第三の宗教革命

第三の宗教改革の概論　2022.04.02　04.06

有史以来の第一の宗教革命として、キリスト教や仏教や神社などの教祖を神とし、その教えを伝える聖典があり、15世紀のマルチン・ルターの第二の宗教革命はキリスト教は聖書の教えに忠実に従うに戻ることであった。

現代から将来に渡る第三の宗教革命として「有神論であり無神論である」を提唱する。

現代は発展した科学技術と優れた医術が発達し、高学歴を取得する人々が半数をようやく超えるようになり、有史以来の第一の宗教革命と第二の宗教革命の神を心を支えとする人々から無神論で宗教と関わりなく過ごす人々が多くなっている。

さりとて、多くの神の宗教（日本では2万から2.5万ある）がなくなったわけではなく、人生の節目節目の儀式には最も必要な宗教として崇められ、お布施を納めながら存在している。

結婚式では荘厳な教会で神父様の元で結婚を行い、子供が出来ると教会で洗礼をしたり、神社で七五三さんのお参りをしたり、病気の厄払いの祈祷を受けたり、神前でお賽銭を上げながら念願成就を図ったりする。

人生の最後の死亡時は仏教の儀式を行い、多くのお坊さんに読経してもらい葬式を行うことに心の安らぎを得ている。

このように発展した科学技術と優れた医術を尊重する無神論の人々も従来の第一の宗教改革や第二の宗教改革による宗教や神仏は人生の節目として儀式で付き合うのは無くならない。

しかし、仕事の時や私生活の大部分では発達した科学技術と優れた医術を信奉し行動する高学歴の人々の割合が半数を超え、現代社会では無神論者が主流を占めようとしている。

このように現代社会では、従来の教祖の聖典の教えによりも発達した科学技術と優れた医術を信仰する無神論者が多数であると言えるだろう。

一方、従来の教祖の教えを弟子が編纂した聖典の教えに忠実に従うマルチン・ルターの第二の宗教革命は神が聖書を通して教祖にあるとしたものであったが、現代では発達した科学技術と優れた医術の学問基礎に神が存在するということが可能で、これを第三の宗教革命と提唱したい。

第三の宗教革命とは教祖の人間以外に、広く学問の基礎すなわち数学、物理学、医学、化学などの人間を含む生物、植物、世界中の自然、地球以外の宇宙の有史以来の進化発展の学問の基礎を成立させるものの根源に神が存在するというものである。

宇宙誕生138億年、地球誕生48億年、生物誕生32億年、人類誕生200万年の有史以来の進化の歴史を動かす原動力はいまだに解明されず、この世は新しい神によって創造されてきたと考えられる。

第三の宗教革命として新しい神が創造する有神論があり、教祖を神とし、聖典を神とすることから、高学歴の人々信奉する発達した科学技術と優れた医術を基楚とする無神論に移行している。

新しい創造の神は宇宙誕生138億年より将来の宇宙消滅までを含むものである。

第三の宗教として、「有神論であり無神論であるを提唱したい。」

提唱者：横浜教祖　大山健一