市販薬の使用期限(開封前、開封後)
1.使用期限(開封前)
ビン、軟膏チューブ、包装、PTP包装の開封前で、強い光の当たらない場所、薬に記載されている温度管理を守ればこの期限まで使える。
使用期限は、中のビンや、粒剤包装、PTP包装にも書いてある事が多いが、全ての物は外装の箱に記載されているので、外装の箱は
捨てない方がいい。
2.薬の管理(開封前、開封後)
薬には、温度管理方法が記載されており3つある
・室温: 1~30℃
・冷所: 1~15℃
・常温: 15~25℃
薬によっては、更に暗所という保管方法も書いており光の当たらない場所(箱等)で保管する事を意味する。
3.市販薬の使用期限(開封後)
①ビン(錠剤)
以前は、開栓から6カ月~1年と言われていたが、今は、しっかり蓋をして保管方法を守っていれば、箱の使用期限まで使えるものが
多い。
但し、錠剤が変形していたり、割れたり、変色、分離している場合は、使用中止して買い換えた方がいい。
※薬によっては、開封後の使用期限が違う場合があるので、気になる場合はメーカに問い合わせて欲しい。
(薬の形状で、一括の回答をメーカに求めたが、薬によって異なるので、一括の回答はしてくれなかった。)
②PTP包装(錠剤、カプセル錠)
裏面のアルミ包装に傷がなく密封・保管方法を守っている限りは、外箱記載の使用期限まで使える。
③アルミ個別包装(顆粒)
包装に傷がなく・保管方法を守っている限りは、外箱記載の使用期限まで使える。
⓸軟膏(チューブ)
開封後、保管方法を守っても6カ月~1年、但し変色・分離等変質がある場合は、使用中止し買い換えた方がいい。
※薬によっては、開封後の使用期限が違う場合があるので、気になる場合はメーカに問い合わせて欲しい。
(薬の形状で、一括の回答をメーカに求めたが、薬によって異なるので、一括の回答はしてくれなかった。)
⑤目薬(普通のタイプ)
開封後、保管方法を守っても1か月~2か月、但し、変色・浮遊物がある場合は、使用中止し買い換えた方がいい。
※薬によっては、開封後の使用期限が違う場合があるので、気になる場合はメーカに問い合わせて欲しい。
(薬の形状で、一括の回答をメーカに求めたが、薬によって異なるので、一括の回答はしてくれなかった。)
⑥目薬(使い切りタイプ)
開封後、保管方法を守っても数日~1週間、但し、変色・浮遊物がある場合は、使用中止し買い換えた方がいい。
※薬によっては、開封後の使用期限が違う場合があるので、気になる場合はメーカに問い合わせて欲しい。
(薬の形状で、一括の回答をメーカに求めたが、薬によって異なるので、一括の回答はしてくれなかった。)
イプ)
※メーカーの方へ
一般の人は、開封・未開封に問わず、箱の使用期限まで使えると思っているのが普通なので、記載しているメーカもあるが、開封後の使用期限
があるなら箱に記載して欲しい。(目薬は特に)
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