Draft:Enago
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found エナゴ(英文名称Enago)はクリムゾンインタラクティブ(Crimson Interactive Inc.、1732, 1st Ave #22627, New York, 10128)が運営する学術研究論文の英文校正・英文校閲、論文投稿支援サービスである。同社は2005年、シャラド・ミッタル(Sharad Mittal)によって創業され日本法人(日本法人クリムゾンインタラクティブ・ジャパン、〒101-0021東京都千代田区外神田2-14-10 第2電波ビル4F)は2009年4月に設立された。
サービス概要
英語のネイティブスピーカーで修士号・博士号を有する研究者がそれぞれの専門分野を担当する英文校正・英文校閲サービスの他、研究者のためのeラーニングプログラム「Enago Learn」、論文執筆についてのオンライン・カウンセリング「エナゴ学術相談室」、メディカルライティングサービス「エナゴ・ライフサイエンス」など複数のサービスを提供している。また学術英語や学術研究に関する情報を記事にした「エナゴ学術英語アカデミー」をサイト上で公開しており、独自のアルゴリズムで論文の内容にあったジャーナルを検索できるオンラインツール「オープンアクセス・ジャーナルファインダー」も無料で提供している。2019年からは独自のアルゴリズムのAI技術で、論文の原稿評価・編集を自動で行うAuthorONEというサービスも開始している。
Enago Learn
論文作成の準備から投稿までに必要な知識を網羅した研究者のためのeラーニングプログラム。論文の執筆や投稿、学会発表にまつわる講義を専門家が約2~3時間でレクチャーするオンラインコースを英語、日本語、中国語、韓国語、スペイン語の5カ国語で提供する。コースの内容について講師にオンラインで質問することも可能。
エナゴ学術相談室
論文執筆についての様々な悩みを、ジャーナル編集者や査読者、一流大学の教授など、同じフィールドの研究者や専門家に相談できるコンサルティングサービス。相談だけのコースおよび、論文の査読とフィードバックを組み合わせたコースがある。
エナゴ・ライフサイエンス
新製品の開発から商品化に関わるメディカル執筆およびブランド戦略のサポートの提供を行う。
エナゴ学術英語アカデミー
学術英語に関する情報サイトとしてスタート、語学にとどまらず、学術研究および論文出版やそれを取り巻く状況についての情報を総合的に扱う学術情報ポータル。ノーベル賞受賞者をはじめとした著名人へのインタビューなども掲載。
オープンアクセス・ジャーナルファインダー
論文の発表に最適なオープンアクセス・ジャーナルの検索サービス。オープンアクセス・ジャーナルのディレクトリ「Directory of Open Access Journals (DOAJ)」の活用により不適切な論文でも掲載する悪質ジャーナルへの投稿リスクを回避しながら、ふさわしいジャーナルを選択できる。
AuthorONE
論文執筆者および出版者向けのAI技術による原稿評価・編集サービス。論文の内容と投稿予定のジャーナルとの適合性のチェック、文法ミスやスペルミスのチェックと修正、盗用・剽窃の自動チェック、倫理的に適切な記述や利益相反の情報開示がなされているかのチェック、差別的と捉えられかねない用語のチェックと修正、図表の番号の順序や抜けのチェック、語数削減などを独自のアルゴリズムで自動的に行う。
サービスの特徴
エナゴの校正では、一つの原稿に対して、2名の校正者が担当として割り当てられる。最初に専門分野の校正者が専門分野の観点からチェックを行い、その後、別の校正者が言語面からの再確認を行っている。対応分野は、医歯薬学や生物学・農学、物理・化学・工学、経済学、人文社会学など、学術・産業分野全般に対応。専門分野を、1117の分野に細分化し、それぞれの専門家を担当校正者として選任する。プランによっては、これらの専門家校正者による内容にまで踏み込んだ校正や代理投稿などを行う。
沿革[編集]
クリムゾンインタラクティブは日本に留学経験のあるシャラド・ミッタルが創業、日本など非英語圏の研究者が書いた論文の校正をインドで行っている[1]。
- 2005年11月25日 インドのムンバイにてシャラド・ミッタルが創業。アメリカ法人名Crimson Interactive Inc.
