ミルク工房奥越前
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ミルク工房奥越前（ミルクこうぼうおくえちぜん）は、福井県大野市の六呂師高原にある乳製品加工体験施設。正式名称は「福井県乳製品加工体験等施設」。
概要[編集]
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 福井県東部、大野市と勝山市にまたがるこの地域は、かつて陸軍の演習地があった。戦後、地元農家が跡地利用を要望、1968年から県が整備し、1971年に乳牛の育成牧場「奥越高原牧場」が開設された[1]。面積272ha、牛420頭は北陸では最大の規模であった[2]。
2002年3月、この牧場内に開設された乳製品加工体験施設がミルク工房奥越前である[3]。牧場で取れたミルクを材料に、カッテージチーズやアイスクリームの加工を体験できるほか、レストランではグラタンやピザなどの料理が饗される[1]。
2010年には委託管理者が大野市のビル管理会社「メンテナンスナカムラ」に変更、4月から「ミルク工房奥越前 六呂師 高原の時計台」の名称でリニューアルオープンした。正面の三角屋根に時計がかけられ、レストランのメニューも一新された[4]。8月からはブライダル事業を開始、人前式・神前式に対応した結婚式をあげることができるようになった[5]。
県は2017年11月に菓子製造加工室（16㎡）を施設内に完成させ、新製品として奥越高原牧場の乳牛の生乳と、県産福地鶏の卵を使ったシフォンケーキとプリンを発表した[6]。
2018年には大野市、福井工業大学と共同で、環境省から「星空日本一」に認定された実績のある大野市の星空を観賞するイベント「星空ハンモック」を開催した。当日は通常17時までのところ24時まで営業が延長され、工房に隣接する通常は立入禁止の場所にハンモックを張って、星空を観察できるようにした[7]。2018年は2日間だったが、2019年には9日間に増えた[8]。当日雨天のときはイベントが中止されていたが、2022年には雨天時にテント内でプラネタリウムを鑑賞できる対応が始まった[9]。
周辺施設[編集]
- 六呂師高原スキー場
- 南六呂師サン・スポーツランド
- 六呂師高原トロン温浴施設うらら館
交通アクセス[編集]
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脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 岡田泰治「ミルク工房奥越前 福井・大野」『産経新聞』、2002年4月27日。
- ↑ 松本寿「あとがき」『角笛がきこえる―牛と人と自然と―』写真映像記録センター新日本海工房、1981年、118 - 119頁。
- ↑ 井部正興「福井県 ●六呂師高原に乳製品の加工体験施設オープン」『畜産の情報 国内編』第153号、2002年7月。
- ↑ 「奥越の「食」新装 名所に 大野・ミルク工房 1日から「時計台」 牛乳や野菜ふんだん 加工体験と2本柱」『福井新聞』、2011年3月30日、22面。
- ↑ 「六呂師高原で結婚式を 大野の幸 おもてなし 「時計台」事業開始控え試食会」『福井新聞』、2011年7月31日、21面。
- ↑ 栗原愛「甘〜い 六呂師土産いかが ミルク工房奥越前 スイーツ4品開発」『福井新聞』、2017年12月23日、22面。
- ↑ 清水俊貴、下川勇「大野市六呂師高原ミルク工房奥越前での「星空ハンモック」活動について」『福井工業大学研究紀要』第49号、 305-310頁。
- ↑ 山内道朗「ハンモックに揺られ六呂師で星空観察を あすから催し開始」『中日新聞福井版』、2019年5月4日、10面。
- ↑ 「雨天時も星空楽しんで テント内でプラネタリウム「いい思い出つくって」 福井県大野市」『福井新聞』、2022年8月15日、18面。
外部リンク[編集]
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