二十五進法
二十五進法(にじゅうごしんほう、Pentavigesimal)とは、25 を底(てい)とし、底およびその冪を基準にして数を表す方法である。
記数法[編集]
二十五進記数法とは、25 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、二十五進記数法の表記は括弧および下付の 25 で表す。二十五進記数法で表された数を二十五進数と呼ぶ。
一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O の 25 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 25 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/25 になる。(11)25 という表記において、左の「1」は二十五を表し、右の「1」は一を表し、合わせて二十六を表す。I と 1 および O と 0 は紛らわしいので、18 から 29 を表すのに I, J, K, L, M, N, O の代わりに J, K, L, M, N, P, Q を用いることもある。
同様に、二十五進記数法では (40)25 は 100 (4×251) を、(100)25 は 625 (1×252) を意味する。
五進法表記の2桁 | 二十五進表記の1桁 |
00 | 0 |
01 | 1 |
02 | 2 |
03 | 3 |
04 | 4 |
10 | 5 |
11 | 6 |
12 | 7 |
13 | 8 |
14 | 9 |
20 | A |
21 | B |
22 | C |
23 | D |
24 | E |
30 | F |
31 | G |
32 | H |
33 | I |
34 | J |
40 | K |
41 | L |
42 | M |
43 | N |
44 | O |
関連項目[編集]
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