愛羅教

愛羅教（あいらきょう、アイラ教）は、愛媛県松山市中島^[1]で発祥した宗教である。現在では信仰者がかなり少ないが、歴史のある宗教である。

歴史[編集]

愛羅教は、豊作の女神、愛羅（あいら）を信仰する宗教。キリスト教の派生である。宗教の起源については、愛媛県松山市中島である。1500年代にポルトガルから来航した宣教師によって中島（愛媛県松山市）にキリスト教が広まった。1587年7月24日に発令されたバテレン追放令により、中島のキリスト教徒の数が激減した。宣教師と共に来航したポルトガル人の女性、アイラ・セルケイナにより数々の難病を治し、島民から讃えられた。また農業にも力を入れ貢献した。キリスト教の弾圧もあり、信仰対象がアイラ・セルケイナに変わる。これによりアイラ・ヤハウェイと呼ばれアイラ教（現在の愛羅教）が誕生したとされている。愛羅教の文献はなく歌・踊り等により伝承されていたが、1930年代の第二次世界大戦開始により、後継者が激減し衰退していった。現在では愛羅教徒は島民でも認知してる人々は極わずかであると言われている。