オールナイト虚無
恐山・にぅまのオールナイト虚無 | |
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愛称 | 虚無ラジ |
ジャンル | バラエティ |
放送方式 | 録音 |
放送期間 | 2013年2月1日 - 2016年1月8日 |
放送時間 |
隔週金曜 23:00 - 24:45(105分) |
放送回数 | 72 |
放送局 | Ustream |
制作 | Ustream |
パーソナリティ |
ダ・ヴィンチ・恐山 にぅま |
テーマ曲 |
OP『おしまこ踊り』 ED『I sing for me』 |
公式サイト | 公式サイト |
『オールナイト虚無』(英: All-Night Vanity)は、 2013年2月1日から2016年1月8日まで、Ustreamで隔週金曜 23:00 - 24:45に放送されていたネットラジオ[1]。コンセプトは「見たあと、何も残らない」[1]。
正式名称は「恐山・にぅまのオールナイト虚無」。通称「虚無ラジ」。
概要[編集]
2013年2月1日(虚数単位 i 回)に開始した、ダ・ヴィンチ・恐山とにぅまによるネットラジオ放送。
番組のコンセプト「見たあと、何も残らない」のもと、リスナー(通称シコナーまたは虚無ラー)からの投稿を読み上げていく。
番組内では"ブラックホールシステム"があり、絵・写真・俳句などのコーナーで採用されると「1BH(ブラックホール)」が付与される。
更にMVPに選ばれると1BHがプラスされる。MVPを選ぶコーナーと選ばないコーナーがあり、1回あたりの採用数が少ないコーナーはMVPを選ばない傾向にある。MVPにのみブラックホールが付与されるコーナーもある。
累計BHが「10BH」に達するとビッグバンが発生し、投稿者にステッカーが贈呈されることになっていたが、送付が遅れることもしばしばあった。
テーマ曲[編集]
- OP『おしまこ踊り』
- ED『I sing for me』(作詞:ダ・ヴィンチ・恐山 作曲:サ骨)
パーソナリティ[編集]
- ダ・ヴィンチ・恐山
- にぅま
マスコットキャラ[編集]
番組マスコットに"ウロ"と"ムー"がいる。
第5回放送時にお披露目された。
無造作な金髪を後ろで括っている赤色の肌をした少女(にぅま氏いわく性別はない)がウロで紫色の猫がムー。
ムーはよくウロに耳を齧られている。放送告知等に用いられるイラストで齧られている耳は左右交互になっている。
モチーフは『我が子を食らうサトゥルヌス』。
コーナー[編集]
いらない写真展[編集]
虚数単位i回~第72回
みんなの携帯に保存してあるいらない写真を送ってもらって名前をつけようというコーナー。
携帯やデジカメ、PCに眠っている『いらない写真』にタイトルをつける。
虚数単位i回の最初のいくつかの投稿はMCによってタイトルがつけられたが、それ以降はコメントを採用する形でタイトルを決める。第3回以降は虚無絵と交互に募集された。
虚無絵[編集]
虚数単位i回~第71回
とにかく絵を描いたら送ってしまおうというコーナー。
手元のメモ用紙に書き殴った絵や小学生の時に描いた絵などを募集。
不穏な絵は「精神鑑定シリーズ」と呼ばれる。
第4回以降はいらない写真展と交互に募集された。
自由律虚無俳句[編集]
虚数単位i回~第72回(全68回)
5・7・5に収まらない自由な韻律で心情を表現するコーナー。
後述のスペシャル回を除く通常回では原則10句程度ずつ採用されていたが、第44回のみ延期され第45回に20句採用された。
常連投稿者には歌人の木下龍也がいる。
考えたこと[編集]
第1回(全1回)
思いつきをしゃべるだけのコーナー。
あたらしい美術品の鑑賞法。
- 泉:不燃ごみあるいは粗大ごみ(陶器)
- モナリザ:粗大ごみ(ポプラ板に油彩)
- ダヴィデ像:砕いて清掃事務所に回収を依頼する(大理石)
- 法隆寺:解体工事してリサイクル(木造 主にヒノキ)
にぅまさんこれわかる?[編集]
第3回~第4回(全2回)
にぅまさん(いい声の方)が「わかる」「知ってる」と答えてくれるかどうか問いかけてみるコーナー。
明日使えないうろ知識[編集]
第5回~第13回、第46回~第55回(全10回)
細かいことは覚えていなかったり真偽はわかっていない豆知識を臆面もなく発表してしまおうというコーナー。
解決(済)!悩み相談[編集]
第8回~第22回(全6回)
虚無リスナーの悩み相談コーナー。既に解決している悩みをどう解決したかもあわせてご相談ください。解決してよかったですね。
恐山ダヴィンチのすべり得ない話[編集]
第14回~第27回(全5回)
リスナーの面白体験談を読み上げていくコーナー。
実際に体験したことに爆発オチをつける。
思い出せガンダム[編集]
第28回~第34回
ガンダムを知らないMCの2人にイラストや文章でガンダムの情報を伝える。
勝ち抜き殺伐じゃんけん[編集]
第18回~
ルール無用、勝ち抜き式のジャンケン大会。グーチョキパーの概念に縛られない新しい「手」を開発し、その写真を送るコーナー。
凶器・背景の演出・加工・イラスト…等、ルールはなんでもあり。
通称「殺じゃん」。
クソダジャレ[編集]
第25回~第62回
クソみたいなダジャレを読み上げるコーナー。
