アニマルパスウェイ

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アニマルパスウェイを横断するリスの様子
北杜市公道上のアニマルパスウェイ

概要[編集]

アニマルパスウェイ(英【Animal-pathway】)は、樹上性の野生生物のための人工的な通路である。アニマルパスウェイは道路などで分断された森林をつり橋などでつなぐ事で、野生動物の移動経路を作り、森林の生物多様性の保全に貢献する事を目的として研究を重ね、開発された。アニマルパスウェイは、国内では山梨県北杜市[1]・栃木県那須郡那須町[2]・愛知県名古屋市[3]・岩手県盛岡市[4]・三重県尾鷲市[5]などに設置されており、イギリスのワイト島では日本のアニマルパスウエイの成功事例と設計デザインを参考に実証実験を行っている[6]。アニマルパスウェイの研究と設計はアニマルパスウェイ研究会[7]が行い、普及と教育・啓蒙は一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会がその活動を担い、国内外にアニマルパスウェイの設置の支援及び森林の生物多様性保全の重要性を啓発している。

語源[編集]

那須平成の森のアニマルパスウェイ

アニマルパスウェイ(Animal-pathway)は、アニマルパスウェイ研究会が2004年に考案した造語である。アニマルパスウェイの語源は、動物の通り道を意図するAnimal(動物)とPathway(通り道)を連結したものであるが、狭義では樹上性動物のための人工的な構造物としての橋を指す。アニマルパスウェイ研究会は経団連自然保護協議会のNGO/NPOで出会った(公財)キープ協会清泉寮やまねミュージアムが事務局の日本ヤマネ保護研究グループと総合建設業2社(大成建設株式会社・清水建設株式会社)により2004年に創設された。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 上野 裕介・栗原 正夫・大城 温・井上 隆司・瀧本 真理・光谷 友樹・長谷川 啓一 (2015) - 906 号『道路環境影響評価の技術手法「13.動物、植物、生態系」における環境保全のための取り組みに関する事例集(平成27 年度版)』「3.環境保全のための取り組み事例 3.2哺乳類」、国土交通省国土技術政策総合研究所、3-2-12頁。
  • 湊秋作 (1999) - 「森の動物との共生-ヤマネブリッジ-」. 『道路と自然』, 104号: 40-42頁.』
  • 湊秋作 (2002) - 「ヤマネの保護の現場から-清里ヤマネブリッジの設置-」. 『生物の科学 遺伝』, 56: 90-93頁.
  • 小松裕幸 (2003) - 「ニホンリスをシンボルとした生態系保全の取り組み」. 『都市緑化技術』, 48: 19-21頁.
  • 佐伯緑・飯塚康雄・内山拓也 (2005) - 「マイナスからプラスへ:野生生物のための積極的な道路整備」, 『国土技術政策総合研究所資料』, 276: 124-131頁
  • 小川巌 (2002) - 「ポプラ通のエコブリッジ(エゾリスの橋)をめぐる諸問題. 樹上性動物のための「エコ・ブリッジ」ワークショップ報告書」: 79-83頁. 『「エコ・ブリッジ」ネットワーク』, 札幌.
  • 増田泰 (2002) - 「斜里町におけるオーバーブリッジ実践例」. 『樹上性動物のための「エコ・ブリッジ」ワークショップ報告書』.「エコ・ブリッジ」ネットワーク: 79-83頁.
  • 柳川久 (2002) - 「北海道十勝地方における野生動物の交通事故の現状とその防止策」. 『第1回「野生生物と交通」研究発表会講演論文集』: 67-74頁.
  • 柳川久・上田理恵 (2003) - 「北海道におけるエコブリッジ(樹上性動物用ブリッジ)の現状と課題.」 『第2回「野生生物と交通」研究発表会講演論文集』: 45-52頁.
  • 橘敏雄 (2001) - 「哺乳類に対するミティゲーション」. 『ミティゲーション-自然環境の保全・復元技術-』: 240-243頁, ソフトサイエンス社, 東京.
  • 柳川久・山口祐司 (2002) - 「北海道帯広市にできたモモンガの橋」. 『リスとムササビ』, 11: 1-4頁.
  • 浅利裕伸・栁川久・岩永将史・宮西功喜 (2005) - 「北海道帯広市のモモンガ用道路横断構造物とそのモニタリング(第2 報)」. 『第4回「野生生物と交通」研究発表会講演論文集』: 55-60頁.</ref>
  • 浅利裕伸・柳川久 (2008) - 「北海道帯広市に設置されたモモンガ用道路横断構造物のモニタリング」.『ANIMATE』, 7: 44-49頁.
  • 『グッドライフアワード2015』. ”森と命を繋ぐ歩道橋「アニマルパスウェイ」の開発と普及”. 環境省. 2015年
  • 『アニマルパスウェイ製作・建設ガイド ver.1.0』. 一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会. 2017年3月
  • 『ランドスケープ研究(オンライン論文集)』. 2011年
  • 『道路と自然』. 道路緑化保全協会. 1999年
  • 『樹上性動物のための「エコ・ブリッジ」ワークショップ報告書』. 「エコ・ブリッジ」ネットワーク. 2002年
  • 『「野生生物と交通」研究発表会講演論文集』. 北海道開発技術センター編. 2002ー2003年
  • 『ミティゲーション-自然環境の保全・復元技術-』. ソフトサイエンス社. 2001年
  • 『リスとムササビ』. リス・ムササビネットワーク. 2002年
  • 『ANIMATE』. 農大動物研究会. 2008年

関連人物[編集]

  • 湊 秋作 - 財団法人キープ協会やまねミュージアム館長、関西学院大学教育学部教授、一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会理事兼会長
  • 栁川 久 - 帯広畜産大学副学長、一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会顧問
  • 大竹 公一 - 一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会代表理事

関連書籍[編集]

  • 『ニホンヤマネ』. 湊秋作著.東京大学出版会
  • 『動物たちを救うアニマルパスウェイ』.湊秋作著.文研出版.2017年6月
  • 『ヤマネはねぼすけ? (たくさんのふしぎ傑作集) 』.湊秋作著.福音館書店、1992年9月
  • 『ヤマネって知ってる?―ヤマネおもしろ観察記 』.湊秋作著.築地書館
  • 『ヤマネのすむ森―湊先生のヤマネと自然研究記 (ヒューマンノンフィクション) 』.湊 秋作著.学研教育出版
  • 『環境CSR宣言企業とNGO  経団連自然保護協議会編 』.同文館出版
  • 『70の企業事例でみる 生物多様性読本 』 (日経BPムック)  .日経BP社
  • 『ヤマネのくらし (科学のアルバム) 』.あかね書房
  • 『ヤマネ 森に遊ぶ―西村豊写真集 』.西村豊著・写真.講談社
  • 『森にすむヤマネの話 カメラ越しの30年 』.西村豊著・写真.講談社
  • 『ヤマネにあえた日: 小さな国の天然記念物 』.西村豊著・写真.光村.推古書院
  • 『リスの生態学 (Natural History Series) 』.田村典子著.東京大学出版会
  • 『野や山に住む動物たち―日本の哺乳類 (絵本図鑑シリーズ) 』. 薮内正幸作・絵.岩崎書店

外部リンク[編集]


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