薩摩ホグワーツ
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薩摩ホグワーツ（さつまホグワーツ）とは、ゲーム『ホグワーツ・レガシー』の販売に伴って日本のファンから誕生した二次創作的な概念[1][2]、インターネット・ミームである[3]。
概要[編集]
「ハリー・ポッター」世界の日本の薩摩（鹿児島県）にあるかもしれない魔法学校である薩摩ホグワーツの様子、薩摩出身のホグワーツ魔法魔術学校生を妄想する[1][2]。様々な内容があるが、一例として、薩摩藩に広く伝わったという剣術の示現流の掛け声「チェスト」の呪文で全てを解決する[1][2]。また『ゴールデンカムイ』の鯉登少尉、『ドリフターズ』の島津豊久といったような他作品に登場する薩摩出身のキャラクターを交えたり、薩英戦争などの史実から薩摩とホグワーツの関連性に言及するファンも現れている[1]。
事の起こりは、Twitterユーザーの松永マグロ（@Maguro_Maznaga）が『ホグワーツ・レガシー』を入手して遊び、その感想を「ホグワーッ！ カラテレガシー！！」とツイートしたことによる（ねとらぼ記者は『ニンジャスレイヤー』の影響もあったのではないかと推測している）[1]。
松永マグロ自身は、ホグワーツ魔法魔術学校にいる薩摩出身の生徒を意図していたが、その後ユーザー間で薩摩ホグワーツに関する諸説が入り乱れ、ついにはユーザー間の概念として薩摩に魔法学校があることになった[2]。
組み分け帽子の日本語版吹き替え声優である佐藤せつじは、薩摩ホグワーツを知ると組み分け帽子の口調で、ホグワーツ生が薩摩藩に組み分けされる音声を公開した[4]。
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 “謎の概念「薩摩ホグワーツ」が誕生、Twitterで連日トレンド入り 薩摩隼人がハリポタの世界に現れ“示現流”で魔法を打ち破る!?” (日本語). ねとらぼ. 2023年2月16日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 Hideaki Fujiwara (2023年2月15日). “『ホグワーツ・レガシー』発売に際し、「薩摩ホグワーツ」なる概念が爆誕。魔術を“チェスト”でねじ伏せる豪快魔法学校の妄想”. AUTOMATON. 2023年2月17日閲覧。
- ↑ 焦生肉 (2023年2月15日). “『ホグワーツ・レガシ―』に関連した謎のミーム「薩摩ホグワーツ」が流行中―狂気的鍛錬の末に放たれる高威力の基礎魔法！？”. Game*Spark. 2023年2月17日閲覧。
- ↑ “『ホグワーツ・レガシー』謎ミーム「薩摩ホグワーツ」に公式声優が反応！組み分け帽子の声で「君は…薩摩藩！」を披露”. インサイド (2023年2月20日). 2023年2月20日閲覧。
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