チー・ユン
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チー・ユン[1](Chee-Yun, 1970年4月30日[2] - )は大韓民国のヴァイオリン奏者。本名は金詩妍[3](朝鮮語: 김지연, 英語: Cheeyun Kim[4])
ソウル出身。6歳からヴァイオリンを始める。8歳でコリアン・タイムズ主催のコンクールで優勝し、KBS交響楽団やソウル・フィルハーモニー管弦楽団等と共演して大韓民国内での名声を確立した。13歳の時にはアメリカに渡ってヤング・ピープルズ・コンサートのに出演し、ニューヨーク・フィルハーモニックとアンリ・ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番を演奏してアメリカ・デビューを果たした。そのままジュリアード音楽院に入学してドロシー・ディレイ、カン・ヒョ[5]やフェリックス・ガリミールの薫陶を受けた。1988年にジュリアード協奏曲コンクールで優勝し、翌年にはエイヴリー・フィッシャー・ホールでセルゲイ・プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番を弾き、アレクサンダー・シュナイダーの指揮するニューヨーク弦楽合奏団と共にカーネギー・ホールにも出演した。1990年エイヴリー・フィッシャー奨学金を獲得し、マールボロ音楽祭に参加してルドルフ・ゼルキンやアレクサンダー・シュナイダー等のレッスンを受けた。また、大阪の国際花と緑の博覧会にジュリアード音楽院から派遣される形で初来日を果たし、1992年と1993年には札幌のPMF音楽祭に出演している。