Grand Pavois de Paris
 ルクールベ・ヴァスコ・ダ・ガマの角から。 | |
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| 概要 | |
|---|---|
| 現状 | 完成 |
| 所在地 | 354-362 Rue Lecourbe, 15区 (パリ) |
| 完成 | 1971年 |
| 設計・建設 | |
| 建築家 | Jean Fayeton and Michel Herbert |
グラン・パヴォワ・ド・パリ（フランス語: Grand Pavois de Paris）は、フランスのパリにある複合施設。
場所と交通[編集]
15区のヴァスコ・ダ・ガマ通り、ルメル通り、ルクールベ通り、ルブラン通りに挟まれた四辺形のほぼ全域を占める、パリ最大級の複合施設であり、敷地には地下鉄8号線のルメル駅とバラード駅、地下鉄3号線のバラード駅とデスヌエット駅がある。
歴史と説明[編集]
1969年から1971年にかけて、建築家のJean Fayeton（Jean-Louis Fayeton）とMichel HerbertがCogedim社のために2期に分けて建設した建物であり、交差する2つの要素で構成されている。
- 4階建ての建物で、ほぼ楕円形をしており、ヴァスコ・ダ・ガマ通り、ルメル通りにある古い建物が影響して中断されている。
- ブーメランの形をした16階建て。
この建物にはいくつかの庭園がある。
- パブリック・ガーデン
- そのほか、建物の外にも庭園がある。
このビルには、多くの店舗（ガソリンスタンド、スーパーマーケット、薬局など）が入っており、その一部は1階の商店街に分散していて、また、多くの専門的なオフィスも入っている。。2007年までは建物と同名の映画館も存在した。
表面のほとんどは住宅で占められており、その数は600を超えている。R+16の南東側の正面は、全体がバルコニーで構成されており、南北の破風も同じようになっている。
2021年、グラン・パヴォワは、パリのマンション制度の異変を前向きに検討するアルセナール館（都市計画等に関する資料館）の庇護のもと、「Imeubles à partager」プロジェクトの一環として協議の対象となった3つの複合施設の1つである[1]。
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グラン・ド・パヴォワ（１）
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ルクールベ通りからのグラン・ド・パヴォワ（２）
語源[編集]
この建物の名前は、船の甲板より上にある船体の部分であるブルワーク（bulwark）という船用語に由来している。2007年に閉館した映画館「グラン・パヴォア」の部屋名にも、「Bâbord（フランス語: 左舷）」「Tribord（フランス語: 右舷）」「Vasco de Gama」「Amirauté（フランス語: 海軍）」など、航海にまつわる名前が付けられていた[2]。
参考文献[編集]
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