SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
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ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
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対応機種 |
PlayStation 4 Xbox One Microsoft Windows(Steam配信) |
開発元 |
フロム・ソフトウェア アクティビジョン |
発売元 |
フロム・ソフトウェア アクティビジョン |
プロデューサー | ロバート・コンキー |
ディレクター | 宮崎英高 |
デザイナー | 山村優 |
音楽 | 北村友香 |
人数 | 1人 |
発売日 | 2019年3月22日 |
対象年齢 |
CERO:D(17才以上対象) ESRB:M(17歳以上) PEGI:18 |
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(セキロ/セキロウ[1] シャドウズ ダイ トゥワイス)はフロム・ソフトウェアおよびアクティビジョンが開発したビデオゲーム。PS4、Xbox One、PCに対応。
概要[編集]
PC必要動作環境[編集]
ストーリー[編集]
葦名の国は存亡の危機に瀕していた。国を興した「剣聖」一心は病に伏し、隙を突くかのように強大な内府軍が押し寄せる。一心の孫である弦一郎は、この窮状から脱するため、不死(しなず)の力「竜胤(りゅういん)」を手にしようと、その御子である九郎を幽閉する。
九郎の唯一の臣である忍び「狼」は、3年前の襲撃にて九郎を守ることができず、井戸底で無為に生きていた。その折、何者かによって文が落とされ、かつて引き離された主の在所を知らされる。『命を賭して守り、奪われたら必ず取り戻せ』、忍びの掟に従い、狼は復讐を果たすため立つ。
ゲームの特徴[編集]
- 難易度
- 本作は近年のビデオゲームの内では高めの難易度を誇る。狼の攻撃は貧弱で、敵は手数が多く隙が少ない。相手の動作をよく観察しなければ反撃の糸目は掴めず、集中力が途切れれば一瞬で死に至る。
- 特に強者は戦闘中でも攻撃方法を変化させるため、初見では不意の死が続発しがちである。学習の機会が乏しいまま向き合わざるを得ない場面が多いこともその拍車をかけている。
- ただし、幾つかのメディアサイトは本作のレビューを執筆するに当たり、この難易度の高さをやはり「過酷」としつつ、やりがいの高さに繋がると肯定的に捉えている。[3]
- エンディングの分岐と周回
- プレイヤーの選択によって登場人物たちの命運が変わる他、最終的には4種のエンディングに分岐する。ラスボスを倒したデータであれば、別のエンディングを見るための「次の戦い」を何時でも始めることができる。
- これは強化した体力や忍具の進捗は引き継げる、いわゆる「強くてニューゲーム」であるが、周回を重ねれば敵も強化されていき、8周目にその最大を迎える。
- 「弾き」と体幹
- 本作に登場する敵の多くは防御に長け、易々とその身を斬らせてはくれない。しかし、「体幹」を削り切ることで姿勢を崩せば、一撃必殺の「忍殺」を狙える。
- 敵の体幹は、相手の攻撃が狼に触れるタイミングに合わせてガードを行い、「弾く」ことで削ることができる。単純なガードでも攻撃は防げるが、相手の体幹は削れず、むしろ狼の体幹が大きく削られてしまう。このため、弾きは攻防一体の動作と言える。
- 弾きの成功のほか、攻撃を敵に防がせることでも(多少ではあるが)体幹を削ることができる。更に、体力が減るほど体幹の回復は遅くなるため、弾きだけでなく攻めもまた重要といえる。
- また、特定の敵は体幹を大きく削ることのできる方法が用意されており、その多くは義手忍具を用いる。
- 危険攻撃
- 敵によっては「突き」「払い」「投げ」といった強力な攻撃を折り混ぜてくる。「突き」はタイミングよくボタンを押せば見切ることができ、同時に体幹を大きく削ることができる。「払い」は弾くことも防ぐこともできないが、跳躍して躱し、頭を踏みつければ突き同様に体幹を削れる。「投げ」は対抗手段がなく、回避する他ない。
- この三種の危険攻撃は発動時に警告が出るが、「危」の一文字でしか表示されないため、どの攻撃が突き・払い・投げなのかはプレイヤーの観察によってのみ判断しなければならない。
- 回生
