター。番組の進行を担当。
- NHKが当該時間帯の情報番組のメインに職員以外を起用することは史上初。
- 有働由美子(当時NHKアナウンサー。降板翌日付でNHK退職)(2010年3月29日 - 2018年3月30日)
- 初代メインキャスター。番組の進行を担当。
- 柳澤秀夫(当時NHK解説委員)(2010年3月29日 - 2018年3月30日)
- 初代キャスター。コメンテーター・解説を担当。
- 解説委員長を務めた一時期は不定期出演となっていた。レギュラー第2期では「プレミアムトーク」実施日のみ原則出演しなかった。
- 柳澤の不在時は原則として井ノ原・有働(もしくは代理キャスター)のみで進行された。
- 近江友里恵(当時NHKアナウンサー。2021年3月31日付でNHK退職)(2018年4月2日 - 2021年3月5日)
- 2代目キャスター。番組の進行を担当。
リポーター[編集]
- 廣田直敬( - 2011年5月)
- 藤井彩子(2011年6月 - 2012年3月)
- 田代杏子(2011年4月 - 2012年3月)
- 内藤裕子( - 2012年7月)
- 松田利仁亜( - 2013年3月)
- 黒田信哉(2012年2月27日 - 2013年2月)
- 高橋さとみ(2012年4月 - 2013年3月)
- 塚原泰介(2012年8月 - 2014年3月)
- 寺門亜衣子(2013年4月 - 2014年3月)
- 山田大樹(2012年8月 - 2015年3月))
- 滝口幸広(俳優、タレント)「夢の3シェフ競演」のアシスタント(2012年4月 - 2015年3月、月1回出演)
- 中村慶子(2013年4月 - 2015年3月25日)
- 塚原愛(2014年4月8日 - 2015年6月)
- 近藤泰郎(2013年4月 - 2016年3月16日)
- 西堀裕美(2015年4月8日 - 2016年3月22日、番組開始から2012年3月までサブキャスターであったが3年間番組降板後復帰)
- 石井かおる(2011年5月から担当し一時期降板したが2015年6月から復帰)
- 宮下純一(タレント、スポーツキャスター、北京五輪競泳400mメドレーリレー銅メダリスト)-「スゴ技Q」の進行役(2010年度 - 2017年3月7日)
- ピンボケたろう(「ザ・パーフェクト」のツッコミ担当)-「ピカピカ☆学園」(2016年1月27日 - 2017年3月15日)
- 三輪秀香(2014年4月 - 2017年3月16日)
- 中谷文彦 - 日本語センター出向・「特選!エンタ」進行役(2011年6月24日 - 2017年3月17日))
- 小堺翔太(タレント、フリーアナウンサー)-「JAPAなび」の生中継リポーター(2013年10月 - 2017年3月)、「ピカピカ☆日本」(2014年4月4日 - 2017年3月17日)
- 佐々木彩 (2017年4月20日 - 2018年3月7日)
- 瀬田宙大(2014年4月 - 2018年3月14日)
- 佐藤俊吉(2016年4月 - 2018年3月22日)
- 遠藤亮(2017年6月 - 2019年6月10日)
- 魚住優(2018年4月5日 - 2019年3月11日)
- 雨宮萌果(2016年3月17日 - 2019年3月)
- 古野晶子(2016年3月31日 - 2018年6月)
- 千葉美乃梨(2018年4月16日 - 2019年11月6日)
- 橋本奈穂子(2019年5月30日 - 2020年2月12日)
- 田村直之(2018年4月13日 - 2020年3月24日)
- 藤原薫(2017年3月30日 - 2021年3月10日)
- 松岡忠幸(2019年4月15日 - 2021年3月15日)
- 森田洋平(2018年4月19日 - 2021年3月17日)
- 保里小百合(2020年4月6日 - 2021年3月24日)
- 上條倫子(2019年4月16日 - 2019年5月、2021年4月12日 - 2023年3月)
- 石井隆広(2020年4月9日 - 2023年3月)※2022年4月から2023年3月まで土スタ司会も兼務。
- 矢崎智之(2021年3月30日 - 2023年3月)
- 森花子(2021年4月1日 - 2023年3月)
- 宮崎大地(2022年3月30日 - 2023年3月)※あさイチ出演前から担当している首都圏ネットワークニュースリーダーも兼務(当番組非番時のみ)。
- 小林孝司(2010年度 - 2012年7月、2019年7月 - 2023年6月)
- 古原靖久(俳優)(2012年5月7日 - )「ピカピカ☆日本(2017年度まで)」「おでかけLIVE(2018年度から)」
- 三上大進(NHKキャスター、リポーター)(2018年度 - )
- 浅野里香(2023年4月 - 2024年2月)
- 中川安奈(2020年4月2日 - 2024年3月14日)※2022年4月から2023年3月までサンデースポーツも兼務。
- 角谷直也(2023年4月 - 2024年3月)
地域中継リポーター[編集]
- 大川悠介(近畿地域担当、2023年4月 - 2023年7月)
- 鈴木遥(北海道地域担当、2023年4月 - 2024年3月)
- 宮﨑あずさ(東北地域担当、2023年4月 - 2024年3月)
- 安藤結衣(山陽地域担当、2023年4月 - 2024年3月)
金曜日「特選!エンタ」ナビゲーター[編集]
書籍ナビゲーターは永江朗が担当している。
進行役と音楽と映画ナビゲーターはアナウンサーが担当している。
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過去のナビゲーター[編集]
- 書籍ナビゲーター:ロバート・キャンベル(東京大学教授)( - 2013年3月)
- 書籍ナビゲーター:中江有里(俳優、作家)(2013年4月 - ?)
