手明鑓
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手明鑓(てあきやり)とは江戸時代に佐賀藩において本藩と蓮池藩だけにあった藩士の身分である。佐賀藩では親類、親類同格、連判家老、加判家老、着座、独礼、平侍、手明鑓、徒士(歩行)、足軽という順序である※。鍋島勝茂が元和6年財政難のために50石未満の侍200人に平時の役を免除して知行をとりあげ、代わりに15石の切米を一率に支給した。手明鑓は平侍と徒士との中間的な身分で、「予備の侍」という意味合いを持つ。平時は無役であるが、戦時には鑓（槍）1本をもって奉公するように定めた。このことから手明鑓と呼ばれた。
※ 上記の他にも被官という苗字帯刀が許された武士と農工商との中間的な身分が存在した。
外部リンク[編集]
さがの歴史・文化お宝帳ー佐賀市教育委員会・文化振興課・文化振興係
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