小竹犬儒
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小竹犬儒（おだけけんじゅ）は、北海道のアマチュア小説家である。本名、小竹太。単に犬儒とも名乗る。
生い立ち[編集]
1961年に、北海道士別市に生まれる。東北大学工学部化学工学科卒業。
統合失調症を患い、中年になってからは、実家の財産を使用して投資しながら、家計を立てる。その傍ら、2005年に、ウェブ上で文芸同人誌『犬儒のＨＰ～本格派「当事者」雑誌』を創刊し、多くのアマチュア小説家の小説を紹介する。
しかし、親との確執と病苦から、自傷行為と自ら宣言して飲酒喫煙に進んで溺れ、乱れた生活を送る。
2015年11月2日、肝硬変と診断されるがすでにかなり進行しており、同月永眠。[1]
ウェブ雑誌『当事者』[編集]
雑誌と称するが、実際は受賞できないメンヘラのアマチュア小説家の小説を掲載するホームページであった。多くのアマチュア小説家がこの場で発表しており、小竹犬儒自身も作品を掲載していたが、本人の死去とともに、ホームページは閉鎖された。
掲示板[編集]
小竹犬儒は、自分の管理するウェブの掲示板も活発に書き込んでいた。コメントする中には、統合失調症の小竹に差別的な発言をするものもおり、それに負けずに書き込んでいた小竹は、多くの当事者に希望を与えた。
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