- 映画ナビゲーター:三遊亭王楽(落語家)( - 2011年4月)
- 映画ナビゲーター:青木さやか(芸人、タレント)(2011年5月 - ?)
- 音楽ナビゲーター:服部隆之(作曲家、編曲家)
- 音楽ナビゲーター:グッチ裕三(歌手、タレント)
- 英語ナビゲーター:LISA
- 韓流エンタメナビゲーター:橋本稜(スクールゾーン)
ゲスト(コメンテーター)[編集]
『生活ほっとモーニング』同様、不定期で毎日1 - 3名が交互に出演。主にタレントやお笑い芸人などが多くゲストに起用されるが、俳優や歌手や著名人も出演している。
2020年4月改正の新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令後、ゲストがいなかった時、ゲスト1人体制が続いた時期もあった。
2023年5月8日以降は、新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同等感染症法5類に引き下げられたため、コロナ禍前の状態になっている。なお、金曜日のみ通常コメンテーターは設けていない(例外あり)。
ナレーション[編集]
基本的に生ナレーションであり、スタジオパートで映像に補足を入れたり、スタジオからの呼びかけに応えたりしている。
- 一龍斎貞友:「愛でたいニッポン」
- 「とりっぷさん」の声を担当。以前に「ぶたまんちゃん」と「あんまんちゃん」の声も担当。もうひとつの顔である講談師として、さらにレポーターとして顔出し出演したことがある。
- 日髙のり子:「ツイQ楽ワザ」
- 奥田民義:「Kira Kiraキッチン」
- ゲストナレーター
- 野沢雅子
- 平野文
- 阪口大助
- 梶裕貴
- 三森すずこ
- 田中真弓
- 緒方賢一
不祥事[編集]
日本列島・食卓まるごと調査[編集]
東日本大震災により発生した「福島第一原子力発電所事故」において、放射性物質が拡散したことを受け、2011年10月17日に「日本列島・食卓まるごと調査」 と題した企画を放送した。
全国の7家庭(札幌・郡山・須賀川・江戸川・目黒・岸和田・廿日市)から1週間分の3食(朝・昼・晩)の食事をペースト状にした上(以下サンプル)で、首都大学東京・福士政広教授の研究室において、「ゲルマニウム半導体検出器」を用いて「セシウム134」「セシウム137」の放射性物質の検査を行った。
しかし、外部から「数値が不自然過ぎる」といった指摘を受け、その後再検査したところ、数値に誤りがあることがわかり、2011年11月24日に謝罪放送を行った。
原因として、検査装置の調整不備によるものであることが判明し、データーそのものには問題がないことが分かった。また、検査に協力した家庭を対象にした検査結果表に「不検出(ND)」とは表記せず、0Bq と表記していることも判明した。
セシウム134の検査結果は次のとおり。
家庭 | 最初の数値(誤った数値) | 再検査後の数値 | 再検査後の検出限界値 |
---|---|---|---|
北海道・札幌 | 5.69 Bq/kg | 不検出(ND) | 8.2 Bq/kg |
福島・須賀川 | 3.66 Bq/kg | 同 上 | 5.7 Bq/kg |
東京・江戸川 | 4.05 Bq/kg | 同 上 | 5.2 Bq/kg |
大阪・岸和田 | 3.99 Bq/kg | 同 上 | 4.5 Bq/kg |
セシウム137の検査結果は次のとおり。
家庭 | 最初の数値(誤った数値) | 再検査後の数値 | 再検査後の検出限界値 |
---|---|---|---|
東京・目黒 | 8.97 Bq/kg | 8.5 Bq/kg | 5.2 Bq/kg |
この事態を受け、2011年12月15日に再検証番組を放送。
出演者の国営放送発言[編集]
2014年9月16日、滝口幸広が「NHKは国営放送」と述べる一幕があった。
その後しばらくしてから、有働が「すみません。私も気づかずに訂正しませんでしたが公共放送です。皆様の受信料で成り立っております」と訂正し謝罪した。
ハサミを研ぐ実験[編集]
2015年4月7日に放送した「スゴ技Q」のハサミの刃の研ぎ方による効果の違いを実験で比較する検証した映像で、茶碗でハサミを研ぐ実験では刃ではない部分を研いでおり「効果なし」との結果を出していた。
