恋の証明
恋の証明（こいのしょうめい）は佳代ラフタ)[1]がYouTube上にて投稿している動画小説シリーズ。小説家になろうにおいても連載中である。YouTubeより2022年2月19日から投稿されている。
あらすじ[編集]
数学好きの中学生、白石蓮はある日寝坊してしまう。急いで学校へ行き、階段を駆け上がると1人の女子生徒とぶつかってしまう。 その後、2人は保健室に一緒に向かうことになった[2]。 保健室で、一緒に話したことがきっかけとなり発生した恋心を蓮は自覚する。 蓮はその女子生徒と付き合うことができるのか、恋愛と友情と数学の物語が始まった。
登場人物[編集]
白石 蓮（しらいし れん）
本作の主人公。三一四(みいし)中学校3年1組。[3]帰宅部。高身長。 数学が大好きであり、休み時間になるとすぐに机の上に数学の用意をし、授業では毎度のように手を挙げ発表していた。数学以外の勉強もある程度でき、実力テストでは、学年3位をとっている。 また、極度の運動音痴であり、本人曰く「握力が18しかない、学校の中でいちばん弱い男」、「中3になって測った50m走でも、ギリギリ9秒を切った程度」である。 初めに紬[4]と出会った時には「なんなんだよ、お前！俺は急いでるのに」とキツく当たっていたが保健室での会話から仲良くなっていく。 “コイ”は初めてで、奇想天外な方法で告白をしてしまう。
白雪 紬（しらゆき つむぎ）
本作のヒロイン。三一四中学校3年1組。帰宅部。蓮は小柄だと評しているがそこまで小柄ではない。数学が好きで、家の本棚には、ハイレベルな問題集だけでなく、高校数学の参考書などもある。体を動かすことが好きで、50m走は7秒台。 初めに蓮と出会った時には「あなたこそ誰ですか！保健室に行って授業サボろうと思ってたのに」とキツく当たっていたが保健室での会話から仲良くなっていく。 蓮からの告白を受け入れてからは、自分から手を繋ごうと誘ったり、蓮を自分の家に呼んだりなど積極的な一面もでてきた。
曽我部 大雅（そがべ たいが）
三一四中学校3年1組。野球部。クラスのムードメーカーで陽キャ。クラス内での人気も高かったが段々と孤立していくことになる。[5]せっかちであり、人の返答をまたない。
田中 数博（たなか かずひろ）
三一四中学校3年1組。テニス部。双子の妹の敦子とは違いやや内向的な性格である。 蓮とは小学生からの付き合いがあり親友である。蓮からの信頼も厚く、蓮が紬と付き合ったことを1番初めに伝えたのも数博である。
田中 敦子（たなか あつこ）
三一四中学校3年1組。バスケ部。基本的にみんなからはアッコと呼ばれている。 常に明るく、双子の兄の数博とは違い外向的な性格である。その性格などの要因から男女どちらからの人気が高くモテている。
秋田 凌夜（あきた りょうや）
三一四中学校3年1組。美術部。本を読むことが大好きで、授業中でも読んでしまう。文子[6]に好意を寄せていて、文子の寝顔が好き。「ここまで熱くなれたのは初めて」(体育大会編)番外編で、文子への告白を決意する。 少しずる賢い面があり、「擬似乱数()と取り引き」(席替え編)では、蓮と引いたくじを交換し、いい席[7]になろうとしていた。 『「恋の証明」登場人物紹介！』[8]という動画で、作者から「本作の裏主人公かも···？」と言及されている。
酒井 文子（さかい ふみこ）
三一四中学校3年1組。美術部。眠ることが大好きで、よく居眠りをしている。[9]誰にでも優しく気遣いができる。生徒手帳には、大切なものをしまっている。 『「恋の証明」登場人物紹介！』[8]という動画で、作者から「本作の裏ヒロインかも···？」と言及されている。
藤長（ふじなが）
