アブドゥッラシード1世 ヤルカンド・ハン国
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アブドゥッラシード(あぶどぅっらしーど)は、今の中国西北部新疆ウイグル自治区にあったヤルカンド・ハン国のハン。
概要[編集]
最初のモグーリスタン・ハン国のハンだったトゥグルク・ティムールの子孫で、1508年にカシミールで生まれた。(英語版参照:)
アブドゥッラシードは、身長の長さと手の力の強さを特徴としていた。アブドゥッラシードは弓を使った射撃に優れ、才能のあるミュージシャンでもあり、ヤルカンド・ハン国で非常にポピュラーだった音楽「シラシャンギズ」を書いた。また、アブドゥッラシードは古典的なウイグル音楽である12のムカムを完全に学んだ。アブドゥッラシードはハールーン・アッ=ラシードのようにお忍びで出かけるのが好きで、人々に気づかれずに出歩いた。アブドゥッラシードはそういった格好でホータンに旅行し、3回目のホータン旅行中に高地の通行で呼吸困難にひどく苦しんで死亡した。(英語版参照:)
在位は、1533年から1560年まで。先代は、スルタン・サイード・ハン。次代は、アブドゥル・カリーム。
アブドゥッラシードの墓の説明
※ページ「Abdurashid Khan」の翻訳により作成