放送中にその点を多数の視聴者から指摘され、2015年4月22日の放送で、ハサミの小刃と呼ばれる部分を茶碗の底で研ぐ実験を再び行い、適正な研ぎ方をすれば茶碗の底でハサミの切れ味が戻ると訂正した。
出演者の放送禁止用語連発[編集]
2015年5月22日、ゲストの市原悦子が放送禁止用語を連発し、有働が謝罪する事態となった。
於茂登山系水源地をめぐる報道[編集]
2019年8月26日の「アッキー&ヤナギーがゆく!もっと知りたい沖縄・石垣島」で、陸上自衛隊施設予定地周辺の水源地に関する内容が取り上げられた。
しかし、事実と異なる内容があるとして、2019年9月17日、石垣市議会は定例会最終本会議でNHKに訂正などを求める抗議決議を行った。
於茂登山系の川のうち番組内で紹介された川の水は農業用水として使用されているが「石垣島の水道水のおよそ8割をまかなっている」などとされていたため、番組では於茂登山系水源地全体の映像を用いるなど誤解を招かないよう配慮すべきで説明不足であったとして「地元議会の決議を真摯に受け止め、より丁寧な番組作りを行ってまいります」としている。
スタッフ[編集]
- 音楽 - 周防義和
- プロダクトマネージャー - 渡辺悟
- 制作統括 - 井上勝弘→河瀬大作→片山淳一
- 制作著作 - NHK
派生番組[編集]
夜だけど…あさイチ[編集]
[編集] ゴールデン時間帯に放送された特別版。朝の時間に視聴できない視聴者や、放送時間に在宅していない家族と一緒に観ることを想定して、通常より踏み込んだテーマを放送した。
2012年2月25日に「夜なのにあさイチ 漢方スペシャル」を放送。2014年には8月11日に「夜だけど…あさイチ 家庭内別居スペシャル」、12月27日に「夜だけど…あさイチ 母が重たいスペシャル」 をそれぞれ生放送で放送した。
あさナビ[編集]
2020年東京オリンピック・パラリンピックの期間中は、当番組の放送時間帯に「東京2020オリンピック あさナビ」「東京2020パラリンピック あさナビ」を放送した。
当番組キャスターの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子、リポーターの上條倫子がキャスターを担当し、当日に行われる注目競技や活躍が期待される選手などを紹介した。
パラリンピック期間中は「ユニバーサル放送」として、障害の有無に関わらずに楽しめるように聞いただけや見ただけでもわかる内容を放送する他、リアルタイム字幕放送での字幕の時差を解消するために、遅延送出システムを使って映像の放送を30秒遅らせて音声と字幕が同じタイミングで見られる「ぴったり字幕」を取り入れた放送を行った。
なお、この期間は朝ドラ受けは実施しなかった。
- 放送日時
当番組の放送がない土曜日・日曜日も放送。
放送時間:8時15分 - 9時ごろ
- 東京2020オリンピック あさナビ
- 2021年7月24日 - 8月5日
- 東京2020パラリンピック あさナビ
- 2021年8月25日 - 9月3日
関連番組[編集]
- NHK紅白歌合戦
- 有働曰く「『あさイチ』の姉妹番組」。
- 同番組も当番組と同様『NHKニュース』(20時55分 - 21時)を中断した上で放送。
- 2010年 - 2016年、2020年・2021年に12月の放送で紅白の特集企画を行った。
- 有働は2012年 - 2015年に総合司会(当番組での実績を買われての抜擢。「第63回NHK紅白歌合戦」の項を参照)、2017年に横浜アリーナから中継出演した桑田佳祐のリポートを担当。
- 2014年では当番組内で紅白の司会発表会見を生中継したほか、同年 - 2016年まで井ノ原の属するV6が出場した(出場歌手発表会見でも井ノ原・有働が共演した。詳細は「第65回NHK紅白歌合戦」の項を参照)。また、『花子とアン』コーナー直後には、井ノ原・有働が“朝ドラ受け”のスタイルで登場し、次のコーナーへの進行を務めた。
- 2015年では井ノ原が初めて白組司会を担当、井ノ原・有働が共同司会となった(当番組での実績を買われての抜擢。「第66回NHK紅白歌合戦」の項を参照)。また『まれ』出演者でゲスト審査員の土屋太鳳と大泉洋とのトークで、井ノ原が大泉をイジり倒した。
- 思い出のメロディー
