原稔

原稔（はらみのる、1966年 12月5日 - ）は、日本の土木技術者。前田建設工業の現場幹部。福島県いわき市平と愛知県尾張旭市霞ヶ丘町を拠点としている。趣味はゴルフ。愛称はセクちゃん。身長185cm。

人物・経歴[編集]

三重県出身。1991年三重大学農学部卒業、前田建設工業に入社。2009年に中華民国台北地下鉄松山線工事に従事、2010年に前田建設中部支店土木施工グループマネージャー、2011年に鈴鹿市平田送水場更新工事作業所長を経て、2012年から楢葉町除染等工事に従事し、環境省関連工事統括所長に就任した。

前田建設が取得した「放射性廃棄物の貯蔵方法」の特許において複数の発明者の内の一人として登録されている^[1]。しかし、原は農学部出身であり同発明をできる知識は無い。

櫻井よしこ・開沼博などと共にＮＰＯ法人ハッピーロードネット主催のディスカッションイベントに参加した^[2]。

作業所内で「沖縄はフリーセックスの島、暑いからすぐ裸になる」などの発言を繰り返し、女性関係者の体を触るなどした。さらに、高級クラブ従業員の外国人女性を福島県いわき市の４LDKマンションに連れ込み、2016年に統括所長を降格処分となった。

2021年6月29日 -前田建設が受注した環境省発注の福島第一原子力発電所事故復興工事において、原による横領が発覚した。原は2012年から5年以上に渡り、福島県楢葉町・双葉町の除染工事・解体工事、中間貯蔵施設の本体工事などの下請け業者らに過剰な接待を要求し、高級クラブや海外旅行などの費用を負担させていた他、リベートとして多額の現金を支払わせていたことが確認された^[3]。

原の名前と写真が前田建設ホームページから削除された。

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