三一四中学校3年1組。剣道部。名前は登場せずだれからも藤長と呼ばれている。一人称は「こっち」で、関西弁を使っている。温和な性格で、誰にでも自分から話しかけていける。特に凌夜と仲が良い。意図していない面白い発言でクラス全体を沸かせている。普段の声も大きいが、怒られている時などの「はいッ！」の返事はさらに大きい。[10] 『「恋の証明」登場人物紹介！』[8]という動画で、作者から「1番好きなキャラ」と言及されている。
青谷 嬉依斗（あおや きいと）
三一四中学校3年1組。陸上部。勉強は得意な方で、数学以外の教科は蓮や紬よりもでき、実力テストでは2位をとっている。1番好きな教科は社会。白河先生[11]の大ファン[12]で、白河先生が教室に来ると誰よりも興奮している。しかし、この2人の間に進展はほぼない。とても心配性。
荒井 悠介（あらい ゆうすけ）
三一四中学校3年1組。卓球部だが、サボり気味でほとんどいっていない。いつも早く学校へ登校している。目が悪く眼鏡をかけていてもあまり見えない。 生粋の陰キャで、蓮とも関わりがなかったが、「擬似乱数()と取り引き」(席替え編)にて凌夜に騙され、絶望していた蓮と「後ろの方の席じゃ黒板が見えない」という理由で席の場所を交代し、蓮を紬の隣の席にしてからは[13]蓮や蓮の友人との交流が増え“友達”となった。
相澤 七海（あいざわ ななみ）
三一四中学校3年3組。部活動不明。 学校1の秀才でテストでは学年1位以外取ったことがない。本人曰く「先生の話ちゃんと聞いてるだけ」だという。 初登場の「絶対に起こる事柄の確率は1」 (クラス替え編)以降一度も登場していない。
立花 七瀬（たちばな ななせ）
三一四中学校3年1組。部活動不明。 敦子や紬と仲の良く、活発である。凌夜は憧れの眼差しを向けられている。
鉄田 貴志（てつだ たかし）
三一四中学校3年1組担任。数学担当。学校では怒ってばかりのせいで、生徒からは不人気。幼なじみと結婚していて、文化祭の時に付き合った。妻の前では怒らないよう気をつけている。
長谷川/先生（はせがわ/せんせい）
2年生の時の蓮の担任。体調など生徒1人1人のことをしっかり気にする真面目で、優しい先生だったが3年生になった時に転任してしまった。
大友 佳代子/先生（おおとも かよこ/せんせい）
社会科担当。去年から教師になった。2年生の時の紬の担任で、その優しさから大勢の生徒から人気がある。 長谷川先生との仲は良好でもしかすると······[14]
白河 春菜/先生（しらかわ はるな/せんせい）
三一四中学校3年1組副担任。音楽担当。去年、この学校に来た。生徒には敬語で接する。生徒にも「ありがとうございます。」と、お礼を言うことを忘れない礼儀正しい人物。
村木/先生（むらき/せんせい）
隣のクラスの数学を担当。[15]いつも目立つ色のジャージを着ている。
脚注[編集]
注釈
- ↑ “佳代ラフタ)[登録者100人目標 - YouTube]”. www.youtube.com. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ この時は授業をサボるため。
- ↑ 1章までは2年生。
- ↑ 白雪 紬。
- ↑ 孤立はしているが影響力は健在。
- ↑ 酒井 文子。
- ↑ 文子の隣
- ↑ 8.0 8.1 8.2 (日本語) 「恋の証明」登場人物紹介！ 2022年6月1日閲覧。
- ↑ 主にSHRの前。
- ↑ 本人曰く意識せず大きくなっている。
- ↑ 白河 春菜。
- ↑ 白河先生のファンクラブ(会員は1人)第1号を自称している。
- ↑ わざとではなくたまたまである。
- ↑ 『「恋の証明」登場人物紹介！』より抜粋。
- ↑ 三一四中学校では各学年に数学の先生が2人ずついて、同時に隣同士の2クラスが教えられている。
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