- 死んだ場合、竜胤の力である「回生」を使えばその場で蘇ることができる。ただし回生できる回数は有限であり、その回復を待たずして再度死ねばゲームオーバーとなる。本作のディレクターを務めた宮崎英高によると、この回生システムは「死にすぎてゲームのリズムが崩れてしまうのを防ぐ」ための措置とされる。[4]
- 回生回数は、鬼仏での休息や忍殺の成功の他、特定のアイテムを使用すれば回復できる。
主な登場人物[編集]
一部は強者として狼の前に立ちはだかる。
- 狼
- 主人公。御子に仕える壮年の忍。葦名弦一郎に御子と左腕を奪われ、左腕は義手となる。又の名を隻狼。
- 卓越した暗殺術と、敵へ一切の情けを抱かぬ冷酷さを併せ持つ。元々身寄りのない孤児であったが、戦場跡で物盗りをしていたところを梟に拾われ忍びとなる。
- 義父となった彼から叩き込まれた掟に縛られており、九郎への忠誠も、当初はそれに従ったまでの行動であった。
- 常に眉間に皺を寄せた仏頂面で、感情表現は極めて乏しい。しかし、大量の銭に僅かながら笑み、具合の悪い者には柿を恵むなど、決して無感情ではない。
- 九郎(竜胤の御子)
- 葦名にて古くから続く異端の力「竜胤」を身に宿す一族の末裔で、狼の主人。人の生を歪めてしまう竜胤を忌避しており、その血脈を終わらせるため「竜胤断ち」の方法を探る。
- 親族がおらず、養子に迎えられた平田家も三年前に没したため天涯孤独の身である。唯一の臣となった狼を強く信頼しており、窮地に立たされた際でも彼の助けを信じ続ける。
- 年少ながら芯があり、聡明。菓子作りが得意。性別は明言されていない。
- 葦名弦一郎
- 若くして葦名の将に就く強者。葦名流と巴流の使い手であり、背には翼と見紛う程の大弓を負う。
- 葦名一心の孫とされるが、実際は市井の出身。彼にとって葦名の国は己の全てであり、国を守るためならば異端の力をも厭わない。
- 荒れ寺の仏師
- 葦名城下の荒れ寺にて、ひたすら鬼仏を彫り続ける隻腕の老人。かつては葦名の忍であった。
- 狼の義手は元々彼の物であったが、左腕を無くした狼が荒れ寺に流れ着いた際に譲っている。その後も義手忍具の追加や強化などで狼を助ける。
- 死なず半兵衛
- 「蟲憑き」と呼ばれる不死の呪いを身に受けた侍。流れ着いた荒れ寺で狼と出会い、忍びの刃ならばと果し合いを挑むが敗死。
- 敢えなく蘇った後は、不死という自身の特性を活かし、狼の修練相手を申し出る。
- 狼に幾度となく斬殺されようが、むしろその腕前を賞賛するなどあっけらかんと振る舞う。その実、内心では真に死ねる時が来ることを願っている。
- エマ
- 何者かに仕える妙齢の女薬師。
- 傷癒瓢箪を強化してくれる他、竜咳患者の治療法を発案するなど、陰ながら狼と御子に助力する。
- 葦名一心
- たった一代で葦名の国を興した「北国の雄」、また「剣聖」。老いた現在では病に伏せており、離れにて休養している。
- 梟
- かつての戦の際、狼を拾い忍びとして育てた。「大忍び」と称される稀有な強者であり、決まった主を持たないはぐれ忍び。
- まぼろしお蝶
- 狼の忍術の師範であった老練の忍び。幻術を扱う。
- 鬼形部雅孝
- 葦名本城へと通じる大手門の門番。かつては有名な賊であったが、一心に敗れ、彼の強さに惚れ込み葦名の侍となる。
- その後、葦名の国盗り戦にて活躍し、弦一郎の傅役(教育係の意)まで上り詰めた。
- 余談だが、彼の愛馬“鬼鹿毛”は、武田信虎の愛馬と同名である。名馬一覧#戦国時代・江戸時代参照。
- 丈
- 先代の竜胤の御子。九郎と同様に竜胤断ちを望み、その方法に辿り着いたとされる。彼の遺した書が九郎と狼の手掛かりとなる。
- 巴
- かつて葦名の国に渡来し、丈に仕えていた女性。巴流の伝道者でもある。
- 変若(おち)の御子
- 変若水による「偽りの竜胤」を身に宿した神秘的な少女。「変若の御子」は仙峯寺の僧たちにより人為的に作られた存在であるが、生き残ることができたのは彼女一人である。
- 掌からお米を湧かせる他、仏画を通じて離れた場所の人物に話しかける、不思議な能力を持つ。
- 道玄
- エマの師であった稀代の薬師。竜咳の治療を研究していた他、絡繰技巧にも精通しており、義手及び義手忍具は彼の発明である。
- 川蝉
- 仏師がまだ忍びであった頃、共に修行に励んでいた人物。
- 穴山(物売りの穴山)
- 葦名城下、虎口階段下の門前で商いをしている男。狼に、銭と引き換えに情報を教える。
- 黒笠のムジナ
- 野上伊之助
- 平田家にて守役を務める青年。3年前の襲撃の折に重傷を負い、母と共に辛くも生還した。
- 野上伊之助の母
