自動車専用道路 (曖昧さ回避)
自動車専用道路（じどうしゃせんようどうろ）とは、自動車専用の道路の一種を指す。本稿ではそのうち日本の通行規制が指定された道路について記述する。
自動車専用道路[編集]
日本で公的な指定として、
- 広義の自動車専用道路（高速自動車国道法に基づく高速自動車国道を含む）。日本の高速道路に該当し、交通の教則もこれに基づく。
- 道路法に基づく自動車専用道路
- 高規格幹線道路（高速自動車国道および一般国道自動車専用道路）
- 地域高規格道路のうち、自動車専用に指定された道路
- このうち都市高速道路は全て自動車専用に指定されている
- その他の自動車専用道路
通行規制[編集]
日本の自動車専用の道路は、自動車専用の法定規制標識を掲示する。
- したがって通行規制は、排気量125cc以下の自動二輪車、原動機付き自転車、軽車両、自転車、歩行者は通行禁止と指定される。
- なお、あらゆる交通（歩行者、あらゆる車両、馬車などの通行）の用に供する道路は一般道路と呼ばれ、したがって自動車専用ではない。
補助標識が加わる場合があり、高速自動車国道、自動車専用道（これは高速自動車国道ではない場合）などがある。
自動車専用と同等の通行規制が指定された類似した道路[編集]
* 道路整備特別措置法・維持管理有料制度に基づく有料道路の一部[5]
道路運送法に基づく一般自動車道[編集]
道路運送法に基づく一般自動車道は、道路交通法による一部車両通行規制として、大多数は自動車専用と同等の通行車両制限が行われている。
道路管理者により自動車専用と同等の通行規制指定とした道路[編集]
都道府県公安委員会は、一般道路に対して、道路交通法第4条に則り歩行者又は車両等の通行の禁止の指定により自動車専用と同等の規制を行うことができる[6]。
一般道路であるので、自動車専用の標識ではなく規制標識によって歩行者・原動機付自転車等の通行を規制することになる。またそのままでは駐停車禁止等の規定は適用されず、必要に応じ個々に駐停車禁止などの規制を行うこととなる。
また案内標識は緑色ではなく青色である[7]。
-
宇都宮北道路 流入部
最高速度[編集]
最高速度は通常は 60km/h である。ただし、都道府県公安委員会により最高速度 80km/h とする道路がある（宇都宮北道路、鬼怒テクノ通りの一部）。
脚注[編集]
- ↑ ただし、秋田中央道路（トンネル区間）は自動車専用道路だが、入り口の案内標識の背景色は青である（旭北出入口、駅東出入口）。また真鶴道路は自動車専用の指定はないが、案内標識の背景色は緑である。
- ↑ ただし少数が自動車専用の法定規制標識を掲げている。
- ↑ 類似の通行規制として、排気量125cc以下の自動二輪車（ただし原動機付き自転車・自動二輪車・自転車・歩行者は禁止）を通行可能とする道路がある。
- ↑ 「この道路は自動車専用です」などと掲示する場合がある。
- ↑ 真鶴道路、本町山中有料道路、三浦縦貫道路など
- ↑ 例えば、大阪港咲洲トンネル、嵐山高雄パークウェイ、みやぎ県北高速幹線道路、白糸ハイランドウェイは自動車専用と同等の交通規制である。
- ↑ 緑色の案内標識を持つ道路もある（例：真鶴道路）。
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