第19回にテスト的に募集をかけたら2週間で300件も投稿が来たのでコーナーが本格始動する前の第20回に投稿の一部が紹介された。冒頭コーナーのなかで最も長く続いた。
地球ガイドブック[編集]
第36回~第41回
地球に初めてやってきた知生体に地球特有の文化を紹介するコーナー。
投稿が集まらなかったため、第42回の放送で第41回で終わりだったことが事後発表された。
おたより自由形[編集]
第43回~第72回(全27回)
自由なおたよりを送るコーナー。
リリースコピー塾[編集]
第57回~
顧客の興味を失わせる「リリースコピー」を考えるコーナー。
私物王[編集]
第65回~
自分の持っている私物の写真と名前を送ると、写真と名前から設定や効果が考えられ、カードっぽい感じで扱われるコーナー。
抜き打ち虚無[編集]
第3回~第72回 放送中お題に沿ったものをTwitterで#オールナイト虚無 タグをつけて投稿されたものを取り上げる。後述の納涼スペシャルや新春スペシャルでも取り上げられる。
ナゾダス3000[編集]
第31回~第55回
ダ・ヴィンチ・恐山が入手したニッポン放送の「三宅裕司のヤングパラダイス」(ラジオ番組)のコーナーが書籍化された『ナゾダス3000』から出題された。
ヤフーきっずクイズ[編集]
第56回~
芸能人ブログタイトル当てクイズ[編集]
第59回~
スペシャル回[編集]
通常スペシャル[編集]
第10回。通常通りの放送。
ファンアートスペシャル[編集]
第12回。
納涼スペシャル[編集]
第15回。いらないうえ怖い写真展、虚無妖怪図鑑、穴埋め怪談。
第40回。いらないうえ怖い写真展、大怖利、穴埋め怪談。
第64回。いらないうえ怖い写真展、ぼくの考えたおばけ屋敷、穴埋め怪談。
なにもかもおしまいだスペシャル[編集]
2013年の年末スペシャル。
放送開始からの番組の沿革やこれまでに送られてきた投稿の振り返りが行われた。
OP「怪獣のバラード」
新春さようならスペシャル[編集]
第24回。2014年の新春スペシャル。ウロムー歌留多、穴埋め漫才、虚無年賀。
新春末期症状スペシャル[編集]
第48回。2015年の新春スペシャル。虚無年賀状、虚無かるた、穴埋め感動物語。
出稼ぎ編[編集]
2013年4月19日~2013年12月27日にダ・ヴィンチWebで連載された文章版オールナイト虚無。放送で取り上げられなかった投稿が採用されていることもあった。
エピソード[編集]
- テスト放送として虚数単位i回が放送された。
- 放送開始当初はダ・ヴィンチ・恐山が東京(杉並区阿佐ヶ谷)、にぅまが青森(むつ市田名部)からの放送だった。
- 投稿と投稿の間のSEには史上最悪のボートレース ウハウハザブーンから「ウハウハでいくか ザブーンだな」が用いられている。第4回ではテスト的にこのSEが使われていない。
- 第3回および第7回は録画に失敗したため、ダイジェスト版が残されている。また、虚数単位i回など冒頭数分の録画が忘れられている回がまれにある。
- 第5回は途中から映像と音声がずれたため、放送後半の音声が確認できない。
- にぅまの使用しているマイクはピカチュウげんきでちゅうに付属していたもの。
- EDテーマが「I sing for me」になる以前はEDテーマが毎回変わっていた。また、第19回はリスナーから送られてきた音源をEDに流した。 虚数単位i回:銀座カンカン娘 第1回:伊勢崎町ブルース 第2回:銀座あたりでギン! ギン! ギン! 第3回:隣組 第4回:君に会いたい 第19回:いかのおすし 「おしまこ踊り」は虚数単位i回からBGMとして流れていたが、第1回では放送の冒頭に「Computer World」が使われていた。これにより第1回のみ著作権の問題で非公開になっていたことがある。
- 第5回まではオールナイトニッポンを模したロゴが使われていたが、第6回から新ロゴが使用された。
- ステッカーとともにのぼりが制作された。(第18回)
- にぅまが上京につき欠席。ダ・ヴィンチ・恐山1人での放送となった。(第22回)
- 親知らずを抜いたにぅまが放送中に血を吐きに何度か離席した。(第27回)
- ダ・ヴィンチ・恐山の体調不良(口内炎など)で放送が延期されることもあった。
- 冒頭のタイトルコールはMC2人が恥ずかしいため合成音声が使われている。この合成音声は後に「謎男性」と呼ばれた。
- 放送中に日付が変わるタイミングで「ハボキ」と挨拶された。
- にぅまのツボは「にぅまツボ」と呼ばれる。
グッズ[編集]
SUZURIにてウロとムーがデザインされたグッズが販売されている。
スマホケース
・ごちゃカバー/輪投げ
トートバック
・落下物/おどり/次元の壁
Tシャツ
・次元の壁/赤く塗れ
マグカップ
・次元の壁/おどり/赤く塗れ
スタンプ[編集]
ウロとムーのLINEスタンプ「罵詈スタ」が販売されている。
なかなか伝えられない「本音」を番組のマスコットキャラクターがバリバリ代弁してくれる。
ちなみに当スタンプで出てくる"親知らず"はにぅまが親知らずを抜いた際、ダ・ヴィンチ恐山に抜歯直後の口内写真を送ってきた件に由来している。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
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