- 1969年 - 2019年の51年間に渡り、毎年8月に放送されたNHKの大型公開音楽番組。2011年の司会を井ノ原・有働が務めた。
- NHKニュースおはよう日本・関東甲信越
- 当番組開始日から朝ドラの前座番組となっている関東・甲信越向けの地域情報番組。番組エンディングにキャスター陣が朝ドラの宣伝を行う「朝ドラ送り」をする場合がある(他地区の7時45分のローカルニュース枠のエンディングでもキャスターが「朝ドラ送り」を行うようにもなっている)。なお、当番組のキャスター陣は『おはよう日本・関東甲信越』の「朝ドラ送り」も視聴することがあり、これに朝ドラ受け内で触れたこともある。逆に『おはよう日本・関東甲信越』のキャスター陣は当番組の朝ドラ受けも視聴しており、「朝ドラ送り」の中で朝ドラ受けの内容に触れたこともある。
- 13時のNHKニュース
- 一時期(後述)を除き、朝ドラ再放送の直後に生放送されている13時の定時ニュース。ニュースを担当するアナウンサーが、ニュースの冒頭で朝ドラの内容に合わせた表情(「朝ドラ受け」「昼ドラ受け」)をすることがある。
- 週刊ニュース深読み
- 2011年4月9日 - 2018年3月24日にNHK総合で土曜日の同時間帯かつ朝ドラ本放送の直後に生放送されたニュース解説番組。時折当番組同様、キャスター陣が冒頭で朝ドラ受けを行うことがあった。特に朝ドラ最終回の直後の放送では、大々的にこの演出を行う場合があった。
- 情報LIVE ただイマ!
- 2012年4月13日 - 2013年2月8日にNHK総合で金曜日の22時台に生放送された情報番組。当番組と同じスタッフが制作を担当、当番組で取り上げた内容を再特集することが多かった。なお、『ただイマ!』の仮タイトルは『よるイチ』であった。
- テレビ60年 連続テレビ小説“あなたの朝ドラって何!”(2013年1月5日放送)
- 有働・松田司会により、当番組のフォーマットで放送された朝ドラ関連の特別番組。
- TV60 日テレ×NHK 60番勝負(NHK・日本テレビ共同制作による特別番組。2013年2月2日に日本テレビ系列で放送)
- 有働が司会、室井がゲスト出演。また『60番勝負』の告知として同年2月1日の当番組に当時日本テレビアナウンサーの桝太一が出演(桝のNHK初出演)。
- 暦の上ではディセンバー これで見おさめ!? じぇじぇじぇ! “あまちゃん祭り”(2013年12月30日放送)
- 『あまちゃん』の総集編。番組ラストに当番組の特別編が挿入され、井ノ原・有働による番組感想トーク(通称「あま受け」)の特別版が行われた。
- 花子とアン
- 2014年度上半期の朝ドラ。登場人物の1人である木場朝市(演者:窪田正孝)の名前は当番組に由来している。
- NHK90時間ラジオ〜もっと届け、大切なこと〜(2015年3月19日放送。ラジオ第1と同時放送)
- NHKスペシャル
- 井ノ原・有働が進行する特別番組が放送されたことがあった。
- ごごナマ
- 2017年4月3日 - 2021年3月18日にNHK総合で平日の午後に生放送された大型情報番組。朝ドラ再放送から直結していた2018年4月2日 - 2020年9月25日は、MC陣やゲストが朝ドラ再放送の感想を述べること(「朝ドラ受け」「昼ドラ受け」)があった。
- 600 こちら情報部
- 1978年4月3日 - 1984年3月16日にNHK総合で平日の18時台に放送された子供向け情報番組。2020年度に華丸・大吉がリモート出演期間中、大吉が私物として紹介した同番組のキャラクター「ロクジロー」の人形がスタジオからの出演に戻って以降、セットに小物として置かれている。
- ニュースLIVE! ゆう5時
- 2022年4月4日 - 2024年3月7日にNHK総合で月曜日 - 木曜日の17時台に生放送された報道番組。2023年3月30日までは朝ドラアンコール枠から直結していたため、初期のみ番組冒頭で再放送を観たキャスター陣が朝ドラ受けを行うことがあった。
- 列島ニュース
- 2020年4月20日からNHK総合で平日の午後に生放送されている『NHKニュース』の地域報道番組。2020年9月28日以降は、朝ドラ再放送の後に『NHKニュース』を挟んで放送されるため、冒頭でキャスター陣が朝ドラ再放送の感想を語ることがある。2024年4月2日以降は、朝ドラアンコール枠の感想も合わせて語られることもある。