- 2008年10月 出版大手丸善、印刷大手DNPと業務提携
- 2009年3月 クリムゾンインタラクティブ・ジャパンが営業開始
- 2009年3月 養老孟司、竹中平蔵、上野千鶴子ら日本を代表する研究者や専門家の英語に対する心構えやエピソードについて取材・構成した書籍『英語のバカヤロー!』(古屋裕子著、アース・スターエンターテイメント出版)を刊行
- 2009年4月 日本法人クリムゾンインタラクティブ・ジャパン設立(CEO:古屋裕子)
- 2009年9月 中国と台湾で、エナゴが英文校正サービスを開始
- 2009年11月 グローバル30大学と業務提携
- 2010年2月 英文アブストラクトに特化したサービスを本格的に開始
- 2010年7月 英語論文の執筆や投稿に関する情報を提供するブログ(エナゴ学術情報アカデミーの前身)を開始。
- 2010年8月 国際品質認証ISO9001:2015を取得
- 2010年11月 Red Herring社のTop 100 Asia Awardを受賞
- 2011年1月 Red Herring Top 100 Global Awardを受賞
- 2011年11月 アメリカ事務所開設
- 2012年7月 ブラジル、トルコで英文校正サービスを開始
- 2012年8月 「エナゴ学術英語アカデミー」ホームページ公開
- 2012年10月 国際品質アワード(International World Quality Commitment)金賞受賞
- 2013年12月 国内最大級の学術データベースJDreamⅢ上で翻訳・校正サービスを開始
- 2015年7月 ShareLaTeXと提携し、英文校正サービスのポータルサイトを開始
- 2016年1月 フューチャー・サイエンス・グループと業務提携
- 2017年1月 翻訳ユレイタスがインド国際取引所(INX)の開設に協力
- 2017年3月 リサーチ・アドミニストレーターの団体National Council of University Research Administrators (NCURA)とサービス提携
- 2017年3月 国際カトリック大学連盟とサービス提携
- 2017年4月 国際大学評価機関クアクアレリ・シモンズ社とサービス提携
- 2017年4月 アメリカ科学振興協会とサービス提携
- 2017年6月 英国の学術出版社Policy Pressとサービス提携
- 2017年7月 学術出版社Thiemeとサービス提携
- 2018年1月 オープンアクセス・ジャーナルファインダー(Open Access Journal Finder:OAJF)提供開始
- 2018年2月 「n+iコンソーシアム」と論文作成・著者支援で連携
- 2018年4月 学術出版社Wageningen Academic Publishersとサービス提携
- 2018年7月 SAEインターナショナルと論文投稿支援サービスで提携
- 2018年7月 フランスの学術出版社EDP Sciencesと論文投稿支援サービスで提携
- 2019年2月 アメリカ電気化学会が論文投稿支援サービスで提携
- 2019年4月 オープンアクセス出版社IntechOpenと書籍の校正・翻訳サービスで提携
- 2019年4月 エナゴの経営陣にSTM出版の専門家2名が参画
- 2019年9月 AIを用いた原稿評価・編集サービスAuthorONEの無料提供を開始
受賞歴(運営会社クリムゾンインタラクティブ)
BIZZ 2014 AWARD品質管理部門受賞(2014年10月)
国際品質アワード:金賞受賞(2012年10月)
世界の注目企業トップ100:Red Herring Top 100 Global Award(2011年1月)
アジアの注目企業トップ100:Red Herring Top 100 Asia Award(2010年11月)
加入団体(運営会社クリムゾンインタラクティブ)
日本翻訳連盟 (JTF)、日本翻訳者協会(JAT)、グローバリゼーション・ローカリゼーション協会(GALA)、アメリカン・トランスレーターズ・アソシエーション(ATA)、日本知的財産翻訳協会(NIPTA)、Association of Language Companies (ALC)
各国拠点[編集]
運営会社クリムゾンインタラクティブは、以下の各国に拠点を置く。
- アメリカ法人 Crimson Interactive Inc.
- インド法人 Crimson Interactive Private Limited
- 韓国法人 Crimson Interactive Korea Co.,Ltd.
- 中国法人 Crimson Interactive China Co.,Ltd.
- 日本法人 株式会社クリムゾン インタラクティブ・ジャパン
経営陣[編集]
創業者/最高経営責任者
シャラド・ミッタル(Sharad Mittal)
英語が母国語でない研究者が論文発表やグローバルでのコミュニケーションに対して抱える課題に早くから着目し、2005年に英語論文添削事業「エナゴ」を設立。多くの学術出版社とパートナーシップを結び、とくに非英語圏の研究者たちの論文出版を後押しし、現在では、論文の添削事業のみならず、出版サポート、翻訳、メディカル・コミュニケーション、AIによる言語サービスなどを提供している。
日本法人代表取締役社長
古屋裕子
角川書店、朝日新聞社などを経て、007年にエナゴの事業会社である「クリムゾンインタラクティブ」に入社。2009年の創業より100%子会社である株式会社「クリムゾンインタラクティブ・ジャパン」の代表取締役を務める。
関連事業[編集]
英文校正・校閲エナゴの運営会社クリムゾンインタラクティブの事業はエナゴに加え、「論文翻訳・学術翻訳ユレイタス」と「英語テープ起こしボックスタブ」がある。上記3つのブランドでのサービス以外にもクリムゾンインタラクティブ・ジャパンとして企業・法人向けの産業翻訳、英語ナレーションの音声収録などのサービスも提供している。
脚注[編集]
- ↑ 坂本英彰「英語貧国 途上国に学ぶ 5 日本の学術発信サポート」『産経新聞』2011年5月21日付大阪本社朝刊1面。
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