- 平田家から生還できた数少ない人物の一人。襲撃の際に幻術を見たことから、精神に異常をきたしている。
- 野上玄斎
- 平田家の守役。3年前、平田屋敷前に陣取る野盗を突破すべく、狼に助太刀を申し込む。
- 供養衆
- 死者たちの供養のため、葦名の各地で銭集めを行っている者たち。魑魅魍魎がはびこる危地でも平然と居座っており、狼ですら彼らに出会うたびに呆れた言葉を出す。
- 壺の貴人
- 大壺に潜り、異様に痩せ細った片手のみを露わにした奇人。通りすがった狼に、宝鯉の鱗を持ってくるように頼む。
葦名の国[編集]
鬱蒼とした森林と雪深い峠に囲まれた、北方の国。広大かつ、その大部分が険しい山岳地帯であり、尋常の手段では辿り着けない土地や秘境が点在する。
荒れ寺[編集]
城下からほど近い岸壁に立つ廃寺。本堂には御札がびっしりと貼られ、内は仏師が彫った鬼仏が幾十も山積している。
葦名城[編集]
- 城下
- 大手門
- 本城
- 葦名城 水手曲輪
- 白蛇の社
- 捨て牢
竜泉川端 平田屋敷[編集]
天涯孤独の九郎を養子に迎え入れた、葦名の庶家。
- 屋敷通り
- 平田屋敷
金剛山 仙峯寺[編集]
- 境内
- 本堂
- 奥の院
落ち谷[編集]
- 鉄砲砦
- 奥廊下
- 菩薩谷
葦名の底[編集]
- 毒だまり
- 獅子猿のねぐら
- 隠し森
- 水生村
源の宮[編集]
- 水生の御屋敷
- 花見舞台
- 大桜
- 宮の内裏
- 神域
登場する敵[編集]
- 葦名の兵
- 太郎兵
- 見張り
- らっぱ衆
- 孤影衆
- 寄鷹衆
- 内府の兵
- 野盗
- 仙峯寺の僧
- 百足衆
- 鉄砲衆
- 水生村の村人
- 猿
- 鶏
- 犬
- 忍犬
- ヤモリ
- 百足
- ギス
- 肉食魚
- 源の宮の獣
- 淤加美の武者
- 京の貴人
強者たち[編集]
- 組頭 山内重則
- 狼が最初に対決する強者。
- 侍大将
- 葦名衆の中でもとりわけ剣に秀でた者たち。
- 侍大将 河原田直盛
- 侍大将 山内典膳
- 侍大将 松本内蔵佑
- 赤鬼
- 火牛
- 角上に巻き藁を括り付け、これに火をつけることで兵器と化した暴れ牛。
- 葦名城で飼育されているが、その獰猛さから周囲の兵をも危険に晒している。
- 葦名流 佐瀬甚助
- 葦名流 水生氏成
- 葦名七本槍
- 一心より授けられた大身槍を振るう、葦名の国盗り戦の要。
- 葦名七本槍 山内式部利勝
- 葦名七本槍 鬼庭主馬雅次
- 孤影衆
- 孤影衆 太刀足
- 孤影衆 忌み手
- 孤影衆 槍足の正長
- 忍び狩り 弥山院圓真
- うわばみの重蔵
- 甲冑武者
- 西洋由来の甲冑に両手剣を備え、遥か南蛮より日本に渡来したとされる剣士。
- 病床の息子のために変若水を追い求めており、その対価として千本の刀を集めている。
- 長手の百足
- 屏風の猿たち(見る猿、聞く猿、言う猿、 )
- 仙峯時の幻廊にて、変若の御子を守るために狼を翻弄する。
- 獅子猿
- 蟲憑きにより不死となった、雄の大猿。かつてはつがいで暮らしていたが、片割れに先立たれ、不死の身では追うこともできず、古寝ぐらで供花を育て続けている。
- 蛇の目
- 牛飲の徳次郎
- 霧ごもりの貴人
- 水生のお凜
- まぼろし破戒僧
- 宮の破戒僧
- 淤加美の長 静
- 宮の桜牛
- 白木の翁たち
- 桜竜
- 赤備えの重吉
- 首無し
- 護国のためとはいえ道を踏み外し、死後怨霊と化した英雄たち。
- 七面武者
- 怨嗟の鬼
- 戦場で散った兵どもの“怨嗟の炎”を身に積もらせる、かつて一人の男だった怪物。どれだけ仏を彫ろうとも拭えない因果に縛られた故、死ぬに死にきれず、敵味方なく暴れ続ける悪鬼。
流派と忍殺忍術[編集]
流派[編集]
- 忍び技
- 忍び義手技
- 葦名流
- 仙峯寺拳法
- 秘伝・葦名無心流
注釈[編集]
- ↑ 公式からの正式な呼称指定はなく、どちらで読んでもよい。
- ↑ 公式サイト
- ↑ “『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』海外レビュー”. ChokePoint. 2019年4月11日閲覧。
- ↑ “『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』:狼たちの挑戦”. Red Bull. 2019年4月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。
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